ゴールデンロックで年を越す

2013/12/29 - 2014/01/04

海外に旅行に行った際、旅先で出会った人に「オススメの国はどこ？」って聞いたら何人かにミャンマーをオススメされた。そんな訳で、年末年始の旅行にミャンマーへ行って来ました。日本の冬はミャンマーのベストシーズン！周りの東南アジア諸国とは異なり独自の文化が生きていて、不便もあるけど人が良いからまぁいっか。食事はとにかく油っこい。何にでも油が浮いてる。そんな食事に一緒に旅行した友人は帰国後、ウイルス性胃腸炎にかかったけれどそれも旅の思い出。そういえばミャンマーをオススメしてくれた旅人は「食事は最悪」って笑いながら言ってたな。

エリア チャイティヨ(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ヤンゴン市内スーレーパゴダ近くの観光案内所でキンプンまでのバスとチャイティーヨーでの大晦日の1泊ホテルを手配してもらった。ヤンゴン市内でトラックに拾われ荷台に揺られ、郊外のバス停まで行く。

バス停に着いたら自分の乗るバスの出発時間まで待機。食事取れるところはなかったけど売店はあってお菓子とか飲み物、アイスなどが買える。暑いからジャイアントコーンのミャンマーバージョン的なアイスを買ったらコーンの中にシャーベットアイスが入っていた。バニラアイスを勝手に想像していただけに正直まずかった。

チャイティーヨー行きのバスに乗る。日本とか色んな国から来た中古のバスは結構ガタが来てます。座席がぶっ壊れてたりするけど、今だ現役。大型バスだけど10人くらいしか乗客はいなくかなり自由に広々使えた。

チャイティーヨーまでの道のり。トラックの荷台に20人くらい小学生が乗ってたり、常に乗車率が高い。バスの窓は汚れてるので、窓を開けてミャンマーの風を感じていたら砂埃がよく舞っていて髪がバサバサになりました。

夕方キンプンに到着。バスが停まった場所の横にちょうどホテルがあったので大晦日イブの宿とした。シャワーはもちろん水シャワー。お湯は出ません。

夕暮れまで時間があるので暇つぶしにキンプンの街を散策。お土産屋さんに江南スタイルのサイの絵が書いたTシャツとかあったけど、ミャンマーでも有名なのかしらん。

軽食ドーシー(ドーサ)にありつく。パリパリのクレープ生地の上に卵とかココナッツを削って巻き巻きして出来上がり。女性の顔にはタナカ。

子供がかわいい

夜ご飯を停電しまくりなレストランで頂きホテルに戻ると、ホテルの裏側がとても騒がしい。カラオケ大会の音がエンドレスで聞こえてきて、行ってみたら祭りをやっていた。この日だけなのか、毎日なのかは謎。

祭り会場で見つけた(1番目立っていた)のが観覧車。

手漕ぎ観覧車でした。合図と共に少年達が観覧車に一気に駆け上って、回してくれるのだけど観覧車の古さと、意外に出るスピードと、全く感じられない安全性に恐怖して悲鳴が出た。回し手の男の子達が面白がってサービスの追加回転までしてくれたけど全く生きた心地がしなかった。

ちなみに日本円にして40円

翌朝、バス停からチャイチーヨー行きのトラックに乗り込む。一定の乗車率に達するまで発車しない

もはやアトラクション。乗車率は120％くらいで山道をくねくねひた走る。晴れてたから良かったけど雨だったら様々な恐怖に見舞われそう。

トラックが行けるのは山頂の手前まで。皆降ろされて入り口まで各自歩き。といっても20分くらいで着くのでそこまで歩かない。お土産屋さんもたくさん。

チャイティーヨー入り口。ここから土足禁止。

大晦日のホテルの前では夜に振舞われるお粥の炊き出しをしていた。

人の流れに乗って更に奥へ

ゴールデンロックのちょい手前。たくさんの人が毛布でテントを張って中で寝てた。ホテルとか取らずここで年を越すらしい。

日差しを受けてきらきらしてる

見る角度によって岩の形が違うので、人によって好きな角度が違うんだろうなーとか思いながらぐるり1周。

大晦日の夕暮れ

陽が暮れた後も人がたくさん。夜は夜でまた輝くドールデンロック。絶えず人がやってくる

夜は少数民族のカレン族の少年少女が集まって踊りを見せてくれました。日中は28度とかあって日差しが強いけど、夜はかなり冷え込み長袖とライトダウンでちょうど良いくらい。ホテルのシャワーは初めお湯がでたけれど、途中から水しか出なくなり顎が震える程寒かった。それに部屋には暖房器具はなく毛布1枚しかなかったので、冷えた体は冷えたままで風邪引く一歩手前という大晦日の夜。

年越しの際は泊まったホテルが何発か打ち上げ花火をしていて、派手過ぎずささやかに年末年始を感じる事が出来た。

山頂にはゴールデンロックの他にも色々祭られてる祠があったりして、中には自由に入って見る事が出来る。たまに笑顔で「キフ、キフ」と寄付をねだられるけど、しつこくはないしするかしないかは個人の自由

飲食店が並ぶ通りでアイス屋さんの少年。愛嬌があって計算もちゃんとしてしっかり者。とても可愛いので、ここに住んでたら毎日通いたいとか思った。手作りのアイスキャンディーはどれも何の味か不明だったけど色んな味があってしかもおいしかった。

元旦にもう一度ゴールデンロックを拝む。良いことたくさんありますように。

お土産屋さんにて、ミニチャイティーヨー。10センチ程の置き物。50円くらい。よく見ると1つ1つ肌触りが違ったりする。

帰りのトラック乗り場。行きとは違ってトラックが止まった瞬間に我先にとあらゆる方向から乗り込む人々。ちゃんと待ってる列みたいのがあるにはあるけど乗るのには気合が必要。

再びトラックの荷台に乗って山を下る。