2015/01/20 - 2015/01/20
876位(同エリア4499件中)
ちびのぱぱさん
- ちびのぱぱさんTOP
- 旅行記278冊
- クチコミ204件
- Q&A回答38件
- 357,502アクセス
- フォロワー31人
大阪の歴史を感じる町歩きがしたいと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
梅田スカイビル
地上173m
連結超高層ビル
コンセプト=空を引き立てる
時刻はお昼の12時30分 -
空中庭園
ここは梅田スカイビル39階なのですが、この一つ上に、かの空中庭園があるという。
イギリスの出版社が選んだ世界の建造物トップ20に名を連ね、世界にその名をとどろかす。
現代のバビロニア空中庭園をひょうぼうしているらしい。
バビロニア空中庭園というのは、世界の七不思議に入っているあれです。
七不思議まで行かなくても、20不思議に入っているのだから大したものです。
高いところが好きな人間には、気になって仕方がない場所。
ただし、少々入場料がかかるわけです。
外国人観光客にも人気というのですが、さて上ったものかどうか。
今日は、結構寒いです。 -
とりあえず昼過ぎてますので、このフロアにある「燦宮」でランチをいただくことにします。
-
ここのランチはお手頃だと思います。
こんな良い場所にあって -
1000円のランチ。
こっちはエビチリで、向こう側は四川麻婆豆腐です。
「高い」場所にあるのに「高く」ない。
ここから一つ上がるのに700円、ここでランチを食べるのは1000円。
比べるようなものではないですが、比べてしまう。
ボクの悪いクセ。 -
下にコンロがあり、ぐつぐつ煮えています。
しかも、地上160mからの眺めをおかずにして頂きます。 -
-
空中庭園のほうは……
お勧めは夜景らしいですから、ひとまずは降ります。
ちなみに、ホームページにはいろいろなお得なクーポンがアップされています。 -
建築は空のためにある……
おもしろいフォルムが、世界的に評価されています。
「いつも、建築は空のために、空を引き立てるために造られてきた。」
のだそうです。
ホームページにそう書いてありました。
なるほど。 -
-
どこか嘘くさい空間ですが、足下には、ちょっとした憩いの場が。
なんとなく舞台のセットみたいな、現実感の乏しい新梅田シティーにあって、ここだけ何かに根ざそうとしている。 -
場所の不便さ
午前中、神戸の街を歩き回ったけど、阪急で梅田駅に来てからスカイビルまではずいぶん歩きます。
仮設感を身に纏ったまま古びている、獣道のような地下道を通る。
帰りもまた、来た道をそのまま引き返す。
不便だなあ。
ほんとうに、ここしか道がないのだろうか。
大勢の人が文句も言わずに地下通路に流れているから、やっぱりこれしかないのだろう。
ぶつぶつ言いながら、再び狭くて長い地下通路でJRの広大な敷地をくぐり、さらに大阪駅のガードもくぐる。 -
大阪駅のガード下は、なにやら別世界です。
やっぱり大阪は何かが違う……という期待感。
ブラックレインみたいな映画のロケに使えそう……
不覚にも後から知ったのですが、「大阪のガード下」はマニアがいるようです。
こっちの世界に踏み込んでしまいたい誘惑。 -
-
梅田界隈
ふたたび大都会です。
阪神前の交差点、だったか……
さっきのガード下と、この景色、どっちの顔を起点に考えればいいのだろう。
ふと、交差点の中央に目を奪われる。
なんだろう、カパドキアの石柱のようなものが天に向かって伸びてます。 -
換気塔
なんとそれは、梅田地下街換気塔でした。
1963年建築家村野藤吾の作品だとか。
けっこう古い、が新しい。
この地下には、日本最大の地下街「うめちか」が、地底世界のように広がっているらしい。
その地下世界での60万人の呼気が、ここから抜けてゆくのだ……。
それはまるで迷宮のようで、すべてを把握している者は誰もいない。
どこから入るのかも、わからない。
まさか、あの換気塔からサンタクロースのように入るわけではないでしょう。
そういえば、すぐ脇にある阪神梅田駅の地下改札あたりに、人気のミックスジューチュがあると聞いています。
学生時代に仲良くしていた大阪出の男が、おい、なんかジューチュくれよ、と言うので、なんだこいつと思っていましたが、正しい発音らしい。
チェックはしていたけどめんどくさいから通り過ぎる。
大阪も底が知れないです。
そう思っている内に、こんどは江戸時代の上方が見えてくる。 -
曾根崎
近松門左衛門の曽根崎心中は、このあたりの話ですね。
梅田のビル街からすぐ近くです。
右手に行くと、天満屋の女郎お初と、醤油問屋の手代徳兵衛が心中をした露天神があります。
このあたり、高層ビルの谷間にごちゃごちゃした商店街があって、開発の波を拒んでいるかのよう。 -
-
お初徳兵衛の心中
人形浄瑠璃の演目として有名ですが、実際にあった心中事件を題材にしています。
徳兵衛がだまされて、大事なお金を巻き上げられ、お初が同情する。
「くやしい、死んでやる。」
「じゃあ、あたしも一緒に連れてって。」
お初と徳兵衛が心中したのは1703年のお話。
娯楽作品なのでどれほど実話に忠実かは知りませんが、当時の人々のニュース速報的な意味もあったという人形浄瑠璃ですから、まったく荒唐無稽というわけでもないかな。
もう300年も昔のことですが、悲恋ものというのは人の心をとらえて放さない。
ただやはり、死ななくたって良いのに、と思います。
ひとは、ほっといても死ぬんだから。
この間、NHKの番組で、南こうせつさんが
「心配しなくても、人は死にますから。」
と、ぽつりとおっしゃってました。
司会者には、ほとんどスルーされてましたけど、言い得て妙だなと思いました。 -
中之島
そのまま南に下って、大江橋で堂島川を渡ります。
あちらに見えているのは、大阪中央公会堂かな。 -
日銀大阪支店。
堂々としてます。 -
-
大阪の淀屋
中之島を横切り、そのまま淀屋橋で土佐堀川を渡っちゃいます。
この淀屋橋の名のいわれとなっている淀屋とは、江戸時代にこの中之島を開発し、大阪を日本の台所たらしめた豪商のことだったと知りました。
中之島には、諸藩の蔵屋敷があって物流、特に全国の米相場を左右する重要な拠点になっていたのだとか。
淀屋さん、もともと信長に破れた武士だったそうですが、商人となっても大阪の陣では徳川方について大活躍した。
このあたりは歴史が詰まってる感じがして高揚感にとらわれますが、あたりはビルのジャングル。 -
一旦中之島を離れ、淀屋橋で土佐堀川を渡ったこのあたりには、昔土佐藩邸があったそうです。
少し歩いて、適塾。
緒方洪庵が開いていた蘭学塾です。 -
適塾
「花神」という小説があります。
「はながみ」ではなく、「かしん」です、司馬遼太郎です。
その中で、村田蔵六という人がこの適塾で学ぶ様子が描写されていました。
村田蔵六つまり大村益次郎というのは、もとは長州のお医者さんですが、幕末に維新政府の軍事顧問みたいな立場で活躍したエライ人です。
肖像画を見るとひょうたんみたい、ずいぶん個性的な顔です。
佐久間象山と双璧をなす異形(いぎょう)の人ですね。
NHKの大河ドラマになったときは中村梅之助が演じていて、たしか、恋人であるオランダおイネ役の浅丘ルリ子さんに「ぼくねんじん」と呼ばれていたような……。
変な顔で変人、しかも奥さんがいるのに、ハーフ美人にうつつを抜かすとは。
小説ですが、根も葉もない話でもない。
世の中は分からないものです。
司馬遼太郎氏も、そこのところに魅力を感じて小説を書く気になったのだと聞いてます。 -
入場料300円、だったかな。
-
中の展示品は、写真を撮らないでください、ということでした。
塾生たちの名簿などがあります。 -
-
大阪大学のルーツ
江戸時代の建物を、よく残したものです。
現在は大阪大学が管理しているようです。
大阪大学、通称阪大。
阪大をはんたいに読むと、おおさか。
大阪をはんたいに読むと、はんだい。
押しも押されぬ一流大学ですが、みずからこの適塾をルーツと呼んではばかりません。
このあたりは、東京大学の生い立ちと比べても、興味深いものがあると思います。 -
福澤諭吉や、橋本左内、大鳥圭介など名だたる人たちが学びました。
-
大勢の塾生が雑魚寝をしていたという二階の大広間。
夏は、くさかったろうなあ。
学問に熱中する男というのは、かまわないことが多いよなあ。
緒方洪庵の奥さんという人は、とても出来た人だったらしいけど、閉口したろうなあ。 -
-
緒方洪庵像
-
人格者とお聞きしています。
もともと今の岡山市郊外の足守というところで生まれた武士の子で、体が弱いから医者の道を志したとか。
大ヒットした民放のドラマ「JIN」では、武田鉄矢さんが熱演しておられました。
天然痘の治療に種痘を取り入れたり、英語教育を勧めたり、開明的な考えの主。
こういう人に出会うと、人は人生が変わるんだろうなあ。 -
再び橋を渡って中之島に戻り、大阪中央公会堂。
-
大阪中央公会堂
ここは維新後の中之島の再出発を象徴しているのだそうです。
蔵屋敷が無くなって寂れていた中之島に、岩本栄之助という方が洋行ののち志を立て、莫大な資金を寄付して建ったといいます。
日本各地の重要文化財を手がけた辰野金吾が設計に携わっています。
明治44年に寄付をして、7年後に完成しましたが、とうの岩本さんは、株式投資の失敗で失意の内に自ら命を二年前に断っていました。
施設はだれでも利用できるみたいで、手頃な料金です。
付属のレストランも雰囲気が良さげで、心惹かれました。 -
-
-
中之島図書館
表紙の写真も中之島図書館です。
明治37年建築
住友家の寄付による -
-
難波橋
パリのシテ島にかかるポンヌフ(ヌフ橋)をモデルにしているらしい。
おしゃれです。
別名ライオン橋とも。
口を閉じているこっちが、吽形(うんぎょう)。
天王寺動物園のライオンがモデルとか。
明治45年に現在の橋が架けられました。 -
難波橋を渡り、またまた北浜へ。
-
大阪証券取引所
疲れて休憩。
ホールのテレビで、日本人人質事件の一報に接しました。
あんな事件になるとは…… -
北浜レトロという喫茶店。
もとは、明治の商館だったといいます。 -
ああ、足が棒とはこのこと。
この喫茶店でお茶しようかと思ったけど、 -
-
大阪ビジネスパーク
証券取引所の目の前、北浜駅から京橋に出て、大阪ビジネスパーク通称BPOへ。
昨年も利用したアサヒパノラマスカイレストランで、かるくいっぱいやります。
梅田スカイビルの空中庭園から見る夜景と迷ったけど、またこんど。
このあたり、昨年よりにぎわっている感じがする。 -
くれなずむ。
-
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 蔦之丞さん 2015/02/17 15:23:13
- 大阪は
- 若い頃は、
北・南・の夜だったし
最近は鶴橋に直行して韓国料理で
ゆっくりと観光したことがないかな?
大阪城での先代の勘三郎
平成中村座にも行きましたが
行った事が無い大阪の情報を拝見させて頂きました。
ありがとうございます!
蔦之丞
- ちびのぱぱさん からの返信 2015/02/17 18:08:18
- RE: 大阪は
- 蔦之丞さま
いつもありがとうございます。
歴史のある街がすきで、都会的な楽しみもまた魅力ですね。
このところ毎年のように大阪に行ってます。
蔦之丞さんも、若い頃の思い出がいろいろ詰まってそうですね。
またよろしくお願いします。
ちびぱぱ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
49