2014/09/17 - 2014/09/17
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ベイグラントさん
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四川省を巡った今回の中国旅。
九寨溝に続いては、これまた世界遺産の黄龍を訪れました。
石灰華段丘を見たかったのです。
九寨溝も遠かったけど、黄龍は更に人里離れた僻地でした。
標高3千5百メートルの高地で、高山病に悩まされる人も居るというので、まずは九寨溝で肩慣らしをしてから黄龍という順番にしました。
今回のルートは、九寨溝 → 黄龍 → 雅安 → 成都。
九寨溝編はこちら→ http://4travel.jp/travelogue/10957142
雅安のパンダ飼育員体験編はこちら→ http://4travel.jp/travelogue/10959043
成都編はこちら→ http://4travel.jp/travelogue/10961075
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日も、この素敵なお宿からスタート。
朝いつもはのんびりモードのワタクシも、今日は早めのスタート。
だって・・・、九寨溝から黄龍までの路線バス、一日一本なんだもん・・・。
これ、乗り遅れたら一日丸潰れ・・・。 -
7時過ぎだけど、まだ暗い・・・。
何度も中国行ってるのに、これまで全部海側のラインしか行ってないから、今回まで中国国内に時差が無いのに気づかなかったw
こーんなにでっかい国なのに!
アメリカにしろ、カナダにしろ、ロシアにしろ、中国にしろ、横に長い国は、国内に時差が有るもんだとばっかり思い込んでた。
新年なんか、東側から一時間ごとに「ハッピーニューイヤー!イエーイ!」とか大騒ぎして明けていくものだとばかり思ってたよ!
どうやら、中国では人口の8割だか9割だかが海側のあっちの方に住んでるから、「いいじゃん、時間一個で。」とざっくりそう決まったらしい。
内陸部に住む少数派の利便性とかは、あんまり考えないらしい。
ということで、7時過ぎでも夜明けのような薄暗さ。 -
待合所はこんなに小さいけど・・・
-
すごい数のバスがあって、中国各地に出てますよ。
どれだ?私のバス・・・・・・・。
治安のあまりよろしくないこの国ですから、バス乗る時も荷物検査が有りますよ〜。 -
バスを見つけ、無事乗り込んで出発!
ドライバーさんの他に、ツアーガイドのお兄さんみたいのが乗ってるが、その人の説明が当然さっぱり分からない・・・・・。
なんか他の人のところ回ってんのをガン見してたら、帰りのチケットと、黄龍の入場券をセットで車内販売してるっぽく、みんなのマネしてそれを購入。
道を馬が塞いでいたりと、長閑な車窓の風景を楽しむ。 -
路線バスのくせに、観光バスみたいに帰りもこのグループでこのバスで帰って来るらしい。
ふむふむ。 -
片道3時間くらい?
思ってたより遠いよ・・・。
途中にトイレ休憩とか挟むから。 -
そして、旅の前から気になってたニーハオトイレをとうとう体験する羽目に・・・。
初めて見る、扉も無ければ仕切りも腰ぐらいまでしかない、溝があるだけのトイレ・・・。
人からまる見えの状態で用を足す体験って、日本に住んでたらほぼ無いわ・・・。
海外行き始めの頃は、アメリカ式のあの扉の足の部分が開いてるトイレだって躊躇したのに、今じゃこんなトイレも戸惑いながらも使えるようになりましたw
「みんな、どうするんだろう・・・?」と恐る恐る見てたら、他の人には無関心で、目も合わさず、ちゃっちゃと済ませて出て行くんでちょっと安心して、みんなが終わった頃一番奥まで行って済ませました。
置いてかれそうで焦ったw
しかし・・・・・・、なんでまたこんなシステムに?? -
キノコのシーズンですなぁ♪
-
所々で、ヤクが草を食んでいる。
九寨溝で、ミルクで作ったヨーグルト見て、お肉で作ったジャーキー見て、角から作られた櫛を見て、お土産屋さんで売られてる毛皮を見て、軒先にぶら下がってる臓器の一部を見て・・・・・・・・。
生きてるヤクを、ようやく見ましたw -
どんどん、どんどん、山道を登って行きます。
すーごい高さだなぁ。
雲のエリアを突き抜けたのか、ピカッと晴天!! -
あーーー、急に素晴らしい景色♪
-
この天気が続けばいいのに!
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だが、その峠を抜けたらまた雲が・・・。
富士山級の標高の山が延々連なるこの山岳地帯で、天候が複雑に変わるんだからそれはしょうがない。 -
そんなこんなで、ようやく到着した黄龍!
意外と時間食ったから、もう11時よ・・・。
バスのツアーガイドさんは下りて行って、「何やってんだろ?」というくらいけっこう待ったら、みんなの分チケット買って帰って来てくれた。
そして、また分からぬまま説明を聞いていると、どうやら「あのへんでこのバスを探せ」と、そして「3時半までには絶対帰って来い」と、言われてる気がしたのでうんうん頷いておく。
そして、同じバスに乗って来た面々のお顔や服装の特徴、運転手さんとガイドさんの特徴や、ナンバープレートを必死に覚え、写真におさめとく。 -
ああ・・・・・・、とうとう来たね・・・・・・・・・。
噂の黄龍。 -
ずっと来たかった黄龍。
伯父と伯母に先を越されて、悔しかった黄龍w -
でも、伯父と伯母が来た時には、まだこの超〜便利なロープウェイ、無かったもんねー♪
「すーーーっごい山道で、登るのがめっちゃしんどかった」って言ってたけど、私はこれでラクラク、一気に頂上へ!だもーーーん!
ヌフフ。 -
超長ーいロープウェイだったけど、伯母さん達、これを徒歩で登ったんだ・・・。
体力あるなぁ・・・。 -
よし、いよいよ散策スタート!
平坦で嬉しい♪ -
ところどころにある、酸素の吸える休憩所。
高山病対策。 -
飲食施設が無いと聞いて、空腹で死んだら困ると思ってバスターミナルの所の売店で買ってきたおせんべいの袋が、気圧でパンパンに膨れてる!
-
なんて思いながら歩いているうちに、お!!木立の隙間から、鮮やかなブルーが見えてきた!
-
うわーー!これだ!これだ!
こりゃまた綺麗! -
あーーーー、なってる、なってる。
ちゃんと、棚田みたいになってるわ〜! -
段々畑。
あー、素晴らしいねぇ^^ -
岩の上にこんな大きな木が生えてる。
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なんかぽわぽわしたものが垂れてる木。
-
えええ!
こーーーーんな僻地の、こーーーーんな標高の高いところに、こんなに立派な寺院が!
古そうだし、確実にロープウェイの無い時代のものだよな。
すごい。 -
どうやってこの資材を運び上げたかね?
-
登りは少ないのに、もう疲れちゃった自分・・・・・・・。
体力がほんと落ちたなぁ・・・。
息苦しい。
すぐ立ち止まって休憩w -
ピンクの可愛い実。
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お、棚田の近くまで来た!
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しかし、不思議な形状だね。
自然のパワーってすごい。 -
こんなに黄色い部分もある。
だから「黄」龍なのかな? -
あの人が集まってるところあたりが一番いい感じに写真が撮れるんで、場所取り合戦が大変ですw
座り込んで、他の人を自分の画角から追い出し、思いきりキメキメの自己陶酔ポーズで、何枚も写真撮りまくりの中国人多し。 -
高めの位置から。
-
一か所、ものすごい数のタルチョーがたなびいてる場所が。
すごいパワースポットかなんかか? -
けっこう広範囲。
-
何万年かかってこんな状態になったんだろうねぇ。
神秘的。 -
チベット族の方たちかな?
ロングスカートっぽい独特の民族衣装。 -
はーーー、綺麗だなぁーーー^^
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透明な水が、こんなに青く見えるのが不思議。
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このへんは、やっぱちょっと黄色がかっている。
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五彩池をぐるっと回ったら、お寺に出た。
黄龍古寺と看板が。 -
富士山の山頂くらいの標高のこんな山奥なのに、とても立派。
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"龍"という名が付くお土地柄、そこらじゅうに龍のモチーフが。
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お食事するところが無いとは聞いてたけど、こんなちっこい売店はかろうじてあった。
だがしかし、売ってるのはカップ麺とソーセージくらい。
あと、途中で地元の人々が、カゴに茹でたトウモロコシを入れて売ってた。 -
一気に上まで来たから、あとは延々下りですよ〜。
・・・・・・・・・しかし、一緒のバスで来たっぽい人々をずーっと全く見かけない・・・・・・。
自分のペースが、早いのか、遅いのか、ゴールまであとどれくらいかかるのか、全く分からず不安が募るw -
でも、また見たいとこ出て来ちゃったんで寄ってみる。
-
ここにもマニ車。
九寨溝みたいに、川を使ってクルクル回し続けるのはここには無かったな。
時間が気になる・・・・。
下山を急ごう。 -
・・・・・・と思ってたら、また見どころ来ちゃうー!w
-
あー、ここきっと、ロープウェイ下りたあたりの木立からチラ見えしてたとこだ。
このへんが争艶池らしい。 -
段々のようすがよく分かる。
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ところどころ、ほんと地名どおり黄色い部分がある。
-
下の方は、特にすごいや。
ああ・・・・・、あとどれくらいあるんだろ?
バスに間に合うの・・・・・?自分・・・・・・・。 -
青と言うか、、緑というか、本当に美しいお水だなぁ。
・・・来れて、本当に良かったな(感涙) -
休憩所が可愛い♪
途中で、酸素不足で具合悪くなって寝ころんでるおばちゃん見たけど、自分は無事酸素吸引もすることなく、下りてこられました。
しかし、下りだけで良かった・・・。
これ、自分の足で登って行ってたんだと思ったら「無理無理!」って思うw
伯父と伯母が来た時は、ロープウェイが無かったから、この逆ルートでここを登って行ったんだと言ってた。
そして、伯父は「とても登りきれず、駕籠に乗せてもらって担がれて上がった」と・・・・・・・。
・・・・・・・・・自分登るだけで必死なのに、人を担いでこれを登って行く駕籠屋さんが居たんだ???
すーーーーーーっげーーーーーーーー! -
下の方は、滝になってる。
-
ゴールまであと少し。
超速足で来た。
間に合うか?
てかね、やっぱ自分のペースで、ゆっくり回りたいよねぇ。
まだまだ日が高いのに、さらに国内に時差が存在しない影響で、だいぶ遅い時間まで明るいはずなのに、3時過ぎにここを去らねばならん無念さ・・・。
九寨溝まで帰るバスが一個しか無いからしょうがない・・・・・・・・・・。 -
もっと・・・、あっちこっちから写真を撮りたかったよぅ・・・。
-
後ろ髪をグイグイと引かれまくる。
ここが迎賓池。
てことは、終点か。
ロープウェイが出来る前はこっちから入ってたから、ここがお客様がまず見る絶景だったのだな。 -
位置関係はこんな感じ。
ロープウェイは、ちゃんと景観を考えて、写真とかに写りこまないような場所を通してあります。 -
よっしゃ、なんとか出発までにバスに戻って来れた!
こんな辺鄙なところに置き去りにされたら泣いちゃう!
一日中、何気にちょーーー不安だったから、バス見た時は安心したー。
バス停付近には、数軒レストランがあるけど、お腹すいたけどそんなところでお食事する時間的余裕は無し。 -
絵葉書大好き。
セットを一個買いました。 -
自分では、絶対撮れないアングルの写真とか入ってるから♪
上空から見たら、ますますきれいだなぁ!! -
ばいばい黄龍!
また九寨溝に向けて3時間の旅です。 -
・・・って、峠の辺りは相変わらず快晴!
雲の高さ超えてるからだろうね。 -
あちこちで、のんびりお食事中のヤクを見かけた。
てかヤク以外の動物はあまり見なかったな。 -
川主寺の街を抜けて帰る。
明日成都経由雅安に向かうこと考えると、今日はこの辺に泊まるのが得策なんだけど、事前調査で何もないつまらなそうな街だったんで、時間かけて九寨溝まで戻って夜を楽しむことにした。
・・・・・だがしかし、そのせいで翌日とんでもない予定変更に陥る羽目にw -
ただいまー!
-
数少ないコンビニっぽいところで、飲み物買って帰る。
・・・・・・・・・冷蔵庫あるけど、中の飲み物冷たくないですけどw -
ちょっと休んで、唯一の繁華街、辺辺街へタクシーで。
こんだけ観光客いるのに、路線バスが無いって・・・。
ほとんど団体さんで、自前の観光バスとかで来るのかな? -
ショッピングモールを冷やかす。
どこでも店頭でゴリゴリ削って、ヤクの角から櫛を作っていたので記念でお買い上げ。
パンダちゃんグッズは、欲しかったけど、おめがねにかなう可愛いものが見当たらなかった・・・。 -
昼来ても閑散としてるけど、夜はどのお店も開いて賑わってる♪
-
何食べるか迷って、延々歩いて結果2往復w
-
中国の人で賑わってたここが美味しいだろうと思って、ここで豚肉とキノコの炒め物と、青菜をいただきました。
ここにも酥油茶(バター茶)があったので、頼んでみた。
・・・九寨溝の中の東屋で飲んだのとは、全くの別物だったよ!w
ミルキーで、ロイヤルミルクティに近い。
美味しいんじゃん!w
気づけて良かったw -
横を流れる川の轟々いう音を聞きながら、のんびりお食事です。
この後も、宿に帰ろうにもタクシーがこれっぽっちも通らないので、また一般人の車に乗せてもらう羽目に・・・。
街灯が全くない真っ暗い道路で、車道に出て、あっちのヘッドライトに照らされるまでこっちの存在に気づいてもらえない中待つのは、結構怖いですよ!
そんで、そんな暗い中、止まってもらって、宿の場所を伝えるのも一苦労ですよ!
何人も分からないと断られた・・・。
帰れないかと思ったぜ・・・。
明日は早朝から大移動で、どうしても成都経由雅安まで辿り着かなければならんのだが・・・・・。
こっちの思い通りには、どうにも動かないのが中国旅行www
ほんと参った。
詳細は、雅安編で。
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旅行記グループ 2014 中国 / 成都 雅安 九塞溝 九龍の旅
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