「おかげ年」の伊勢神宮参拝 内宮偏

2014/10/31 - 2014/11/01

外宮参拝を終えて 内宮参拝の前に 今夜の宿 「いにしえの宿 伊久」に 車と荷物を預けに行きました。

いつも内宮参拝の時は 駐車場が満杯で 苦労するので 今回は 内宮まで歩いて行ける昨年オープンした伊久さんに車を止めて 内宮に向かいます。

雨が降り始めていましたが、そのせいか いつもより おかげ横丁もすいており、内宮もしっとりと厳かな雰囲気の中でお参りすることが できました。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 5.0

外宮から 車で15分程 待ち時間90分とかいてある内宮の駐車場を通り越し今夜のお宿 「いにしえの宿 伊久」につきました。

内宮参拝の時は いつも 車をとめるのに 苦労しますが
今回は このお宿に 駐車して歩いて内宮に行けるので楽です。

地図でみると 内宮の端に位置するこんな便利なところに 新しい旅館が できるなんて 驚きです。

フロントで 荷物を預けます。

この写真は 夕食の前に撮った写真ですが この時は 荷物と人で ごった返していました。
まだ 1時過ぎだったので 前日宿泊で チェックアウト後 荷物を預けて内宮参拝してきたお客様が たくさん いらっしゃいました。

玄関脇の通用門から おかげ横丁の方に 階段を下りていきます。

階段をおりて行くと 途中にお宮がありました。
子供の安全、幸せをお祈りする神社だそうです。

赤福本店の橋の上には 明日の朔日餅(ついたちもち)を買うための整理券をゲットするために 雨にもかかわらず たくさんの人が ならんでいます。

毎月 いらしているのか、雨具、椅子など 用意周到です。

赤福本店

このあと　5時から　整理券が配られ　夜中の3時半から　その整理券をもとに　販売券がくばられ　4時45分から　販売券の順番通り　列に並んで
買うそうです。

朔日餅をゲットするのって　大変なことなんですね。

おかげ横丁は 雨の平日の午後のためか すいているようです。

去年　遷宮で　新しくなった鳥居です。

内側の鳥居には、内宮旧御正殿の棟持柱が用いられ、
更に20年後には鈴鹿峠「関の追分け」の神宮遥拝の鳥居に使われます。

外側の鳥居は、外宮旧御正殿の棟持柱が用いられ、
更に20年後には桑名の「七里の渡し」の神宮遥拝の鳥居となります。

御正殿の棟持柱として20年、宇治橋の鳥居として20年、
さらに　鈴鹿と桑名で　20年。

御用材として　合計60年の努めを　果たします。

五十鈴川の中に　つったっている杭のようなもの

これは　増水や災害の折に　山からの流木などが　直接　橋にあたって　橋を傷めないよう、　宇治橋を守るために　あるものです。

菊花展

手水舎

ここで 手と口を清めます。

昔は この五十鈴川のきれいな水で 清めてから参拝していたのでしょうね。

内宮 御正殿

写真撮影ができるのは 階段の下だけ。

御正殿では 感謝をつたえます。

伊勢神宮では、「私幣禁断」といって　長らく天皇陛下以外の
お供えは許されませんでした。そのため　「賽銭箱もない　」と
聞いていましたが、外宮内宮ともに　賽銭箱ではなく
「白い布をかけられた場所」が　用意されていました。

第一別宮 荒祭宮（あらまつりのみや）

困った時に助けてくださる神様として　昔から信仰の厚いお宮だそうです。
個人のお願い事は　こちらで　します。

そういえば　こちらも　いつも　すごい行列で　なんで？？
と思って　素通りしていたのですが、　今回は　念入りにお詣りします。

お宮をもたない神様が まつられています。

神楽殿

立派な錦鯉が たくさん

内宮参拝を終え　清々しい気持ちになり、
俗界と神域の境にある宇治橋をわたって　俗世界の方に帰ります。

おはらい町
こんなに すいているおはらい町をみるのは 初めてです。
お昼前後が 一番混み合っているのでしょうね。

赤福本店の手前をまがり 宿へ

大きな看板がでているので 迷うことはありません。

つきあたりを左に曲がって・・

狭い階段を上っていきます。

緩い勾配なので そんなに 疲れる階段では ありません。

3時前に 宿に帰ってきました。

もう お部屋の準備ができているでしょうし、お部屋に入って一休みしましょう。