国宝の神殿での結婚式に参列　住吉大社にて

2014/11/02 - 2014/11/02

　我が一族では最後になる可能性が大きい結婚式が昨日、住吉大社で催されました。住吉大社には本宮が四つありますが、その中でも国宝の第一本宮での挙式は厳かでありました。巫女による創建来続くという「住吉神楽」の舞も間近で見ることが出来ました。
　式に続く披露宴は神館という、大社の付属施設であるが故、良きも悪きも少々クラッシック。天皇が休むという玉座まであるが、階段が多いと言うことで一端を。庭には樹齢千年と言う巨木が立っていますが、一千八百年という社歴には遙か遠い。が、すべてゆったりとした時間の流れの中で進む披露宴にも、千古の趣が隠し味になっているようだ。
　洒落で「印結而 我定義之 住吉乃 濱乃小松者 後毛吾松」（しめ結いて　我が定めてし 住吉(すみのえ)の　浜の小松は 後も我が松）という万葉集の一首(巻三　三九四）を披露しました。姪の結婚式に招かれており、その娘の名が「さくら」であるが故、この余明軍(よのみやうぐん)の情熱的な歌を次のパロディーに代えて贈りました。

平成26年11月吉日 於住吉大社 雄一磨呂(ゆういちのまろ)さくらの娘子(をとめ)に贈れる一首

　しめ結いて 我が定めてし 住吉の 浜のさくらは 後も我がさくら

　永遠に「我がさくら」として戴きたい思いを込めて、大社をあとにしました。

　なお、神殿内等の写真は許可条件に従って撮影しました。

エリア 住吉・平野(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

大名行列の様にカップルが神殿へと向かいます。

三三九度。

住吉神楽

本殿から西を。

本殿裏の景色。

披露宴会場の神館入口。

披露宴高砂。

天皇がおこしになる時の玉座。

樹齢千年とか。

素晴らしいカップル誕生。