2007/02/17 - 2007/02/17
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ThePrincessさん
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今日はユーロスターでヴェネツィアに移動。
大好きな所で、二度目の訪問。
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2月17日
今日はユーロスターでヴェネツィアに移動。10:47フィレンツェ発なので、朝はフィレンツェ最後の散歩をする時間があった。
タクシーをホテルで呼んでもらい、中央駅に向かう。
3日間の観光でも歩いていない道を通り、ちょっとしたツアー気分。
お国柄なのだろう、イタリアは全てがのろい。
ユーロスターの出発15分前までゲートがどこなのかが発表されなかった。
私達は不安になり、お互いが交替で掲示板(ちなみに、電光ではないのよん)を確認にいく。
インフォメーションに行こうとするも長蛇の列で諦める。
やっとのことユーロスターにトランクと一緒に乗り込む。親切な若いシニョールが
「Need help?」
と、声を掛けてきた。お言葉に甘えましてトランクを持っていただく。
こういう時は女の子ってラッキーだとツクヅク感じる瞬間だ。
お陰さまで常日頃旅行をしていても途中の大変な思いをした事がない。
後ろに奥さんが居ようが、恋人が居ようが、必ず手を貸してくれるのは男性だから。 -
さて、1等車とはいえ、日本の新幹線や特急なんとかとは打って変って狭い。
ユーロスターに乗ったのなんて何年ぶりだったのですっかり忘れていたが、こんなだった。
しかも窓際指定で購入したのに、窓際にはイタリア人のおやじが陣取っていたのでママが
「席が違います」
と話すと
「いや、私の席だ」
とそ知らぬふり。
おやじは確かに窓際ではなく通路側だったものの、私達が車両違いで乗っていた事をご親切に指摘してくれて、移動する事に。
移動先にはゴージャスな年配のイタリアンマダム(これぞ!イタリアンマダムをみたわ)が二人で座っていた。
お二人はカードゲームを楽しみながらキャッキャ笑い、両手の大きすぎるダイヤがあまりにもまぶしくて+嫌味でないマダム達で本当に素敵だった。
彼女達はヴェネツィアの一つ手前の駅で乗り換えの為に降りた。ヴェルサーチの毛皮をふんだんに使ったジャンバーを羽織り
「ボンジョルノ」
と、にこっと挨拶を私達に掛けて。
ヴェネツィアに到着。
念願のカーニバルは後半に突入していた。
ママはカーニバルのシーズンだという事をしらなかったらしく
「カーニバルなのかしら」
と・・・
・・・・そうですよ、はい。 -
とりあえず水上タクシーに乗りホテルへ。
きっと春に来れば本当に素敵なホテルなのだろうと、思わざるを得ない所だった。
彫刻がポーチでお迎えしてくれ、庭にはバラ園らしきものが一面に広がっている。
かつての貴族の館を経てロシア領事館となり、今ではホテルへ。
このホテルはスィートルームを持ち合わせてないらしく、その代わり私達の部屋が最高の部屋です、と最上階の広い部屋に案内される。
家具も調度品も、アンティーク家具やに行っても日本ではお目見えできないような物ばかり。
ただ難点なのが、ベネツィアのホテルや年代物の建物にはリフトがついて無い所がまだ多くて、このホテルも階段だった為、毎日外出にはちょっとした覚悟が必要だった。
最上階の部屋は要らないので
「下のお部屋はないのかしら」
と、ママ。
そう、お部屋への道のりは長い。
フィレンツェのドゥオーモで階段の洗礼を受けたので、私たちは階段というものに大分センシティブになっていた
(足がもう、勘弁と泣いていたの )。
カーニバルの最中、お部屋はあるわけありませんでした。諦めてくださいませ。 -
ホテルでフェイスペインティングのサービスがあって、顔にカーニバル用の化粧を施してもらう。
一息ついて、とりあえずサンマルコ広場へ。
ヴァポレットがあった。 これは市民の足、水上バスというのかな。水上タクシーを利用するのはお金持ち旅行者。行き先さえ分かればヴァポレットは非常に便利らしい。
で、これに乗るか歩くか、どちらがいい?とママに聞くと
「歩いてもいいわ」
と言うので歩く事に。 -
普段だと歩いて10分掛からない。私自身ヴェネチアは二度目だけど、以前広場に出た時もそんなものだった。
途中、マスケラ(仮面)を購入。
とにかく人、人、人。
歩かなくても人に当たる。何故なら勝手にぶつかってくるから。
すごい人の量でこちらを選択したのが失敗だったか・・。時すでに遅し。
結局30分近く掛かるはめに。
サンマルコ広場は恐ろしいほどの人だった。これは予想をしていなかっただけにへこむ。
まず、動けない。ディズニーランドなんて比べ物にならず、年越しでにぎわう明治神宮を想像してもらえればいいだろう。 -
サンマルコ寺院に入ろうと列に並ぶ。
時間制限で入れず。仕方なくカーニバルを楽しもう、それがいい
周りは仮装をした人達で賑わっている。
なんと不思議な雰囲気を醸し出していることか。
赤い仮装の二人組み(男性?カップル)を見つけた。一緒に写真を撮ってもらう。
向かって左側の人が私のあごをしきりに持ち上げ、自分の方に持っていこうとする。
ちょっと、カメラはあちら。それとも何か?
マスケラの奥の目は怪しげに見つめていて、あごを自分の方に持っていこうと。
「やばいわ・・」
ママがシャッターを押す。
大体、マスケラ越しにキスをしたって意味ないしねー。それとも、そういう写真を撮りたかったとか。 -
中途半端な仮装の人は余り写真を撮ってもらえず、それとなく写してアピールをしながら歩かなければいけないので何となくかわいそうだった。
完璧な人たちにはこちらから集まっていく。
どんな世界もそんなものかしらね。
素敵なカップル -
停留所で船を待っていると、隣り合わせになった女の子とたまたま話をする。
彼女はアメリカ人で、現在フィレンツェに留学しているとのことだった。
一人旅をしているらしい。
私達は同じ行き先の船を待っていたのだが、その船があと1時間位来ない事が発覚。
彼女は諦めて各駅停車に乗車。
私達は偶然来た同じ方向行きの船に。
人混みに酔った感じの私達。
早めにホテルに戻り、部屋でゆっくりする事で初日を終えた。 -
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