2014：夏たびＺＥＲＯ　きっと・・・最初で最後だね。出発までは気が気じゃなかった・・・けれど、走り出したら夢の時間☆憧れのトワイライトエクスプレスに乗車！！

2014/08/13 - 2014/08/14

２０１３年の夏に、復路だったけれど『北斗星』に乗車してから鉄ちゃん（夫）に
「次はトワイライトに乗ろう！」と洗脳され続ける日々…
（わが家での旅行は私がパンフレットやネットで情報収集をする役割のようなので調べておいて！という催促です）

少し割高でも、旅行会社が販売している
「トワイライトの乗車券＋宿泊＋飛行機」というパック商品狙いで検索。
（純粋にチケットだけを取るというのは選択肢になし。乗車の1ヶ月前に窓口に行くか電話でチケットを取るなんて無理(>_<)開始数秒レベルで売り切れるというウワサだし…）

ネットで「トワイライト　旅行」と検索すると『日本旅行』って出てきたので３月の週末に近くの店舗に行ってみる。
すると同じ『日本旅行』でも「東日本店舗」と「西日本店舗」では取り扱える商品が分かれているらしく…トワイライト関連の商品は「西日本店舗」のみでしか取り扱えないんだって。
なんじゃそりゃ。
関東に住んでいる人はどうやってトワイライトのパック商品の予約を取るんだい！？

そんな関東の方々もご安心を。唯一の手段が残っています。
『日本旅行の大阪予約センターに電話』をしましょう。
初めから電話すればよかったわ。動き始めてすでに２週間くらい経過しちゃったし。。。

電話を掛ける前に鉄ちゃんと要点を確認。
日程の候補は３つ。
１.６月の何でもない週末
２.７月の海の日近辺
３.ダメ元で８月のお盆
列車は予約が取れることが優先なので部屋数の多い“Ｂ寝台”を狙う。

電話をしたのは３月だったので正直、６月で取れると思っていました…
しかし６月、７月とすでにトワイライトの予約が取れず。
ダメ元の８月…電話口の担当の方も「お盆ですからね…」と。
すると「あらっ。“ロイヤル”でしたら１室空いてますよ！！」
(@￣□￣@;)！！！！！！

慌てて別室にいた鉄ちゃんに確認。鉄ちゃん「ロイヤルがいい！」と。
担当の方も驚きながら入力処理を進めていき「予約できました…」
ま、まさかのロイヤル！！！ロイヤルの予約が取れちゃった。。。
(担当の方曰く、別の方が予約をしていたけれど内金の支払がなくてキャンセル扱いとなって予約可能になったのではないかと。それにしても１室のみですから。ものすごくいいタイミングだったはず。)

列車が取れればあとはトントンとホテルの予約、帰りの飛行機の予約も取れ、
オプションでレンタカーの予約も取ってすべて完了！！
電話を切った後、２人してしばらくボー然。。。
本当に憧れのトワイライトエクスプレス、予約できちゃった。。。よ。

ここでひとつ確認。あくまでも西日本出発の旅行商品なので発着地は【大阪】となります。
帰りも【大阪】まで戻るので飛行機であれば【伊丹か関空】までの予約を“しなくてはならない”のです。そのため北海道からあえて羽田で乗り換える時間の飛行機を予約して、
羽田〜伊丹/関空のチケットは個人でキャンセルをすることになります。
（私たちは当日、カウンターでキャンセルしました。パック商品なので返金はなし。）

内金も払ったころ、正式にＪＲ西日本からトワイライトエクスプレスの運行終了日が
発表となりました。
わぁぁぁぁ。なんというタイミング。これは本当に予約が取れたのが奇跡に近いわ。。。

すべての料金も支払いを済ませ、旅行日まであと少し♪となった８月。
このタイミングで台風がやってきました。。。
しかも日本海側を通っていく。その影響で運行を取りやめている日が数日続いているし。。。
せっかくチケットが取れたのに〜列車が走らなきゃ意味ないよ〜

毎日毎日、ＪＲ西日本の運行状況をチェックして日本海側の地域の天気を確認して。。。
調べてみると距離が長いからか運行見合わせの確率が高いらしいという情報があったり。。。
実際、ホームに列車が入ってきて乗車するまで安心できないわ。

当日、大阪に向かう新幹線の中でも運行状況をチェック…
そしてついに！トワイライトが入線。そして無事に乗車、出発！！することができました。

走り出したらそこは夢の世界☆★☆
たいへん前置きが長くなってしまいましたが
『２０１４：なつたびＺＥＲＯ　夢のトワイライト乗車記』です！

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

東京駅です。ここから新幹線で新大阪駅に向かいます。
旅は始まっているんだけど、今回は大阪からがスタートって気がして
ここではまだ移動中って感じ。

正直…トワイライトに乗るまでは安心できないよね。

朝食用にコーヒーを購入。新幹線の車内販売でいいと思っていたら
「スタバがいい！」と駄々をこねる人がいたので並ぶ。

サンドイッチやスコーン、おいしそうだなぁって見ながら並んでいますが
かなりの行列。少しずつしか進まないしこれ、間に合うのか？？

発車時刻の３分前に品物を渡されて、階段とホームをダッシュ！！
(私が買いに行き、夫には乗り口で待っていてもらいました)

なので恒例の新幹線と鉄ちゃんの２ショットはナシ。

バナナとパンは自宅から。
旅行前に食べきれなかったので持ってきましたよ。こちらが朝食になります。

新幹線のチケットは地元の駅の券売機で購入したのね〜
そしたら３人かけの窓際２席になっちゃったよ…う〜ん(-_- )

２人なら２人かけの方がよかったな。
スーツケースもあったから通路側の方に申し訳なかったし。
たしか座席指定ができる券売機ってあったよね。次回は気をつけよう…

名古屋駅を通過。このあたりは良いお天気。
ＪＲ西日本の運行情報をチェックしていますが、
今のところトワイライトについての情報は出ていません。

京都駅を通過〜
住宅街からひょっこり“塔”が頭を出しているよ。

新大阪駅に到着。東京駅で撮れなかったからここで新幹線との２ショット撮影。

一つの画面に収めるのがなかなか、ムズカシいのですが…
乗ってきたＮ７００系、７００系、ふたたびＮ７００系。
同じ７００でもライトの位置とかいろいろ違うんだね。

新大阪駅では是非とも買いたいものがありました！
それは『５５１蓬莱』の「豚まん」
ただ、駅の構内にはチルド商品しか扱いがありません！
すぐに食べられる肉まんを取り扱う店舗は一旦、改札を出たところにある
ので新幹線の特急券と一緒に買った乗車券はここで回収されてしまいます。
(豚まんをあきらめて改札を出なければそのまま大阪駅まで行けます)

それでもやっぱり食べたいよね〜ってことで改札を出てお店に行きました。

５５１のアイスキャンディも人気！
人が写り込んでいないお店の写真を撮りたくてしばらく粘っていたけれど
ひっきりなしにお客さんがくるので断念。
それだけ人気のお店なのです。

改めて改札に入り、在来線で大阪駅に移動します。

新大阪駅にもトワイライトは停まりますが
「始発駅から乗らなきゃ意味がないっ！」という鉄ちゃんのこだわり？で
大阪駅まで来ました。よしよし！きちんと表示されているね。

旅のお供にと「赤福」を購入しようとしたら大阪駅では売り切れ！
新大阪駅では山積みだったのに〜

表示の通り１０番ホームでトワイライトの入線を待ちます。
大阪駅の駅看板。西は青色なんだね。
東の緑色で見慣れているからとても新鮮。

車掌さんや乗務員の方々がホームに集まってきました。
と、同時に“撮り鉄”も集まってきたよ〜

ここで夫はホームの端に移動。
トワイライトが入線してくるところを撮るんだって。

トワイライトの入線アナウンスが流れました！！
すると乗務員の方はホームに一列に並びます。

そして。入線してきたトワイライトに一礼。
これ、これ！このシーンが見たかった！！生で観られて感動…

(ただし、お辞儀の時間は意外と短いので写真を撮るときはお辞儀をして
すぐに撮らないと頭をあげちゃいます。列車が止まるまで下げているのか
と思っていたけど…違いました)

先頭付近に移動した夫が撮った入線してくるトワイライトとホームに並ぶ乗務員さんの図。

【Ｔｗｉｌｉｇｈｔ Ｅｘｐｒｅｓｓ】
この字体もいいね〜見ているだけでワクワクしてくるo(^-^)o

夫と合流。
入線シーンが撮り終わったら、トワイライトとの撮影大会です。
写真を撮る人が入れ替わり次々と。わが家も順番に２ショットを撮りました！
(≧▽≦)

エンブレムをアップで。

機関車の番号もアップで(笑)
青森駅まではこちらのＥＦ８１形が牽引してくれます。
そして青森駅でＥＤ７９形に付け替わり、その後北海道の五稜郭駅で
ＤＤ５１形へと３種類の機関車に引っ張ってもらって終点の札幌を目指します。

連結部分。
２回の付け替え作業があるけれど残念ながら列車から降りられないので
(停車中は扉が開きません)作業を見ることは出来ないのよね〜

ちょっと残念。

車体の側面にあるトワイライトのマーク。

食材を積み込み中。
今回は奮発してディナーを申し込んであります。
どんな食事が出てくるのかな〜♪

トワイライトの後ろ側と鉄ちゃん。
こちらは１号車のスイートルーム(展望タイプ)になります。
中からの眺めはどんな感じなのかしら。

後ろ側のマークはこんな感じ。

それでは私たちも乗車しましょう！
乗るのは１号車ですよ。

あっ、ホームの足元にある乗車位置も撮っておかなくちゃ。

車内の絨毯にもトレードマークが！！
って写真ばっかり撮ってなかなか乗れないじゃ〜ん！(≧∇≦*)

徐々に“鉄分”が私にまで浸透してきた？！

反射してしまって見えづらいですけど、部屋の扉です。

廊下側にある窓から部屋の中を見た感じ。
もったいなくて(？)なかなか部屋に入れな〜い！(≧∇≦*)

わぁ〜おバカな２人だわ…

部屋の扉を開けたところからの部屋の感じ。

乗車すると乗務員の方がウエルカムドリンクの注文を聞きに来ました。
そしてその後、車掌さんが来て部屋の設備の使い方や鍵の使い方などの
説明をしてくれます。
また、モーニングコーヒーを持ってくる時間と朝食の予約も一緒に聞かれました。

私が車掌さんから説明を受けている間に夫は向かい側のホームに行って
逆側からのトワイライトを撮影していました。

向かいのホームから撮ったトワイライト。

写真を撮り終わって戻ってきたら１号車のスイートルーム（展望タイプ）の
扉が開いていたので思わず…「写真を撮らせてください！！」と声をかけた鉄ちゃん！！

同じ“鉄”の匂いが分かったのか(笑)「発車までならいいですよ」と部屋に
入れてくれました。
すご〜い眺め！！まさかこの景色を見ることができるなんて思わなかった！
景色を独り占めだよ。

三脚にビデオカメラをセットして出発から到着まで動画を撮るんだって！！

私も部屋に入れさせてもらっちゃった♪
突然の出来事に慌ててしまい、部屋の写真を撮ったけれど広さがあまり伝わらないね。。。
男性３人がいましたが、１人はＢ寝台なんだって。
補助ベッドを使用すれば３人でも利用可だけれど追加料金よりもＢ寝台の方が安いんだ。
なるほどね〜

スイートルームの見学ができて舞い上がっているうちに出発時刻となりました。
ついに！ついに！！トワイライトエクスプレスの旅が始まったよ〜♪

動き出しちゃえば気持ちも楽に。
はぁ〜１週間近く続いた心配事からやっっと解放されます。

乗車の時に注文したウェルカムドリンクがが運ばれてきました。
オーダーしたのは梅酒♪
緑茶はサービスのようです。おつまみも付いてきます！

さすがロイヤル！！これって通常よりもお高い梅酒よね？！
ロックでチビチビ頂きました！
１本は勿体なくて…まだわが家の冷蔵庫に入っています(^-^;)

『５５１蓬莱』で買った「豚まん」と「ちまき」をいただきましょう。
トワイライトの食堂車でランチも食べたかったけれど、
ディナーを頂くのでお昼は軽めに。。。

『上りのトワイライトとすれ違います』という車内放送があったので
シャッターチャンスを狙って廊下側へ出てみましたが、橋の上での
すれ違いになってしまった…かろうじて後姿が写っています。

のどかな風景が広がっています。
緑と青空。よいお天気の中を走れるなんて嬉しいわ♪

廊下側(進行方向：右側)の写真を撮り続ける鉄ちゃん。

琵琶湖を通過中。

１号車の廊下には折りたたみのイスがなかったので景色を観るときは立ち見なのよね…
部屋からも廊下側の窓からみえるんだけどさ、より近くで観ようとすると立ち見だね。

こちらは部屋からの眺め、なので進行方向左側の景色です。
山が見えているけれど空は少し曇ってきたね…

テーブルの上のランプを入れてみたりして。

ちょこっとお部屋の紹介。
ロイヤルの部屋にはトイレとシャワー室があります。
正直、狭いですけど…なかなか機能的ですよ。シャワーのお湯は２０分間出ます。
(実は…シャワーの時間を短縮するため旅行前に少し髪を切りました(笑))

洗面台とトイレは折りたたみ式。シャワーの時はたたみましょう。
そうしないと狭いし、びしょぬれになるからね。

いや…そんなにリアルな表情はいらないです(´Д`|||)

『これから車内販売に伺います』のアナウンスが流れ、すぐに扉を開けて
係の人を待ち構える鉄ちゃん。
もうね。買いたいものも前もってＨＰで確認済みなのよ(笑)

少ししてワゴンでお姉さんが回ってきたけれどやっぱりこういうのって
上級のお部屋から…なのでスイートのお部屋が先です。
大人しく待ちましょう。

無事に欲しかったものを購入。
・ロゴ入りスポーツタオル
・２５周年記念ボールペン（限定２０００本）
・旅のしおり
・トワイライトビーフカレー(中辛)
・布バック

・トワイライトの乗車券
・部屋のカードキー
・明日の朝の朝食券
(モーニングコーヒーを持ってきてくれる時間も書いてあります)

無事にグッズも購入できたので、車内を探索しに行きましょう。

３号車にある食堂車「ダイナープレヤデス」では乗務員さんたちが
『トワイライト特製２段重』を支度中。
こちらは大阪駅発限定で事前にＨＰからの予約が必要です。

４号車には「北のサロン」という意味を持つ「サロン・デュ・ノール」があります。
席がみんな進行方向左側を向いているのはこの後、左側に日本海が見える場所を
走るからです。
日本海に沈む夕陽を楽しむ為の列車、それがトワイライトエクスプレスの醍醐味！
ですから。

サロンカーには『トワイライト２５周年の記念スタンプ』が設置されていました。
各停車駅や沿線名所をイメージした絵がたくさん盛り込まれています。
スタンプ好きにはたまりません！

専用の用紙にしっかりとスタンプを押しつけて…
(たまにスタンプ台が渇いていると絵柄がうまく写らないからね)完成！

これはいい記念になるわ(´▽｀)

廊下などに飾られていた絵。
陶器に描かれています。味わいのある絵だけどどなたか有名な方の絵なのかな。

６号車から７号車に入ってすぐにあるミニサロン。
たまたまタイミングがよくて誰も座っていませんでした。
なんだか年季を感じるね…
トワイライトの車体と同じ色をしたソファーは良いけれど…
レースのカバーはいかがなものかしら…

高岡駅に停車。

向かいのホームに『忍者ハットリくん』のラッピング電車が停まっていたよ！

こちらが一番先頭。
車掌さんが折りたたみ椅子に腰かけて左側の部屋にいる乗務員の方とお話ししていました。

こちらはＢ寝台がある車両。
寝台車といったらやっぱりこの折りたたみイスに座ってみる景色よね〜
ちょこっとだけ座って雰囲気を味わってみた。

４号車のサロンカーまで戻ってきました。
サロンカーには自販機があります。飲み物のほかにお菓子の自販機も。
そのお菓子の自販機に釘付けな夫…
買いもしないのに品物見たさに回転させてます。。

ディナーの準備が整った食堂車。
ディナーは予約制ですが、大阪駅発の列車では予約なしでランチがいただけます。
(日本の列車で唯一だって)ディナーの後のパブタイムもありますよ(○´∀｀○)
お腹に余裕があったら来てみようかしら。

車内の探索後は部屋に戻って車窓の眺めを楽しんでいました。
ただいま１７：１２ころ。列車は富山駅から直江津駅へと向かっています。
日本海が見えてきたよ〜
ただ…夕陽が〜(≧Д≦)

ほんの一部分だけ雲がきれている所から陽が射しています。
海面もそこだけはキラキラしているけれど全体的には非常に残念…

親不知(新潟県)を通過中。見えているのは高速道路。

飛騨山脈の北端が日本海によって侵食されたために生まれた断崖を
海岸線に沿って進まねばならず、古くからここを通る人にとっては
最大の難所として知られてきた場所です。

私は学生時代の合唱曲で「親知らず子しらず」を歌ったことがあるけれど
暗い歌で好きじゃなかったなぁ。

ディナーの予約の時間まで粘ったけれど日本海に沈む夕日はおあずけのようです。

１７：３０予約したディナーの時間になりました。
申し込み時には「相席」となっていましたが用意してくれた席は２人席でした。

メニューは季節ごとに変わります。今回は夏のメニューです。
ウエルカムドリンクですでに梅酒を頂いていますが、食事のときのアルコールはまた別よね。

北海道クラシックの生ビールと炭酸水をオーダーしました。

●オマール海老とセロリのピューレ
蕪(カブ)とオレンジのサラダ仕立て
ヴァニラの香り

オマール海老は「オマール・ブルー」と呼ばれるヨーロッパ産を使用します。プリッとした食感が特徴です。オマール海老には、角切りにした蕪・セロリ・オレンジのサラダと温かいセロリのピューレを添えました。香りつけのヴァニラは主にデザートで使う香辛料ですが、今回はセロリや蕪、オレンジと合わせてみました。

《食事の説明はメニュー表より抜粋》

列車の中っていう特別感をすごく感じます！！
これはやっぱりディナータイムでないと味わえない雰囲気なのかも。。

●２層のヴィシソワーズ　
ローズマリー風味

冷製スープの定番ヴィシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)を、２種類のスープに分けて仕上げました。ローズマリーと２層のスープが程良く混ざり合い、変化する味わいをお楽しみ下さい。

------------------------------------------------------
スープの味はもちろん美味しいんだけれど、トッピングされている
ローズマリーの量が多かった。。口の中がハーブ、ハーブ、ハーブ…

●パン
それぞれの食事に合わせて温かいパンが提供されます。

茶色い方はラウゲンロールというドイツの伝統的なパンです。

●マナガツオのオーブン焼き
プロヴァンス風

マナガツオを香味野菜と一緒にオーブン焼きにしています。南フランス・プロヴァンス地方で使われる夏野菜、トマト・茄子・バジル・パプリカなどの食材を付け合せにしています。

出された状態で撮ったら上のようになってしまいせっかくのカツオが
みえなかったので反対側からも撮影。

ふふふ。カツオ丸見え(笑)

●黒毛和牛のステーキ
夏野菜のロースト
じゃがいもとにんにくのクレープ

黒毛和牛のフィレ肉を提供のタイミングに合わせて列車の中で焼き上げます。焼きあがったお肉はゆっくりと休ませ、余熱でじっくりと中まで火を通します。色とりどりの夏野菜とじゃがいも生地のクレープを添えています。

じゃじゃ〜ん！！見てみてこの厚み！！！
こんなに素晴らしい料理を電車の中で作っているのよ。
(下ごしらえはすましているだろうけど)
しかも、それぞれの食事のペースに合わせてくれるし。
素晴らしいねぇ。

窓からの景色はこちら。晴れていればね〜ディナーをしながら夕陽に染まる
日本海を観られたのに…
でも…そうしたらせっかくの食事に集中できなくなっちゃうから
これはこれで良かったと言うことで。

●ローストしたマンゴーのゼリー仕立て
ヴェルヴェーヌのシャーベット

レモンのような香りが特徴のグリーンカルダモンのゼリーと、マンゴーの果肉を合わせています。添えているシャーベットはハーブティーの定番、ヴェルベーヌ(レモンバーベナ)です。料理を締めくくる爽やかな一皿です。

------------------------------------------------------
各テーブルに給仕係の方がいて食事を持って来たときに説明をしてくれます。
私たちのテーブルは新人さんが来ることが多かったので食事の名前を言うのが
精一杯ってかんじ。他のテーブルから聞こえてくる説明に耳を傾けていました。

●食後のコーヒーとハーブティー

食後のコーヒーは、インドネシアバリ島の活火山バツール山の麓、２８指定地区で栽培されているティピカ種の「バリ神山ハニー」です。南国の太陽で、天日乾燥し厳選され出荷される無農薬栽培のコーヒーです。紅茶(ダージリン)、ハーブティー(カモミールまたはブレンド)もご用意しております。

ロココ調のインテリア。

寝台車の中でも食堂車って一番、非日常感があるよね。
コーヒーを飲みながらもう少しまったりとしたいところですが次の回の
ディナーの方もいるので余韻は部屋で楽しもうかね。

部屋に戻る途中で大阪で乗車したときに部屋の説明をしてくれた車掌さんに
会ったので一緒に写真を撮ってもらいました。
初対面なのにとても親しみやすい雰囲気の方でした。

ＪＲ西日本の車掌さんなので青森駅でＪＲ北海道の車掌さんと交代となります。

部屋に戻りました。各自でベッドメイキングをします。って言っても
電動なのでスイッチひとつで完了！

サイズを分かり易くするために寝転がってみました(笑)
私、身長１５７ｃｍが寝転がっても足はまっすぐ伸ばせます。

自分の部屋にシャワーがあるって幸せ〜
時間を気にしなくていいもんね。
せっかくの寝台車、どのように過ごそうかと考えて直前にノートパソコンを購入。
そしてそのパソコンでなにをするかというと…
録画をしてもらった『半沢直樹』を観ました(笑)一気に前半の大阪編を。
テレビで観ていたのは後半の東京編だったのと、家にいるとなかなか
ＤＶＤを観る時間がなかったもので。。

そのためにわざわざノートパソコンを持ってきたけど旅の後半では荷物に
なったなぁ(^0^;)

『半沢直樹』を観た後は電車の心地良い音と揺れでぐっすり眠りました。
今のところ乗った寝台車では一番の寝心地。

それでもきっちり目覚ましで４:３０には起きましたよ。日の出の様子を撮ります。

昨日の日の入りは天気が残念だったけれど、日の出はどうかしら。。

部屋の窓から撮っています。

雲が多いよ…

ポイントがどんどん後ろに過ぎていく…(>o<)

水面に光の筋ができているね。

日の出はあと少しかな…

光の筋が伸びてきたー！！！(≧▽≦)

雲は多めだけど…

昨日の日の入りからしたら大満足な日の出だよ。

雲の切れ間から全力の光が(☆｡☆)

眩しい！

時間は４：５５頃。ここまで撮れれば満足！

モーニングコーヒーが届く時間までまだあるからもう一眠りしよう。。

時間通りにモーニングコーヒーが運ばれてきました。
ピンクのかごの中には…

ティーカップのセットと水筒。
水筒にはちょうど２杯分の量が入っていました。
紅茶とコーヒーをお願いしました。

優雅に？モーニングコーヒーを楽しむ。

『朝食の準備が整いました』と車内放送があったので食堂車に向かいます。

朝食は７：３０からの回を予約しました。
ディナーの時とはまた違った雰囲気の食堂車。

Diner Pleiades Breakfast
● Starters　〜先付け3種〜
・豆のごま和えサラダ
・カポナータ（茄子・胡瓜・パプリカのマリネ イタリア風甘酢トマトソース）
・海老とアボカドのカクテル
・フォカッチャ

● Egg with Flower salt
　〜『丹波のたまご』の半熟3分ボイルと花の塩〜

● Mini−bowl/rice−gruel　〜生姜とタイムのミニお粥〜
・白粥（シンプルな中華にタイム、ローリエ、丁字、生姜）
・薬味として（卸し生姜、タイム、クリスピーベーコン）

● Main course
　〜ミート＆サラダ＆ホットベジタブル〜

・白いんげんとベーコンのトマト煮
・ミニ椎茸とマッシュルームローズマリーのオーブン焼き
・自家製チキンナゲットとフレンチマスタード＆ケチャップ
・ハートロメインとバルサミコのドレッシング＆グラナパルメザンパウダー
・アンディーブと角切りポテトサラダ
・茹でたて緑黄色（青梗菜、カボチャ、有機人参）
・薄切りハムと種入りマスタードとパン・ド・カンパーニュ

優雅な朝食、ではありますが次の朝食時間の回があるのでディナーの時と
同じくあまりのんびりとは食べていられません。

給仕係の方が席の近くにいて、食事の進みが遅いほかのテーブルのことを
気にかけている会話がよく聞こえてきました。。。

それでも食堂車の中は慌ただしい雰囲気を出していないので食事を楽しみつつ、
停車した駅に咲いていたアジサイを撮影したりもできました。

● Fruits in coup grass
　〜フルーツ＆フロマージュブラン〜
・ハネジューメロンとパイナップル
・フランス ノルマンディー産フロマージュブランのスープを少し

● Coffee　〜オリジナルモーニングブレンド〜
サントス40％(フルシティ)、モカ30％(シティ)、グァマテラ30％(シティ)の
配合でブレンドしたモーニングコーヒーです。また紅茶のご用意もございます。

部屋に戻ったら札幌までの残り少ない時間を楽しみましょう。

朝刊のサービスがありました。

ベッドの足の方向の上側に荷物室と思われるスペースが。
高い位置なので正直、スーツケースは無理です。
旅行カバンならいけるかな。
“北斗星”の時と同様、荷物室に上がって部屋を堪能する人。。

※よい子は真似しないでね。

たまたま窓の外を見たら、ちょうどいい位置に停車したので撮ってみた。
登別駅は８：１２発。札幌駅まであと１時間４０分ほど。。。

景色がだんだん都会に近づいている。
乗車時間は約２２時間。
コレだけの時間をかけたらどれだけ遠くの国に行けるかな。
ヨーロッパ方面は１２時間もあれば行けるし、
直行便がない所でも２２時間あれば乗り換えて行けるよね。

それだけの時間をかけて日本国内の移動だよ。
列車の旅は時間と景色を買うものだね。ホント贅沢だわ。

あ〜もうテレビ塔が見えてきちゃった。

個人的には遅れても構わなかったんだけど、
きっちり定刻の９：５０に札幌駅に到着。

札幌に到着しちゃったなぁ…っていうのが正直な気持ち。

まだまだ乗っていたい！降りたくないよ〜(≧Д≦)

時間かけて走ってくれたトワイライトに感謝をこめて。
そんな風に名残惜しんでいたら…

あぁぁぁ！！！
まだ前からの写真を撮っていないのに列車が走りだしてしまった！！！
これは大失敗！！
機関車が途中で変わっているから、この正面はここでじゃないと撮れなかったのに！

その他にも、帰ってきてから知ったけれど…
サロンカーに乗務員の方が並んで立ってホームにいるお客さんに
手を振ってくれるシーンとかもあったらしい…

無情にも…走り去っていくトワイライト…

後ろ姿はこうやってでも撮れたから降りたらすぐ、前に移動するべきだった…

さようなら〜トワイライト〜
ありがとう、ありがとう…

隣のホームに停まっていた「２８１系　スーパー北斗」と「７２１系　快速エアポート」

これにて【夏たびzero】がようやく終了し、夏たびの本編となるのですが…
夢で憧れだったトワイライトエクスプレスから降りたら
もう旅が終わってしまったような気持ち…

いやいや。北海道の旅はこれからよ！
この後は札幌市内観光へと続きま〜す(⌒∇⌒)ノ""

この旅行記へのコメント （7）

• こあひるさん 2015/02/17 23:28:33

  最後に乗っておいてよかったですね！

  fujickeyさん、こんばんは。
  
  トワイライトエクスプレスの最終、北斗星の最終、そして北陸新幹線の初日・・・と、宝くじのような競争率のチケット争奪戦が続いて・・・TV番組でしきりに取り上げてましたね〜。
  
  トワイライトエクスプレスは、大阪からの列車なのであまり知らなかったのですが、もう終わってしまう・・・と思うと乗ってみたくってしまいますね。
  
  旅行商品で、ちょうど運よく空きがあってものすごくラッキーでしたよね。旦那様の強い願望が叶ったのでしょうねぇ・・・。強運だわ・・・。
  
  ちょっとレトロな・・・古い感じの車内のデザイン・・・なんだか昭和のものがまた失われていくのだな〜と感慨深く拝見しました。
  
  こあひる

  fujickeyさん からの返信 2015/02/18 10:51:03

  “運”をかなり使ってしまったと思います。。。

  こあひるさん、こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  なんだかお祭り騒ぎですよね。
  東京駅での記念ｓｕｉｃａの発売の時もそうだったし。
  日本人ってこんなに鉄道好きでしたっけ？
  
  最後のチケットを買うために朝早くから並んだって必ず買えるわけではないんですよね。
  そして当日までワクワクしつつ、お天気とにらめっこですよ（笑）
  最後まで無事に走りきってほしいですね。
  
  そういう記事を読むと、本当に旅行商品で買えてよかったな〜と思いました。
  （いろいろな運をこの時に使ってしまったと思いますが…）
  
  そうそう。
  こあひるさんが以前に乗られた東北エモーションのレストラン鉄道。
  あちらは旅行商品での予約、でしたか？
  ちょっと気になるんですよね〜検索してみようかしら。
  
  fujickey

  こあひるさん からの返信 2015/02/18 11:26:49

  RE: “運”をかなり使ってしまったと思います。。。

  fujiceyさん、
  
  東北エモーションは、仙台びゅうで買ったので、旅行商品という形でした。
  
  宿泊などおまけがついているものではなく、純粋に鉄道だけ・・・。なので確か、列車は団体貸し切り・・みたいな形だったと思います。
  
  東北エモーションは・・・もしかしたら全部旅行商品になってるのかな・・・？なので、１ヶ月以上先の日付のものでも予約することができました。
  
  こあひる
  

• ムロろ～んさん 2015/01/28 16:14:22

  夫婦共演の旅！

  fujickeyさん
  
  こんばんは、ムロろ〜んです。
  トワイライトエクスプレスに乗られた旅行記を拝見しました。
  ロイヤルが取れて良かったではないですか！私も驚きです。
  満席の確率が高いようでこの情報にも驚きました。
  
  食堂車では夕食と朝食を味わい、これも旦那さまにとって美味しく味わえたのではないかと思います。食事代が普段我々庶民からもちょっと値が張るような価格…、でも記念に乗れたのだからこそ予約して入りますよね。
  私も絶対、入ると思います。もちろんランチタイムもお茶タイムも(って一体いくら金掛かるんだ？)？？？
  
  このような夜行列車が３月でなくなることは淋しいですけれど、次回は九州の七つ星の旅でしょうか(笑)。いや、北陸新幹線のグランクラス？
  楽しみはどんどん増えますね。
  
  是非とも素敵な旅を！
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)

  fujickeyさん からの返信 2015/01/28 20:41:51

  奮発しました！

  ムロろ〜んさん。
  コメントありがとうございます(^-^)
  
  憧れの、トワイライトでしたから予約が取れたときは電話口で興奮しましたよ。本当、ラッキーとしか言えません。
  
  もう最後、ってこともあったのでディナーを奮発しました。ここでしか食べられないっていうのもありますしね。
  でもでも！できたらランチもパブタイムも行きたかったです！！
  
  寝台車が次々と廃止になるのは寂しいですね。。
  そんな中でも個人的に楽しみにしているのは北陸新幹線です。
  大宮から乗れるじゃないですか！これは埼玉県民には魅力ですよ〜
  そして乗るならぜひ、グランクラスを狙いたいですね〜
  距離が短かったら普通車でいいですけれど、大宮からでも堪能できるくらいの時間、乗っていますもんね。
  
  何だか…夫に影響されて最近は私も“鉄分”が多くなってきたようです。
  “鉄子”にはまだほど遠いですけれど。。。
  
  fujickey
  
  
  

• みほさん 2015/01/28 14:36:25

  乗りたかった！トワイライトエクスプレス

  fujickeyさん
  
  　お久しぶりです。
  　
  　もう２月になりなんとしているので、北海道旅行記はUPしないのかと思っていましたよ。（お忙しいのね〜）
  
  　札幌駅には良く行くので、トワイライトエクスプレスは良く見かけるのですが、結局、１度も乗らないまま、終わってしまいそうです。
  　だから、うらやましいよ〜
  　でも、大変な思いをして、チケット取ったんだね。それも、大阪まで移動して・・・
  
  　高そうな特別梅酒や、旦那様のセクシーシャワー姿にゲラゲラし、美味しそうなディーナーによだれを出し、すっかりトワイライトエクスプレスに乗った気分になりました。
  
  　札幌からの旅行記も、期待しています。
  
  　みほ

  fujickeyさん からの返信 2015/01/28 20:53:36

  夢のようだったよ…

  みほさん！久しぶり！！
  そして今日コメントをもらってびっくりしたの。
  最近、みほさんとやりとりしていないなぁって思ってメールを送ろうかとしたらみほさんからのコメントが入っていたのよ。
  私たち感覚が似ているのかしらね。
  
  順番は遅くなっちゃったけれど、書くわよ書くわよ！だってトワイライトに乗ったんだもん！！
  そして大好きな北海道への旅だから続きも書くわよ。
  今、頑張っているから！
  続きにもぜひ遊びに来てね！！
  
  それと、今度札幌でトワイライトを見たら写真だけでも撮っておいたらいいと思う。
  本当にあと少しで廃止になっちゃうからさ(T-T)
  
  fujickey