2015/02/11 - 2015/02/14
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sunnyさん
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カタール航空(QR)の新年キャンペーンで購入したカイロin、ヨハネoutの格安券でアフリカプチ横断してきました。
2014年にエチオピアでブルーナイルを、ウガンダでホワイトナイルの源流をそれぞれ見てきました。これらナイル川はスーダンのハルツームで合流するのです。
GWくらいに行こうと昨年行った友人から情報収集をしていました。
しかしイエメン行きをキャンセルしたので前倒しで2月に行ってしまうことにしました。
懸念だったスーダンビザはカイロで無事に即日発行してもらえました。カイロ→ハルツームの航空券はビザ取得が確実になった時点で購入、エジプト航空の夜行便で片道210ドルでした。
アスワンではカイロでの半額50ドルで、交渉次第で翌日発行してもらってる人もいました。アスワンからスーダンへはバスで行けるので時間がある人はこちらを。
ちなみに写真撮影していたら2日目に警官に見つかり警察署に連行されて怒られたので、写真はあまりありません。
☆旅程
2/9 QR深夜便でドーハへ、その後カイロへ カイロ泊
2/10 カイロでスーダンビザ取得、夜行便でハルツームへ
2/11 ナイル川の合流点へ、ハルツーム泊
2/12 メロエ遺跡へ日帰り、ハルツーム泊
2/13 ハルツーム観光、ハルツーム泊
2/14 エチオピア航空早朝便でハルツーム→アディスアベバ→ヨハネ
プレトリア泊
2/15 ビクトリアフォールズ観光、泊
2/16 ヨハネ戻り、プレトリア泊
2/17 プレトリア観光後、QRドーハ経由で翌日日本帰国
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エチオピア航空 エジプト航空
-
カイロでスーダンビザ取得できたので、エジプト航空(MS)のハルツーム行き深夜便の航空券をゲット。
ハルツームからはエチオピア航空でヨハネスブルク行きを買ってある。 -
MSの機内食。
夜中過ぎに食べてはまずいと思いながらもつまんでしまう。
深夜3時過ぎハルツーム到着。
すぐ隣にUNの機体が止まっている。 -
入国はスムーズに終了。
スーダンは二重レートなので、空港の銀行(公定レート)では最小限両替したかったのだけど、こんな時に限って小額紙幣がない。
公定レート1USドルが6.27スーダンポンド、闇レートは9なのに。。
Departureエリアにあるレジストレーションオフィスに行って申請用紙をもらう。
入国してから3日以内に登録することになっている。
登録料380ポンド、闇レートで40ドルちょっと。ビザ代も100ドルしたのに、出費がかさむ。 -
空港から帰ろうとしているタクシーをつかまえて、市内まで50ポンド、約5.5ドル。
目星をつけていたSahar Tourist Hotelに到着。
1泊130ポンド。なかなか快適でロビーでwifiが拾える。
朝ごはんはしょぼいけど、ないよりましかな。 -
ホテルの階段の踊り場から見えた景色。
昨夜は真っ暗でわからなかったけど、高層ビルもあり都会だ。
印刷してきたグーグルマップを片手に散策開始。
ナイル川のほうを目指して歩き始める。 -
スーダンの道路、いたるところに溝や穴があり、
上を見ながら歩いていると確実に落ちる。
夜歩くのも厳禁ですな。 -
遠くから見えたのはAl Wahaモール。
後で中に入ってみよう。 -
まずはモスク。Al Arabi
モスクの前ではタクシーが客待ちしている。
敷地内に入って写真撮ったら、警備の人にダメと言われた。
写真撮影規制があると聞いていたが、やはりダメな場所もあるようだ。
といいつつ撮りまくっていたら、翌日大変なことに。。 -
乾燥していてのどがカラカラ。
生絞りのオレンジジュース、1杯5ポンド。
美味い〜! -
このあとモスク前にいたタクシーの運転手の一人と交渉。
ナイル川の合流点まで往復と待ち時間入れて50ポンドで承諾。
ナイル川が見えてきた。こちらはブルーナイル。 -
タクシーで15分ほど走り、橋を渡ると見えてきた合流点。
ドライバーが強引に橋の真ん中で止まってくれ、急いで写真撮影。
帰りももう一度川の近くで止まってもらう。
近くを歩いていた人をつかまえて、ナイル川をバックに写真撮影。 -
巨大なコーラ像。
-
面白い形の建物。
ドライバーの説明によると、カダフィホテルだとかなんとか?
リビアに関係があるらしい。
ナイルの合流点見終えて、帰りはモールの前で降ろしてもらう。 -
先ほどのモールに入り、涼しくて快適だったのでカフェでネット。これ20ポンド、2ドルと高級。
そもそもここのモールには身なりのきっちりした金持ち層しか来ていない。
ブルカを着た女性が相席いいかしら、モンケン?と聞いてきたので、どうぞ、タファッダリーと快諾。
アイスクリームを食べていたが、顔の前の部分の布を片手で持ち上げながら器用に食べていた。
さすが敬虔なイスラム教徒の多いスーダンは女性のスカーフ率ほぼ100%だ。
私ももちろん現地ではスカーフ巻いてた。巻いてないと直射日光で干上がりそうだった。 -
遅めの昼ごはん。
シュワルマサンドイッチ12ポンドと生パイナップルジュース8ポンド。 -
道端に並べられた水飲み場。
イスラム圏のスークやモスクで水道が引かれた水飲み場を見かけるけど、スーダンのは簡易式。
明日メロエのピラミッドに行く予定で、参考までに車チャーターできるか旅行会社で聞いてみたら450ドルって。少しは値切れそうだったけど断念…。
頑張ってローカルバスで行きますか。 -
翌朝。
朝は長そで1枚じゃヒヤッとする。
タクシーでメロエ行きのバス乗り場のあるオムドゥマンへ。50ポンド。
現地の人はメロエを「マラウィ」というので、南部アフリカの国と勘違い。
もうすぐ出発するという大型バスのチケットを購入、75ポンド。
ミニバスもあるらしいが、朝の時間には見つからなかった。 -
ホテルの朝食をスキップしてきたので、近くのお店で朝ごはん。
まだ準備ができてないからここで待ってて、と椅子を差し出される。
ターメイヤ、豆のコロッケを揚げる様子を観察。 -
はい出来上がり!
いくら?って聞いたけど、胸に手を当ててぼくの気持ちだって。
お金は受け取ってもらえなかった。
シュクラン、クティール。丁重にお礼を言ってお別れ。
シリアやパキスタンでよくしてもらったシーンを思い出してほろっと来た。 -
午前8時半過ぎ、そろそろ出発。
隣の席の女性がヘナをしていたので聞いてみるとメロエで妹の結婚式に出るという。
見送りに来ていた旦那さんが、良かったら君も参加したらどう?家は奥さんのところに泊めてもらえばいいよと。
えー行きたい!!
聞くと結婚式は金曜日の夜から始まる。あー、土曜日の早朝ハルツーム発のフライトなので間に合わず、残念。
日帰りメロエにもびっくりしてた。大型バスだと片道5時間だもんね、トンボ帰りだ。 -
ハルツーム市内を抜けしばらく走ると完全に砂漠地帯に。
スーダンの砂漠も素晴らしいと聞く。4WDチャーターしていつか奥地まで行ってみたいなあ。
途中のトイレ休憩で、隣の席の女性にランチとコーヒーをごちそうになった。
朝と同じくターメイヤのサンドイッチ。
おじさんがおまけに3つ入れてくれた。 -
メロエのバスターミナルに到着したのが午後3時。
日帰りは厳しいと周りの人に言われたが、
あと1時間後くらいに出発するミニバスを見つけ、必ず待っててね!と言い残し、
タクシーチャーターしてピラミッドへ。
近くまで行く乗合バスで行ったら数ポンドですんだけど、
時間がないので仕方ない。往復で70ポンド、もうちょっと値切れたな。 -
メロエのピラミッド、世界遺産の一つ。
エチオピアのアクスム王国に侵攻される4世紀ころまで栄えた黒人最古の王国クシュの都。 -
ピラミッドはエジプトのものより明らかに鋭角で、作成目的はお墓とのこと。
-
幹線道路から外れた場所にも遺跡が点在しているが、奥地まで行くには4WDをチャーターしないと厳しい。
今日のところはタイムアウト。
タクシーでバスターミナルまで戻る。 -
途中渡ったナイル川。
-
-
4時前にあわてて戻ったが、人が集まらないのでのんびり待つことに。
トイレは空地の青空トイレで。
待ってる間、地元っこたちと遊んだり、 -
路上カフェで紅茶をいただく。1杯3ポンド。
女性たちが営むカフェはおやじたちのたまり場になっていて、酒場のような感じ。
可愛くて若い女性ところは人が多かったような?
この後、モスクの写真を撮ろうとして、たまたま通りかかった警官に怒られて、警察署に連行される。スーダンでは写真撮影は厳禁だと。
署に連れていった警官以外は、みんなとても優しくて、井戸端会議に。
海外で警察連行、アルジェリア、キューバに続いて3度目^^;
毎回問題なく釈放されるんだけど、ちょっとびっくりするね。
ハルツームでも堂々と写真撮るのは控えよう。
この後ミニバスが出発し、ハルツームに着いたのは夜10時過ぎ。
市内まで行かないというドライバーに高速道路で降ろされたが、同乗の人がタクシー捕まえられるところまで送ってくれた。無事ホテル到着。
長い1日だった。 -
翌日。
そろそろレジストレーションをしないといけない。
レセプションで初めて観光客に合う、しかも日本人2人組。
アスワンからバスでハルツームまで来たという。
レジストレーションのことを聞くとこれから行くというのでご一緒させてもらうことにした。昨日行ったのだけど、ホテルのレターがいると追い返されたらしい。
私の分のレターもホテルのマネージャーに書いてもらう。
空港までタクシーで50かかるところ1ポンドで行けた。ホテル近くの空港方面へ向かうミニバスに乗るといける。
写真がないが、空港にあるおフィルで1時間かからずレジストレーション完了。
空いててよかった。
しかし380ポンド痛いなあ。。
再びミニバスで戻って、バスターミナルでしぼりたてのグレープフルーツジュースを一気のみ! -
そのあとハルツーム市内の路上カフェでコーヒー飲みながら、ターメイヤサンドイッチ。
サンドイッチが3、コーヒーが1杯3とコーヒー若干高め。
町中をふらふら散策し、一度ホテルに戻り荷造りや昼寝をして、夕方待ち合わせて夕飯に繰り出す。 -
Saharホテル近くがちょうど夜は食堂街になっているのでそこで夕飯。
くし焼肉を焼く匂いが漂う。 -
色々迷ったが、こちらのラム肉にした。軟らかくて美味!
レモンたっぷり絞っていただく。 -
足りないので、チキンの丸焼きを2人でシェア。
こちらもぷりぷりで美味い。 -
そのあと、路上カフェでお茶タイム。
この女性可愛いね、てことでここに決定。
他の女性と顔立ちが違うので聞くとエチオピア出身だった。コーヒーもエチオピアコーヒー。
英語も堪能。
5年ほどハルツームで働いているという。 -
お客さんの中にもエチオピア人がいた。
エチオピア人スタイルよくって頭が小さいからすぐわかるね。
コーヒーを頼むと、一緒にお香をたいてくれた。
素敵なサービス。
すると明らかに外人らしき人たちがやって来た。
見覚えある顔立ちだなと思い、出身を聞いてみるとなんとシリア人! -
もちろん輪に加わっておしゃべり。
ダマスカスで働いてた頃によく通った場所の近くに住んでる人がいたり、
ホムスやアレッポ、、懐かしい地名が飛び込んでくる。
内戦が勃発してからは皆、いろんな国を転々としているという。
連絡先を交換してお別れ。
もっとおしゃべりしてたかったけど、今夜3時にはタクシーで空港に向かわなければならない。 -
ホテルに空港までのタクシーをお願いしていたが一向に来ないので、路上で車止めて寝ているドライバーに空港までお願いする。50ポンド。
午前3時過ぎなのにタクシー何台か見かけた。
フライトがこの時間帯に多いもんね。
チェックインし出国審査終えて搭乗エリアへ。
カフェ以外見事に何もなかったが、幸いスタアラGでラウンジが使えたので
ラウンジへ。 -
ウェイターが何度も御用聞きに来てくれる。
テーブルには呼び出しボタンまである。
食べ物は軽食とアラブスウィーツくらいしかなくて、もちろんお酒もなかったが、
ネット使えてくつろげれば十分。 -
ラウンジ客専用の搭乗ゲートでセキュリティチェックし、専用バスで機内へ。
さようならスーダン。
もう来ることないなと思ってたら、友人が春から赴任することになったのできっとまた戻ってきます。
今度は4WDチャーターして砂漠行きたい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぱんスキュさん 2015/03/01 17:08:57
- アルアラビーヤ!
- sunnyさま
ご無沙汰しております。
スーダン訪問記、楽しく拝見させて頂きました。
アフリカにはまだ興味が湧かないのですが、意外?にもアラビア語圏なんですね!驚いたと同時に俄然興味が出てきました!
しかも人の良さが中東のアラブ社会を思い出させますね。読みながらわたしも思い出してぐっときてしまいました…。
シリアからの方も移住しているようで、早くあの地に平和が訪れるようにと改めて願いました。
スーダン、熱いですね!
- sunnyさん からの返信 2015/03/03 22:23:48
- スーダン熱いです!
- ぱんスキュさん
こんにちは!
スーダン、私もサナアの代わりになんとなく行っちゃったのですが(笑)、これぞ元祖イスラム圏って感じで良かったです。
観光客もまだまだ少ないので、狙いですね。
イスラム圏がお得意なぱんスキュさんに絶対お勧め!
同時に本当に早くシリアを含むアラブ圏に平和が戻ってくるよう願わずには居られません。
昨年行かれた東欧旅行記、少しずつですが楽しみに読んでます。
詳しすぎて本当に素晴らしい、いろいろとツボが同じで楽しいです♪
sunny
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