ぶらりバリ島一人旅⑧ 【 ウブド３日目 】

2014/11/24 - 2014/12/07

バリ島６日目－

民芸品問屋街　ラヤアンドンに行きました。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日に撮った写真は非常に少なく、
JATIからここデルタ･デワタの先にあるWhite Boxまでの
写真が見事に１枚もありませんでした。

White Boxはトイレに行きたくなったために寄りましたw

オーダーしたのはヴァージンモヒート。

うぉ、美味しいー♪


25,000ルピア也−

こんなところでいただきました。

ちょっと休憩のはずが、
居心地が良かったので思わずのんびり。

お店の女の子に
問屋街までは歩いてどの位かかるか聞いてみました。

あまりにも遠いようだったら
BURAT WANGIに予定変更しようと思ってたのですが、
10-15分だと言うのでそのまま予定通り問屋街へ。

思ったよりもはるかに近くて、
10分も掛からなかったような気がします。

はい、問屋街に到着です。

ランプや家具も見たいけど、
持ち帰れないのでそういったお店は飛ばします。

おっちゃんの叩いているウガル(?)の音にFall in love。　

でも、今買ってしまうとあとが大変なので、
帰りにまた寄ると行って問屋街を先に進みます。

バリの家具やインテリアって素敵ですよね。

でも、持って帰れないのよねー。
きっと気合入れれば持って帰れるんでしょうけど、
あれこれ考えるのめんどいw

バリ島に来る前にいろいろな方の旅行記を参考にさせていただきましたが、
椅子を持って帰って来た方やデカくて厚みのある木の桶3点セットを
持って帰って来た方がいて、みんな気合入ってるなあ。と思いました。

私も次回は気合ネタ欲しさになにか持って帰ろうかな。(笑)

＠真鍮の置物屋さん

彼女にインドネシア語で話しかけられました。

ローカルだと思ったそうです。

え？　何が？(笑)


ここでは自分用に大ぶりのガネーシャ像と手の平サイズの仏陀涅槃像、
一緒に暮らすアメリカンファミリーのお土産用にヨガポーズのカエル像を
サイズ違いで2つ購入。

ガネーシャ以外の像の値段ははっきりと覚えてないのですが、
全部で200Kルピア前後くらいとかなりめに安かったです。

他のところでは似たような物を選んで値段を聞いたら
かなりの値段を言われ、交渉しても350Kまでしか落ちませんでした。


このお店のあとは先に進むも途中で恒例のどしゃ降りになり、
時間とも相談して引き返すことに。

引き返しながら雨宿りに飛び込んだのが写真のJamesくんのアクセサリー屋さん。

1度彼のお店の前を通った時にキーチェーンを購入しているので本日2度目。
飛び込みついでに先ほど購入した物が気に入ったので、
色違いでもう２つ購入することに。

最初に買う時に、
問屋さんなのに欲しかった物を高いと感じてしまった私は交渉してみました。
その結果、けっこうなディスカウントをしてもらいました。
2度目も同じ値段で購入。

そのあとも大きな軒下で雨宿りさせてもらっていると
Jamesくんが私のところまで来て近くに座りました。
立っていた私が同じように座ろうとすると、中に椅子あるから椅子使いなよ。と。
｢ここで大丈夫。｣と座ったものの、言葉が通じない。
椅子の時はジェスチャーで通じただけ。
名前を聞き出すのも一苦労。
それでも２人で一生懸命会話をした。
言葉は通じなくても彼の人柄は伝わってきた。
｢もっとなにか買おうかな...｣と思い、私だけお店の中に。
欲しい物は見当たらなかった。
ふと外を見ると雨が小降りに。
｢もう行くね。｣と言いに行くと、握手の右手を差し出された。
私も右手を出したものの、お札を握っていたのでそれを先に差し出した。
１回目に大きなディスカウントをしてもらったんだから、
２回目は定価で買うべきだったと思ったから。
私の生活と彼の生活はきっと大きく違う。
でも、けっして彼に対する同情ではない。
自分の行動に反省したんだ。

彼は受け取らなかった。

私の気持ちを簡単な英単語とジェスチャーで伝えた。

それでも彼は受け取らなかった。

最後は手を振って笑顔で別れた。

そこを離れたくないと思った。
少しづつもと来た道を戻りながら涙が溢れた。
おさえなかったら号泣してしまいそうだった。

有難う。
いっぱいいっぱい有難う。

号泣したいくらいの気持ちでとぼとぼ歩いて、
帰りにまた寄ると言った楽器屋さんへ。

最初に寄った時点で値段は交渉済みで350K。
最初は400Kと言われて、バッグも付けるよー。とバッグの中に入れてくれたんだけど、
バッグは要らないと言ったら50K落としてくれて、
本当はもう少し落ちたらって思ったけど、おっちゃんの人柄でそれ以上は交渉せず。

アメリカで売ってるのは見たことないけど、
もしあったとしてもこの値段じゃ絶対買えないしね。

購入は決定なんだけど、おっちゃん包まないでいろいろ叩いて遊んでいるから(笑)、
私も一緒に遊んでいたら(笑)おっちゃんの友達登場。(写真の人。)

トペンとガムランをやっている人で、ガムランをそこで披露してくれました。

いい音がするからド素人の私が叩いても上手く聴こえるんだけど(笑)、
やっぱりプロ(?)が叩くと違いますね。← 当たり前
思わず拍手してしまいました。

そんなこんなしていると日本人の青年がご来店。

話しかけると私のウガルを見て、「どーやって持って帰るんですか？」と。

はい、機内持ち込み用スーツケースに入れて持って帰って来ました。


JATIまではおっちゃんのお友達が、
その荷物じゃ大変だろうとバイクで送ってくれました。

おっちゃんが、
｢彼女、約束守ってくれたんだ。
また戻って来るって言って本当に戻って来てくれたんだ。｣と
嬉しそうにお友達に話してくれたからかもしれません。

おっちゃんも、｢もう1本入れとくね。｣とマレットをもう1本付けてくれました。

こちらが私の温かい想い出が詰まったウガルです。

夕飯はJATIの近所のカフェで。

ベストセラーだというバリニーズカレーをいただきました。

運ばれて来た時は｢うぉー！♪｣って思いましたが、
食べたらフツーでしたw

57,000ルピア也−

この旅行記へのコメント （4）

• bibiさん 2014/12/22 22:29:35

  もらい泣き(T_T)

  rainforestさん、こんにちは！
  今回の旅行記も、楽しく読ませて頂きました♪
  
  James君とのエピソードは、思わずもらい泣きしてしまいましたよ。
  バリでは、思いの外チップを受け取らない人も多いですよね。「君がハッピーなら、自分もハッピーだから要らないんだよ。」など言われます。
  
  ちょっと気になったのですが、James君はインドネシア語しか話せなかったと言う事なのでしょうか？
  
  
  楽器屋さんのおじさんと、そのお友達との関わり合いも、心がほっこりします。「また後で来る。」と言って、来ない観光客が大多数なんでしょうね。。。嬉しそうなおっちゃんの顔が、目に浮かぶようです（笑）
  
  
  rainforestさんのように現地の人達とのふれあいエピソードが入った旅行記、感情移入出来て好きです☆
  
  
  
  

  rainforestさん からの返信 2014/12/23 15:20:05

  RE: もらい泣き(T_T)

  bibidebalidebooさん、こんにちは！
  
  もらい泣きだなんて有難うございます。(笑)
  
  初めてのバリで感じたのは、
  私たちの方が経済的にははるかに豊かだけど、
  彼らの方が意識ははるかに高いなあ。と。
  今まで自分はなにを考えて生きてきたんだろう？と
  考えさせられましたよ。
  困ったもんですね、物質的価値観。
  
  はい、Jamesくんはインドネシア語しか話せませんでした。
  
  
  現地の方々とのエピソードも混じえると1回1回の旅行記が長くなるので、
  旅行記と言うよりも「ブログかよっ！」みたいな。(笑)
  旅行記は少しでも誰かの参考になればというのもありますけど、
  現地の方々とのエピソードはただの自分の旅の記録ですね。
  あとで読み返した時にその時の感情とか気づきが蘇ったりして、
  「あーっ、まだ学べてなかった...orz」とかまた気づけたり。(笑)
  
  楽器屋さんではその場に馴染んでいたようで、
  日本人青年に、「お店の人かと思いました。」と言われました。(笑)
  何気に嬉しかったです。(笑)
  
  コメント有難うございました！
  
  

  bibiさん からの返信 2014/12/25 00:50:48

  RE: RE: もらい泣き(T_T)

  > 私たちの方が経済的にははるかに豊かだけど、
  > 彼らの方が意識ははるかに高いなあ。と。
  
  本当にそうですね。
  私もバリに行くと、彼らから学ぶことがたくさんあります。自分の考えに恥ずかしくなり、反省して帰国することも。。。
  
  
  > 現地の方々とのエピソードも混じえると1回1回の旅行記が長くなるので、
  > 旅行記と言うよりも「ブログかよっ！」みたいな。(笑)
  
  いやいや、ブログみたい感じで全然OKです！！楽しいですもん。
  
  レストラン・宿などは、名前が分かれば大抵ネットで情報が拾えます（利用者の少ない所は別ですが）。
  そこに旅行者それぞれの目線から、旅で出会ったその国の人達の人柄が分かる様な旅行記の方が、私には大きな情報です。
  
  その旅行者のフィルターを通して旅をして、教わると言うか？！
  読みながら「あーー、そっか、そう言う考え方もあるか〜。」みたいな。
  
  
  ランプヤン寺院の旅行記は、小説を読んでるような錯覚に！霧の中のランプヤンに自分も行った気持ちになりました。
  
  
  > 楽器屋さんではその場に馴染んでいたようで、
  > 日本人青年に、「お店の人かと思いました。」と言われました。(笑)
  
  店員さんに間違われるなんて、全く違和感が無かったんですね(^o^)羨ましい、私も言われたい（笑）

  rainforestさん からの返信 2014/12/29 18:00:39

  RE: RE: RE: もらい泣き(T_T)

  
  こんにちは！
  
  > その旅行者のフィルターを通して旅をして、教わると言うか？！
  
  わかりますわかります、それ！
  昔、高橋歩さんのLove & Freeという本を読んで自分も同じように旅した気分になり、
  すごく価値観が変わったことがありました。
  その価値観は今もそのままで、すごく良い本に出逢えたなと思ってます。
  あ、今晩読みながら寝ようかな。(笑)
  
  
  > ランプヤン寺院の旅行記は、小説を読んでるような錯覚に！霧の中のランプヤンに自分も行った気持ちになりました。
  
  え♪　有難うございます♪
  雨季のランプヤン、おススメです。(笑)
  あの門が観られただけで大満足ですが、いつかは山頂にも行きたいです。
  
  コメント有難うございました！