幻と思うほど美しいオアシス～ワカチナ～

2015/01/10 - 2015/01/12

昨年のボリビア旅行以来、南米の独特の雰囲気に惹かれ、また南米に行きたいと思っていた今日この頃であった。そんな中、某社でペルーモニターツアーがあるのを発見し、行程を検討したうえで、申込みすることにした。なんといっても、今回のツアーについてはペルー往復の航空券の運賃ぐらいの価格でツアーに参加できること、それでいてマチュピチュやナスカ遊覧飛行についてはツアー代金に含まれていること、加えてフリータイムが多いことがポイントとなった。
ペルーの見所はやはりマチュピチュとナスカやけど、ワカチナのオアシスも肩を並べるほどの絶景であり、いつか行ってみたい絶景として、リストアップしていた。今回のツアーでは、リマで丸１日フリータイムという日があり、この日にワカチナ&バジェスタス島という現地ツアーを申し込んだ。
さらに、申し込んだ際はツアー行程に載ってなかったけど、ワカチナはナスカ遊覧飛行のイカ空港から近いこともあって、１泊目がワカチナ宿泊ということが後に判明し、贅沢なことに２回もワカチナを訪問することとなった。

(今回の行程)

１日目　移動
２日目　リマ&ワカチナ
３日目　ワカチナ&ナスカ(遊覧飛行)
４日目　バジェスタス島&ワカチナ
５日目　移動&クスコ
６日目　マチュピチュ
７日目　聖なる谷
８日目　移動
９日目　移動

(フライト)

ITAMI--[JL3006]--NARITA--[JL004]--NEW YORK--[LA531]--LIMA

LIMA--[LA2041]--CUSCO

CUSCO--[LA2066]--LIMA--[LA530]--NEW YORK

NEW YORK--[JA005]--NARITA--[JL3007]--ITAMI

エリア リマ(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: JAL ラタム チリ

成田-ニューヨーク間はB787。
B787は羽田-伊丹で乗って以来の2度目。
飛行中の静かさはさすが最新鋭機といったところ。

成田-ニューヨーク間の機内食。
味噌汁もあって、けっこう良かった！
この後、ハーゲンダッツも出てきて満足！

朝食はSoup Stock Tokyo
路線よっては過去にモスバーガーとか吉牛とかもあったみたい。

NY-LIMAのLAN航空。約7時間程。
機材はB767-300。

☆PERU-Lima★

長時間フライトの末、リマに到着。ミラフローレス地区の海岸線。
リマの海岸線はフンボルト海流の影響で靄が発生しやすいらしい。
そしていい波が来るので、サーファーが多いとか。

☆PERU-Lima★

「LOVERS PARK」
なんか抱き合う銅像が・・

☆PERU-Lima★

「サンクリストバルの丘」を見上げる。
丘からは絶景が見えるらしいけど、今回はご縁なし。
ちなみに中腹の家は殺風景やったから、ペンキ代を政府が援助して塗ったらしい。

☆PERU-Lima★

「サンフランシスコ教会」

☆PERU-Lima★

「サンフランシスコ教会」

☆PERU-Lima★

教会内部。

☆PERU-Lima★

「デサンパラドス駅」
列車が来る気配も無かった。

☆PERU-Lima★

出窓は富の象徴。旧市街には出窓の建物がけっこうある。
出窓は欧州でよく見るけど、スペインの影響受けてるね。

☆PERU-Lima★

「アルマス広場」
コロニアル建築がなんとも南米らしい広場。

☆PERU-Lima★

軍人さん達が行進してます。

☆PERU-Lima★

かなり賑やかなパレード。
年に一度のイベントらしくて、国中の町や村から、守り神的なものを祀りながら参列するらしい。たまたまやけど、観れたのは運が、良かった。

☆PERU-Lima★

☆PERU-Lima★

まさにペルー版の神輿ですな。

☆PERU-Lima★

家族で参加する街。

☆PERU-Lima★

吹奏楽団が行進する豪華な神輿も！

☆PERU-Lima★

次々にカテドラルに入ってきます。

☆PERU-Lima★

「サント・ドミンゴ教会」

☆PERU-Lima★

旧市街の通。

☆PERU★

バスでイカへと移動。パンアメリカンハイウエイを通って約5時間程。
パンアメリカンハイウエイは速度制限が厳しくて、90kmを5分以上出し続けてたら高額の罰金が課せられるらしい。(GPSで見張られてるらしい。)ということで、ぶっ飛ばして行くのができないのだ。

リマ〜イカまでは途中、カニエテ高地などを通っていく。
かって日本からの移民が上陸し、綿花やサトウキビなどを作っていた場所だ。

☆PERU-Huacachina★

「ワカチナ」
イカ近郊にあるオアシス。ほんまの秘境です！
マチュピチュやナスカの印象が強いけど、ワカチナに行ってみたくてペルーに決めたのもある。本日の宿泊「MOSSONE」は築100年以上の歴史を誇るらしい。

☆PERU-Huacachina★

最近のリマからのツアーはもっぱら日帰りが多いらしく、ワカチナ宿泊は素晴らしいんやって！２日後のバジェスタス島ツアーでもワカチナに来るんやけど、まぁ、ツアー予約後にワカチナ宿泊が知らされたから仕方ないと。
ホテルに荷物を置いてすぐさま交渉で、バギーへ乗り込み、夕日の砂漠を見に行く。
沈む太陽がめちゃきれい！

☆PERU-Huacachina★

☆PERU-Huacachina★

バギーけっこうスリリング！
この傾斜を降りていくぜ！
ほんまにいつ転倒してもおかしないぐらいやし(^_^;)
あと、サングラスは必須です。目に砂が入りまくる。。

☆PERU-Huacachina★

下ってる時はマジで浮いてるように感じる。
まぁ、もともとバンジーとかするから、けっこう好きやけど、この感覚。

☆PERU-Huacachina★

遠くにイカの街が見える。

☆PERU-Huacachina★

この砂漠は思ってたよりもぜんぜん広い。
延々と続いている。

☆PERU-Huacachina★

☆PERU-Huacachina★

☆PERU-Huacachina★

☆PERU-Huacachina★

太陽が砂漠に没していく。

☆PERU-Huacachina★

日没間際、雲がオレンジに染まる。
まさに絶景！

☆PERU-Huacachina★

同乗されたコロンビアの姉様方。サンドボードが相当楽しかったらしく、「一緒にやりなよ！」と言ってきてくれたものの、写真を撮るのに夢中＆２日後にやるのもあって、「写真もうちょい撮っとくわ〜」と。
しかし、完全にチキンやと思われたっぽく、なんか悔しい(^_^;)

☆PERU-Huacachina★

☆PERU-Huacachina★

日が暮れたワカチナ、雰囲気あります。
こう見ると現実の世界とは思えない、理想的サイズのオアシスやな。

☆PERU-Huacachina★

ホテルの庭。でっかい亀が放し飼いされてた。
日が昇る前に砂漠の丘に登る。

(これは戻ってきてから撮影)

☆PERU-Huacachina★

朝から何匹かで砂漠を散歩するわんちゃん。
ペルーは街中とかも犬が多い。

☆PERU-Huacachina★

少し登ると小さなオアシスも見える。
朝日が気持ちいい！

☆PERU-Huacachina★

木の下ではテントでキャンプしてる人達。

☆PERU-Huacachina★

☆PERU-Huacachina★

オアシスに映る雄大な砂漠！
実際は巨大な砂の山が映り込んでて、写真以上の迫力と美しさ！
オアシスを見下ろすのももちろん絶景やけど、水際からの眺めは感動的！！

☆PERU-Huacachina★

ここまでの鏡のような水面は朝しか味わえない美しさ。
風が出てきたり、日が昇るとここまで見事に鏡の世界にはならないだろう。

☆PERU-Huacachina★

オアシスの水量は近年減ってきてるらしく、ガイドいわく、数年前に比べて水量が半分程になってしまってるらしい。

☆PERU-Huacachina★

ほんまに楽園やと思います。
ワカチナは日帰りだけじゃなく是非、宿泊されるのをお勧めします！

☆PERU-Huacachina★

ワカチナの人魚伝説。
実際、人魚が出てきてもおかしくない雰囲気。

朝の散歩を思う存分楽しみ、ナスカ遊覧飛行の為、イカ空港へと向かう。

☆PERU-Ica★

本日はナスカの地上絵フライト！
イカ空港より出発。
最近この機種、よく乗るな(^_^;)
座席は重量を考慮したうえでの完全ランダムらしいけど、この機種はできれば後ろのほう(むしろ最後尾)が翼が気にならなくて良いかも。ガイドが座席を決めていく中、飛行機の写真を撮影しまくってたら、ガイドが「よし、君は一番後ろのあの席だ」とか言ってきたので、座席の決め方はけっこう適当だと思われる。

☆PERU-Nazca★

ナスカに近付くと、地上絵が現れ始める。
図形とか、ようわからん線とか。

☆PERU-Nazca★

さて、いよいよ地上絵。
「クジラ」を筆頭に、次々に現れる。
なかなか写真はむづかしい。
「クジラ」は切れてしまったけど、要領はつかんだぞ！

☆PERU-Nazca★

会心作「宇宙人」
絵がはっきりと見えるものは写真も撮りやすい。

☆PERU-Nazca★

「猿」
これとか絵が薄いし、絵自体がでかいので難易度高い。画素数を上げて、ワイドに撮ると、いい感じになるかな。基本的に全部そうすれば間違いないけど。

☆PERU-Nazca★

「クモ」
これは小さいから、肉眼で発見できない人もいたぐらい。
早期発見が充実した観察と撮影の鍵を握る。
フライト中にガイドが案内もしてくれるし、搭乗前にもあらかじめ目印とかを教えてくれた。

☆PERU-Nazca★

「ハチドリ」
地上絵の代表！

☆PERU-Nazca★

「フラミンゴ」
こいつはでかすぎる！
広角レンズで辛うじて収まったけど、座席の場所によっては翼が写り込むと思われる。

☆PERU-Nazca★

「木」と「手」
これはミラドールが目印となってるから、一瞬で目視できる。

☆PERU-Ica★

イカに戻ってきて、着陸前に「ワカチナ」もみえる。
反対側から見たら、あんな感じなんやな。
それにしても、地上絵を見るために右へ左へ旋回で、若干ヘロヘロ(^_^;)

そしてこの後、リマに戻ります。
バスで約5時間。

この旅行記へのコメント （2）

• ゆいだいのママさん 2015/03/15 13:46:22

  絶景！

  こんなに鏡のように映るんですね。すごいなあ。
  世界中いろんなところに行かれていますね。うらやましいです。

  Banbangy-syokoraさん からの返信 2015/03/16 21:22:03

  RE: 絶景！

  こんにちは、ゆいだいのママさん。
  ご訪問ありがとうございます。
  
  正直、この鏡のような世界は現地へ行ってみるまではノーマークでした。
  オアシス全体の写真はよく見るんですが。
  色々と行ってみて発見することが多いから、旅は面白いですね。