中国 温州 雁荡山

2015/02/27 - 2015/03/01

浙江省温州にある風光明媚な雁湯山に行きました。昔テレビで見た金庸の武侠小説「神雕侠侶」ドラマ08年版の撮影場所。とても奇麗なシーンが多く、撮ったのは九寨溝だけかと思っていたのですが、温州の友人から郷里の雁湯山で断腸崖、絶情谷のシーンが撮られたと教えてもらいました。行きたいという理由はそこを見てみたいということだけだったのですが。

正確には雁湯山国家森林公園といい大きな見所の地区が8箇所ありかなり広大であることが行ってからわかりました。タカをくくっていて下調べ不足でそのうちの２つしか行けなかったのでいくつかは次に持ち越しです。1日しか見れませんでしたが張家界と比べても遜色ないと思いました。世界遺産の場所ほど有名になってはいないので入場券も40元とまだまともな値段です。張家界とか九寨溝は200-300元ですから。

浙江省のこの辺りには国家級の森林公園が五ヶ所もあり省級森林公園は22ヶ所もあるそうです。手を加えられていない素晴らしい場所がまだまだあるのでしょう。中国は広いと感じます。

それにしても毎日小雨で寒かった。温州ではなく冷州でした。

エリア 温州(中国)

先ずは温州空港まで北京から約2時間半のフライトです。

天気予報通り小雨。今回はずっと小雨が続き寒かったです。

温州地域と森林公園の紹介マップ

入り口で40元払います。ここは浄名谷の入り口。

谷に入るとすぐにある青い池。

壁のような山に圧倒されます。

山が割れ目になるような感じで聳えています。

階段がありますが登るのは禁止

水簾洞という名前の池

水量があればもっと迫力あるはず。

山というか崖の間を歩いていきます。谷ですね。

うまく丸い穴ができたものだと思います。生命の泉とか言う名前がついています。

浄名谷

谷はまだまだ続き山にも登れるようですが、そうするとここだけで終わってしまうので切り上げて谷を後にします。

次の場所に車で移動です。

いきなり山ですが、車で登ってこれます。あるいは下からロープウェイがでています。

崖際の桟道を歩くようになっています。高所が苦手な人は無理かもしれません。

この日は小雨でしたが霧で全く見えなくなるということもなく、雰囲気がありました。晴れの日はこれとまた違って爽やかなのだと思います。

割れ目がまたあります。

洞

これを建てるのは結構危険だったと思います。日の出を見る人が泊まったりすることもあるそうな。

ここがクライマックスでこの辺りで皆引き返します。

今日は雨の午後で人もいませんでしたが、混雑していたら結構スリルあると思います。

遠目で橋を。

戻りは雲が出てきて別の景観になります。

崖下に雲が

この小屋はほんとに際どい。

もともと、この断腸崖に行きたかったのですが、時間的にとても無理でした。旅とはこういうものか。この2枚の写真は現地観光の借り物です。

次への楽しみに取っておきます。