2015/01/13 - 2015/01/13
54位(同エリア282件中)
ai♪さん
4大石窟の一つ、麦積山を見た翌日には感動も冷めやらぬまま、西へ移動。
武山の白簾洞石窟にいきました。
マイナーだけど周辺環境も含めてとても面白い石窟でしたよ!
そして、また天水に戻って列車を乗り換えて西安に帰りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
7時過ぎに天水駅。
-
列に並んで改札へ。
-
朝食は列車内のワゴンサービスで買いました。
15元。
お粥がつくのが中国らしいです。 -
車内はすいていて、快適でした。
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川沿いを走ったり、山間を走ったり。
西に行くにつれ、荒涼とした雰囲気。 -
1時間ほどで武山に到着。
駅前は何もないのですが、タクシーと交渉して石窟まで50元で決着し、出発。 -
黄土高原!という感じ。
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水簾洞石窟旅游区の入り口に来たら、オフシーズンで電動カートが動いておらず、まだ先は相当長いというので、10元UPで奥までタクシーに行ってもらいました。帰りの迎えもたのみ、電話番号を書いたカードをもらっておきましょう。
ちなみに水簾洞石窟と呼ばれていますが実際は水簾洞石窟・拉稍寺磨崖仏・千仏洞石窟でセットになっています。
途中にある顕聖池。池というより滝ですが氷結していてきれいでした。 -
滝の横壁にある隋代の壁画。
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道の突当りまで来たら、磨崖仏が見えました。
色も良く残っています。 -
イチオシ
磨崖仏の主尊の全景です。42m。世界最大の磨崖仏と書いてありました。世界最大と言えば四川省の楽山大仏ですが、浮き彫りにされているのでは世界最大ってことなんでしょうか^^;
北周に開削。 -
首だけが残っている仏様たち。どうしてこんなことに!?
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主尊の台座下には獅子、鹿or山羊?、象の浮彫り。迫力ありました。
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反対側の山を登っていき水簾洞石窟を目指します。
振り返ると磨崖仏が。
下から見えていた階段や通路には上がれません。
右の山には宋代の石窟があるようですが、門が締まっていていけませんでした。 -
拉稍寺の磨崖仏を上から見下ろすように眺めます。
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蓮華山。三つの峰が寄り添って、蓮華の花を横から見たようになっています。
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水簾洞が見えてきました。
雨季は水が山の間からしみだして簾のように流れるのでこの名があるそうです。 -
ここはいわゆる石窟は残っておらず、壁画だけが見れます。
しかも現在寺院がたっており、その建物が前面に建ってしまっています。 -
後代の修理が入り、上に一層重ねて新しく壁画を描いているようで、古い壁画はどれなのか注意深く見ないと分からないですね。
この中央の牛車は下層なのでそこそこ古いのかな…。 -
水簾洞全景。
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イチオシ
次はいったん磨崖仏のほうに戻るようにして、さらに奥へ続く道を進み、千仏洞を目指します。
この風景すごいですよね。
向こうから三国志さながら軍勢でもやってきそうな雰囲気でした。 -
途中からは整備された道を進みます。延々階段…足が疲れます。
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千仏洞が見えてきました。
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山の地質がもろく、相当崩れてしまっているのが残念ですが、壁画や石窟の奥壁が残っています。
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ここの仏像は塑像です。
粘土を固めて作っただけの仏像が風雪に耐えてよくぞ残っているものだと思います。 -
開削は北周だそうですが、この辺りの細身の仏さんは北魏の特徴が色濃いような。
手前のスレンダーな仏様は法隆寺の百済観音を思い出させました。 -
先ほどの仏さんの頭の上でおひとり頑張っていた仏さま。
2時間以上、たっぷり楽しんで、タクシーのお兄さんに迎えに来てもらいました。
おなかがすいたので、武山駅と石窟の間にある洛門に寄ってもらい、お昼ごはんにします。 -
美味しいお店に連れて行って!と頼んだら、街はずれの臊子麺のおいしい店に車を付けてくれました。
ここが大当たり!
地元の人でにぎわってました! -
このおばちゃんの煮込みチャーシューがこれまたおいしい!
食べる前に温めてくれるのです。 -
こちらが臊子麺、小碗4元。
お安いうえに、ほんとにおいしかった〜。
武山に行く方には絶対おすすめw -
おなかがいっぱいになったところで、武山駅を目指します。
実は朝からずっと気になっていたこれ。
武山のあちこちの丘の上にある城郭のような遺跡。
のろし台のようなものと思いますが、いろいろ調べてみたもののよくわかりませんでした。 -
タクシーの運転手さんに聞いてみたら、あそこまで行く時間はないけど、似たようなものが駅の近くにあるよと連れて行ってくれたのが、ここ「風雲雷雨壇」。
北宋末年の1105年に作られたで、風・雲・雷・雨の四神に祈る祭祀が行われたものとか。
版築層がよく見えました。 -
そして武山駅。天水にいったん帰ります。
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駅のホームからも古城跡のひとつが見えました。
城壁で囲われているのがよくわかります。 -
乗る電車。天水までは1時間ほど。
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1時間ほどとはいえ、中はぎっしり。
中央アジア方面から乗ってきた漢民族ではない雰囲気の方々が多かったです。
列車はウルムチから走ってきたようです。 -
天水についたら4時前で、まだ少し時間があるので、タクシーを飛ばして、前日休館で見れなかった伏羲廟裏にある天水市博物館へ。
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漢代の揺銭樹。
すごい造形だな〜。 -
漢代の家形明器
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そのほか、出土品コーナー
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陶磁器の展示室。
他に青銅器の展示室も充実していましたが、私の気力とカメラのバッテリーがもちませんでしたw -
天水からの列車を1本遅らせて(列車の切符は一回だけ無料で変更できます)、駅前で三鮮砂鍋を食べました。
このあと、4時間半ほど硬座の列車に揺られて西安に帰りましたが…
やはりウルムチから走ってきたこの列車。
大盛り上がりのグループが多く、子どもが奇声をあげ、トランプで大騒ぎのグループ、さらに私の関にPCカバンを置かせてくれと言ってくる人、いろいろいまして、かなり疲労困憊で西安(11:30着)にたどり着いたのでした。
硬座のイメージが大変悪くなってしまった一件でしたが、その後、必ずしもこんな大騒ぎな硬座ばかりではないと知ることになりました^^
麦積山もよかったですが、武山の水簾洞も大変満足でした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- wakabunさん 2015/08/02 21:45:46
- 麦積山石窟旅行計画
- ai♪さん、ご無沙汰しております。お元気ですか?
10月末に麦積山石窟旅行を計画しており、ご相談です。以下のような日程で麦積山と武山を見て来ようと思いますが、可能だと思われますか。かなりのハードスケジュールですよね…ちなみに友人と4人で行くので、現地ではタクシーチャーターを考えています。
1日目:東京から西安、西安から天水へ
2日目:朝8時頃天水を出て石窟観光、12時5分の列車で武山へ。13時18分武山着、ランチ後タクシーチャーターで観光。17時38分天水発、00:43西安着。
3日目:西安から東京へ
麦積山観光は2時間もあれば足りそうですか?武山はどれくらい必要ですか?
お時間のある時にでも御返信いただけると嬉しいです。
Wakabun
- ai♪さん からの返信 2017/11/30 11:26:49
- RE: 麦積山石窟旅行計画
- ご無沙汰しています。
年単位でチェックしておらず
大変失礼いたしました。
行ってこられたのでしょうか。
お役に立てず申し訳ございません。
取り急ぎ。。。
- wakabunさん からの返信 2017/11/30 13:48:46
- 行ってきました!
- ai♪さん、御無沙汰しております。お元気ですか?
わざわざご返信ありがとうございます。
もうずいぶん前になりますが、無事行ってきました!しかもなんと雪が降り、雪の積もった姿が見られて貴重な経験をしました。
Wakabun
- ai♪さん からの返信 2017/11/30 18:01:03
- RE: 行ってきました!
- Wakabunさん!
旅行記拝見しました!
きれいでしたね^^
弾丸で武山まで行かれたなんて
尊敬です^^
少しでも私の旅行記がお役に立ったら
うれしいです。
とはいえ、メッセージにお返事できなくて
本当に申し訳なかったです。
また中国以外の旅行記も拝見しますね!
ai♪
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