２０１４−２０１５年末年始の帰省旅行（復路・第４３回いなみ新春万葉マラソンに参加し、サンライズ出雲９２号で横浜まで）

2014/12/31 - 2015/01/03

年末年始に実家に戻ると、藤沢と比べてあまりの寒さに体が冷えてしまいがち。ということで、大みそかということでもあるので、近所の天然温泉施設「湯庵（ゆうあん）」に出かけてくる。

１０時開店直後に駐車場に着いたと思ったらすでにけっこう自動車が停まっていて、ちょっと驚く。下駄箱の鍵がバーコード式になっていて、店内の飲食その他の清算を最後にするという形式。とりあえず、妻と待ち合わせ時間を決めて入ってくる。
浴室スペースはけっこう広いがわりと暖かい。というか、けっこう湯気がモクモクと上がっていて視界が効きにくい。とりあえず体と頭を洗い、室内の泡の出るお湯であらかじめ温まった後、屋外へ続くドアを開けて露天風呂へ。
澄み切った青空を望みながら、露天風呂でのんびりする。甕風呂という一人分のスペースしかないお風呂があるので浸かってみる。甕の下からどんどん熱いお湯が湧き出してきてすぐにあったまる。樋からもちょろちょろお湯が出ているので、ためしにちょっと口に含んでみるが、鉄さびの味しかしなかったので、口に入れた瞬間に吐き出してしまった。いくらなんでも限度があるわ。

そして、明けて２０１５年。去年は発熱で行けなかった地元のお社に初もうで。神社の本殿前では、村のおじいさんとおばさんと出会って「明けましておめでとうございます」とか挨拶したけど、向こうはこっちのこと誰だかわかってないだろうなあ。。。

１０時くらいから妻を連れて、三木の大宮八幡宮に初もうで。
長い石段を登ると、拝殿前にはすでに結構長い人の列が。とりあえず手水を使うが、水が出てなくて溜まった水をすくって使う。むむ。
長い行列を進み、お参り。特に祈念することも心に浮かばなかったので「祓え給え 清め給え 守り給え 幸え給え」と心の中で祈っておわり。あと、本殿の脇にある天神社にもお参り。十二支別の鈴が付けてあるので、自分の生まれ年に合わせて鈴を鳴らしてお参り。

初もうでの帰りに、コメダ珈琲に寄ってコーヒーを啜ることにする。１１時前後だったのでモーニングサービスが付いてきた。おお、これがあの有名な。トーストとゆで卵が無料で付いてくるってなかなか太っ腹やな。初もうでから帰ってきたら鼻の奥がちょっとキリキリしてた。胃の調子が微妙なのは相変わらずだが、なんかやっぱり風邪っぽいなあ。。。

そして、１月２日。２年連続で参加できなかった「いなみ新春万葉マラソン」に出場しに出かける。前日はこのあたりも雪が降っていたが、なんとか積もらずに済んだみたいだ。７時過ぎに出かけたらかなり早めに着いてしまった。会場近くの小学校のグラウンドが駐車場として解放されているので、しばらくは車内で待機。８時前に受付テント前までやってきたが、まだ準備ができてないみたいだ。８時ちょうど（既定の時刻なんですが）に受付スタート。ゼッケンと参加賞を受け取ってまた駐車場に戻り、車の中でゆっくり準備する。参加賞は白いキャップ、スポーツドリンク、ヤクルトだった。まあ、参加費はやや安いとはいえ、微妙な感じだな。。。

９時半ころ、荷物を持って更衣テントに移動、走る格好になって外に出る。やっぱり寒いけど、おもったより風が吹いてなくてまだマシといったところだろうか。まわりはけっこう早そうな人ばっかりだけど、今回は１時間３０分切れたらいいや、的な感じで走ろうと思う。

で、１０時スタート。陸上競技場を２周した後、外に飛び出していき、スタート北にあるため池をぐるりと一周してから田圃道を走る。走り始めて１ｋｍでふくらはぎのサポーターが両足ともずりさがってしまう。さむ。５ｋｍを２０分ちょっと。はや。ちょっとペース落とそう。

田圃道から加古大池に。大きなため池をぐるりとほぼ一周、ここで１０ｋｍ。４１分ちょっと。まあ、いいペース。１２ｋｍのあたりですごい下り坂、その先で折り返してもう一度同じ坂を登る。下りであまりダメージを受けずに走れたと思ったのだが、やっぱり上りではペースが落ちる。ため池あたりで抜かした人たちにどんどん抜かれる。

で、今度はさっき走ってきたため池を逆回りに走り、１５ｋｍ。残り６ｋｍ。１時間３分か。とりあえず１時間半は切れるかな。ため池を回り込むと追い風になってきたので、体感的にものすごい早く走れてるつもりなんだが、あんまりペースが上がってない。あれれ？

残り４ｋｍ付近で１０ｋｍの部の人たちと合流したとき、なんか緊張感がなくなってしまい、走る足を止めてしまう。いやいやいや、それはちょっとまずかろう。急にペースを落としたので、太ももの裏の筋肉が痙攣してまともに走れなくなる。やば。

とりあえず、残り４ｋｍから２ｋｍの間はトボトボ走り（スタート直後にずり下がったふくらはぎのサポーターを元に戻したらかなり楽になりましたが。。。）、最後の２ｋｍは強風で寒い思いをしながらも、ほぼ歩いてなんとか棄権せずにゴール。１時間３３分か。。。微妙だな。。。

強風で吹き飛ばされそうになっている更衣テントで着替えを済ませ、帰路につく（無料の善哉サービスは行列が長すぎてとても並ぶ気になれなかった）。家に帰りついてシャワーを浴び、あんまり温もった感じもしないが、母方の親類の新年会にお出かけ。走った直後でお酒飲める人らってすごいわぁ。。。

そして、１月３日。長いようで短い休みだったなあ。とりあえずこの年末年始はずいぶんリフレッシュできたような。午前中はのんびりして、午後から藤沢に帰る準備をする。

19:50 恵比須駅−三ノ宮（神姫バスターミナル）
三ノ宮駅から列車に乗るがそこまではバスで移動。神戸電鉄恵比須駅前のロータリーを始発に三ノ宮バスターミナルまで向かうバスが１時間に２本ほど出ているのでそちらを利用。
バスだと乗り継ぎなしで６７０円、神戸電鉄だと一度乗り継ぎした上、７４０円だから乗り継ぎ時間がシビアでなければバスの方が利便性がよいことになる。うーん、なんとかした方がいいよなあ。

バスは乗車率約３割といったところで神戸トンネルへ。途中から高速道路も利用するので渋滞もなくスピーディに到着。所要時間は５５分程度といったところ。

三ノ宮バスターミナルで下車、先に出かけてさんちかでお買い物していた妻と待ち合わせて、９時半まで三ノ宮駅高架下のドトールで時間をつぶす（というか、９時半が閉店時刻だったりする。もうちょっと遅くまで開いていてもいいのに・・・）

21:52 三ノ宮−横浜 9022M (臨時寝台特急サンライズ出雲９２号)
９時４０分頃に三ノ宮ホームに上がる。サンライズ出雲は１番線に到着するそうで、ホームに停車位置が書いてあったが、今回乗車するのは臨時編成でサンライズ瀬戸を併結していないため、ホームに書き込んである号車番号とは少し異なっているとのこと。快速電車の到着直後、ゆっくりと入線。おお、ＪＲ西日本のホームで見るとかなり違和感が。

今回は頑張った甲斐があってサンライズツインが予約できたので、けっこうリラックスして過ごすことができる。暖房は手元で調節できるけど、まだそんなに寒くないから弱めにしておく。個室に入室後、すぐに車掌さんの検札がある。慌てて寝台・特急券を見せた後、シャワーカードを買い忘れたことに気づき、急いで車掌室（５号車にある）に赴いて購入しようとしたが、あいにくの売り切れ。せめて記念にとおもってタオルセットが売れ残ってないか尋ねてみたが、こちらも売り切れ。あー、残念。シャワーカードは始発駅から乗り込まないとちょっと購入できそうにはなさそうです。

大阪には１０時１５分頃に到着しただろうか。わりと長い時間停車していた。京都には１１時ちょうど頃通過、ブラインドは半分閉めて外は見てなかったが、山崎のトンネルを通っていることが気圧の変化でわかる。トンネル過ぎたら、急に寒くなったので、「何事か？！」と思って、外を見てみると一面真っ白。うわあ、昼間の新幹線の遅れって、こういうことだったのか！　部屋が寒くなってきたので、暖房を最大の強さにする。わりとすぐに温かくなってくれる。温かい風が吹き込むので空気はすぐに入れ替わるみたいだ。

１１時５４分頃に米原到着、４分ほど停車して発車。ああ、ここで乗務員の交代をしたのかな？　実はここまでの経路、わりと揺れが激しくて妻は酔い止めを飲んでから効き始めるまでの間、けっこう辛そうにしてたり、私は私であまりよく寝られなかったりと、乗り心地は思ったより良くないのか？　と思っていたのだが、米原から先の区間（つまり、ＪＲ東海の区間だ）については、あっという間に眠りに落ちてしまうほど、揺れも少なく快適な乗り心地を体感できた。

２時半頃に浜松で一旦停車、４時２０分頃にまた気圧が変わる気配がしたので丹那トンネルを通過してるのかなあ、と思ってブラインドを開けたら、なんとなく熱海城っぽいシルエットが見えてくる。あとだいたい１時間ちょっとか−、と思いながらちょっとずつ朝の身支度を始める。５時９分頃、茅ヶ崎駅を通過。ホームにもう人が立ってるよ−、とか思っていたが、よく考えたら藤沢発の上り列車は５時４分発だから、始発列車の後を走っているのか。

５時３４分、定刻通り横浜駅７番ホームに到着。なんだかあっという間だったが、名残惜しいなあ。良い列車の旅を楽しめた気がする。

05:43 横浜−大船 401A
今回は三ノ宮から横浜まで特急を利用するにあたり、乗車券の着駅は「横浜市内」という指定がなされていた。東海道線を折り返すと私は定期券があるのでタダなのだが、妻は横浜−藤沢間の運賃が必要になるので、横浜駅から根岸線経由で大船まで戻ることにする（大船駅の一駅前の本郷台駅までが横浜市内駅に含まれるので、追加の運賃は本郷台−大船、本郷台−藤沢で済んでトータルで安くなるのだ）。

06:30 大船−藤沢 323M
大船駅のＮＥＷＤＡＹＳでしばらく暖を取った後、大船駅３番線に降りる。だいたい５分で到着。複数の乗車券を利用したので、有人改札を通って改札外に出る。もしや、と思ってバスの時刻を調べたら、一番バスが６時４０分に藤沢駅北口から出ているそうなので、慌ててバス停に降りる。何とか間に合ったー

帰宅後、玄関開けたら無茶苦茶温かかった。私たちの地元は夏暑くて冬寒いので、湘南に住めば寿命があと１０年くらいは延びるんじゃないか、とか思ったりする。列車の中でシャワーを浴びることができなかったので、朝食後、お風呂に入る。なんだかんだと指先が冷えていたので気持ちいいなー


ということで、２０１４−２０１５の年末年始は、なんとか健康に行って帰ってくることができました。今年も色んな事があるとは思いますけど、また折々に旅行に出かけて楽しんでこようと思います。

エリア 三木・小野(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大晦日。近所の天然温泉施設「湯庵」におでかけ

天然温泉 湯庵 温泉

門松なんかも飾られていて、お正月気分だ。

入り口はわりと平凡。

男性風呂と女性風呂は色違いの暖簾で区別されてます。

浴場の入り口を出たところには飲食できるところもあります。

元日。地元の神社（八雲神社）に初詣。

一時期に比べて石段の土止めが改善されたみたいだ。

本殿が見えてきた。

注連縄も張り替えられてました。

１０時前に今度は、大宮八幡宮にお参り。

参拝客は手前側から車を降りて石段を登ります

知ってる人は知っている、大宮さんの石段。

初詣なので本殿にお参りするには行列に並ばないといけない

大宮天満宮。生まれ年ごとに鈴が架けてます。

初詣を終えて、コメダ珈琲でお茶にする。

１１時まではモーニングが無料で付いてきます。ラッキー

１月２日。マラソン大会の会場に到着。まずは近くの小学校に車を止めてしばらく待機（外は氷点下！）

８時前になって、参加者が集まり始めました。

昨年の大会の写真が貼られてました。自分の写真を持って行っても良いみたいです。

８時になったので受け付け開始。

今回の参加賞。帽子、スポーツドリンク、ヤクルト。ううむ。。。

もうそろそろスタートなので、あらためて会場に戻ってきた。地元の食材を使用した料理が頂ける屋台が並んでいた。

無料で振る舞われるという、善哉のテント。まだオープンしてませんでした。

完走後。善哉をもらうためにものすごい人の列。寒くて並ぶ気にならなかった。。。

ちなみに大晦日に走りに行った際に撮影した、今回のコース。唯一のアップダウンですが、ものすごい傾斜が急な坂道がそびえている。

同じく前々日に撮影したコースの一部。基本的に風が吹いても遮る物がないコース。

この大きな池をぐるりとほぼ一周します。

「加古大池」というんだそうな。この土手の上を走ることになります。

１月３日。恵比須駅にて。三ノ宮バスターミナル行き快速バス。ちなみにここが始発駅。

三ノ宮バスターミナルに到着。

さんちかのエレベーターを降りたところ。正月飾りが華やか。

三ノ宮駅にて。臨時寝台特急サンライズ出雲９２号東京行き。

サンライズツインの室内。

寝台・特急券は２人用。

大阪駅でわりと長い時間停車。ただ、その後の道程でも他の定期列車の通過待ちと思われる停車は無かったと思う。

横浜駅にて。途中で降りるのが名残惜しい。さよーならー

横浜駅にて。根岸線大船行き普通。

大船駅にて。沼津行き普通列車。