東京の清流・野川をさかのぼる１（下流・二子玉川）

2015/01/12 - 2015/01/12

先月訪問した「武蔵国分寺跡 散策」で真姿の池湧水群を訪問し、武蔵野段丘を知った。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10965146/

それらの湧水は、野川となり、多摩川に沿って６市区を流れ多摩川へ合流する。

さらに調べると、野川の源流は、国分寺市の日立製作所中央研究所内の庭園からで、その庭園は年２回、一般に公開されるという。

その清流が流れるルートでは、それぞれで自然公園になったり、自然に接することの出来る憩いの場になっていた。

何回かに分けて、その自然探検に行ってみたいと思う。

野川約２０ｋｍ、下流から源流へ行く旅にする。

１）野川の終焉。多摩川へ合流する下流。世田谷区・二子多摩川

エリア 二子玉川(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

東京都世田谷区の二子玉川駅で降り、多摩川河川敷に行くと、丁度駅の鉄橋の下に出る。

写真では３つの橋が写っている。

写真では分かりにくいが、手前の橋は、東急田園都市線で、奥の橋はＲ２４６である。さらに奥の橋は、野川に掛かる兵庫橋である。

少し左によって、パノラマ写真を撮る。

奥に小さく写る橋はバイパスＲ２４６であり、その下を多摩川がゆったり流れてくる。

写真右から野川が流れ込んできて、この橋の少し下流で多摩川へ合流する。

右によると、木々は生えている小山に見えるところが、兵庫島であり、今は公園として整備されている。

兵庫島は多摩川八景の１つ。

野川はここで終焉となる。

Ｒ２４６の橋のたもとから、川崎方面を見る。

手前の２筋が野川で、中央の流れが多摩川。

このＲ２４６の二子橋からすぐの下流で、２つの川が合流する。

兵庫島へ渡る兵庫橋の上から、上流を望む。

川の青がきれいだ。

川原には、野鳥観察の人が見える。

３匹の鴨が遊んでいる。

振り返ると、鉄橋の上は二子玉川駅。

そして向こうの高層ビルは、ライズ・ショッピングセンターのビル群。

兵庫島は、今は整備され兵庫島公園になっていた。

写真の池は、以前は大きな陥没地で、トライアルの練習に来たことがあった。

振り返り、兵庫島から見た兵庫橋。

兵庫島の一段高くなった中央付近。

斜面にあった牧水碑。

先ほどの野鳥観察の人に、さらに釣り人も増えていた。

世田谷区の光景とは思えない、のどかさだ。

兵庫島を後にして、多摩川と野川に挟まれた野球グランドを進む。

野球グランドの向こう（川崎側）を見ると、富士山がきれいに見えた。

河川敷きは強風が吹き荒れ、寒さとグランドの砂が巻き上がり目が開けられない状況。バックの中も砂だらけ。今日は断念かな。

この辺りは、夏、二子玉川花火大会の見学一等地だ。

野球グランドの横は工事中であった。

看板を見るとサッカー場を作っていた。３月には完成だ。

今日は天気は良いが、低気圧と寒気が入り、寒さ厳しく中断し、吉澤橋までとした。

写真は吉澤橋上から上流を望む。今回の距離はわずか１ｋｍだ。

次回は、この世田谷区から、狛江市まで進めたい。