2015/03/01 - 2015/03/01
6034位(同エリア44047件中)
源☆さん
京都の冬は、「底冷え」と 表現され、身体の芯から冷えてくる厳しいもので寒いというより「ちべたい」 というのが最も言い得た言葉だと思います。
だからこそ春の到来を誰よりも待ち望んで今日まできました。
古くから奈良東大寺の 「 お水取り 」 が済めば暖かくなると言われていますが、実際に 暖かくなることは 稀で、やはり 「春の彼岸」を 迎え
三月末の「比良の八荒」で 一荒れあってから 本当に暖かくなり、
鴨川の水もぬるみ、桜の開花と共に 「はんなり とした 春が やってきます。
比良の八荒というのは、
三月二十六日頃に行われる 法会のことで、 「比良八講」に起因し、 その頃 、一時的に 冬型の気候に逆戻りして、比叡山からの冷たい風が町中に吹き荒れます。
京のひとびとは、
「比良の八荒、 荒れ終いどすなぁ」 と。
言葉を交わして、厳しい冬を 克服し
春の到来を喜びあう。
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