WEIRDを探しにポートランドへ行ってきました。

2014/12/11 - 2014/12/14

現在シカゴに住んでいます。ずっと気になっていた街、ポートランドへ小旅行に行ってきました。

”WEIRD”と形容される街、ポートランド。
なにが、どれだけ「ちょっと変」なのかを探すのが目的な旅でした。

エリア ポートランド (オレゴン州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅の参考にしたポパイ。

ポートランド行きのきっかけは、このポパイの特集を読んでから。

オーガニック食材、洒落たカフェ・レストラン、デザイン小物など個性的な雰囲気がたっぷり詰め込まれていました。
まあちょっと盛りすぎな感も否めませんが、かなり充実した内容でした。

そんなわけでワクワクしながら、アメリカン航空にてシカゴ→ポートランド直行便に乗ったものの、強風で着陸できないとかで、シアトル空港に緊急到着することになった...

「バスを手配してみるのでしばらくお待ちを」と言われるも、「結局バスを出せません。早朝６時にポートランド行きの臨時便を出すので乗りたい人は乗って下さい」とかなり強引な案内になった。
現在夜９時。このまま空港で夜を明かすのもいいけど、ちゃんと眠りたいし。どうしよう...

ポートランド国際空港 (PDX) 空港

空港隣接のホテルに電話してみたけれど、全部満室とのこと。
仕方ないので、スマホからBooking.com経由で一番安い近場のホテルを探してみた。

とりあえず６千円くらいの安いモーテルを発見、そのまま予約。
モーテルに電話してみたら、シャトルバスを出しているので空港外で待つように、とのこと。
モーテルなんて生まれて初めて。ちょっと心配もしたけど、映画などで見た事あってどんなのか少々興味あったので、ネタの一つとして泊まってみることに。

スカイウェイ イン シータック ホテル

とりあえずベッドが二つ。
なんとか寝れそう。

しかし超必要最低限というか、ちょっと清潔感に欠ける...

スカイウェイ イン シータック ホテル

部屋は一階で外はに駐車場。
周辺は薄暗くて、一人で歩きたい雰囲気ではない。

鍵はちゃんと閉まるけど、夜中だけど人の出入りがあってちょっと怖かった。

翌朝６時発、ポートランド行き振り替え便。
カウンターで、昨日の搭乗券を見せて手続き。

人生で初めて「臨時便」を使うことになった。

となりのアメリカ人は客室乗務員に「アラスカ航空はホテル代を負担したらしいし、アメリカン航空のサービスは最低だね」と文句言ってました。

私も同感です。

前途多難でしたが、なんとかポートランド到着。

旅の一番の楽しみでもあったエースホテル！
強風で昨夜来れなかった事を伝えたら、一泊分のキャンセル料はいらないよ、と言われました。よかった！

古い建物をクリエイティブに改造したデザインホテル。
今やアメリカの主要都市にいくつもあるホテルだけど、このポートランドが発祥地のようです。
ホテルというより、都会のセンスいい人の部屋に来た感覚。

デスクも洒落てます。

AceHotelオリジナルのガウン付き。

客室の一つが朝食用ダイニングになっています。

Ace Hotel Portland ホテル

パン、チーズ、サラミ、ゆで玉子、シリアル、コーヒー、オレンジジュースなど。

ディスプレイもいちいちお洒落。

メニューはこんな感じ。

地元でつくられた食材を中心に揃っています。

さすが「地産地消」のポートランド。

Ace Hotel Portland ホテル

クロワッサン、サラミ、チーズ、グラノーラ、コーヒー。

Little Tというパン屋さんから仕入れているクロワッサンが、最高においしかった。

他の食材もシンプルだけどおいしい。
これで１２ドルはかなり良心的。

二階から見たロビー。

朝ご飯食べたばっかりだけど、ポートランドでも一番「変な」ドーナツ屋へ。

かなりカラフルでポップな店内。

お客さんがひっきりなしに入ってました。

こちらのドーナツ屋はとにかくド派手なデコレーションが有名のようで、すごいのがぐるぐる回っています。

見るだけで胸焼けがしてきそうなのがたくさん。

ドギツイのも挑戦してみたかったけど、どうしても勇気がでなくて普通のグレイスにしてみた。

軽い生地でおいしい。

ブードゥー ドーナッツ スイーツ

こちらのドーナツ屋の道挟んだ向かいに、ちょっと有名になっているこちらの壁が。

ふと見るとハーレーダビッドソンに気だるそうなブルドッグ君が。

シブい顔がイカツいハーレーに似合い過ぎです。

お昼はちょっと豪華にこちらのレストラン、Higgins。
地元のお客さんに大人気なレストランだそうです。

ポートランド産のロゼがおいしい。

ヒギンズ レストラン アンド バー フレンチ

迷ったけど、ハンバーガーにしてみました。

牧草で育てられた牛肉を使っているとメニューにありました。
ものすごくジューシー。

このお店の野菜へのこだわりがすごいとどなたかのブログで見てきましたが、ほんと野菜がおいしかった。

ヒギンズ レストラン アンド バー フレンチ

この街を代表する本屋、Powell's Book。

新書のとなりに古本があったりと、ユニークなお店でした。

続いてパール地区へ。

かつて工場・倉庫街を再開発したエリアのようです。

古い建物に、洒落たブティックが入ってたりしてなかなか素敵です。

ホールフーズなどのスーパーもいくつかありました。

こちらはダウンタウンにあるCANOE。

ポパイで紹介されてた、雑貨店。

気に入って購入した、Made in Oregonのバッグ。

他にも地元アーティストの作品や、世界中から集められたセンスのいいモノがたくさなりました。お土産探しにもおすすめです！

ポパイで紹介されていたメキシカン、「POR QUE NO？」

ビビットな色彩と照明が、ラテン系いっぱいの雰囲気。

タコス２種。牛肉とシーフード。

エビがおいしかった。

朝食はポパイで紹介されていて、ぜひ来てみたかったSweedeedee。

８時開店直後から、地元のお客さんでにぎやかです。

ブレックファーストプレート。

ベーコン、目玉焼き、サラダ、自家製の焼きたてパン。

野菜の味は濃くて甘くておいしいし、ベーコンも厚切りですごく香ばしい。何よりトーストの焼き具合が絶妙すぎ。一見普通に見えるけれど、旅先でのマイベスト朝食になりました。

朝食後はアルバータ通りを歩いてみることに。　

おなかいっぱいだったけれど、Sweedeedeeの焼きたてブルーベリーマフィンを食べながら散策。

この付近のお家は三角お屋根とやさしいカラーのお家が多く、とてもかわいい。

洒落た壁画が多いアルバータ通り。

かなりオープンな無人古着屋。

ポートランドは屋台が多い。
そしてそのお店の作りもいちいちおしゃれ。

アルバータ通りの端っこにあった、人生最高のドーナツ屋。

昔ながらの作りで、地元の人々に愛されているようなドーナツ屋。
観光客らしい人は全然いない。

人生最高のドーナツ。
限りなくサクっとした生地と限りなくふわふわの生地。

グレイスも甘すぎず、本当においしかった。

このお店はポートランドではそれほど有名ではないけれど、味は抜群においしいです。アルバート通りに来られた方に是非おすすめしたいお店。

さっぱりとスムージーを飲みたく、こちらのベンダーに。

オーガニック野菜と果物で作られたスムージー。

カラダが喜びそうな味。

車庫の色とグリーンでお似合いのアメ車。

本日二軒目のドーナツ店。

こちらもポートランドで急成長＆勢力を伸ばしているという、Blue Star Donuts。

二ドル前後とちょっと高め。

かなり個性的なドーナツが並ぶ。
色はどぎついけれど、大人でわりとクール感じ。

ブルーベリーなんとかドーナツ。

見た目ほどそれほど甘くなくて、ブルーベリーの味が濃厚でおいしい。

でもやっぱりアルバータ通りにあったお店の方が素朴で好きだな...

こちらもポートランドで有名なデザインホテル。

バーンサイドブリッジから見る「Portland Oregon」のネオンサイン。

川から見るポートランドの山稜。

次回はワイナリーにも行ってみたいな。