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毛皮店を出た後のバスは近道を走っているのか、国道から離れ、狭い農道のような道路を通ったり、貧しげな集落を走り抜けたりして坂道を上り、再び幅広の道路に出て暫らく進むと、窓の外に雪をかぶったような斜面が見えてきて、その先が今晩のホテルになっている。そこはパムッカレの温泉郷になっていて、幾つかのサナトリウム風の建物が点在していて、その一番奥まった辺りに、大きな温泉ホテルがあった。今まで走って来た道路は、この温泉郷への取り付け道路で、今晩のホテルは「サーマル・コロッセア」という温泉プール付きホテルだった。<br /><br />リゾート風のホテルで、我々の部屋はプールの先の離れのような場所にあり、夕食前に一旦部屋に落ち着くが、その部屋へ行くまでの間、廊下を海水パンツ姿の子供達とすれ違ったりする。食堂はフロントを挟んだ反対側にあり、フロントにしてもその周辺にしても、全くリゾート風のホテルで、人々はこのホテルへ温水プールに入る為に泊まりに来ているようだ。<br /><br />食事を終え、早速同行の三郷さんと温水プールへ行く。今回のツアーでは温泉付と言うことで、海水パンツは用意してきた。外国の温泉は日本と違って素っ裸にはなれず、下着を着用することになっている。しかし、帽子までは思い至らず、300円でキャップを買い、温泉に入る。処でこの白いキャップは良い記念になり、帰国後も近くのプールへ行く際は使用している。<br /><br />プールは3個に分かれていて、一番広いプールは100坪位ありそうな大きなサイズで、10人程が泳いだり、湯船に漬かったりしている。全体が薄暗い照明で、近くまで行かないと、誰が誰か、分からない程だ。東洋系の客が多い。中国人とか韓国人が沢山来ているみたいだ。奥の狭い方のプールから当方を呼ぶ声が聞こえる。行って見ると同じツアー客の前野さん、吉村さんだ。狭い方のプールは、10坪位の広さで、プールと言うよりか、腰までの高さの温泉だ。大プールの方は胸位の深さがあったので、泳ぐこともできたが、ここでは腰を沈めて温水に漬かるだけだ。狭いなりに水温は高く、丁度日本の鄙びた温泉に入っているような感じだった。<br /><br /><br />20−30分程温泉(温水プール)に漬かり、部屋に戻り、今晩2階のラウンジで行われるトルコダンスを見に行こうと、三郷さんを誘ったが、彼は長旅で疲れたのか、少し休んでいるとのことで先に一人で出かける。ショーはフリーだが、何か飲み物を頼まなければならない。それではと、トルコの銘酒「ラク」を飲むことにした。これはフランスのアブサンと同じような蒸留酒で、45度以上のかなり強い酒で、瓶の中では無色透明だが、水を足すと途端に真っ白になり、乳のようになる。従ってアラブ圏ではこの酒のことを「ライオンの乳」との言っているようだ。<br /><br />トルコではブドウを発酵させ葡萄酒を作るのではなく、蒸留させてこのような強烈なお酒を造っているが、地中海地方でしか自生しないアニス、セリの一種だが、それを香り付けに燻蒸させて、実に豊かな飲み物となっている。後日になるが、空港で余ったトルコリラでこの「ラク」をお土産に3本買って帰ったが、それ程安い物ではなかった。このラウンジ(クラブ)では1杯500円程だった。<br /><br />トルコダンスはベリーダンスの一種で、トルコの舞姫がフロアーで激しい踊りを繰り広げる。音楽も踊りも激しい。将にコルサコフの「シェラザード」か、エレンの首の舞を見ているようだった。幾世代にも渡って血のまじりあってきた民族の情熱の舞かも知れない。客は数人程で、同じツアー客の夫婦と後は外人のカップルが2組ほど。舞子もこれでは張り合いがない。後から来ると思っていた三郷さんも黒旗さんもいつまで待っていてもやって来ず、「ラク」をもう一杯お代わりして、部屋に戻ることにした。<br /><br />

トルコ史跡巡りの旅(17)パムッカレのホテル「温水プールとトルコダンス」。

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2014/01/02 - 2014/01/09

200位(同エリア660件中)

0

13

ちゃお

ちゃおさん

毛皮店を出た後のバスは近道を走っているのか、国道から離れ、狭い農道のような道路を通ったり、貧しげな集落を走り抜けたりして坂道を上り、再び幅広の道路に出て暫らく進むと、窓の外に雪をかぶったような斜面が見えてきて、その先が今晩のホテルになっている。そこはパムッカレの温泉郷になっていて、幾つかのサナトリウム風の建物が点在していて、その一番奥まった辺りに、大きな温泉ホテルがあった。今まで走って来た道路は、この温泉郷への取り付け道路で、今晩のホテルは「サーマル・コロッセア」という温泉プール付きホテルだった。

リゾート風のホテルで、我々の部屋はプールの先の離れのような場所にあり、夕食前に一旦部屋に落ち着くが、その部屋へ行くまでの間、廊下を海水パンツ姿の子供達とすれ違ったりする。食堂はフロントを挟んだ反対側にあり、フロントにしてもその周辺にしても、全くリゾート風のホテルで、人々はこのホテルへ温水プールに入る為に泊まりに来ているようだ。

食事を終え、早速同行の三郷さんと温水プールへ行く。今回のツアーでは温泉付と言うことで、海水パンツは用意してきた。外国の温泉は日本と違って素っ裸にはなれず、下着を着用することになっている。しかし、帽子までは思い至らず、300円でキャップを買い、温泉に入る。処でこの白いキャップは良い記念になり、帰国後も近くのプールへ行く際は使用している。

プールは3個に分かれていて、一番広いプールは100坪位ありそうな大きなサイズで、10人程が泳いだり、湯船に漬かったりしている。全体が薄暗い照明で、近くまで行かないと、誰が誰か、分からない程だ。東洋系の客が多い。中国人とか韓国人が沢山来ているみたいだ。奥の狭い方のプールから当方を呼ぶ声が聞こえる。行って見ると同じツアー客の前野さん、吉村さんだ。狭い方のプールは、10坪位の広さで、プールと言うよりか、腰までの高さの温泉だ。大プールの方は胸位の深さがあったので、泳ぐこともできたが、ここでは腰を沈めて温水に漬かるだけだ。狭いなりに水温は高く、丁度日本の鄙びた温泉に入っているような感じだった。


20−30分程温泉(温水プール)に漬かり、部屋に戻り、今晩2階のラウンジで行われるトルコダンスを見に行こうと、三郷さんを誘ったが、彼は長旅で疲れたのか、少し休んでいるとのことで先に一人で出かける。ショーはフリーだが、何か飲み物を頼まなければならない。それではと、トルコの銘酒「ラク」を飲むことにした。これはフランスのアブサンと同じような蒸留酒で、45度以上のかなり強い酒で、瓶の中では無色透明だが、水を足すと途端に真っ白になり、乳のようになる。従ってアラブ圏ではこの酒のことを「ライオンの乳」との言っているようだ。

トルコではブドウを発酵させ葡萄酒を作るのではなく、蒸留させてこのような強烈なお酒を造っているが、地中海地方でしか自生しないアニス、セリの一種だが、それを香り付けに燻蒸させて、実に豊かな飲み物となっている。後日になるが、空港で余ったトルコリラでこの「ラク」をお土産に3本買って帰ったが、それ程安い物ではなかった。このラウンジ(クラブ)では1杯500円程だった。

トルコダンスはベリーダンスの一種で、トルコの舞姫がフロアーで激しい踊りを繰り広げる。音楽も踊りも激しい。将にコルサコフの「シェラザード」か、エレンの首の舞を見ているようだった。幾世代にも渡って血のまじりあってきた民族の情熱の舞かも知れない。客は数人程で、同じツアー客の夫婦と後は外人のカップルが2組ほど。舞子もこれでは張り合いがない。後から来ると思っていた三郷さんも黒旗さんもいつまで待っていてもやって来ず、「ラク」をもう一杯お代わりして、部屋に戻ることにした。

旅行の満足度
5.0
  • 夕方パムッカレの温泉ホテルにチェックインし、部屋で寛ぐ。

    夕方パムッカレの温泉ホテルにチェックインし、部屋で寛ぐ。

  • 夕食後、温水プールに入り、その後、2階のラウンジへ行く。温水プールは撮影禁止で、写真が撮れなかった。

    夕食後、温水プールに入り、その後、2階のラウンジへ行く。温水プールは撮影禁止で、写真が撮れなかった。

  • トルコ人踊り子による「ベリーダンス」。

    トルコ人踊り子による「ベリーダンス」。

  • トルコの強い酒「ラク」を飲む。フランスのアブサンと同じように、水を加えると真っ白になる。

    トルコの強い酒「ラク」を飲む。フランスのアブサンと同じように、水を加えると真っ白になる。

  • 最後はお客さんも一緒になって踊り始める。韓国人か・・

    最後はお客さんも一緒になって踊り始める。韓国人か・・

  • 翌朝の朝食。トルコはオリーブ漬けの名産地。食べ放題で一生分を今朝食べた。

    翌朝の朝食。トルコはオリーブ漬けの名産地。食べ放題で一生分を今朝食べた。

  • 昨夜宿泊した温泉ホテル。韓国の国旗が良く目立つ。

    昨夜宿泊した温泉ホテル。韓国の国旗が良く目立つ。

  • 今日はこれからパムッカレの石灰棚と、ヒエラポリスに向かう。

    今日はこれからパムッカレの石灰棚と、ヒエラポリスに向かう。

  • この温泉ホテル「サーマル・コロッセア」という名前だ。

    この温泉ホテル「サーマル・コロッセア」という名前だ。

  • ホテル周辺には別荘と言うか、サナトリウム風の建物が並んでいる。

    ホテル周辺には別荘と言うか、サナトリウム風の建物が並んでいる。

  • 高原に近い場所で、周辺はやや荒涼としている。

    高原に近い場所で、周辺はやや荒涼としている。

  • ああ、前方に今日行く石灰棚が見えて来た。

    ああ、前方に今日行く石灰棚が見えて来た。

  • いやー、真っ白で雪棚のようだ!

    いやー、真っ白で雪棚のようだ!

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