2014/11/23 - 2014/11/23
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mr555さん
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急に予定が空いてしまった明日の祝日。
私「どっか行こうよ」
奥様「行き先によっては、いいよ」
てことで、慌てて行き先探し。
日帰りだから都心より2時間圏内。
春に鎌倉へ行ったので、今度は埼玉。
女性が好きそうなキーワードは……
これだ!「イモ、蔵、紅葉。」
川越に行こう!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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東武東上線の川越駅で「東武バス一日フリー乗車券」を購入。観光エリアの東武バスなら、路線バスと「小江戸名所めぐりバス」が乗り放題です。(「小江戸巡回バス」は別会社)。
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川越駅東口のバス停1番から乗車し、連雀町で下車。まずは連馨寺(れんけいじ)です。
室町の戦国の世も末の頃、川越を平定した小田原の北条氏康は、家老の大道寺駿河守政繁を川越城の城主としました。その母、蓮馨大姉は、社会の平安を祈り一寺を建立。甥に当たる感誉存貞上人を招いて開山としました。1594年、これが蓮馨寺の始まりとのことです。 -
連馨寺でひときわ目を引くのがこちら、「おびんづる様」。貼り紙には「さわって なでると すぐなおる」と。頭に触ると頭が良くなるとも。
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「大正浪漫夢通り。そこかしこに大正ロマンの風情が漂います。」という触れ込み。
たしかに素敵な建物が点在しています。しかしまだ10時台。人もお店もまばらてすねー。 -
蔵づくりの街「一番街」に入ります。
むこうに見えるは埼玉りそな銀行。
明治11年(1878年)国立銀行の第八十五銀行本店本館開業。
明治31年(1898年)民間の普通銀行に。
大正7年(1918年)現在のドーム型建築が完成。
その後、埼玉銀行、協和埼玉銀行、あさひ銀行を経て、埼玉りそな銀行に。 -
川越のシンボル、時の鐘。たしかに絵になりますね。
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味噌屋さんからいい匂いが…。
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ほくほくのコロッケ!おばちゃんがかけてくれる味噌ソースが美味です。ベンチで味噌汁のサービス(試飲?)もいただけ、いいお休み処です。
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蔵の街にあって、カラフルなお店。
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一番街のとなりが菓子屋横丁なんですね。
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イラストの画風が「昭和」です。懐かしい〜。
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今では貴重な駄菓子屋さん。
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どちらのお子様も、興奮状態です。
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駄菓子屋横丁は、車が通らないのがいいですね。車の多い一番街から来ると、ほっとします。
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レトロなカフェ。「いいねボタン」があれば押したいですね。
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お店をレトロに、かつキレイに維持するのは、大変な努力でしょう。
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一番街に戻って、ランチ予定のお店、陶路子(とろっこ)を探しましょう。
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えーと、どの路地を入るのかな?
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あったー!陶器屋さん陶路子(とろっこ)。
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ここは陶器が売られている同じ店内で、お茶や食事もできる甘味処です。今日の目的は数量限定ミニ懐石。まずは食前酒、いもカクテルから。
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じゃーん。さつまいもミニ懐石てす。
・いもカクテル
・いもコロッケのそうめん揚げ
・いもうどん入りいもグラタン
・いもがらとさつま揚げの煮物
・さつまいもサラダ
・おさつもちの揚げ出し
・さつまおこわ
・香の物
・おさつ汁
・さつまいものデザート -
いもうどん入りいもグラタン。さすが、器が素敵ですねー。
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いもがらと、さつま揚げの煮物。
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さつまいもサラダ。料理と器がコーディネートされています。
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さつまいもおこわ。お茶碗を買いたくなってしまいます。
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おいもシャーベット。ゆずとハーブが良い香り。以上、さつまいもミニ懐石に大満足です。
では次にバスを乗り継いで、喜多院へ向かいましょう。 -
喜多院は大黒天を祀っています。天長7年(830)に慈覚大師が無量寿寺を開いたのが始まり。当初は無量寿寺と号し、北院、中院、南院の3院の一つ。
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喜多院と改めたのは慶長17年(1612)、徳川家康の信任を得る天海僧正が住職となってからのこと、だそうです。
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寛永15年(1638)、大火によって喜多院のほとんどを焼失。3代将軍家光が江戸城内・紅葉山から客殿、書院などを移築。それが結果的には江戸の大火による焼失を免れることになり、江戸城唯一の遺構として残されることになりました。
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客殿や書院には「家光誕生の間」「春日局化粧の間」と伝えられている部屋があります。
これらは、慈眼堂・山門などとともに重要文化財に指定されています。 -
建物内に入るには拝観料400円が必要。実はちょっと躊躇したのですが、見る価値あり!
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「建物内の撮影禁止」なので、お庭に向けた写真しかないのです。
それにしても、和室から縁側の向こうに見える紅葉って、予想外に素敵な写真だなぁ。 -
縁側に座って、庭の紅葉をぼーっと眺めましょう。
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こんな景色も見られたし、入館して本当によかったー。
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蔵の街観光のついでに時間があれば…なんて考えていた喜多院。いえいえ、本日の最高お気に入りスポットになりました。
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最後に喜多院のもうひとつの見どころ、五百羅漢。建物の拝観料400円に一緒に含まれています。大小の石仏像すべて合わせると538体。うち533体が羅漢像です。笑うの、泣いたの、よっぱらったの。子どもや動物を連れたのもあります。全部じっくり見たいところですが、バスの時刻が近いので、一巡りして行きましょう。
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「どっか行こう」から急に決まった川越ですが、期待以上に面白い旅となりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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