レンタカーで巡る山陰の旅（1日目）

2014/10/29 - 2014/11/01

昨年読んだ『日本建築集中講義』の中で、とっても印象に残っていた場所。

いつかは行きたい！ぜひこの目で確かめたい！と思っていたけれど、
山陰は私たちが住んでいる北関東から遥か遠いところ。

でも「いつか…」なんて言ってるうちに、どんどん年は取っちゃうし、
行くなら夫の体力もあるうちにと、
私の仕事の連休を利用して、えいやっと行っちゃいました。

『三徳山三仏寺投入堂』の修行（？）登山がメインの山陰旅ですが、
せっかくの山陰ですから、普段から妄想旅行でピックアップしていた温泉や
美術館などあっちこっちをレンタカーで巡ってきました。

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日程

10月29日（水）羽田発12：15　米子着13：40
　　　　　　　昼食後、青杏＋で「鳥取のてしごと展」見学
　　　　　　　夕刻、島根県立美術館（夕景目指して）
　　　　　　　松江東急イン

10月30日（木）宿→出雲大社　昼食「かねや」で出雲そば
　　　　　　　植田正治写真美術館
　　　　　　　三朝温泉（木屋旅館）

10月31日（金）宿→三徳山三仏寺投入堂登山
　　　　　　　倉吉散策　昼食　洋食屋「あかね屋」
　　　　　　　岩美温泉（岩井屋）

11月1日（土） 宿→鳥取砂丘
　　　　　　　鳥取民芸美術館　　昼食「たくみ割烹」
　　　　　　　市内散策
　　　　　　　鳥取空港16：00　羽田着17：00　自宅着20：30　　

　　　　　　　

エリア 鳥取

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ANAセールス

久々の国内線です。

ＡＮＡの1泊4日の鳥取ツアー、往復の航空運賃＋初日の松江東急イン付きで1人27000円也。
同じようなツアーをいくつか比べてみたけれど、往復の空港をそれぞれ選べるANAにしました。

米子空港では目玉オヤジがお出迎え。

空港内のトヨタレンタカーを事前予約してあったので

手続き後（20分位かかりました）、お昼を食べに行きました。

初日のお昼はレンタカーのお姉さんに聞いて産業道路を北上。

ランチの時間はとうに過ぎていましたが、「海鮮丼」を注文。

とりあえず空腹は満たされました。

昼食後、米子の青杏＋という本屋さんの一角にある雑貨屋さんで
「鳥取のてしごと展」というのをやっていたのでちょこっと見学。

http://www1.imaibooks.co.jp/book/seian/

鳥取民芸から、生活雑貨、文具などいろんな雑貨が所狭しとあって
どストライク。
ちょこっとのつもりが、あっという間に4時過ぎ…


「島根県立美術館で夕景が見たい！」という夫のリクエストにお答えして
本日のお宿のある松江に向けてあわてて車を走らせました。

島根県立美術館からの夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれているほど有名ですが、
その建物もまた素晴らしく、宍道湖畔の夕景を楽しめるように設計されていて、
市民の憩いの場となっているようでした。

屋根の流線形が美しい…

本日の夕景はイマイチでしたが、

宍道湖畔を散歩したり、館内でモナリザのような写真を撮ったりと
存分に楽しめました。

ミュージアムショップに売っていたウサギのパッケージのビスコッティ、
超美味しかった〜〜

本日のお宿はビジネスホテルなので、
夕食は松江の街歩きを楽しみながら出かけました。

2年ほど前の「旅」の本に載っていた『海鮮料理　鶴丸』という
地元で人気の隠岐料理のお店に行ってみました。

まずは地元の純米酒「月山」とサービスの魚のペーストをいただきます。
さらっとして飲みやすいお酒。ちょっと濃厚なペーストによく合う。

写真はのどぐろの一夜干しと地ものの魚の煮つけ。
大きい！
ほかにも地魚のお刺身、漁師料理のえり焼き鍋など注文。

そして一番気に入ったのはやっぱり、しじみのお汁とお店の定番「岩のりおにぎり」

しじみのお汁は絶品でした。

おなかも満たされ、ほろ酔い気分で夜の松江をお散歩。

ライトアップされていた松江城も美しかった。

もう閉まっていた骨董屋さん

引手金具がシブいっ！

名所旧跡もいいけれど、

古い建物に偶然出会えたり、その街の空気を感じるには
うろうろと街歩きをするのがイチバンですね！