再びPAKISTAN12　サラさん宅で昼食　Lahore

2014/12/14 - 2014/12/14

2014年12月14日（日）
民族服サルワール・カミーズを仕立てて頂いたサラさんに、仕立て代を受け取って貰えなかったばかりか、昼食に自宅へ招待頂いた。
パキスタン一般家庭に初のお招き。

１パキスタンルピー ≒ 1.2円

エリア ラホール(パキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のルート：
2014年12/2 羽田、上海→ /3 インド・デリー→ /4 アムリトサル、パキスタン・ラホール→ /8 ペシャワール→ /13 ラホール→ /15 インド・アムリトサル→ /16 デリー → /17 上海、羽田

今日は昼食にサラさん宅へ招待頂いた。　昨日と同じデーツ類になるが、宿近くのチャマン・アイスクリーム店前の店で違うデーツ詰め合わせを購入。

写真はリーガル・チョークで取り締まり中の警官。　下は自分も撮るようリクエスト。

それと宿近くの花屋で買ったバラのブーケとさっきのデーツ一箱を持参。　これだけバラがふんだんに使われて、ひゃくはちじゅうえんくらい。ちょっと贅沢な気分。

昨日サラさんに言われた食堂に行き、そこからリキシャでサラさん宅へ。　食堂はサラさんの甥が経営していて、今から出発するよとサラさんに連絡してくれるらしい。

食堂隣の食料品店。机の上には、葉の上に色々なものを乗せた、街中で時々見かけるスイーツ。呑み込む物ではないらしい。　みかん（写真上）と、そのスイーツ（写真下）を筒状に入れたものを頂いてしまった。

このリキシャで出発。

途中でサラさんが待っていてくれてリキシャに道を教えながら、一緒にお宅へ。12:30着。

今朝、宿の人に教えてもらったウルドゥー語「今日はお招きありがとうございます。」をメモを見ながらを伝える。　なんとか伝わったよう。
ご家族に挨拶後、居間へ。　写真はサラさんの奥さん。
昨日サラさんに渡した日本の抹茶味キットカットのチョコレート、家族みんなで珍しく美味しく食べましたと。　ハラル（イスラム認定食品）で無かったので少し心配だったが一安心。

台所。左は長男の妻クッツィアさん。　小学校（７〜12歳）の先生。授業は月〜金の７〜１４時までとのこと。

三男のノーマンさんが屋上に案内。　この家は10部屋あり、サラさん夫妻と長男、次男、三男の各夫妻とサラさんのお母さんら計15人が一緒に暮らしているという。

上：　ノーマンさん
下：　ノーマンさんと長男の息子さん。とても人懐こい。
アントニオ猪木さんの事を知っていて、彼はムスリムだとも。　パキスタンの中古車75％は日本製という。

クッツィアさんが３種類のソースを作ってくれた。　この家で一番の料理上手とのこと。

まず野菜、鶏肉、卵が入ったスープを出して頂いた。　日本のかき玉スープふうで美味しい。お好みで３種類のソース。

子供たちはディズニーチャンネルでドラえもん。

ノーマンさんとその友人もやってきた。

次は出来立ての「つくね」ふうを持って来て頂いた。　これも美味しい。

中央は銀行員の次男ウマルさん。　店は三男が継いだものの、服のデザイン・仕立てが趣味。自作のスーツを見せてくれる。　時々席を外して生地の裁断やアイロン掛け。　　奥さんはこの家で診療所を開くドクター。奥さんとは最初に挨拶し、その後仮眠中。長男も同じく銀行員で、ムルタンへ出張中。
余談だがパキスタンでは親の決めた「いとこ婚」が一番一般的らしい。

野菜と鶏肉の炊き込みご飯（ビリヤーニ）も美味しい。　やはり家庭料理が一番。
次男夫婦が市内のインターコンチネンタル・ホテルの日本料理店で食べた時の写真などを見せてくれる。照り焼きが一番良かったとのこと。　リクエストに応えて私は持参の箸で頂く。

自家製のナン、こちらも香ばしくて美味しい。
私のサルワール・カミーズは上下で２時間で出来上がったとのこと。　丁寧な仕上がりだったが、すごい。

果物。　良く「マッシャラー」とお互いに言っているので聞いてみると、「 very good 」の意味で、とても良く使われ便利な言葉とのこと。

パキスタンを代表するデザートのキール。　米製プリンで、材料は米・牛乳・砂糖・アーモンドとのこと。

皆さん揃ったところで記念撮影

最後はハーブティーまで頂く。

18:30、すっかり長居してしまい、そろそろお暇することに。　持参したバラのブーケを挟みご馳走を作ってくれた奥様方とサラさん。
左から、サラさんの姉、奥さん、91歳のお母さん、サラさん。
今日はパキスタンの家庭料理を堪能させて頂き、本当に感謝。

同じ敷地内にあった次男の奥さんの診療所

サラさんが表通りまで送ってくれて、リキシャーが120R（\144）で宿まで行ってくれることに。

サラさんが持たせてくれた、さっきの炊き込みご飯とつくね。翌朝、楽しかった余韻に浸りつつ頂く。冷めてもとても美味しかった。

明日は、街中デモであちこち封鎖されながらもなんとか国境までたどり着き、インドのアムリトサルへ移動。夜行列車でデリーへ帰る。

以下、この宿インターネット・インの情報ノートの最近の書き込みと、少し前の書き込みだが面白かったページを撮ってきたのでご紹介。　行かれる方はご参考までに。

2014．11.02付け書き込み　パキスタン情報　1/2

2014．11.02　パキスタン情報　2/2

2014.10.30　パキスタン情報　
私が情報を頂いたワールドランナーさんも書き込みをしていた。http://blog.world-runner.net/

2014．10.02　フンザへ行く方法

2014．02.24　ラホール情報

2013．04.26　この宿の情報 1/2

2013．04.26　この宿の情報 2/2

2010．12.04　ラホールやモヘンジョダロ情報

2010.03　鉄道を使ってこの国を旅する方へ

2008.11.18　イラン、コーカサス、ウズベキスタンの宿情報http://www.daisukebike.be/jp/index.html

2008.11.18　カリマバード、キルギスタンの宿情報

2009.03　この宿の情報

2007.09　この宿の情報

この旅行記へのコメント （4）

• カスピ海さん 2015/02/11 22:44:53

  すてきなホームパーティー

  captainfutureさん
  
  こんばんは
  サラさんのお宅へ訪問された旅行記をとても楽しく拝見しております。
  これぞcaptainfutureさん流お宅訪問、豪華なバラの花とお菓子を手みやげに持っていらっしゃるところが紳士的でさすがだなと思いました。学ぶことが多いです。
  誠意が引き合わせた出会いの美しさにうたれます。
  そして、お土産にくださったお弁当、冷めてもおいしかったというコメントに、私も
  おいしさと温かさとそれからパキスタンの人々のまごころにつつまれた気がしました。
  こういう奇跡が路地のどこかにかくれていると知っているから、旅を続けていくのだと思います。
  
  旅行記が終わってしまうのがさみしいので、帰途は、ゆっくり読ませていただきます。^ ^
  ありがとうございます。
  

  captainfutureさん からの返信 2015/02/11 23:53:14

  RE: すてきなホームパーティー

  カスピ海さん、こんばんは！
  こんな温かい言葉まで頂き、恐縮してしまいます。
  仕立て代を受け取ってもらえなかっただけでなく、招待までして頂いたので、何か持っていかねば。。。とただ思っただけなんです。(^^;
  バラのブーケだなんて、初めて買いました。
  今回の旅は、ホントにラッキーでした。やっぱりどこでも家庭料理が一番ですね。旅を続けていると、こんな機会に巡り合うこともあるんだなあと思ってしまいました。
  
  長い長い旅行記にお付き合い頂き、こちらこそありがとうございました。<(_ _)>
  カスピ海さんと偶然にも一か月違いのインド訪問記、ムンバイと、僕も今回訪れたデリーの方のインド門で標記が違うなど、なるほど〜と思いながら拝見しています。
  続編も楽しみにしております♪

• こまちゃんさん 2015/02/09 20:46:57

  サラさん、最高！

  サラさん、すてきな人でしたね。
  旅先の思い出が、何十倍にも膨れ上がります。
  capさんの旅先でのディープな出会い、
  いつもビックリしながらも楽しんでいます♪
  
  　こま

  captainfutureさん からの返信 2015/02/10 12:34:40

  RE: サラさん、最高！

  仕立て代を受け取って貰えなかっただけでなく、ご飯に招待までして頂いてしまいました。
  こちらの人はウイグル人のように、気さくで親切に声を掛けてくれる人が本当に多かったです！