皇居内の紅葉　乾（いぬい）通り並木道を楽しむ　　- 12月　７日　　２０１４年

2014/12/07 - 2014/12/07

天皇陛下　８０歳　傘寿（さんじゅ）を記念され普段は入れない

皇居内坂下門を入門として乾門（いぬいもん）退門までの７５０ｍ余りの

皇居内の紅葉を楽しめる事が出来ました。

乾通りは、宮内庁庁舎前から蓮池豪、乾豪沿いの通りの名前です。

＊写真：十月桜、冬桜と呼ばれています。


＊傘寿：数え年で８０歳、中国語の略字で上から八十と見えることから
　　　　傘寿（さんじゅ）と付けられたそうです。

＊因みに、６０歳（還暦）、７０歳（古希）、７７歳（喜寿）、８０歳。

＊数え年：生まれた年を一歳として、毎年元旦に一才を追加しますね。

＊満年齢：一年が満了して一才となります。１月１日生まれの方は
　　　　　１２月３１日で一才となります。

　　　　　現在は満年齢が一般的。、、良かったですぇ。（笑）

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

皇居　秋の乾通り抜け前の坂下門外の静けさ。

皇居乾通りの秋の一般公開　コース。

坂下門（入門）蛤豪沿い　−　宮内庁庁舎　蓮池豪沿い　−　西はねばし

乾豪沿い　−　乾門（退門）

坂下門が入門となります。

＊坂下門外の変（１８６２年）

　　江戸城坂下門外にて、尊攘派の水戸浪士６人が老中（ろうじゅう）安藤信正を
　　切りつけて負傷させた事件。安藤信正は孝明天皇の妹和宮を１４代徳川家茂の
　　夫人にした公武合体でこれに恨みをもった尊攘派が切りつけたもの。
　　和宮親子内親王（かずのみやちかこないしんのう）には、婚約者有栖川
　　熾仁（ありすがわたるひと）がいました。

　　＊公武合体：幕府の決定は朝廷の決定。尊攘派：朝廷を擁立する思想。

坂下門を入門し直ぐにある宮内庁庁舎。

今上（きんじょう）天皇（１２５代）　１９３３年生まれ

今上天皇の皇后　皇后美智子さま　１９３４年生まれ

お二人共　今年傘寿（さんじゅ）８０歳を迎えられました。

皇居乾通り抜けは、１２月３日〜１２月７日まで。

３４９，０００人が通り抜けしたそうです。

本日は最終日の１２月７日、７５，０００人だそうです。

富士見櫓

旧江戸城で現存する最も古い建物。

真っ赤に燃える色づいたもみじ。

江戸城には、徳川歴代の将軍が居住していましたが、明治維新後

明治天皇が京都から江戸城跡に移り皇居となりました。

皇居の広さは、１１５万平米、８っの門があります。

吹上御苑に天皇御家族がお住まいになられています。

乾通り退門となる乾門です。

乾門（いぬいもん）

　乾門は、旧暦では方位に十二支が使われていますが、北東、南東、南北

　及び北西は十二支の中間に入ってしまうので、北東（うしとら）、

　南東（たつみ）、南北（ひつじさる）、北西（乾、いぬい）としたそうです。

　この乾門は、皇居の北西に当たる場所で乾門と呼ばれています。

京風の乾門。

今回の　乾通りの秋の一般公開参加者の　退門です。

天皇陛下　傘寿（さんじゅ）　８０歳。


おめでとうございます、いつまでもお元気でお過ごし下さい。

紅葉の中で一輪健気（けなげ）に咲いていた十月桜。

通常冬桜と呼ばれ１０月頃に1/3程咲きはじめ翌年の春に2/3咲きます。

一年で二度楽しめる桜ですね。

季節外れに咲いている桜は十月桜（冬桜）の場合が多いそうです。

ありがとうございました。

写真＆コメント　by 家内

hama 海外にて。