信州の巻。

2014/12/26 - 2014/12/29

日本は長い。国内もまだまだ見所たくさん。
『ぶらぶら美術館』を観ていたら特集をやってました、長野。
よし。この冬は海外は行けないし、長野に決定！長野の美術館を目指します。
三泊四日の旅です。

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー タクシー JALグループ ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

新千歳空港から8:00出発。
初音ミクのツリーがクール。

地元の空港を観光客目線で観察。
水曜どうでしょうの宣伝〜

地元人でも食べたことないよ、新作のお菓子が続々登場。

でも私は、ロイズの生チョコが一番好きです( ^ω^ )
安心価格で美味しい。

羽田空港到着後は、モノレールに乗って浜松町→山手線で新宿まで。
飛行機の出発が30分以上遅れてしまいました。

新宿駅西口を出て、松本行のハイウェイバスに乗ります。三時間半のバス旅。新宿からは片道約3000円。
トイレも付いて快適( ^ω^ )

一時間半後、山梨の双葉インターで15分の休憩有り。
周りの景色が山、山、山。
おっ、これは富士山では?

お土産コーナーも富士山( ^ω^ )

あと一時間半、松本市までひた走る。
途中で諏訪湖も見え、なかなか趣のある風景になってきました。

駅前のバスターミナルから歩いて5分程度。
今夜の宿、ツーリストホテル松本です。フロントは二階。

女性のお客様にはミニタオルをプレゼントということで、フロントで頂きました( ^ω^ )
男女入れ替え制ですが、温泉も付いているし、改装もされてホテル内は綺麗です。

室内も新しい香り。

時間は三時半。
行きたい場所が街中から少し離れていたのでちょっと贅沢にタクシーで移動。
松本市歴史の里たてもの野外美術館へ。時間が遅かったので、中には入らず外観のみ。写真は旧長野地方裁判所です。これらの建物は移築復元されたものだそうです。
クラシカルで趣のある素敵な建築物です。

次はお隣の浮世絵博物館。
この辺りは流しのタクシーもなく、帰りの足を確保するのに大変なので、タクシーの運転手さんに待っていてもらう。
￥1200と若干お高めの入場料ですが本年度は今日で営業終了らしいので駆け足で観る。

写真はNOフラッシュならOK。

中へ…

歌麿。

広重。

国芳。…など、大御所の作品がズラリ。

でも私は、これがヒット！
銭湯の女湯の乱闘騒ぎの図（笑）凄くないですか?

復刻版も含め、100点ばかりのこじんまりした美術館ですが、浮世絵に使われた道具や作業の行程なども展示されており、堪能できました。

さて、タクシーで街中（松本城付近）に戻ってもらいます。
途中、旧開智学校で写真タイム。日本で最古の小学校のひとつだそうです。

タクシーの運転手さんとお別れ。車内で色々なお話もして頂き、ありがとうございました。3時過ぎから5時頃までで5300円ナリ。
写真はライトアップの松本城。
もう中に入れる時間ではないので、庭を散策。少し寒くなってきました（2度位？）が、お堀に映ったお城が美しく感激(^_^)

寒くなってきたのでちょっと一杯( ^ω^ )

普段は呑みませんが、ホッピーo(^▽^)o

初めて食べました！茹で落花生。
節分で蒔く時位しか食べたことなかったのですが、茹でるなんて発想は全くなかった！
味が甘くてまろやかになって、驚き。
ハマりそう( ^ω^ )

二件目。
信州に来たならとりあえず蕎麦は食べなきゃ。

…と言いつつ、ツウではないので、いきなり薬味を入れてしまい失敗。
海苔の味に蕎麦が負けてしまった…(*_*)まずは蕎麦だけ食べましょう（教訓）

馬刺し。名物なんですね。
程よく柔らかく、じんわり甘みもあって美味でした。地元の日本酒『真澄』と共に。

食べたことないもの食べなきゃ第二弾。焼き味噌。イメージと違う登場の仕方にビックリ（笑）
味噌を肴に日本酒で…んー、いいね！
（まだ七時半です）
松本の夜は、まだまだ続く…

2日目。朝食は一階のバイキングレストラン『パンプキン』
野菜中心の、優しい朝食です。気に入ったのは、蕎麦のお粥。風味がいいです。お漬物と共に。

店自慢のパンプキンスープ(^_^)
他、山形村のとろろ芋も美味しかったです( ^ω^ )
温泉もあって、お安い（3850円）のに大満足のホテルでした。

今日の見学Part1
松本市美術館。常設展のみですが、草間彌生Worldです。入館料410円

松本市名誉市民の草間彌生さん。
展示作品数は少ないですが、5年生の時の作品から最近の作品まで見られる展示でした。
中庭があって落ち着く感じの美術館です。

自販機もベンチもこんなんですけどね（笑）

11:08の普通列車に乗って長野市へ向かいます。約1時間と少しの列車旅。
おやきを買い込んで乗ったはいいけど、二両の列車は満員…（笑）残念…
立ちっぱなしの1時間になるのでしょうか？
トンネルを抜けて西条の駅に着いたら雪がうっすら積もっていました。

1時間ばかり乗ったところで、見えてきたこの景色の美しさ。

長野駅前から、善光寺方面のバスに乗り、大門前に到着。5分程度で150円。
ほどほどの賑わい具合で観光としてはBest( ^ω^ )

みえてきました。

ザ・善光寺参り。
空気がキリッとしていて、引き締まります。中は撮影禁止。
撫でると体の悪いところが治るという像を撫で回し、満足。

みそソフトクリームは、とても興味があったけど寒くて断念。
自宅用に普通に味噌を買いました。（只今、味噌ジプシーなもので…美味しいお味噌、探しているので信州味噌はタイムリー）

昼食は、蕎麦Part2。
店によって違いますが、信州蕎麦はわりとさらっとしているんでしょうか。ガツンとした系統ではないことがわかってきました。

何につけ、蕎麦湯は美味しい。そば茶も好きです。

有名な七味唐辛子屋さん。
うちの七味の味が抜けてきているので、自宅用に購入。370円なり。

長野はもつ街に門松が出ています。
唐辛子がついてる〜。さすが唐辛子屋さんの門松( ^ω^ )

善光寺の大きな通りの一本中の道を通り、信濃美術館に向う途中に見つけたお菓子屋さん。
鯛焼きならぬ、鯉焼き屋さん『藤田九衛門商店』
花豆を使った優しい味の餡が入っています。私が食べたのはサツマイモ餡。
一個180円なり。若いけれどしっかり落ち着いた感じのいい女性の店員さんも好印象(^o^)
お店のFacebookあります。

店先の様子。かなり古い建物です。

旅先でこういう頑張ってるお店を見つけると嬉しいものです。長く続いて欲しいですね。ご馳走様でした〜。

信濃美術館です。写真はNG。
東山魁夷は今回パスして特別展の『高橋節郎展』のみ観覧。

5時11分の甲府行の普通列車に乗り松本へ戻ります。行の教訓を活かして、早めにホームへ。帰りは座れました(^_^)
夕食は、駅前の一本68円！の焼きトン屋さんへ。

お通しのキャベツは、味噌をつけて食べると美味しい〜。

本日の宿はドーミーイン松本。
こちらは一泊6695円。天然温泉あり、朝食つき。駅から5分で街中になので便利。
お部屋も綺麗です。部屋に大きな空気清浄機もついている〜。夜9:30〜無料で『夜鳴きそば』が食べられる！ので夜食に…と思いましたが、お腹一杯にしてしまい、温泉に入ったら眠くなり（笑）、今日は食べずに寝ます。

今日はレンタカーを借りて木曽路のいりぐち、奈良井宿へ。

約一キロ続く、歴史的保存地区。
日曜日な上、年末、朝の9時過ぎの為、お店はほぼ閉まっていて、静か。

観光客は私たちを入れて3、4人。
地元の人はいつもの日曜日の情景。

お正月の用意。

一軒空いていたお店で『五平餅』をいただく。ご当地グルメ(^-^)
お味噌の中に何が入っているんだろう？胡麻、山椒？お店によってピーナッツが入っているものもあるようですが。

奈良井宿を後にして、諏訪に向かいます。途中、道路に猿が一匹出てきてビックリ。土地柄上、いつも狐が横切るのは慣れっこになっていましたが猿とは…！
諏訪湖の畔では、釣り人がたくさん。ワカサギ釣りなんでしょうか？

諏訪大社下社秋宮です。
参道の両脇は大晦日の出店の準備も着々。
改修が途中の部分もあったのですが、神社はやっぱり空気が澄んでいて気持ちが清々しくなりますね(^-^)

振り返って街を見下ろす。

人もまばら。
大晦日は賑わうんでしょうね(^-^)

参拝して、神社を後にしました。

次は安曇野に向けてドライブです。
山々に積もった雪が白く眩しい。
寒いけれど、この景色の美しさは冬ならではなので満足。

お昼は、チェーン店の蕎麦屋さんへ。
丸亀製麺の蕎麦版みたいな感じです。
セルフサービスで、蕎麦を選び→天ぷらなどのトッピングを選び→おにぎりなどのご飯ものが欲しければ皿に乗っけて→レジでお会計。

美味しい！
チェーン店でこの味は、さすがそば処、レベルが高い！
盛り蕎麦の並で満足の500円。
蕎麦湯もセルフサービス式。

冬なのでどうなってるんだろうと思いつつ、次は『大王わさび農場』へ。

水がはられた畑にはワサビがたくさん植えてありました。
ワサビアイスは、NOチャレンジ（笑）

次は『碌山美術館』へ。
ガイドブックで建物が素敵そうだったので閉館しててもいいやと思い、行きました。やはり年末のせいか、中には入れませんでした。

中庭も素敵。

干し柿(^-^)

小布施に行く予定でしたが、すでに3時半。
これから高速で行っても、岩松院の北斎を観るのは無理(*_*)…なので、今回は諦めて、松本に戻ることにしました。
こちらは『時計博物館』入館料300円ナリ。

砂時計から江戸時代の時計まで、興味深い時計が展示されていました。
耳を済ますとあちこちからカチコチカチコチと時を刻む音が。何百年も昔の時計もちゃんと動いていることにちょっと感動。
小さいけれどしっかりと地に足がついている博物館でした。

最終日の夜は、郷土料理から遠く離れたジャンルのお店で(^-^)
店内に入ったら、お客さんがすべて外国人という多国籍ぶり（笑）マスターらしき方も若い男性店員の方も英語で外国人の方とコンタクト。何だか面白い店に入ったぞ〜。ここは城下町、松本…（笑）
ワタリガニのパスタ・牡蠣のグラタン・牛のホホ肉の煮込み…すべて美味しく頂きました。

最終日の朝。
中町通りを散策…あいにくの雪。
みぞれのような雪で歩いていると濡れる感じ。地元の人はみんな傘をさしています。でもあまり寒くないのが散策している身としては助かる〜。

奈良井宿で買えなかった漆器を買う。
ゆっくりした口調のおばあちゃんがこの界隈のことや漆器のことを色々お話してくれました。
築100年の店の店内は立派な木造の梁があったり、趣があって良かったです。（おばあちゃんは住んでると寒いと言ってましたが…^_^;）

橋を松本城側に渡って縄手通りへ。
お正月のしめ縄売りの出店があって、年末であることを思い出しました（笑）

こちらは、中町通りとは趣が違って露天のようなお店などがひしめき合っている感じ。

カエル様(*^_^*)

四柱神社。

最後に松本城…ではありません（笑）
お城型の古本屋さん^_^;

本物（笑）
雪の松本城もオツですね(^o^)
すす払いが昨日終わり、中には入れませんでしたが、最後に松本城を眺め、信州を後にしました。

同じ国でも文化が違い、また更に地域によっても季節によっても違う味わいがある。日本もなかなかいい国ですね。
長野の皆さん、ありがとうございました。地震をはじめ、自然災害も多く大変な年でしたが、2015年は良いお年をお迎え下さい(^-^)/
完

《追記》
おやき。
美味しいですね〜。
二回しか食べませんでしたが、もっと色々食べてみたかったです。
好きです(^-^)
（これはスーパーで買ったもの）

お土産たち。
我ながら今回の土産はシブいぞ…

買いました、木曽の漆器。
明日から漆器LIFEを始めようo(^▽^)o

この旅行記へのコメント （2）

• いぬちゃんさん 2014/12/31 09:54:06

  ”脱帽”

  広い信州をこれだけ精力的に回遊して戴いた行動力に”脱帽”！！まだまだ沢山、良い処があります、、、是非又お越しくださ〜〜い!!･･一信州人･・

  ovoさん からの返信 2014/12/31 14:14:36

  投票ありがとうございました

  テレビで見ていて、思い立って行った長野。
  予備知識もなく行ってしまいましたが、いって見て奥深さにビックリ。北海道では味わえない文化や、歴史…旅っていいなあと改めて感じさせてくれた長野でした。
  広くて周りきれませんでしたので、今度行く時は暖かい季節もいいなと思いました(^-^)
  
  良いお年をお迎え下さい(^-^)/
  
  OVOでしたo(^▽^)o