2013年最後の紅葉めぐりは和歌山へ

2013/12/01 - 2013/12/01

今年の紅葉シーズンもそろそろ終盤、神戸を基準にして先々週は東の香落渓と赤目四十八滝、先週は土曜日に西の三原へ行き日曜日は北の滋賀県へ行ってきました。そう来れば残る「南」にも行かなくちゃ、という訳でもないですが他の方面に比べて比較的遅くまで紅葉の残っている和歌山県の紅葉の名所に行ってきた時の記録です。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅近くの駅を出る始発列車からJRを乗り継いでやってきたのは和歌山市北部にある紀伊駅。まずはここからバスに乗って紅葉の名所としてよく紹介されている根来寺へ行きます。

紀伊駅 駅

駅から根来寺最寄りのバス停までは10分ちょっと、紅葉も見頃だと言うのでもっと下りるものかと思いましたが意外にも自分だけでした。まだ時間が早過ぎるかな？

誰も下りなかったのはバス停からお寺が遠いこともあるのでしょう、ここから根来寺までは歩いて20分ほどとのこと。もっとお寺の近くまで行けないのかと言えば路線はあるものの本数が少ないのです・・・

このあたりは古くからの町のようで、歴史ありそうな立派な建物が並んでいます。

根来寺入口の看板が見えてきました。隣の看板にある「僧兵鍋」とはどんな料理なのでしょうかねぇ〜ちょっと気になります。

根来温泉 國分屋 宿・ホテル

看板から歩くことちょっとで高さ16mという立派な大門が見えてきました。手前にある木々は桜かな？満開になったら綺麗なのでしょうね。

もみじの木を発見、山門と合わせて撮ってみます。

ここにあるのは山門だけで本堂などはさらに先の方にあるようです。

もう一度山門ともみじを。

山門から5分ほどで根来寺の石碑が見えてきました。

根來寺 寺・神社・教会

境内を流れている大谷川の周辺は「紅葉谷」の名前が付いているようで、その名の通り紅葉が綺麗です。見頃の情報通り、ちょうど今が綺麗に色づいていますね。

ここまでほとんど誰も歩いていなかったのでどうしたものかと思いましたがこのあたりでようやく紅葉を見に来たと見える人がポツポツと歩いているように。やはりこのような場所には車で来るのが便利ですからね〜

今日も天気は良さそうです。朝日に照らされて輝くもみじが綺麗。

さらに奥に進むと赤い欄干の橋が見えてきました。

振り返るとこんな感じ。

紅葉谷から坂を上がると小さな門が見えてきました。ここの紅葉も綺麗ですね。

常光明真言殿が見えてきました。

常光明真言殿の隣に広がるのは名勝庭園。江戸時代の造営だそうです。

根來寺庭園 寺・神社・教会

名勝庭園の聖天池に浮かぶお堂は聖天堂、色づいた葉っぱと合わせて。

紅葉を見に来ている人もいるものの境内も広いのでそれほど混雑しているような様子はなし。

大日如来のシンボルとされる大塔と合わせて。

さらに奥へ進んで見えてきた八角形の建物は不動堂、手前の木は黄色と赤にそれぞれ見事に色付いています。

それではそろそろ次の紅葉スポットへ行きましょうか。

行きはジョギングをする人たちの休憩場所になっているのか何人かの人がたむろしていたのであまり写真を撮らなかった山門まで戻ってきました。紅葉と合わせて門全体を。

バスで紀伊駅まで戻ってきました。再びJRに乗ること3駅、いよいよ和歌山駅へと向かいます。

紀伊駅 駅

和歌山駅から歩いて、今度は和歌山城の下にある紅葉渓庭園へと向かいます。それにしても日曜日だからでしょうか・・・商店街を歩く人はほとんどおらず。

和歌山駅 駅

駅から少し歩いたところからいちょう並木が始まりました。青空の下で金色に輝いているようです。

駅から歩くこと20分ちょっとで和歌山城のお堀が見えてきました。色づいている葉っぱは桜でしょうかね、また桜の時期に来るのも良さそうだなぁ〜

和歌山城公園 公園・植物園

御橋廊下と上には天守閣が、ちょっと逆光が厳しいですが。。。

和歌山城 名所・史跡

それでは中に入りましょう、駅からここまであまり人とすれ違わなかったように思いますがここまで来れば大丈夫、たくさんの人が遅めの紅葉を求めて来ているようです。

江戸時代初期に、紀州藩初代藩主徳川頼宣が築いたと言われる池泉回遊式庭園。入ってすぐに見えてきた景色がこちら。

紅葉渓庭園 名所・史跡

池に浮かぶ鳶魚閣と御橋廊下

御橋廊下は最近復元されたものですが中を歩くことができるので後で行ってみましょう。やはりこの辺りは南にあるからか紅葉も遅いのでしょうかね、12月に入ってもまだ綺麗な紅葉を見ることが出来ます。

鳶魚閣と紅葉。

奥に見えているのが御橋廊下

名前の通りの廊下なので中はこれといった装飾はないようです。窓から入る光がいい感じですね。

こちらは上から見た様子。

おそらく今日が今年最後の紅葉になるでしょう、思い残すことのないよう色々と撮って歩きます。

池にその姿を映す鳶魚閣

柳の木もまたいい感じです。

よく見ればまだこれからの葉っぱも結構ありますね〜それではそろそろ今年の紅葉めぐりを締めくくることとしましょう。

石垣で見かけた白猫。狭いスペースに座って、器用なものです。

行きはJRで来ましたが帰りは南海で。今日はよく歩きました・・・

和歌山市駅 駅

そのまま難波まで帰ってもよかったのですが、まだ明るいから久々に関空へ行ってみましょうか。普段関空から飛行機に乗る機会もの無いので本当にいつ以来だろうかということで・・・

そのまま電車で関空へ乗り付けても面白く無いのでりんくうタウン駅で下りてみました。少し歩いて連絡橋と遠くに空港の島が見える場所までやって来ました。

りんくうタウン駅 駅

連絡橋の長さが4km弱あるので空港までも4kmくらいあるのでしょう、それでも遮るものは何もないので離発着する飛行機がここからでもよく見えます。台湾のチャイナエアラインと、奥にはLCCのピーチがいますね。

そしてここから再び電車に乗るのではなくバスで関空展望ホールへ・・・と思ったもののこれが失敗、既にたくさんの人が並んでいたので自分の10人ほど前で満員になってしまい次の便まで30分待たされることに。

りんくうプレミアム アウトレット アウトレット

きっちり30分待って次のバスに乗ってそのまま展望ホールへ。ここへ来るには関空の駅からでも一度バスに乗らないといけないので、こうして直接乗り付けられるのは便利ですね。久々に来た展望台、目の前に見えてきたのはピーチとジェットスター・・・どちらも所謂LCCですね〜まだ乗ったことないですが今まででは考えられないほど安いようなので一度使ってみたいもの。

関空展望ホールSky View(スカイビュー) 名所・史跡

ジャンボ機も来ました。小型機が多くなってきた中で一層存在感があります。

結構出発便の多い時間帯なのでしょうか、次々と離陸機がやってきます。

迫力のテイクオフ！

関空の展望デッキといえばやっぱりこの構図かな。

海上保安庁の飛行機もやってきました。

そういえば今はスターフライヤーも関空に来るんですね〜一度だけ乗ったことありますが、今度東京へ行くときはこれ使ってみようかな？

すっかり関空にもLCCが定着しているようですね〜電光表示板によるとクアラルンプールからのエアアジアが来るようなのでカメラを構えていると、来ました。

あれ〜エアアジアってこんな塗装でしたっけ？特別塗装機みたいなものでしょうかね。

続いてタイ航空も。タイ航空は関空でちょうどこの12月からA380を就航させているようで展望ホールでもあちこちで宣伝されていましたがどうやらこの便ではないようですね。

先ほどのエアアジアが来ました。なるほど、就航地の建物のシルエットが描かれているのですね〜これは面白い。しかしTOKYOはあるものの残念ながら大阪はなし、それにしてもパリやロンドンまでも就航しているのですね〜日本のLCCも長距離路線に進出したらもっと気軽に旅行出来るようになりそうですね。

和歌山で紅葉を見るつもりが大きな寄り道になってしまいましたが久々の関空、なかなか楽しめました。今度はここから飛行機で旅行に行きたいですね〜年末辺りピーチとかまだ安く買えるのかな？？帰ったらホームページ見てみましょうか。

梅田に着いたらもう辺りは真っ暗、そのままちょっとだけ買い物して神戸へと帰っていくのでした。神戸を起点に東西南北と周ってきた紅葉めぐりも今日で終わり（多分）、まだまだ行きたいところはありましたがそれは来年のお楽しみにとっておきましょう。

大阪駅 駅