2014/06/14 - 2014/06/14
14位(同エリア28件中)
junemayさん
- junemayさんTOP
- 旅行記226冊
- クチコミ42件
- Q&A回答0件
- 168,395アクセス
- フォロワー41人
個人旅行は何度も経験済みですが、海外の一人旅は久々。友人からフランスのトゥールーズから1時間位の距離にあるロット川のクルーズに誘われたのをきっかけに、その前後にイタリア、スペインを旅しようと計画したのが今回のたび。どこを歩くかは余り深く考えないで、大雑把な計画と宿泊先だけを決めていざ出陣です。スーツケースをなるべく持たなくて良いよう、駅近の安いホテルにこだわりました。ガイドブックも必要な分だけコピーして、途中で捨てられるよう準備。衣類も最低限に抑えたつもりでしたが、旅行中毎日快晴に恵まれたため、結果的には無駄な衣類が随分と出ました。昼はともかく、夜一人でレストランに入る勇気がないため、簡易クッカーを購入。スーパーで購入した食料で自炊もしました。好きな場所に好きなだけいたいという希望が叶った1ヶ月のたびとなりました。
日程表
6月3日(火) 羽田→フランクフルト→ベネチア
6月4日(水) ベネチア
6月5日(木) ベネチア
6月6日(金) ベネチア→フレンツェ
6月7日(土) フィレンツェ→シエナ→サンジミニャーノ→フィレンツェ
6月8日(日) フィレンツェ
6月9日(月) フィレンツェ
6月10日(火) フィレンツェ→ルッカ→ピサ→ラスペチア
6月11日(水) ラスペチア→チンクエテッレ→ラスペチア→ポルトベーネレ→ラスペチア
6月12日(木) ラスペチア→サンレモ
6月13日(金) サンレモ→ベンティミッリヤ→サンレモ
6月14日(土) サンレモ→ニース→トゥールーズ
6月15日(日) トゥールーズ→アルビ→コルドシュルシエル→アルビ近郊
6月16日(月) アルビ近郊→カオール→船旅開始(Le Lot)
6月17日(火) 船中泊(Le Lot)
6月18日(水) 船中泊(Le Lot)
6月19日(木) 船中泊(Le Lot)
6月20日(金) 船中泊(Le Lot)
6月21日(土) ラロックデザルクス→フィジャック→ロカマドール
6月22日(日) ロカマドール→フィジャック→カオール
6月23日(月) カオール→トゥールーズ→フィゲレス
6月24日(火) フィゲレス→カダケス→フィゲレス
6月25日(水) フィゲレス→ファルサ→プボル→ジローナ→フィゲレス
6月26日(木) フィゲレス→バルセロナ
6月27日(金) バルセロナ
6月28日(土) バルセロナ→モンセラ→バルセロナ
6月29日(日) バルセロナ
6月30日(月) バルセロナ→フランクフルト→
7月1日(火) →羽田
12日間いたイタリアとも今日でお別れ。十分日数をとったつもりなのに、どこの町でも後ろ髪を引かれてばかり。「また次回に」「今度こそ」「次までお預け」等の言葉がなんと多かったことか!本当に私って欲張りなようです。
昨日は早く寝てしまったので、今日は早起きして、サンレモの海岸まで朝の散歩に出かけました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
とても家庭的で、居心地満点のホテルリバティ。1階の食堂のフレンチ扉から下りる階段です。このホテルも昔はどなたかの別荘だったそうです。
-
階段から下りたところにある東屋。ここに座って、緑の木々に囲まれた庭を眺めるのが、安らぎの時間となりました。
-
ホテルを出て海岸に向かいます。あちこちで見られる赤と白の縞模様の横断歩道。ルーマニアでは、学校の傍の横断歩道が「目立つように」と赤と白になっていましたが、イタリアでも同じなのかしら?
-
朝のサンレモ海岸は流石にひっそりとしています。昼間はパラソルの花が一斉に開くのでしょうね。海岸の砂はきれいに整地された跡がありますよ。
-
海岸に沿って、椰子の木が植わった遊歩道がありました。これが、ロシア皇女から寄贈された椰子の木でしょうか?
-
こんもりとした緑のベルトの向こうには、瀟洒なアパートが立ち並んでいます。昨日行ったサンレモの旧市街とは全く別世界ですね。
-
海岸沿いに、寿司がメインのレストランがありました。シェフはどうやら日本人ではなさそう。お魚もまぐろ、サーモン、エビ、白身魚が中心です。近頃は、ヨーロッパでけっこう和食の店を見かけますが、日本人以外の経営が急増しているようです。
私の場合は、美味しいお寿司は日本までお預けです。 -
海岸でまた、ジャガランダの花を見つけました。そうそう、そういえばサンレモとは姉妹都市の熱海でも、2年前からジャガランダの並木道を整備しているそうですよ。場所は有名な寛一・お宮の像があるお宮緑地だとか。
-
まだ朝の弱い日光の下ですが、なんとも言えない清々しさを感じさせてくれる色の花です。
-
ちなみに、ジャガランダの花言葉は、栄光と名誉 ですって!
-
いつの間にか、浜辺は終わっていて、数百本のマストが林立するマリーナになっていました。今日は雲が多くて、少しどんよりしています。
-
犬を散歩させる人やジョギングしている人に混じって、南国調のプロムナードをゆっくりお散歩しました。
-
帰りがけに露店の市場があったので、寄ってみました。
イタリアでは、スーパーに葉物がとても少ないのですが、このお店ではこんなに豊富。サラダにしたい青野菜が揃っています。今日移動日でなければしこたま買いたいところなのですが・・・ -
こちらは、ズッキーニ専門店?花のついているものもあって、とても新鮮そうです。長いのやら太いのやら、ズッキーニでも色々な種類があるんですね。
-
このジャガイモおいしそう・・・紫のインゲンのようなお豆も食べてみたい・・・
お腹がすいてきたようなので、この後ホテルに帰って、昨日と同じ朝食をゆっくり楽しみました。
パッキングしてサンレモとお別れです。 -
というわけで、サンレモを後にして、フランスへ向かっています。列車が遅れていたため、予定より1本早い列車に乗ることが出来ました。ニースまで続けて切符が買えるかどうか少し心配していたのですが、サンレモ駅で簡単に購入できました(10ユーロ)。
ヴィンティミッリィアでの接続がわからなかったので傍にいた人に聞いたら、「カンヌ行きが待っているよ」と教えてくれて、助かりました。 -
こちらは、途中で止まった駅のプラットフォームの写真。すぐ向こうに海が臨めます。今日も良いお天気になってきました。
-
フランスに入ってすぐ、どこかの駅に泊まっていた列車をみてビックリ!
ロシアの鉄道です。いくら地続きだといっても、ロシアからここまで何日かかるのでしょう?
グーグルさんで距離を測ってみたら、モスクワ・ニース間は3107kmでした。
日本よりずっと近いんですね。 -
寝台車仕様の列車で、プレートにはマスクヴァ(モスクワ)→ニッツァ(ニース)と書かれていました。
昨日のサンレモのロシア正教会のところで書いた、ロシア人にとっての憧れの地コートダジュールというのが、にわかに現実味を帯びてきました。
http://4travel.jp/travelogue/10946497 -
カンヌ行きの普通列車です。四人掛けシートを1人で占領してしまいました。混んでいなかったので助かりました。
-
フランスに入って最初の駅は、フォンタナ・ローサ。ベルベル人風のカラフルな塔が建ち、エキゾチックな雰囲気が漂っています。
どう考えてもフランス語とは思えない と調べてみたら、ここには、スペインの小説家イバニェスが1922年頃から作った歴史的な庭があるのだそうです。アンダルシア、アラブ、ペルシャ様式を取り入れ、スペインとマントンの陶器で飾られた庭には、完成当時ジャン・コクトーら当時のセレブが頻繁に通ったそうです。現在、庭はマントン市の管理下に置かれていますが、入場には予約が必要とのことでした。 -
出口の表示がUscita(イタリア語)からSortie(フランス語)に変わりました。「線路を渡るな」という表示とともに、一応仏、英、伊3ヶ国語で書かれていますね。
-
楽しみにしていたモナコのモンテカルロ駅は地下でした。まるで地下鉄の駅のようで味気ない・・・鉄道のモナコの部分は殆どが地下で、地上の景色を拝むことは出来ませんでした。
-
いつか訪れたいと思っているエズ・シュル・メールの駅です。辺りは、石灰岩のごつごつした岩山が海岸まで迫ってきています。鷲ノ巣村で有名なエズ。列車から見えるかな?
それにしても、この列車の窓ガラス、傷だらけです! -
おお〜見えました。切り立った崖の上、山の頂上付近に民家が並んでいます。しかし、すごいところに村を作ったものですね。観光客が少ない時期に行ってみたいなあ。
-
サンレモを出て約1時間半で、ニース・ヴィール駅到着です。
-
ニース・ヴィールの駅はさすがにフランス調。ルイ13世様式の駅舎は1867年に建築家ルイ・ブーショによって完成しました。駅舎は何度も改修されていますが、アルル産の石の彫刻や、黒味がかった鍛鋼製の屋根は原型を留めています。
よく見ると、なんだか変だぞ?・・・中央の時計に針がありません・・・・ -
フライトまで時間があったので、この駅で、今後乗る予定の予約済み列車の切符を機械でプリントアウトするのを試みました。4年前にもやったことがあるのですが、もうすっかり忘れてしまっていて、駅員に聞きまくってしまいました。トレンイタリアは、チケットがメールで送られてくるのを家でプリントアウトするだけなので便利なのですが、どうもSNCFとの相性は良くありません。
駅前にあるこのカフェのちょうど向かいあたりが、空港行きのバス乗り場です。切符は、切符売り場が見当たらず、バスの運転手から購入しました。 -
ぼけぼけで失礼!これが空港までのバスの切符です(6ユーロ)。空港までの所要時間は20分くらいだったと思います。
-
駅では暇がなかったので、空港についてから乗ってきたバスを撮りました。
駅とニース空港を結ぶバスは、到着も出発も4番ホームです。 -
今回初めてお世話になるEasyjet。全てインターネットでチェックインまで済ませてありますが、荷物を預けるのには、やはり並ぶ必要があります。
時間があったので、早めにチェックインして、プライオリティパスの使えるラウンジで休憩しました。 -
ニースからトゥールーズは約1時間のフライトです。土曜日のせいか、大変混んでいました。
-
easyjetの機内は、シンボルカラーのオレンジのシートカバーがとても目立ちます。座席は満席でした。
-
飛行場の先、こんもりとした丘の斜面にニースの町がひろがっているのが見えました。反対側はすぐ海です。
-
フライトは順調。フランスのパッチワークのような畑が続く田園風景は見飽きることがありません。
-
無事トゥールーズ到着。easyjetの飛行機は離陸時も着陸時も沖止めでした。
空港には、フランス人のEricと彼の友人Jean Jacqueの二人が私を出迎えに来てくれていました。外国で待ち合わせをしたことなんて、ほぼなかったので、少々不安だったのですが、無事会えて嬉しい!思わずハグしてしまいました。
さあ、今日から1週間は団体生活なので、勝手な行動は慎まなくては。日本から直接当地にやって来た仲間4名と合流した後、トゥールーズの町に繰り出す予定です。
とりあえず、先にホテルにチェックインということで、今晩お世話になるホテル・アリゼに到着です。
ホテル・アリゼについてはこちら
http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-11287528.html -
出発するまでまだ1時間位かかるということなので、その間を利用し、早速トゥールーズ散策に出発です。
ホテルで頂いた地図を片手に、まず、ミニーム通りAvenue des Minimesを南下します。すぐに、トゥールーズの地下鉄の駅ミニーム-クロード・ヌガロMinimes-Claude Nougaroが見えてきます。クロード・ヌガロというシャンソン歌手をご存知ですか?10年前に亡くなったヌガロはフランスを代表するシャンソン歌手だったそうです。彼の出身地ということで、この駅名がつけられたのでしょうね。
トゥールーズの地下鉄の路線は全部で3路線。ミニームを通るのはLigneBです。 -
今日は地下鉄には乗らずに歩きです。ミニーム通りを更に進むと、とんがり屋根にレンガ造りのミニーム教会が見えてきます。
-
小さな広場に、二つの大戦で亡くなった方々の祈念碑がありました。
-
さあ、見えてきました。地味だけれど、この運河立派な世界遺産なんですよ。
カナル・ドュ・ミディと4年振りに再会しました。確かトゥールーズ・マタビウという駅の前を流れていたのですが、どういう位置関係になるのかな?
川でないので、上流・下流と言う言い方はできないし、ホテルで頂いた地図は、市北部のみの記載なため、町全体の地理が頭に入っていないのです。 -
ともあれ、左に折れて、運河沿いを進むことにしました。
カナル・デュ・ミディは、トゥールーズでガロンヌ川から分岐し、地中海に面したEtang de Thauまでの全長 240 kmに及ぶ運河で、ルイ14世の国家プロジェクトとして1666年から工事が始まり、約30年かけて完成しました。ガロンヌ川は、ボルドーの北100kmほどのところで大西洋に注いでいるので、運河の完成により、大西洋から地中海までが繋がったことになり、船舶による大量運搬が可能となりました。
Eric達は、ここ数年、毎年のように、ミディ運河でボートをチャーターし、個人的なクルーズを行っています。
今年は初めて運河を離れ、トゥールーズから北へ100kmくらい離れたル・ロット川でのクルーズを行うのです。 -
この日のトゥールーズの気温は25度位で、散策にはもってこいの日和。水辺の遊歩道には、所々にベンチも配備されていて、実に気持ちが良かったです。
-
名前のわからない白い花が咲いていました。
-
こちらの木も、黄色い花が盛りです。
-
1時間という時間制限があったので、二つ目の橋から折り返すことにしました。
-
橋の上から眺めるカナル・デュ・ミディです。運河完成当時は、動力を持たない船が多く、船を陸から馬や人力で引くという方法がとられていました。そのため、日差しを遮るための樹木が全部で45000本も植えられたというのですから驚きです。
勿論、代替わりしているのでしょうが、長く運河を見つめてきたであろう木々の下で、今も人々はくつろぎの時間を過ごしています。 -
途中のヌグリニー通りで右手に折れて、今度は北上します。方向は間違っていないと思いますが・・・行くときにあったミニーム教会が左手に見えますので、大丈夫ですね。
-
この辺りは、新しい集合住宅・・・日本で言うマンションかな?が沢山建っていました。色の使い方がなかなか楽しい集合住宅がありましたのでご紹介。ヨーロッパと言うと、古い建物が中心ですが、たまには新しいものにも目を向けないとね。
-
時間通り、約1時間でホテル・アリゼに戻って参りました。ね、可愛らしいホテルでしょう。
ここはミニーム通りから少し奥まったところにあるので、夜もとても静かでした。
この続きは、イタリア、フランス、スペイン勝手気ままな町歩きのたび その39 トゥールーズ(2)へ。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
49