タイ・チャーン島1歳6歳子連れ旅(1) やっぱりビーチは乾季でした。

2014/12/26 - 2014/12/29

夏のプーケット旅行のレンタバイクが面白かったので、またタイでレンタバイクしたい〜と、タイのチャーン島に行ってきました。ベストシーズンのタイは久しぶり〜。雨は降らないし、暑すぎなくて気温も快適だし、プーケット旅行記で雨季バンザイとか言ってたのは取り消します。やっぱビーチに行くなら乾季でしょ。

日本からチャーン島への行き方、ホテル、ビーチの紹介編です。


■Air
デルタ航空
2014/12/26(金) DL584 17:50 成田 → 23:25 バンコク
2015/1/1(木) DL585 7:00 バンコク → 14:50 成田

エリア チャーン島(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 バイク
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方発のデルタ航空で、夜23時にバンコクスワンナプーム空港に着きました！
タイは何度来てもワクワクします。

深夜着なので、ホテルは空港近くのMariya Boutique Hotel At Suvarnabhumi Airportにしました。1690THBで空港送迎無料。

ベビーベッドを入れられるのが、このホテルを選んだ決め手です。

1歳児がいると連絡していたので、風呂場にはベビーバスが用意されていました。うれしい心遣い。

そして極めつけはこのミニキッチンスペース。
ミルク作りに便利すぎる。

さらに電子レンジまであります。

翌朝、ホテル周辺で朝食を食べられるところを探しに行きます。

歩いて1分のところにぶっかけご飯の食堂があったので、テイクアウェイしてきました。おかず2品のっけて40THBの安さ。ローカルプライスはうれしい。

Mariya Boutique Hotelは単なるエアポートホテルにしておくには惜しいほど快適なホテルでした。
大変名残惜しいですが、チェックアウトしてチャーン島に向かいます。

チャーン島は、タイ-カンボジア国境付近のトラート沖にある、タイで2番目に大きい島です。昔バックパッカー中に知り合った欧米人に勧められてからずっと行ってみたいと思っていました。

バンコクからチャーン島までの行き方として、主に以下3通りあります。
金額は大人2人、子供1人の場合の試算です。

①飛行機でトラート空港まで飛び、空港から車かソンテウで船着場まで行って船で島まで渡る。(約3時間、約10000THB)
②車をチャーターして船着場まで行って、船で島まで渡る。(約5時間、約4000THB)
③バスで船着場まで行って、船で島まで渡る。(約7時間、安いはず)

いずれの手段でも船に乗る必要があります。1歳児を抱える身としては飛行機で泣かれるのが一番の恐怖なので、②を選択しました。

車はThai Call Taxiという会社に依頼しました。Webフォームからリクエストを出すと即レスポンスがあり、バンコクのホテルから、チャーン島行きの船が出るAo Thammachart Ferry Pierまでちょっと大きめのFamily Carで3500THBだというので即決しました。前金はなく料金はドライバーに直接支払いでしたが、ちゃんと指定時間にドライバーはやってきて、しっかり送り届けてくれました。

Thai Call Taxi
http://www.thaicalltaxi.com/

船着場まで約4時間のドライブです。タブレットに入れたアナと雪の女王を鑑賞中。

2時間半ぐらい走ったところでトイレ休憩が入りました。

いわゆるドライブインみたいなところ。
ガソリンスタンド、カフェ、コンビニなんかがあります。

娘を抱っこ紐に入れたままトイレに行こうと思ったら、タイ式しかありません。抱っこ紐にいれたままだと、これは無理。娘はダンナに託します。

Ao Thammachart Ferry Pierに着きました。

チャーン島行きのフェリーターミナルは全部で3箇所あるようですが、このAo Thammachartが一番バンコクから近く、フェリーに乗っている時間も短く、ホワイトサンドビーチに近く、さらに便数も多いとメリットしかなかったので、ここからフェリーに乗ることにしました。

基本的にCar Ferryなので、チケットは車から直接買える場所にあります。
人間だけ乗る場合もここでチケットを買います。1人80THB。子供は無料。

車ごとフェリーに乗れますが、混んでいる時期はフェリーに乗るのに2時間以上待つとの情報があったので、12月26日(土)は週末だし混むかもと心配して、今回はあえてバンコクからチャーン島までの送迎を頼まず、バンコクからのチャーン島への船着場までのみの手配にしました。(ちなみに、Thai Call Taxiの場合は、チャーン島まで渡るルートは扱っていません。)

ここで荷物を降ろしてフェリーを待ちます。

フェリーは随時出発といった感じで、特に時刻表はありません。
フェリーが到着するまでこのような待合所で待ちます。

一応食堂もありますが、いつフェリーがやってくるか分からない状況で料理を頼むのは勇気がいります。

待合所やフェリーの中に、フリーのチャーン島マップがあるのでもらっておきます。View Point、Water Fall、Elephant Campの場所なども書いてあって、島内観光に役に立ちます。

フェリー待ちの車たち。
この日はそこそこ車がいて、車だと次の次の次のフェリーには乗れるかなという感じでした。

フェリーがやってくると、みんな荷物を持って移動し始めます。
車で来ている人は車に乗ったまま乗り込みます。

こんな形のCar Ferryです。1階部分は車専用。私たち人間は階段を上がって2階以上に行きます。
赤ちゃん抱っこしたままスーツケースを持って階段上がるのは大変でしたが、欧米人のおじ様が快く手伝ってくださいました。

2階はこんな感じになっていて、売店もあります。

1階は車がぎっしり！

運転席は丸見えです。

しばしのクルージング。

30分ほどでチャーン島が近づいてきました。

到着したら、車と人間がいっしょくたとなって下船します。

チャーン島側のAo Sapparod Pierではタクシー(ソンテウ)が何台か待機しているので、ドライバーと交渉します。

乗せられるだけ乗せて出発です。
私たちが宿泊するホワイトサンドビーチ入り口のKC Grande Resortまで1人60THB、6歳息子もしっかり60THB取られました。

KC Grande Resortに到着しました。

本日12月27日。お決まりですが、タイのクリスマスはまだまだ終わりません。

このホテルは、ホワイトサンドビーチでは高級なほうで、ビルディング棟とビーチ沿いにヴィラがあります。

ガラディナー(4000THB)の予約を受付中のようでした。
我々は12月31日にチャーン島を発つという悲しいスケジュールのため、縁のない話です。

今回は奮発して、ホテルで6部屋しかないビーチフロントヴィラにしました！

いろいろなサイトで探しぬいた挙句、KC Grande ResortのHPでラスト1部屋を押さえることができました。値段は4泊5日子供の朝食とエキストラベッド込みで43200THB(約15万円)。乾季は高いです･･･。

KC Grande ResortのHPで予約と同時にカードに全額請求が来ていてかなり不安でしたが、問題なかったです。

部屋はベビーベッドあり、

エキストラベッドあり、

湯沸しポットあり、

テレビや冷蔵庫もあって、高級感はないけれど、必要なファシリティはすべて揃っています。

そして砂おとしの水壷もあります。
ビーチフロントの場合、これ大事です。

そして部屋からは海がみえます！

部屋を出て5メートルでビーチです。

ビーチはまずまずといったところ。
でも地獄の火の海を連想させるような荒々しい雨季のプーケットの海に比べると、乾季のチャーン島は天国のようです。
プーケットで雨季バンザイととか言っていたのは撤回します。やっぱりビーチに行くなら乾季に限ります！

ビーチバレーをやっていたり、結構にぎやかなビーチです。

朝です。波の音で目覚めます。
ビーチフロントに泊まると、これがなにより最高なんです。

息子と娘･･･、ではなく、宿泊客の女の子です。
おじいさんらしき人に「Where are you from?」と聞いたら笑いながら「I'm from Thailand.」ですって。
アメリカ在住のタイ人でした。

娘と同じ1歳1ヶ月にもかかわらず、てくてく歩いています。
うちの娘は最近つかまり立ちができたばかりなのに。

こちらが娘。
タイ人のおばあさんの方が、汚れることを気にしないで砂で遊ばせなさいというので、やむなくパジャマのまま砂浜デビューさせることになりました。

砂をつけたまま朝食です。
朝食会場はビーチフロントヴィラの横。部屋から20mほどで、大変便利です。

朝食会場。オムレツとヌードルスープのコーナーもあります。

朝は海がきれいです。

かわいい子供たちもいつもよりさらにかわいくみえます。

好奇心旺盛な娘は海が気になるようで、ハイハイで海に突っ込んでいきます。

鼻水垂らしてはしゃいでいます。

海辺から全然動きません。気に入ったご様子。
将来有望です。

そこそこ大型リゾートなので、プールもあります。
これはTurtle Poolで亀だらけです。

亀の背中は滑り台になっています。

KC Grande Resortのすぐ横にはセブンイレブンがあってとっても便利です。

でも本土で7THBの水がここだと10THBだったり、物価はちょっと高いです。

セブンイレブンの前にはパンケーキ屋さんがいます。
若いのにマーケティングが上手な店主。こんなところにお店があったら、ホテルに戻る前についつい買ってしまいます。

バナナパンケーキ 40THB
マンゴーパンケーキ 50THB

めずらしいのでマンゴーをチョイス。

ホワイトサンドビーチ全体が西向きなので、海に沈む夕日が見られます。
海に入りながら夕日を見たりしました。

KC Grandeからビーチ沿いを北に進むと、バックパッカー向けの安めのバンガローいくつかあります。
すぐ隣のPen's Bungalowがオンザビーチに素敵にテーブルセッティングしていたので、ここで夕食をいただくことにします。

部屋から100mほどの距離で、ホテルからメインロードに出て食べに行くより近くて便利でした。

こんな感じで波の音をBGMに砂浜の上で夕食をいただきます。贅沢です。

でも息子にはこっちの方がいいようです。

暗くてよく見えなかったけど、おいしかったです。

毎日子供たちがファイアーダンスを披露しにやってきます。

フィニッシュです。写真を撮ったので、ちゃんとチップをあげました。

4泊も滞在すると、ホテルの部屋が自分の家であるかのように錯覚します。

右側のヴィラの左半分が我々の部屋。
くどいですが、本当にビーチフロントです。

3日目に、カザフスタン在住ハンガリー人のマーティン(7歳)とお友達になりました。
2人で一日中遊びほうけます。

マーティンの「Show you!」との声かけに、息子は「醤油？」との反応。いいコンビになれそうです。

波が来るぞ来るぞ〜。

バシャーン！

ホテルの食事は高いのであまり食べることはないのですが、ATMでタイバーツをおろしすぎてしまったため、気が大きくなってホテルで夕食を食べます。

生バンドを見ながら砂浜の上で食べるのもまた優雅でよいです。

お上品なタイ料理です。おいしかったですが、お値段の方も大変上品でした。

ここにもファイヤダンスの少年たちがやってきて予定外のチップを払うことになります。


次回(2)はチャーン島内観光編です。

この旅行記へのコメント （8）

• ラムロールちゃんさん 2015/03/14 21:46:36

  はじめまして

  あいぼんさん
  
  私のスリランカ旅行記にご投票いただきまして、ありがとうございました！
  
  チャーン島って初めて見たんですが、良い感じですね！
  海がきれいで、美味しいものもあって、のんびりしてて…。
  醤油、笑っちゃいました。
  芸人さんでも、なかなかそんなうまくは返せないです(笑)
  
  あと、あいぼんさんって、ホテル選びがお上手ですよね。
  前のプーケットの旅行記も拝見したんですが、プールとかかなり良い雰囲気でした!!
  
  …私も象さんが好きですが、やっぱり、ありのままの姿が一番良いです♪
  
  
  ラムロール

  あいぼんさん からの返信 2015/03/15 23:14:00

  RE: はじめまして

  ラムロールちゃんさん
  
  こんばんは。
  書き込みどうもありがとうございます！
  
  今年の夏はスリランカ旅行を計画していて、
  やっぱりスリランカでも象に乗りたい、
  ということで探してみても象の孤児院しか
  みつからなくて、象の孤児院以外に
  象っていないのかな〜と思っていたら、
  あるではないですかぁーー！
  ラムロールちゃんさんが
  間違って(？)行ってしまった所が･･･！
  早速ブックマークしてしまいました！
  
  というわけで、
  貴重な情報どうもありがとうございます！
  
  子連れなんで現地の移動手段はレンタカーに
  しようかと思ってましたが、
  やっぱりローカル電車にローカルバスの
  行き当たりばったりな感じ、
  楽しそうですね〜。
  本当はそういうのやりたいんです。
  
  ホテル選びなんぞにお褒めの言葉を
  いただきましてどうもありがとうございます。
  TripAdviserのランキングで上位のホテルを
  参考にしているだけですぅ。
  
  ラムロールちゃんさんの旅の準備編は
  笑わせてもらいました。
  旅の持ち物だけで旅行記一冊書く大胆さ！
  素敵です。
  しかも結構参考になるしおもしろい。
  まさかスリランカでは日傘でも浮かずに
  重宝するとは！
  こういう微妙な情報って、
  手に入れにくいんですよね〜。
  どうもありがとうございました。
  
  

  ラムロールちゃんさん からの返信 2015/03/16 13:55:49

  RE: はじめまして

  あいぼんさん、こんにちは
  
  私のアクシデントがお役に立てたようで、良かったです♪
  あそこは、象の数は少ないですが、空いているので、時間で区切られることなく、ゆっくりしたふれあいができるかもしれません。
  象使いさんが最初にカメラを貸せというので渡すと、ずーっとバッシバシ撮り続けてくれました。
  いや、そんなには…いらない…というほどの枚数でしたよ(^_^;)
  
  ローカルな乗り物、楽しいですよね。
  でも、後にヌワラエリヤで、とんだことに…。
  と言っても、深刻な話ではなく、えーっ！うそぉーっ！と叫んで、後で笑える範囲内でしたが。
  また、読んでくださいね♪
  
  ラムロール

  あいぼんさん からの返信 2015/03/18 00:22:37

  RE: RE: はじめまして

  こんばんはー。
  
  人が少なくて空いているっていうのはポイント高いですね。
  写真もたくさん撮ってくれるなんて、うれしい限りです。
  
  シーギリアに野良象なんているんですねー。
  インドの野良牛ならぬ、スリランカの野良象？
  本当にいるのか懐疑的です。
  
  燃油が下がるのを待ってて航空券手配もまだですが、
  スリランカたのしみです〜。
  

• さとこさん 2015/01/25 21:07:54

  旅先でのキッズのふれあい

  そうか。タイとカンボジアは近いですもんね＾＾
  いつかあいぼんさん一家と会える事もあるような気がしてきました！！
  
  旅行先でキッズ同士で交流してくれるなんて最高に憧れます。
  うちのご長男は恥ずかしがりやさんなので、
  キッズが遊んでいても全然視界の隅に追いやってもくもくと一人で遊んでしまうタイプだからうらやましい限りです。
  
  娘さんもまさかのパジャマで砂浜デビューとは！
  泥まみれよりは砂まみれの方がいいですけどね。
  
  次の観光編も楽しみにしています。

  あいぼんさん からの返信 2015/01/26 18:22:42

  RE: 旅先でのキッズのふれあい

  さとこさん
  
  そうそう、チャーン島はカンボジアの国境に
  近いので、私たち、日本にいるときより、
  距離的に近くにいましたよね〜。
  いつかどこかで会えると楽しいですね！
  
  うちの息子はあまり人見知りしないので、
  気が合えば結構交流してくれます。
  交流してくれないと親がつき合わされるので
  楽しいけど疲れちゃって。
  さとこさんの息子さんは、一人で飛行機に
  乗ったり、頼もしいじゃないですか〜。
  
  娘の砂遊び、実は砂食べ始めちゃって
  大変だったんですよ〜。
  やめて〜〜！って感じでした。
  でもお腹壊さなくてよかった。

• ひろなりえさん 2015/01/25 20:59:21

  楽しそう〜★

  あいぼんさん、こんにちは。
  
  そうか年末年始はタイランドだったんですね。
  チャーン島ですか。
  
  そうそう、
  やっぱりビーチは乾季に限る！ですよ！！
  
  お子さん達もいい顔して楽しんでるし♪
  それにしても息子さんは、
  もう立派なトラベラーの風格…。
  さすがですわ。
  
  引き続き楽しみにしてます〜
  
  fromひろなりえ

  あいぼんさん からの返信 2015/01/26 18:12:10

  RE: 楽しそう〜★

  ひろなりえさん、こんばんは。
  
  そうです〜。
  あいぼん家も年末はひろなりえさんと
  同じ東南アジアにいました。
  やっぱり冬は暖かいところを
  求めちゃいますよね！
  
  乾季のビーチは本当に天国のようで、
  出発前のストレスが
  一気に吹き飛びました！
  やっぱり乾季に限りますね〜。
  ただホテルが高くて高くて。
  あいぼん家には、高級リゾートは
  雨季じゃないと無理です〜。
  
  息子も相当海外に連れまわしているけど、
  メイメイちゃんもかれこれ
  10回ぐらい海外旅行しているのでは？
  台湾に着いたら「ただいま〜」と
  言っちゃう日も近そうですね〜。