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金沢編です。<br />お土産に食べられる金粉が売っているのが驚き。<br />金箔入りインスタントコーヒーを、思わず買ってしまったわたくしです。 <br /><br />金沢も暑うございました! <br />回った先は兼六園や金沢城、長町武家屋敷にひがしの茶屋街。 <br /><br />写真もアップしているので、その辺もご覧下さいまし。 <br /><br />お盆の時期ですが、人がおおいですね。 <br />まずは兼六園に行ったんですが、老若男女、個人客にツアー客がいりみだれておりました。 <br /><br />珍しい形の「ことじ燈籠」もちゃんとみてきました!足が二股で、お琴の琴柱によくにているのです。 <br />さすが大名家の庭園。実に趣のある庭でした。 <br /><br />続いて金沢城。三の丸あたりは再建工事をしているようです。 <br />しかも、広場でよさこいソーランの大会をやっていまして、にぎやかでした。 <br /><br />文化財である三十間長屋や石川門では、無料のガイドさんがいて、頼めばお話をしてもらえます。 <br />石川門では話しかけられ、お爺ちゃんガイドさんとあれこれおしゃべりしていました。 <br />みんな、ささっと見て出て行ってしまうので、あっちこっちをじーっと見ているのは珍しかったよう。 <br /><br />裏門なのに、唐破風などがある派手な作りなのは、裏からの敵襲を恐れたため、示威の意味があるとのことですが… <br />実際ここは枡形門なので、万が一の際は敵を殲滅する為の役割が課されていることが目に見えるのです。 <br />ここは石垣の石の色が違う部分があるのが面白い。 <br />そのほかにも、前田利家が築城した際の野面積みなど、金沢城には様々な時代の石垣が混在しております。 <br />故に「石垣の博物館」なんていう異名もあるそうな。 <br />確かに、見ているとすぐわかります。それを見るだけでも面白い。 <br /><br />あと、驚いたのは菱櫓ですね。 <br />再建なんですが、なんと、ひし形なんです、床が。 <br />要するに、建物の四隅が90度じゃないんです。100度と80度なのだとか。 <br />常識を破ってます。 <br />昔の技術でそういう建物を作るって、すごく難しいこと。 <br />そんな建物の存在を、他には私は寡聞にして知りません。 <br />そんな技術を持つ棟梁を招いて築城することは、当時から招聘できるだけの権力と財力があったということだと思うのです。 <br /><br />へええ、と感心したのでした。 <br /><br /><br />そのあとは、香林坊の裏手にある長町武家屋敷へ。 <br />水路沿いに並ぶ土塀が、趣ある風情を醸し出しています。 <br />前田土佐守家資料館に入ったり、老舗資料館に入ったりしながら雰囲気を堪能。 <br />面白かったのは、足軽資料館だね! <br />20年くらい前まで実際に使われていた家を二棟移築してあるのです。 <br />足軽と言えば長屋暮らしが定番でございます。 <br />ところが、加賀藩の足軽には植え込みに囲まれた平屋の一戸建てがあてがわれました。 <br />間取りは今の30坪2DKくらいと思って。 <br />で、庭には食べられる実のなる木を植えたりして、食料の足しにしていたそうです。 <br /><br />これが、今の住宅街のように整然と立ち並んでいたのだとか。 <br />驚きですよね。 <br />そのような下までも配慮がいきわたっていることが。 <br /><br />後は、東の茶屋街にも行きました。 <br />やはり花街。建築物が独特ですよね。 <br />今も現役のお茶屋さんである「志摩」(重要文化財)は、混んでいたのでパス! <br />代わりに「旧中や」へ。今は資料館になっています。 <br />わーい!私しか観覧者がいない!! <br /><br />蒔絵の什器類やひらひらと揺れる飾りのついた簪、宝玉の象嵌された櫛…その繊細かつ華麗な細工に目を見張りました。 <br />パトロンだった旦那衆が、どれだけお金持だったのかをうかがわせる品ばかりです。 <br />「お金がありすぎて、使い方が分からなくて……」 <br />という方もザラだったとか。 <br /><br />想像を絶しますよね。 <br /><br />だから、お気に入りの芸妓にはお金に糸目をつけず高価な着物や装飾品を贈り、または芸を磨くために良い師をつけてやり……などする。 <br />かくて絢爛豪華かつ独特の文化がこうして醸成されていったのですね。 <br /><br /><br />でも、もうここに飾られている什器の蒔絵を描ける人は今は残っていないのだそうです。 <br />なんでも、このような細かい蒔絵を描くには、確かヤマネの毛の筆じゃないと描けないとか。 <br />でも、その筆はもう生産されていないのですって。 <br /><br />二階のお座敷も、見学可能なので拝見。 <br />夜、お茶屋のお座敷に灯された蝋燭の明かり。 <br />物憂げな三味線の音の漂うなかに、朧に浮かびあがる白いうなじや金襴の帯…… <br /><br />不意に、そんな光景が見えた気がしました

鉄砲玉娘、参上! 北陸爆走編2~加賀の誇りは燦然と輝く

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2011/08/13 - 2011/08/13

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高萩景史/奈波千景

高萩景史/奈波千景さん

金沢編です。
お土産に食べられる金粉が売っているのが驚き。
金箔入りインスタントコーヒーを、思わず買ってしまったわたくしです。

金沢も暑うございました!
回った先は兼六園や金沢城、長町武家屋敷にひがしの茶屋街。

写真もアップしているので、その辺もご覧下さいまし。

お盆の時期ですが、人がおおいですね。
まずは兼六園に行ったんですが、老若男女、個人客にツアー客がいりみだれておりました。

珍しい形の「ことじ燈籠」もちゃんとみてきました!足が二股で、お琴の琴柱によくにているのです。
さすが大名家の庭園。実に趣のある庭でした。

続いて金沢城。三の丸あたりは再建工事をしているようです。
しかも、広場でよさこいソーランの大会をやっていまして、にぎやかでした。

文化財である三十間長屋や石川門では、無料のガイドさんがいて、頼めばお話をしてもらえます。
石川門では話しかけられ、お爺ちゃんガイドさんとあれこれおしゃべりしていました。
みんな、ささっと見て出て行ってしまうので、あっちこっちをじーっと見ているのは珍しかったよう。

裏門なのに、唐破風などがある派手な作りなのは、裏からの敵襲を恐れたため、示威の意味があるとのことですが…
実際ここは枡形門なので、万が一の際は敵を殲滅する為の役割が課されていることが目に見えるのです。
ここは石垣の石の色が違う部分があるのが面白い。
そのほかにも、前田利家が築城した際の野面積みなど、金沢城には様々な時代の石垣が混在しております。
故に「石垣の博物館」なんていう異名もあるそうな。
確かに、見ているとすぐわかります。それを見るだけでも面白い。

あと、驚いたのは菱櫓ですね。
再建なんですが、なんと、ひし形なんです、床が。
要するに、建物の四隅が90度じゃないんです。100度と80度なのだとか。
常識を破ってます。
昔の技術でそういう建物を作るって、すごく難しいこと。
そんな建物の存在を、他には私は寡聞にして知りません。
そんな技術を持つ棟梁を招いて築城することは、当時から招聘できるだけの権力と財力があったということだと思うのです。

へええ、と感心したのでした。


そのあとは、香林坊の裏手にある長町武家屋敷へ。
水路沿いに並ぶ土塀が、趣ある風情を醸し出しています。
前田土佐守家資料館に入ったり、老舗資料館に入ったりしながら雰囲気を堪能。
面白かったのは、足軽資料館だね!
20年くらい前まで実際に使われていた家を二棟移築してあるのです。
足軽と言えば長屋暮らしが定番でございます。
ところが、加賀藩の足軽には植え込みに囲まれた平屋の一戸建てがあてがわれました。
間取りは今の30坪2DKくらいと思って。
で、庭には食べられる実のなる木を植えたりして、食料の足しにしていたそうです。

これが、今の住宅街のように整然と立ち並んでいたのだとか。
驚きですよね。
そのような下までも配慮がいきわたっていることが。

後は、東の茶屋街にも行きました。
やはり花街。建築物が独特ですよね。
今も現役のお茶屋さんである「志摩」(重要文化財)は、混んでいたのでパス!
代わりに「旧中や」へ。今は資料館になっています。
わーい!私しか観覧者がいない!!

蒔絵の什器類やひらひらと揺れる飾りのついた簪、宝玉の象嵌された櫛…その繊細かつ華麗な細工に目を見張りました。
パトロンだった旦那衆が、どれだけお金持だったのかをうかがわせる品ばかりです。
「お金がありすぎて、使い方が分からなくて……」
という方もザラだったとか。

想像を絶しますよね。

だから、お気に入りの芸妓にはお金に糸目をつけず高価な着物や装飾品を贈り、または芸を磨くために良い師をつけてやり……などする。
かくて絢爛豪華かつ独特の文化がこうして醸成されていったのですね。


でも、もうここに飾られている什器の蒔絵を描ける人は今は残っていないのだそうです。
なんでも、このような細かい蒔絵を描くには、確かヤマネの毛の筆じゃないと描けないとか。
でも、その筆はもう生産されていないのですって。

二階のお座敷も、見学可能なので拝見。
夜、お茶屋のお座敷に灯された蝋燭の明かり。
物憂げな三味線の音の漂うなかに、朧に浮かびあがる白いうなじや金襴の帯……

不意に、そんな光景が見えた気がしました

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス JRローカル
旅行の手配内容
個別手配
  • 兼六園

    兼六園

  • 金沢城・石川門

    金沢城・石川門

  • 下級武士の社宅

    下級武士の社宅

  • 尾山神社。

    尾山神社。

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