訪ねたい町を線で結ぶ中欧列車旅2013 vol3 Salzburg

2013/10/01 - 2013/10/01

2013年秋　初めて自分達でスケジュールを立て、友人と二人海外へ出かけました。
写真で見た訪ねたい景色から行き先を決め、町と町を線で結ぶ列車旅です。
去年は初めてのヨーロッパでイタリアを訪ね、今年はフランス！と決めていたものの友人との予定がずれにずれ、アルザスはクリスマスシーズンに行きたいし、コートダジュールやブルターニュは夏に行きたいの･･･
よし！ならば中欧へ行こう！
今思えばなぜこの行き先になったのか私にもわかりません。
ギラギラ太陽の照りつける夏の海が大好きな寒がりには寒すぎる秋の中欧でしたが、あー！今年も楽しかった(*´▽｀*）！！！



【旅程】
□9/28･29　出国〜München
□9/30　　 Füssen
■10/1　 Salzburg
□10/2　　 Gmunden
□10/3　 Wien
□10/4　 Český Krumlov
□10/5　 Český Krumlov〜České Budějovice
□10/6　 České Budějovice
□10/7　 Telč
□10/8　 Dresden＆Meißen
□10/9　 Praha
□10/10　 Praha〜帰国

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

モーツァルトの生まれ故郷ザルツブルグ。
幼少時代、斉藤晴彦さんの『試験によく出るモーツァルト』というラジオ番組を聞いて育ったので、旅行趣味に目覚める前から一度は歩いてみたいと思っていた町。
この日を楽しみにしていました。

今回のホテルは駅近立地と低価格を第一優先とし、後は口コミを見て決めたのでそんなに良いホテルには泊まっていないのですが、かわいいお部屋でスタッフさんも感じよく、浴槽が私の身体にベストフィットでした！

調度品も素敵！

最初ホテル裏側にあるレストラン入り口に辿りつき、ドイツ語の貼紙『ただ今調理中のため閉まってます』を見て、
「まさかチェックインまで閉館してるホテルなの･･･？」
と焦ったら、
「ホテルがそんなことあるわけないｗｗｗ」
とちまさんに鼻で笑われました･･･。

なんてかわいいバス！しかも二両編成！

旧市街へ向かう途中にあったミラベル宮殿のお庭。

有名な観光地ですごい人。

お庭を抜けて、

この川を渡った向こう岸が旧市街。
残念ながらこの日もお天気が冴えない。

ここも馬の町でした(*´ｖ｀*)
馬の似合う町っていいな〜〜〜

実は普通に車も走ってる道路。

ランチは名物ザルツブルガーノッケーラを食べられるお店。
店員のお姉さんもす〜っごく感じが良い！

雰囲気あります！

どこのレストランに行ってもRAUCHというメーカーのジュースがメニューにあって、これがびっくりするほど美味しい！
こんな濃いジュース初めて！
RAUCH国内シェアすごそう。
私は大変に気に入ったので、帰国後なんとか日本で入手できないかと思い、とりあえずFacebookでフォローしています。

ターキーカツクランベリーソース添え。
衣がカリッとお肉はジューシー、何よりバター×レモン×ハーブ×甘酸っぱいクランベリーソースの相性が最高でとーーーっても美味しかった！！
ソースが余ったのだけど、美味しいし勿体無いから店員さんが片付けてくれようとした時に、まだ食べたいです･･･！アピールしたら笑われてしまいました(笑)

食べかけの写真で失礼します。
待ってましたザルツブルガーノッケーラ！
ラズベリーソースと大量のメレンゲ。
2人前から注文できます。
こちらもとーーーっても美味！

店員さんの応対・お食事の味・店内の雰囲気、全てが100点満点のとても良いレストランだったので口コミをつけいたいところですが、残念ながら名前が思い出せません。
思い出したら追記したいと思います。

お腹を満たして町歩き開始！

ここのお馬はシュッとしていて目が優しい。
シュッとしてるは関西人的最上級の褒め言葉だそうです。
生まれも育ちも関西ながら最近初めて知りました。

広場にあった巨大チェスセット。

ザンクトペーター墓地
有名な場所のようでとても賑わっていました。
お墓や教会は写真撮影してもよいものか迷う事がありますが、皆さん普通に撮影していたので私も撮らせてもらいました。

園内は緑と花で溢れていて、一つ一つ違うデザインのアイアン墓標がおしゃれなこと！
オーダーメイドなのかしら？

どれもこれも素敵で一つ一つ順番に写真を撮りたかった。

歴史的著名人のお墓なのかと思っていましたが、そうとは限らずこの町に暮らす市民のお墓でもあるのかな？
日本のお墓とはだいぶ趣が違うので見慣れていない分しめやかさは感じませんでしたが、一年以内に亡くなった方のものもあり、美しいばかりの場所ではない事を急に思い出しました。

ヨーロッパ最古と言われているレストランでディナーの予約。
写真で見た雰囲気がすごく素敵だったのでここに行きたい！とやって来ましたが、思っていたより高級な雰囲気で、日本で相応の格好の時ならまだしも旅行中の3割増しちんちくりん仕様で入店するのはドキドキしました。
格好がどうであれ英語が超たどたどしいのは変わらないですが。

ホテル併設レストランのそれと似た作りの扉。
この地方の伝統の図柄なのでしょうか。
素敵！

ザルツブルグといえばアイアン看板が一堂に会したように並ぶゲトライデガッセでも有名ですね。
そちらは後のお楽しみにまずは山側を歩きます。

山の上にそびえたつホーエンザルツブルグ城を目指して登っていると、見晴らしの良い場所にたどり着きました。

隣の教会のお庭。
菱餅に金糸卵をふりかけたような色合い。綺麗だなあ。

お城へ登るケーブルカー。
徒歩でもお城へ行けると聞いたのですが、どれだけ歩いてもたどり着きませんでした。

お城にはたどり着けなかったけれど、代わりに素敵なお庭に出会いました！
ハイジが住んでいそう！

ロッジ風のおうちの周りには色とりどりのお花が咲いていて本当に綺麗！

じっくりお庭見学したかった〜！

高台にある住宅街から見下した旧市街。

さて！では看板の町ザルツブルグのメインであるゲトライデガッセを歩きます。
その昔、文字が読めない人でも何屋さんかわかるように掲げるようになったそう。

マクドナルド

傘屋さん

中華飯店

美容室

一番好きなのはここ！
鍵屋さんと、手前は何屋さんでしょう？？

ぺこちゃんが誤用されている。

ザルツブルグの町並はパステルよりももっと淡いシャーベットカラーですごくかわいいのですが、お天気が悪くて残念。

チョコを買って少し休憩。

一年中クリスマスグッズを売っているお店。
色んなシリーズがあってすごくかわいい！

ドイツはわんこ天国と聞いていた通りで、オーストリアもまたわんこ天国でした(*´▽`*)
ボルゾイやチャイニーズクレステッドドッグなど珍しい犬種を連れてる人が多くて天国！
この子はアイリッシュセッター。
ワーグナーのオペラの登場人物から名前をもらってトリスタンというそう。
飼い主さんも紳士で素敵〜！

その後も少し回ってから予約しておいたレストランへ。

外観からはお店の全貌はわからない造りだったので入ってみてびっくり！
2階にはゴットファーザーがお誕生日会を繰り広げそうなパーティールームを含めいくつもお部屋があってお城のように広かった！

もれなくRAUCH。
ここのグラスは唇をスライスしそうな薄さでした。

アミューズ

店員さんが誤って持ってきたお皿の方が美味しそうで、引かれるお皿を目で追ってしまいました(笑)
そのメニューはsae bass＝スズキのヨーロッパ亜種だったようで食べてみたかった〜！
メニューを見てもどんな食材をどう料理したものかわからないので(ある程度は辞書で調べるのですが)、鮭が好きな事もあり、どうしてもsalmonなど安全所を選んでしまうのはいかんですね。
次からはもっとチャレンジしたいです。

ヨーロッパの町はどこもライトアップされるので、陽が落ちると同じ町でもまた違った発見があって楽しいですね。
少し夜の撮影を楽しんでから帰宅。
モーツァルトの幼少期に想いを馳せた時間でした。