成田を歩く！「房総のむら」行ってきました。

2015/02/11 - 2015/02/11

今年に入り、あれ？これが今年の初めての旅行記です。
スロースタートです。

そそ、今年に入り昨年まで街歩きをしながらわいわいやってた友人Yが突如「鳥」の撮影に目覚めました。

ある日彼からメールが入り今ここに居るが鳥は居ないと言うメッセージと共に添付されて来た画像を見ると。
なんと！！！
なんだか時代劇に出て来る様な街並みに居る。
なんだよここ！！
すぐに返信して「ここはどこなのだ？」と尋ねると「房総のむら」って場所だよ。

そして。。そのメールのやり取りから５日後、友人Yは行くなら付き合うよと言ってくれたので♪

出かけて来ました房総のむらへ♪

と、まぁここまで勢いよく？書いたものの。。。
その先を全く書いていないまま季節は変わり。
桜は散り、新緑が芽生えそうな季節になっちゃいました。
ここに行ったのは２月の事です。
思い出しながら書いていきます。

エリア 成田(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル 徒歩

２月１１日って事は祝日だったのだね。

朝７時にこの写真を撮っております。
我が地元武蔵小杉。。
昔の姿は何処へ・・

この日、そうだ！！！

思い出しました！
松戸に住む友人YとJR我孫子駅で待ち合わせ。
そこで成田線に乗り換えて向かったのでした。

もう場所やらなんやらは全て友人任せで。
下車した駅は成田駅のすぐ近く
「下総松崎駅」しもうさまんざき駅です。
朝、７時に家を出てここに着いたのは９時２０分過ぎの事。

いやぁこれは小旅行ですよ！！
新幹線なら京都まで行っちゃってるもんね。

下総松崎駅 駅

全てを友人頼み！
って事は道順も彼に任せて！

だけど、確か数日前に訪れている友人の口から出た言葉が
「この道で合っているよなぁ」って言葉で（笑）

そして、彼はスマホのマップを確認し始めた。

少し進むとちゃんと道案内がありました！！
けど、２.５キロですから徒歩だと結構歩きます♪

下総松崎駅 駅

これが何かと申しますと。

単純に霜柱ですが！！！

実はわたくし、現在も「何を写真に撮ったら良いのか？？」
そういう事に悩み始めているのです。
今までに無い何かをと試行錯誤している最中で。

この日は霜柱を撮ったりして（笑）
まだ２月の話です。

坂田ヶ池総合公園 公園・植物園

さて、暫く進むと何やら小高い丘が。

いやいや、これは丘では無く古墳なのです。
岩屋古墳

そんな古墳に目を奪われましたが。
その刹那私のめに飛び込んできた
「旧学習院」

わお！この様な場所で古きアーキテクチャーに出会えるとは！！！

殆ど興味の無い友人Yを無理にでも古墳から引き剥がし旧学習院に向かう。

岩屋古墳 名所・史跡

旧学習院初等科正堂

１８９９年、現在の新宿区に建造されたそうです。
保存が良いのか傷みも無く綺麗な外観♪

正面は大きな広場になっており、犬の散歩をされている方の印象が強かったです。

旧学習院初等科正堂 名所・史跡

内部は講堂として利用されているのか、スチール製の椅子の欄列に多少テンションを落とす（笑）

でも、ほんとに綺麗な建物でした。

旧学習院初等科正堂 名所・史跡

再び先ほどの岩屋古墳まで戻り。

この古墳の前はなんとなくのイメージが軽井沢って細い道があり。
その道を進むと目的地「房総のむら」へ行く事ができます♪

じゃぁ行こうか！

岩屋古墳 名所・史跡

道を進むと。。

あれ？雑木林の中になんだか無視できない建物があるぞ。。

旧平野家住宅 名所・史跡

先ほどの旧学習院からは徒歩で２分くらい。

何故にこの様な場所にこの様な茅葺きが！？

ここも房総のむらの一貫みたいで
旧平野家住宅　１７５１年建造

旧平野家住宅 名所・史跡

さらに少し進むともう一棟。
旧御子神家住宅

ここのお庭、桜があり
「これ、桜の季節はめっちゃ良さそうだ！」
「桜が咲いたらもう一度来よう！！」

なんて友人Yとおしゃべりをしながら過ごしたのですが。
結局、行ってません（笑）

桜が咲いた時はどんな感じなのだろうなぁ。

旧御子神家住宅 名所・史跡

茅葺き屋根にサヨナラを告げてほんの数分。

いよいよ「房総のむら」の入口の建物が見えてきました！

テンション上がるね！

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

房総のむら
https://www.chiba-muse.or.jp/MURA/index.html

一般は３００円です。
この街並み良い！！！

えっとですね、房総のむらはカナリ広いですが。。
この街並みがあるのはホンの少しです。
それでも、なんだろう？？
なんだか高揚感がありました。

というのも出かける数日前に映画「るろうに剣心」を見て気分はこの時代だったので（笑）

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

さてさて、街並みを撮るにはちょいと不都合な白い空だったので、加工しておりますが。

この一棟一棟が何かしらの催し物をしております。
色んな体験が出来る家だったり、お食事処ろだったり。

あ！！！！
思い出した！！！！！
そのお食事処ろでちょいとした問題が起きたのだった！！！

それは後ほどね！！

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

下駄

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

う〜〜ん、このむらはわたくし自らが被写体となって写りこみたい感じ（笑）

こうして江戸の街並みをちょいと散歩。

ここ、これだけじゃ無いので少し別のエリアに向かう事に。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

本当にもっと観光客が居ないのかと思っておりましたが。
思ったより人の数が多かった。
しかも、外国人もチラリホラリと居たし。。

成田の近くだからなのかな？

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

ここは体験釘造り工房ですね。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

たしか、この右側の蔵。

NHK花子とアンの中に登場したカンニング竹山さんの家です。
ここでロケしたって書いてあった。

この並びにむらの中では一軒だけお蕎麦屋さん（飲食店）があります。

やっぱりここまで来たのだから、そのお蕎麦屋で食べようって事になったが、時間が少し早かったのか？まだお腹が空いていないから後で食べようと思ったのだか？
この時点では食べなかったのです。

それが。。。あんな事になるとは・・

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

めちゃくちゃ加工しておりますが。
江戸の街並みをグルリの巡って、この建物が入場口となります。

これからもっと広大な土地へと歩き出します！

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

むらの出入り口付近の自販機でコーヒーを飲み。
小休止を入れたあとにむらの奥へ進む。

すると目の前にはあぁぁぁぁ日本の風景（円蔵が思う）だ！！
こりゃたまらんな！！！

入村料３００円じゃ安いよここ！

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

さっそく門前に。
ここは佐倉藩中級武士の武家屋敷が再現されてるそうです。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

門の中は、なんだか懐かしい風景が。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

友人、竹馬を乗りこなせていませんが。
こういう体験もできます♪

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

このお屋敷、中に入る事もできるので入ってみます♪

やはり友人Yは興味が無いらしく中に入る事は無くお庭で聞こえた鳥の声を追って何処かに行ってしまった。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

お屋敷の２階へ行ってみましたが。

まぁ昔の造りなので、２階部分の天井が低い事。
普通に立って歩くと頭が梁にぶつかります。

その旨の注意書きもしてありました。

その関門を無事にすり抜けると向こうに竹林が見える素敵な風景が待っておりました

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

Yをあまり待たせるのも宜しくないのでさくっと見学を終えて一階に戻る。

待たせるのも宜しくないと思いつつ、和の室内に思わず腰を降ろす。


まぁこんな事をしている間、Yは鳥を追って何処かに行っていたのだから焦ることも無かったんだけどね

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

こういう造りはホント、故郷の山梨の家を思い出します。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

梅ももうすぐ！！！

（２月の事です）

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

お屋敷を出てYと合流。

次は武家屋敷を見に行く。

それにしても、いい雰囲気でしょ。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

武家屋敷では、建物への興味よりも。。
ここでは鎧や着物を着る体験が出来るって記憶しか残っていない。

鎧では無く浪人のカッコが出来るのであれば、私は浪人になりたかった。

日光江戸村では可能なのだろうか？

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

武家屋敷ではコレと言った記憶が残っておらず、ここに記す事も見つけられないです（笑）

そしてわれわれは村の奥へを進んでいく。
見つけたのは「安房の農家」ってエリア。

こちらも中に入る事が出来たのでさっそくお邪魔しました。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

囲炉裏があるのは勝手。

私がいる場所は座敷。

開放的でのんびりしてて良かった。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

そしてここからみる外の風景もまた落ち着いてて良かった！

この様な建物で和風なカッフェでもしたら、けっこうイケる気がするのだが。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

ほんと、こんな写真は載せたく無いのですが（笑）

円蔵が子供の頃はまだありました！！
福笑い！！

今もあるのか？？

それにしてもあまりの懐かしさに写真を撮っちゃいました。
ブレブレだけど（笑）

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

安房の農家を後に歩き出すと、目の前に見えて来たのは
下総の農家エリア

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

壁に野菜を吊るす作業は知っておりましたが。

なんだろ！！？あれ？
やたらデカい豆の様に見えるが！！

って事を現地で聞いて来ない円蔵です。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

のどかって言葉がピッタリですよね。

もうね、円蔵はこの風景でも写真を撮って撮って撮りまくりたい！
とか思ってしまうので、のどかでは無いのです心境は（笑）

さっき、何を撮るべきか悩んでいると書きましたが結局はやはり建物を撮るのが一番落ち着くなぁ。夢中になれるし。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

へちま！
これは知っているし、幼い頃にこれで身体を洗った覚えもあります。

懐かしいと言うよりも痛みを思い出した（笑）

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

これで下総の農家エリアを後に。

う〜〜ん、あまりにも訪れてから時間が経ちすぎているので、思い出せずに
うまいこと紹介出来ておりませんが。
ホントに円蔵は素晴らしい場所と思っております。

近かったら良かったのになぁ。。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

最初、入口付近の江戸商家の街並みから安房、武家屋敷、下総の農村エリアは雑木林の中を進んで行きます。

それ位に各エリアは離れているので、かなりデカい「むら」です。

そんな雑木林の中を進むと水車小屋って標識があったので行ってみたが。
この水車小屋は特に何も感じることは無かった（笑）
それよりも、水車小屋の横に広がる「あぜ道」に食らいついちゃった。

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

時期が時期だけに田んぼはこの様な感じでしたが。
これでも、なんだかテンションが上がったなあ。

古い建物に風景も見れてお得感はある！

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

友人、枝を撮っている訳ではありません。
この時、野鳥の声を聞き颯爽と歩き出したのでした。

そして、木々の間にいる野鳥を探し当て写真を撮っている。
いつからそんなにアグレッシブになったのだい？

わたくし円蔵は野鳥の姿すら見付ける事は出来なかったのさ（笑）

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

一通り廻って１３時を過ぎたので、じゃぁご飯を食べようと再び商家の街並みゾーンに戻って先ほど入ろうと言っていたお蕎麦屋さんに行ってみた。

すると！！
なんとですよ
「本日の提供分は終了しました」って感じの事が書かれている！！！
マジっすか！！！
いったい何食分の用意があったんだい！？と思ってしまう位にあっと言う間にお蕎麦は売り切れ、お店も営業していませんでした（笑）

これは困ったぞ！！！
しかし、確かむらの外にはちょっとした飲食店があったから。。
従業員に再入場できますか？と聞いたら出来るって答えだったので。
ここで一旦、房総のむらの外にでました。

房総のむらに行かれる方はご飯はちょっと注意が必要です♪
でもね、自分で持って行けばなんの問題もありません♪

千葉県立房総のむら 美術館・博物館

房総のむらの目の前にある「木もれ日レストラン」って所に行ってみる。

けっこう同じような方がいらっしゃるのか、お昼どきだったからか？
入口で名前を記してしばし待つこととなった。

そして食したのはうなぎ丼とウドンのセット。

実は、成田の近くに行くって事で訪れる前からうなぎを食べたくなってました（笑）

こちらはYが注文したキーマカレー。

これを食している間。。
我々は腰を下ろしていまったのが悪かった。
再び立ち上がるのに、えらい時間が掛かる（笑）

そんな時だったYが「成田山に行ってみない？」
って言葉を発する。

俺も行きたかったんだよ！！！
それであれだけ楽しんだ房総のむらに再び戻る事は無く、我々は成田山へ向かう事となりました。

重かった腰もすんなりと持ち上がり（笑）
いざ、成田へ！

再び下総松崎駅に戻ったのは14：43

成田は隣だ。

しかし、成田って言葉は不思議です。
ワタクシがイタリアまで行く以外に成田って訪れる事が無かったので。
どうしても、成田と聞くと彼の地を思い出さずにはいられませんでした。

下総松崎駅 駅

電車を待っている間も撮影を。

まぁ、やっぱり撮影は好きだな

下総松崎駅 駅

そして成田駅へ！
と言っても空港ではありません。

今回は成田山新勝寺が目的♪

その参道で片っ端から食したくなる魅力的な言葉の数々。
心を鬼にして、さっと足早に駆け抜ける。

まぁ嘘です（笑）
先ほど、ご飯を食べたばかりなのでとてもお腹に何かを入れる事が出来なかった。

いやぁ、この参道は参った！

まずはうなぎ屋さんの数、そして焼かれたあの香ばしい香り。
「なんで俺様、さっき鰻を食べちゃったんだ！？！？！？！」
せっかくなら、こっちで鰻を食べたかった！！！

けどね、友人Yはうなぎを食べる事が出来ないので、結局の所はこちらでもうなぎ屋には入れなかったんだけどね。

そうそう、うなぎばかりでは無く時々あるこの古き建物。
これがまた円蔵を楽しい世界へと運んでくれました。

いつかは訪れたいと思っていた成田山新勝寺
やっと訪れる事が出来ました。

成田山新勝寺 寺・神社・教会

成田山新勝寺 寺・神社・教会

境内を巡ろうと案内板を見てみると、なんだかとっても広い！！

足は疲れています。
機嫌を伺う様に友人Yにどうする？
と聞いてみると、行ってみようと言ってくれたので♪
再びお散歩開始！

本来なら両側に様々な店舗があるであろう場所も冬の１５時過ぎにはこの様な感じでした。

やはり、広大な敷地。
現在どこにいるの？って位に広い。

成田山新勝寺 寺・神社・教会

少し裏手に回ると梅林があるとの事で行ってみる。

まだ２月１１日の時点では咲いている木は少なく、少しでも開いているとがぶり付いて写真を撮りまくる（笑）

この花を見るといつも「ゴホッ」と言ってしまうのです。

つかさずYは「高杉晋作か？」とツッこむ。

覚えている方も少ないかも知れませんが、NHKの龍馬伝で伊勢谷友介さん演じる高杉晋作が咳き込んで居る所を龍馬に見られて、一言
「労咳です」と言ったセリフをいつも思い出すのです。

成田の梅まつり 祭り・イベント

そんな事を話しながら奥までやってきました。

平和の大塔

けっこう近くで写真を撮られている方も多かったのですが、実は池に映る姿が見えるここが一番綺麗に見える場所じゃないかなと思います。

成田山新勝寺 寺・神社・教会

ぐる〜〜っと廻って再び三重塔に戻ってきました。

もうこの日のお散歩はほぼ終了です！

成田山新勝寺 寺・神社・教会

再び総門を抜ける。

目の前には大型の駐車場もあって、やぱり観光で訪れる方もたくさんいらっしゃるのだなと変な所で変な感心をする（笑）

成田山新勝寺 寺・神社・教会

１６時３０分過ぎ。

この参道にはちょっとした変化があって。
往路では車両通行止めになってましたが、この時間だと解除されて参道を通過する車がけっこういます。

参道の両脇を埋めるお店も少しずつ閉まり始めて人通りも少なくなってきたなぁ。

まぁ歩きやすいけどね

そして、ふと我々が足を止めたお店

こちらで、どうしても何故か食べたくなった胡桃と味噌を付けて焼かれたお団子♪

それに甘酒♪

実はどうしようか迷っていると「あと５本ですよ」と言われて（笑）
それで思わず食べちゃいましたが、まぁ美味い！
これは良かった！

しかし幾らかって事を忘れちゃいました。

こんな感じで成田散歩を終え、成田駅でYとお別れ。
そこからは地元まで乗り換え無しで座って帰れたのだが、長時間の為にお尻は痛くなるし退屈だし（笑）
次はグリーン車か思い切ってNEXで行こうかな！


こんな訳で２０１５年最初の旅行記をあげます。

今年もよろしくお願いします！！！！

ああああ、遅すぎですよね！