冬のいわて花巻へ

2014/02/09 - 2014/02/10

ＦＤＡ（フジドリームエアラインズ）のラッキードリームで、往復１０，４００円で小牧空港からいわて花巻空港へ行ってきました。
東日本大震災から３年が経ち、初めて自分の目で被災地を見つめたり、宮沢賢治の世界に触れたりすることができました。

エリア 岩手

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

県営名古屋空港（小牧空港）拠点にしているＦＤＡ。
朝のＦＤＡ３５１便にていわて花巻空港へ。
今回は、紫色の６号機。
ＦＤＡは機材の色も楽しみの一つです。

小牧空港から離陸してしばらくすると、雄大な北アルプスの雪景色が上空から眺められました。

さらに、日本海が眼下に。

朝の便では、飲み物とＣＯＭＯのパンがいただけます。

ふと見ると、窓から虹の輪が！！
とても幸せな気分です。

いわて花巻空港は雪景色。
後ろの黄色７号機は離陸するところ。

空港からレンタカーを借りて太平洋へ向かう。
まず、道の駅遠野風の丘で休憩。

肉まんと飲むヨーグルトで腹ごしらえ。

釜石の駅前市場「サン・フィッシュ釜石」に到着。
何と、大雪のため臨時休業…

Ｒ４５を南下。
津波の看板がいたるところに見られた。

深い雪の中にある、仮設住宅。

大船渡の屋台村。
この日は、どこも閑散としていた…

道の両側は、建物が何もない。
津波が何もかもさらっていったということか。
工事はいろんなところで行われている。

道の駅高田松原。
周りにはほとんど何もなく、廃墟のようなコンクリートの建物がまだ残されたまま。

これは学校だったのでしょうか。３階まで窓ガラスも壊れている。
津波はこんなに高くまで襲ってきたのか。
信じられない。

陸前高田の奇跡の一本松を遠くから望む。

気仙沼まで到達。
２Ｄのホヤぼーやと出会う。

さすが漁業の街。漁船が沢山。

一気にワープして…宿泊地の花巻温泉へ。

お世話になるのは、ホテル花巻。
同じ系列でさらに２つのホテル隣接しており、それぞれのお風呂にも入れるそうです。
今回は、ホテル花巻のお風呂だけ、ゆっくり癒されました。

２日目は、花巻空港でレンタカーを返却し、徒歩で宮沢賢治童話村へ向かいました。
雪の道をひとり歩き、何とか到着。

館内は、宮沢賢治の不思議な世界を感覚的に楽しめる展示がされていました。

次に、童話村から徒歩でさらに山の方へ上ること１０分ほど。
宮沢賢治記念館を見学。
宮沢賢治のゆかりの物を見たり、改めて物語を聞いたりして、宮沢賢治の自然に対する見方や感じ方に触れることができました。

さらに歩いて、新花巻駅へ。

新花巻から盛岡まで、Ｅ５系「やまびこ５５号」に乗車。
ロングノーズが速そうな雰囲気をより醸し出します。

あっという間に盛岡に到着。
まずは、海鮮丼を食す。

続いて、冷麺を食す。
うますぎる。

戻りは、東北本線の普通列車で花巻空港駅へ。

花巻空港駅を降りると、偶然試運転のＳＬ銀河と遭遇。
ＳＬの存在感と迫力はすごい！

駅から空港まで、雪の中を歩く。
花巻空港駅とは名ばかりで、まったく隣接していない…
途中で、「賢治先生の家」の横を通る。

帰りのＦＤＡ３５８便。黄色の７号機です。座席のヘッドカバーも機体の色と一緒です。

翼に積もった雪を一生懸命取り除いてくれています。寒い中ありがとうございます。

小牧空港に到着。
冬はどこも寒いですね。
この後、車で帰路につきました。