肥前路紅葉狩りの旅　（九年庵編）　３−１

2014/11/18 - 2014/11/18

秋も深まり、各地の紅葉便りが聞かれるようになりました。
佐賀県神埼町の名勝「九年庵」、厳木町の「環境芸術の森」、武雄市の「御船山楽園」に紅葉狩りに出かけて来ました。
写真は九年庵

エリア 吉野ヶ里(佐賀)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

午前8時、本部テント(もみじの湯駐車場）に到着。九年庵へ入園する際は、ここで配布する入園整理券が必要です。

整理券番号は14番！

地元の特産品や物品のお店がでています。

仁比山神社の仁王門をくぐり坂の参道を上がっていきます。

緩やかな参道をいくと左手に九年庵があります。

開園は8時30分。
休日には観光客が10,000人を超えるそうです。

10分ほど早く中へ入れました。

綺麗に手入れされた庭園の園路をゆっくり歩いて奥へ。

ツツジ類は265本とか。

見上げれば降りそそぐ紅葉。

振り返ればまた紅葉。

色合いの異なる紅葉のグラデーションに思わず立ち止まってしまいます。

佐賀の大実業家「伊丹弥太郎」が明治25年に造った別荘と、明治33年から9年の歳月をかけて築いた庭園（国名勝）
毎年、紅葉の時期に9日間、一般公開されます。

「自然をあるがままの姿で活かし、水の有るところ、水を使う」

茶道の奥義をその心として、庭木、庭石の一つ一つを吟味し、納得いくまで組替えを命じ完成させたそうです。

面積は6800?

あでやかに紅葉しとやかに翠緑。

苔の緑と紅葉のコントラストが見事です！

庭一面に広がる苔はまるで絨毯を敷き詰めたようです。

深い緑の苔

素敵な色あいのドウダンツツジ。

紅葉と幹のコントラスト。

目を見張るような燃える秋。

風雅な葦葺屋根と紅葉。

九年庵茶室跡
「九年庵」とは１４坪の茶室のことを指し、「九年」とはこの庭園が九年の歳月を費やして築造されたことに由来するそうです。

微妙に色あいの異なる紅色が紡ぎだす紅葉のグラデーション

ゆっくりとしたいのは山々ですが…

次第に観光客も増えてきました。

そろそろ先へ進みましょう。

園内には約60種（約700本）が植生されているそうです。

葦葺屋根に紅葉・・・素敵です！

静かな佇ずまいの庵。裏庭も素敵です。

障子越しに前庭の紅葉が見えました。
こけむした庭園と赤いモミジが織りなす風情を堪能して九年庵を後にします。

九年庵の近傍にある「仁比山神社」に参拝。こちらも紅葉の名所です。

鳥居越しの見事な紅葉。

仁比山神社本殿　山の神、農業の神を祭神とし、地元の人に「山王（さんのう）さん」と呼ばれ 親しまれているそうです。

神社の境内

帰り道、長〜い行列ができていました。

風情ある庭園と見事な紅葉を堪能して、佐賀県厳木町にある「環境芸術の森」に向かいます。3−2につづく

この旅行記へのコメント （2）

• チムさん 2014/11/21 08:59:49

  いいですね。

  茅葺きの屋根と庭の緑と紅葉良い色合いで
  落ち着きますね。
  
  やっぱり私は日本人で良かったと思います。
  
  ありがとうございました。(^O^)

  るりさん からの返信 2014/11/21 19:23:52

  いいですね。

  チムさん　今晩は。
  
  葦葺屋根と紅葉、本当に風情があって素敵でした。
  造園に9年もかけただけあって、見ごたえがありました。
  
  こちらは紅葉真っ盛りですが、札幌は寒いでしょうね。
  どうぞ、お体に気をつけておすごそくださいね。　　るり