2014/10/12 - 2014/10/13
22位(同エリア105件中)
ひらしまさん
アンダルシアでぜひ訪ねたかった白い村。
カサレス、ミハスなどの候補の中から、4トラ旅行記をたくさん拝読して、その中で一番いい感じに思えたフリヒリアナに行くことにしました。
近くにあるネルハはコスタ・デル・ソルのリゾート地の一つで、あまり高級ではなく居心地よさそうなのでここに泊まることにしました。
グラナダからネルハへのバスは所要2時間。午前には2本出ています。
グラナダのバスターミナルの券売機は座席も選べる優れものでしたが、ぼくはここでクレジットカードを間違って紙幣挿入口に押し込んで抜けなくなり、係員にはさみで引っ張り出してもらうという失態を演じてしまいました。いい年して困ったもんです、まったく。
第1日 ミュンヘン乗り継ぎバルセロナ着
第2日 バルセロナ
第3日 グラナダ
第4日 グラナダ
★第5日 ネルハ
★第6日 フリヒリアナ日帰り
第7日 タリファ
第8日 セビージャ
第9日 マドリード
第10日 アビラ
第11日 マドリード発フランクフルト乗り継ぎ
第12日 羽田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10月12日。
グラナダからのバスは、シエラネバダ山脈を越えるルートですが険しい箇所もなく快適でした。ただ、雨のため眺望もありません。
バスが地中海岸に出ると、階段状の白い別荘風の建物が次々と目に入ります。
英国やドイツの年金生活者が物価の安くて暖かいスペインで老後を過ごすという話を思い出し、でも坂が多いと足腰きついだろうななどと思っているうちにネルハに着きました。
ネルハの宿はバス停のすぐ近くにとったので、小雨でも傘もささずに楽勝でした。
写真は雨が上がってから撮った部屋の正面の公園で、バス停はその向こうにあります。手前の木はオレンジでしょうか、お父さんに抱え上げてもらって実をとっている子がいました。 -
Hostal Plaza Cantarero。
12時過ぎに着いたのですが、部屋の掃除ができていないと30分ほど待たされました。
雨の日は立つ客は遅くなり、着く客は早くなるでしょうから、小さな宿は大変です。女主人も受付を空にして加わってせっせと掃除している様子がわかるので、おとなしく待ちました。
なにしろ1泊40ユーロですから、文句言ったらばちが当たります。 -
しかも独立した寝室があって、浴室はタブ付きです。フリヒリアナを歩いたあとは、ゆっくり湯に漬かりたいですから。
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広いキッチンが便利です。
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妻が近くの商店街で買ってきてくれた食材でランチにします。
インゲンは塩なしでゆでましたが、それでもゆでたてはおいしい。 -
夕方散策に出て、臨時の遊園地に遭遇。
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空き地に数日間だけ出現する遊園地らしく、家族連れがうれしそうに集まってきます。
お祭りの日に屋台やら芝居小屋やらが回ってくるのを楽しみにしているみたいな、ほほえましい感じです。 -
「ヨーロッパのバルコニー」。
みんな地中海の夕陽を浴びて、語り合い、写真を撮り合い、平和な光景。 -
バルコニーから左手を見ます。10月の夕方7時ですが、泳いでいるおじさんもいました。
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浜に下りてバルコニーを見上げます。かつてのイスラム勢力の要塞は、今は展望レストランになっているようです。
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バルコニー近くのイタリア料理店に入りました。
この女の子たちのように頭の上に花を飾るのが、この地域のハレの日の女性のおしゃれの定番らしく、街中でよくお見かけしました。
隣のテーブルも子どもたちとその親数人ずつでにぎやかなこと。やはり今日はネルハのお祭りだったようです。 -
10月13日。今日は快晴!
9時45分のバスでフリヒリアナへ向かいます。所要20分弱。切符は運転手から買います。
この時点での時刻表は、ネルハ発720,945,1100,1200,1330,1500,1600,1900,2030,フリヒリアナ発700,800,1030,1130,1245,1345,1530,1630,1930でした。
終点で降りて、まず坂の上の奥まったところにある案内所で地図をもらい、トイレも済ませ、はりきって歩き始めたのですが、いきなり迷いました。 -
案内所でもらった地図の左半分です。この地図では東北東が上になっています。
右寄り上部の案内所マークの位置が実際とずれていたので、現在地がわからなくなってしまったのです。正しい位置は矢印で示したところです。
ご参考までにバス停の位置も書き込んでおきました。発着とも同じ側です。
どうもこの地図は夏の祭り用につくった残りのようなので、そのときは案内所も特設されていたのでしょう。
地図上にある赤や青の丸数字は、祭りに参加したレストランやバルを示しているようです。
人に尋ねて現在地を確認し、北西(地図では左下)方向へ歩き出します。 -
上の段と中の段の分かれ道。
右のエルナンド・エル・ダラ通りを上ります。 -
真っ白な家々に挟まれるモザイクタイルの石段。
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白壁と緑と花。そして青空。
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桔梗色のドアが白壁に調和して見えます。
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急な石段のサカティン通りも魅力的でしたが、ここは下りずに道なりに進みます。
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どの家も花や緑がいっぱいで写真を撮りたくなります。
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この小道のタイルもいい。
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上の段を北西端まで行き、合流した中の段を戻ってきます。
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途中で見かけた子猫と女の子。
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子猫は知らんふり。
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中の段は比較的平坦で、教会やお店も並ぶメインストリートのようです。
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さっき上の段から見たサカティン通りの坂も、妻に待ってもらって登ってきました。
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突き当たりのタイル板はフリヒリアナの歴史を伝えるもののようです。
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この先はなんだったんだろう?
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プエルタ・デル・アグアというところを通って、下の段に下りてみることにしました。
階段の途中で中の段の家々を振り返ります。 -
下の段は普通の舗装道路で、村の体育館もありました。おなかも空いたのでバス停方向に戻ります。
途中で見たこれは椰子の花なのでしょうか。 -
サン・セバスティアン通りの店のテラス席に座りました。歩いてきたフリヒリアナの村を一望できます。
12時半を回っているのですが、ほかのテーブルのみなさんはお茶やビールばかりで、食事を頼んだのは僕たちのほかは東洋人カップル1組のみ。スペイン人の昼時は2時からか。
観光地にしては良心的価格でした。 -
食後はバスの時刻まで自由行動。妻は花園を見学したそうですが、ぼくは先程行けなかった高台(地図の8番のあたり)に登ってみました。
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フリヒリアナの南半分側を見渡します。
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向こうには地中海がかすんでいます。
フリヒリアナは、15世紀末のグラナダ王国滅亡後に逃れてきたイスラムのムーア人(北アフリカ出身のアラブ人・ベルベル人)が築いた村です。
1568年にはスペイン王国の圧迫に抵抗し、多くの犠牲者を出した戦いがあったそうです。
その後彼らは、国外に追放されたのか、それともカトリックに改宗したモリスコとして生き延びたのか。
いずれにせよ、彼らのぶどうやイチジクを加工する伝統的な産業や白い家などの生活文化は、この山の中で受け継がれてきました。
帰り道、たまたま家の壁を塗っている人を見かけて伺ったところでは、背の高さまでは年に4回も塗り替えるのだそう。
美しい景観の陰には人々の努力があるのですね。 -
バスでネルハに戻ると、ちょうど山車が通ったところで、通りは町のみなさんでいっぱいでした。
フリフリのドレスに花の髪飾りという晴れ着姿を正面から撮らせてもらう度胸のない妻は、後ろ姿ばかり撮っていました。 -
フリヒリアナを上り下りした疲れは、宿ですぐ風呂に漬かってしっかりほぐしてからシエスタ。
夕飯はネルハの繁華街の写真付き英語看板の店で。
魚介フライ盛り合わせがたっぷりでおいしい。少し熱っぽかったのを、食べて治しました。
明日はいよいよヨーロッパ大陸最南端だ!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- きなこさん 2015/07/09 18:22:05
- スペインでもお邪魔しちゃいました
- こんにちは〜ひらしま様
旅行記とっても楽しく拝見しました
以前タンザニアの旅行記にお邪魔しました きなこです
その節は有難うございました
斎藤さんとはコンタクトを取っていますが未だに行ってないんです
2月に行くつもりがフィンランドに浮気をしてしまって、今度こそは思っているんですが中々同行者とタイミングが合わず・・・
今度も又アンダルシアの白い村に心を持って行かれました
初秋にマラガから日帰りでネルハ→フリヒリアナに行くつもりです
マラガに戻りそのままロンダに移動すると言う強行旅なんで、少しでも時間のロスが無いように色々皆さんの旅行記を拝見させて頂き情報収集中です
マラガには前日バルセロナから列車で14時半頃に到着して、その日だけの観光になります
何か「これだけは!」ってあれば教えて下さいね
きなこ
- ひらしまさん からの返信 2015/07/10 20:25:33
- RE: スペインでもお邪魔しちゃいました
ようこそ、きなこ様
「次の旅行先」の順位が突然入れ替わっちゃうこと、ありますよね。
ぼくもモロッコって言っていたのに土壇場でスペインに変わってしまいました。
マラガは素通りしたので何もお役に立てることを書けませんが、スペインは本当に魅力的な国です。
独特の文化、おいしい食事、安い物価。人もいい感じでした。
きなこさんのスペインはかなりの強行旅とお見受けしましたが、さすがタフなきなこさんですね。
たっぷりスペインを楽しんできてください。
ひらしま
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