山陽・山陰地域周遊の旅　２日目その４　～　陸上の厳島神社と周辺　～

2014/11/06 - 2014/11/06

　弥山、紅葉谷からの帰途、五重塔などをまだ見ていなかったので、そちらへ回ることにしました。途中に、三翁神社や龍髭の松などもあります。
　千畳閣付近にいると、何やら厳島神社の方にただならぬ気配を感じ、見てみると、干潮で干上がっているではありませんか！そういえば、ホテルでもらった案内に、干潮時刻が記載されていたはずです。

　即座に坂道を下って海岸に出ると、多くの観光客や修学旅行生が大鳥居まで歩いて近づいています。その列に加わって、さっそく大鳥居まで行ってきました。そばで見ると、大鳥居の太いこと！！・・・宝物館の入口にあったのを思い出します。
　満潮時に棲みついた貝類の間に硬貨が挟み込んであり、それも間近でないとできないことと思いながら、小銭の持ち合わせがないことを残念に・・・。
　陸化した海側から眺める厳島神社は、高い目線に見えるせいか、心持厳かに感じました。夕、夜、朝、昼、・・・そして、海上、陸上と、厳島神社と大鳥居のほぼ七変化を目の当たりにすることができ、大満足の宮島でした。

　ホテルに預けたリュックを受け取り、フェリーで宮島口に渡った頃には、だいぶ日も傾いていました。山陽本線で岩国に向い、到着したころはすでに周りは暗く・・・。
　新婚旅行以来の山口入りで、明日の錦帯橋などの観光に備えて、グリーンリッチホテル岩国駅前でチェックインし、近くの創作家庭料理屋で英気を養うことにしました。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

岩惣本店側から道を下りると、三翁神社側に出ました。

三翁神社正面。
鹿もお詣り？

御祭神の三方。

五重塔が見えたので、電線のないところで見上げました。

塔の岡。五重塔があるので・・・。
厳島合戦の古戦場でもあるそうです。

塔之岡茶屋から眺める五重塔。

フェンスの向こう側は一本の松が横に延々と！

樹齢二百年の龍髥の松。

千畳閣、またの名は豊国神社。
五重塔脇から。

千畳閣は、元々、豊臣秀吉公が安国寺恵瓊に命じて建立したもの。
明治の神仏分離で、仏像を大願寺に移し、豊臣秀吉公を祀って、豊国神社と称するようになったそうです。

五重塔と千畳閣の間にはソテツ。

厳島神社方面に異変を感じて、船上各脇の坂道を下ります。
途中のイチョウが青空に映えてきれいなので。

海岸に出ると、潮が引いて陸になっています。
多くの観光客が大鳥居まで接近。

大鳥居の伊都岐島神社銘盤。

大鳥居の太い柱。
周囲の人と比べると、おおよそが分かります。

太い縦支柱を刳り貫き、横木を通して、組み合わせています。

大鳥居付近から、陸上の厳島神社本殿方向の全景。
多くの人が干上がった海底に下りて、思い思いに見歩いています。

下り口付近から降りてくる人、そこで眺める人、様々。

東回廊の背後に、イチョウの木。
だいぶ色づいています。

敷石があり、反対側へ。

海側から見た陸上の厳島神社社殿の全景。

本社本殿。

敷石上からの本社本殿の眺め。
お気に入りですが、他の観光客には少々迷惑をかけたかも・・・。

大願の宮島口方面。
指呼の間に見えます。

この後、ホテルみや離宮に寄って、預っていただいた荷物を受け取り、フェリーターミナルに急ぎます。

宮島口行きのフェリーの中から、お別れの大鳥居。
間もなくまた海中になるでしょう。

雲に遮られた陽光。
ちょうど行きかう宮島桟橋行きのフェリーをキャッチ！

宮島口の桟橋から山陽本線の宮島口駅は、歩いてもすぐ。
途中に、藤い屋の支店がありました。

広島方面行きの電車が先にホームに入りました。

宮島口駅の次は、『まえぞら』駅。
漢字だと、どういう風に書くんだろうと、この先当てっこしながら電車内で過ごすことになりました。

岩国方面行きの電車の写真は、先頭が欠けて失敗！

グリーンリッチホテル岩国駅前店の夜の全景。

ベッドはダブル仕様なので、落っこちる心配はなさそうです。

洗面所とトイレ。
きれいです。

ルーム内のテレビや冷蔵庫。
この後、夜の食事に、近くの飲食街へ出ることにして・・・、明日に備えます。


　３日目その１　〜　岩国といえばまず錦帯橋　〜
に続く。