2014/10/24 - 2014/10/25
9888位(同エリア30049件中)
小黒狗さん
思い立って金曜日に年休を取得、金曜・土曜の一泊二日で台北に弾丸旅行してきました。
時間は短く、価格は安く、極度に簡単な旅行計画です。
航空会社のオンライン予約サイトで航空券を予約、Agodaでホテルを予約したら後は向こうに着いてから。
低価格を実現するために当然LCC推奨なのですが、そこは時間との戦い。
関空からのLCC(ジェット・スター、ピーチ)ではいずれも台北到着が夜になります。
それでは弾丸旅行は難しいので、やや高くなりますが復興航空を利用します。
ホテルも激安ではなく台北火車站から近いところを選択。
MRTに乗るのも便利なので短時間での台北周辺散策には台北火車站近くに泊まるのが必須です。
結局費用は50,000円強となりました。
往復運賃39,740円(Trans Asia 復興航空)
宿泊11,821円(台北駅前Royal Hotel皇家飯店)
その他もろもろで予算は60,000円です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- トランスアジア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
関西空港13:20発の台北行き復興航空GE601に乗りました。
あまりに窓の外が綺麗だったので機上からの風景を一枚。
この便は関空発13:20、台北桃園着15:00となってますが、実際には16:00頃の到着でした。
入国手続きを終えて空港バスに乗り、台北駅に着いたのは17時半くらいでした。
ちなみにジェット・スターの午後便だと台北駅着は20時半くらいです。
時期にもよりますが、ジェット・スターだと往復20,000円程度。
復興航空は40,000円程度なので、お金で時間を節約するつもりで。 -
さて、ホテルに到着。
Royal Hotel(皇家飯店)は台北駅近くの割と小さめのホテルです。
ホテルに着いたらGoogle Mapで近くの「牛肉麺」を検索。
すぐ近くに劉山東牛肉麺という店を発見して早速行ってみます。
台北駅周辺は、新光三越百貨店を始めとして高層ビルが立ち並ぶ都会なのですが、その隙間に嘘のような古くて狭い路地があります。
この店はまさにそんなところ。
細い道で、屋台のように店の外まで机が置かれていて賑わってます。 -
壁のメニューを見ると牛肉麺は2種類。
清燉牛肉麺と紅焼牛肉麺。
周りで食べてる人を見ると透き通ったスープのやつが多分「清燉」。
赤いスープが「紅焼」でしょう。「紅焼」の方が美味しそう。
紅焼牛肉麺を注文。130元です。
480円くらいでしょうか。
写真の通り、麺はうどんっぽい太めの麺。醤油味っぽくて香辛料の効いた赤茶色のスープです。
牛肉がゴロゴロ入ってて美味しい。
テーブルの上には高菜みたいな辛い漬物とお酢や唐辛子があります。
周りの人のやってるのを真似て勝手にどんどん入れて食べてみます。
牛肉麺、そのままでも美味しいですが、色々味を変えられて楽しいです。
学生の集団や、初老のおじさん、近所のおばちゃん、いろんな客がいます。
小皿料理もあるようでしたが、この後に夜市でも何か食べたいので牛肉麺だけにします。
ちなみに寧夏夜市に行ったのですが、人混みで写真も撮ってません。
寧夏夜市は、いかにも夜市らしい夜市でかなり好きです。 -
さて翌日。
帰国便は復興航空(GE604)17:30出発ですから、時間があります。
この帰りの便が遅いのが、今回復興航空を選んだ理由です。
この日は天気も良かったので、淡水に行って見ることにしました。
淡水は川沿いの観光地で、台北駅からMRT(地下鉄)で直行できます。
1時間弱乗りますが、乗り換えなしです。
淡水駅を降り古い町並みを抜けて川側に出ると、こんな感じに川沿いは整備されてて公園のように綺麗。
釣りしてる人もいます。川幅が広いので海辺のような印象ですね。 -
以前に周杰倫の映画「不能説的・秘密(言えない秘密)」を見たときに、舞台となっている淡水の周辺がとても綺麗だったのでぜひ行ってみたいと思ってました。
ネットで調べてみると、周杰倫は学生時代にこの淡水近くに住んでいて、自らが青春を過ごした街を映画の舞台にしたようです。 -
川沿いはずっと綺麗な道で、向こう岸には観音山という小高い山が見えます。本来は夕日の名所らしいですが、今回は飛行機の都合で夕方まで滞在できないので、夕日は断念せざるを得ません。
周杰倫が学生時代に通ったというワンタンの店があるとのことなので、探してみました。 -
川沿いの道から、レンタル電動バイクの店の角を曲がって山側に登っていきます。
目当てのお店、百葉温州大餛飩を発見しました。
意外に小さい店で、しかも手前が道路工事中だったので1回通りすぎてしまいました。
入り口すぐのカウンターで、おばちゃんが注文を聞いてくれます。
おばちゃんの後ろに周杰倫の写真が飾ってあり、周杰倫が学生時代に好んで食べたのがワンタンと鶏腿のセットだとのことなので、それを注文しました。 -
これがその周杰倫套餐(ジェイ・セット)です。145元なり。
日本円で540円くらい。
ワンタンはあっさりしてて美味しいです。
壁際には台湾の食堂でよく見かける唐辛子味噌のようなものがあるのでセルフサービスで足して食べます。
鶏モモはこんがり香ばしくて美味しい。
香菜が乗ってて癖がありますが、私は大好きです。
写真の奥の箱はティッシュです。
台湾の人はティッシュが好きですね。
おしぼりとか台拭きとかハンカチとか、全てティッシュで代用してます。 -
この店は結構古いお店で、淡水の歴史とともに歩んできたとか何とか。
淡水の古い写真を添えた歴史の解説が壁に貼られてました。
『淡水は東洋のベネチアとの美名を有し、様々な様式の洋館や古跡がある。
淡水老街の終端に位置する百葉温州大餛飩は1976年の創始であり、
淡水の華やかな歳月の証人であり、淡水老街の有名な文化的ランドマークとなった』
大体、こんなことが書いてるようです。 -
ワンタンを食べ終えたら、店を出て、左隣のセブン-イレブンでコーヒーを買いました。缶コーヒーというか、筒型のペットボトルに入ったやつ。
日本では見かけないですね。
30元でした。110円くらい。日本と変わらないですね。
「純萃。喝」と書いてました。
それを持ってぶらぶら歩き、少し暑くなってきたので木陰になってるところで座って一休み。
コーヒーを飲みながら観音山を眺めます。
樹の枝がちょっと写りこんでますが、なんかいい感じの木陰でした。 -
さてこの淡水は、単なる水辺の夕陽の名所ではありません。
台湾の北の端っこに位置する関係か、古くはオランダやイギリスなんかが砦を築いたりして、古い赤レンガの洋館なんかが残ってます。
せっかく来たんだからそういうのも見て帰ろう、と思って、有名な紅毛城に行くことにしました。
ぶらぶら歩いて行きます。
私は歩くのが好きなので苦になりませんが、この淡水訪問は結構歩いていますので参考にする人は覚悟して下さい。
レンタサイクルとか、レンタバイクなんかもありますから利用するのもいいでしょう。
紅毛城に着きました。
入場料とかいるのかなと思いましたが、敷地の入口のところに「この施設は新北市が維持費用負担してるから皆さんは無料でご利用できます」みたいなことが書いてました。
新北市、素敵です。
だってなかなかの観光地ですよ。
スペイン人が1600年代に築いた台湾最古の建築だとか。
紅毛っていうのはスペイン人とかオランダ人とか白人を指してるようですね。
古い大砲とかがありましたがこれは後付で置いたっぽい。 -
さて淡水散策もいよいよ終わり。
最後に紅楼に行きました。
こちらも紅毛城と同じく赤レンガの旧跡なのですが、観光地ではなくレストランになってます。
紅毛城から淡水駅に戻ろうと、淡水のメインストリートである中正路を歩いて行くと、細い階段に続く路地の入口に「こっちが紅楼」みたいな表示が出ています。
かなり急で長い階段を登って行くと、そこにこの紅楼があります。
中はレストランとかカフェになってますが、店を利用しなくても中に入れます。
少し時間があったのでカフェに入ってカフェラテを貰い、テラス席で淡水の風景を眺めながら過ごしました。高台なのでまた風景が違います。
随分とのんびり気持ちが良かったですが、しかしカフェラテが150元、さっきのワンタンセットより高いというのは如何なものか…
お昼頃になったので、台北駅に戻って、コインロッカーに預けた荷物を取り、空港に向かいました。
空港で別れのタピオカミルクティーを飲んで飛行機に乗ります。
タピオカミルクティー45元。
170円弱。空港にしては良心的です。
帰りの復興航空は17:30桃園発、21:10関空着でしたが、実際には関空についたのは22時近く。
はるかの最終に乗れるか結構焦りました。
復興航空は時間通りには飛びませんのでご注意下さい。
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