2014/12/04 - 2014/12/05
294位(同エリア2985件中)
じょーじさん
12/5に広島で開催された某コミッティーの会議に出席するため、12/4〜6で広島に行ってきました。
当初、飛行機で行ってマイルを稼ぐつもりでしたが、会社の規定で、広島へは緊急の理由以外、飛行機を使えないことがわかり、あえなく飛行機は断念。そのまま正直に新幹線で行ってもつまらないので、サンライズの料金を調べたら、新幹線+3000円程度で利用できることがわかりました。一度、サンライズは乗ってみたいと思っていたので、この程度の差額ならということで、サンライズを選択しました。
12/4 22:24横浜発のサンライズ瀬戸で岡山まで行き、岡山から6:51のみずほで広島に7:26着でした。初めて乗ったサンライズは想像以上に素晴らしい列車でした。寝台はソロで狭かったのですが、飲食はラウンジでできるし、部屋は寝るだけなので問題ありません。シャワーも完備で快適でした。
夜、寝ている間に移動して、翌日は朝から目的地で活動できる寝台列車は効率的でいて、旅情も味わえる素晴らしい移動手段だということを再認識しました。新幹線は速くて便利ですが、はっきり言ってつまらないです。日本の寝台列車は絶滅の危機に瀕していますが、ぜひ残してほしいものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JR特急
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会社から広島までの新幹線の往復切符を支給されていたが、12/3にみどりの窓口でサンライズを調べたら、空席があり、差額3000円ちょっとの自腹でサンライズに変更できるとのことだったので、迷わずサンライズに変更。
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12/4(金)、会社から一度、家に帰って荷物を取って22:10に横浜駅に到着。
夕食の時間もなかったので、横浜駅でビールと崎陽軒のシュウマイ、おつまみを購入し、22:20頃プラットフォームに出る。 -
サンライズがやってきた。
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285系電車。
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2階建てになっている。
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乗り込むのは、高松行のサンライズ瀬戸の方。
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ソロの車両の通路。この車輛は動力車で床下に機器があり、台車より上の空間で上下2段の部屋としているので、部屋は超狭い。
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自分の部屋は上段。部屋のドアを開けるとこんな感じでベッドがある。
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この急な階段でベッドに上る。
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窓が上に回り込んでいて、広い車窓から景色を楽しめる。カプセルホテルよりはずっと広いし、はるかに快適。
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エアコン、目覚まし時計、照明の操作パネル。
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こちらはB寝台の下の階。付随車で台車間は2階建てになっている。
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B寝台の頭側。ベッド分のスペースしかないが、天井はソロよりずっと高く、快適に過ごせそうな感じ。
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B寝台の足側。鏡も付いている。
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こちらはA寝台。部屋が空いておらず撮影できず。
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ラウンジ。窓に面したカウンターがあり、瀬戸、出雲で各々8席。ソロの部屋は狭いので、乗って直ぐここで夕食と思ったが、満席だったのでちょっと待った。
8席中6席は女性で盛り上がっており、さながら女子会といった感じ。出雲は女子に人気とのうわさを聞いたことがあったが、瀬戸の方も女子に人気のように思えた。 -
ちょっと待ったら、女子会の人たちが部屋に戻り、ラウンジに空ができたので、ラウンジで夕食&飲み。冷たい夕食だが、流れる夜景を見ながらの酒と食事は、なかなか良い。
自分の後ろの席では、おっさん2人が、80年代アイドルの話で盛り上がっていた。会話から察するに、のびのびシートで知り合い、意気投合したようだ。こんな出会いがあったりするのも、寝台列車ならではだ。 -
ラウンジの隣にはシャワーがあった。横浜から乗ってしばらくはシャワー待ちの人がいたが、0:30過ぎには待ち列がなくなっていた。
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脱衣場。ドアの向こうはシャワー室。
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脱衣場にあるカード読み取り機。
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シャワー室。320円のカードで6分間シャワーが使える。
シャワーでさっぱりして、部屋に戻って寝た。5時間くらいだったが、快適に眠れた。 -
翌朝、6:27に岡山着。降りるとすでに、瀬戸と出雲間の連結部には、撮り鉄の人だかりが。
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連結部にたどり着いたときは、既に連結器が外され、扉が閉じるところだった。
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扉が閉じて、サンライズ瀬戸の準備完了。
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6:31、高松に向かって発車。
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岡山を発つ、サンライズ瀬戸。
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なかなか素晴らしい列車だったので、別れが名残惜しかった。素晴らしい旅をありがとう。
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”旅”が楽しめる日本では稀有な存在の列車。クソつまらない新幹線よりも、こっちを選んで正解だった。
日本の定期運航寝台列車の最後の砦となったが、この後継車なども開発し、頑張ってほしい。 -
さて、サンライズ出雲。
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連結器にカバーを取付け。
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出発準備完了。
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6:34、サンライズ出雲出発。
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この日は、伯備線が貨物列車故障で不通になっていると放送があったが、その後、どうなったのだろう?
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高松行の普通電車。
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岡山駅、改札口。岡山から四国行の列車が結構出ていて、四国との関係が深いことを窺わせる。
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新幹線の改札に向かう。
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新幹線乗り換え改札。
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新幹線乗り場から見える、岡山市内。
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6:45発広島行こだま、700系7000番台。レールスターとして活躍したこの車輛も、最近はこだまに格下げになっている。
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700系はカッコ悪いが、7000番台は基本色が淡いグレーで、コクピット付近を濃いグレー塗色にして、”こまわり君”的な不細工な印象が薄らいでいる。白い塗色のものより、随分印象が良い。
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みずほが入ってきた。山陽、九州用の塗色だが、相変わらずカッコ悪いN700。
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6:51発鹿児島中央行。これで広島まで行く。
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みずほ車内。
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岡山から35分で広島に到着。広島到着前に車窓から見えるMAZDA ZOOM-ZOOMスタジアム。隣はコストコ。
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コストコと球場が隣接しているなんて、最強のテーマパークだ。こんな街の中にあるコストコも珍しい。
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今年のカープは調子が良かったので、関東でもカープ女子なんかで盛り上がっていた。広島の盛り上がりはすごかったのだろう。一度、ここで野球を見てみたいと思う。
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7:26広島で下車。その後、みずほは鹿児島に向けて出発。
新幹線や飛行機の始発を使っても、東京から広島着は最も早くて9:30過ぎ。サンライズ利用だったら、前日夜に東京で飲みに行っても、広島で早朝から仕事や遊びができる。寝台列車はまったく合理的な乗り物だ。 -
500系。無条件にカッコいい。今だに、これを超える鉄道車輛デザインは世界を眺めてみても無いと思う。ここまで秀逸なデザインの車両を出しておきながら、その後の700、N700、E5、E6の醜悪なデザインはどうしたものか・・・・
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技術的には古くなってきたが、デザインが良いので頑張ってほしい。
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広島を発つ500系。
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N700。特にこの角度から見るノーズのデザインは最悪。機械は機能的なものほど美しいというが、これはまったく酷いデザイン。ここまで醜くなければ、トンネルの衝撃波を低減できないのか?
日本は新幹線技術の輸出推進をしているが、こんなカッコ悪い車輛じゃ、海外からの印象が悪くなるとしか思えないのだが・・・ -
改札に降りてきた。
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一階に下りると、JR西日本のキャラクター、カンセンジャーがいた。JR西日本も500系のカッコよさを認識しているからこのようなキャラクターを作ったのだろうが、さすがにこれは・・・・
広島駅新幹線口は工事中だった。現在は新幹線口と在来線口が分断されて、使い勝手が悪いので、改善されるようだ。
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