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越中富山の反魂丹、鼻糞丸めて万金丹…<br /><br />なんて、聞いたことが有るんじゃないかな。<br /><br />富山と言えば、置き薬。<br />我が家にもあります。<br />ちなみに数年前までは、筆頭で名前があがる廣貫堂さんの薬が、母方の祖父の家にありました。<br /><br />いつも来てくれる売薬のおじさんは、母が子供の時分から来ているとのこと。<br />だから、母のことはいくつになっても「お嬢ちゃん」と呼ぶし、私のことは「お嬢ちゃんのお嬢ちゃん」です。<br />残念ながら祖父が亡くなる少し前に、年を取ったことと、奥さんの介護のために引退されましたけれども…<br />会うたびに、紙風船をくれました。<br />最後にもらった紙風船は、まだ取っておいてあるんだ。<br /><br /><br /><br />さて、夜行バスで富山に着いたら、まずは腹拵え。<br />荷物はコインロッカーに突っ込んで、まずご飯です。しかし、開店は七時…<br />無事ご飯にありついたんで、まずは路面電車でお城まで。<br />しかし、施設は九時からなんだよな。<br /><br />石垣を観察したりしながらだらだらし、また電車にのって、広貫堂さんの資料館へまずは行くこととしました。<br /><br />富山の薬の成立事情ビデオや昔の薬のパッケージ、製薬道具や売薬さんの柳行李を見てきました。薬研はわかるんだが、丸薬製造機って…どうやって使うんだろ。<br /><br />それにしても、薬のパッケージはおもしろい!<br />ダルマとか、当時の美人女優に飛行機などなど。<br />絵には、ちゃんと訳があるんだって。<br />たとえば、ダルマは風邪薬に描かれていますが、倒れても起き上がるから、これを飲めば治るよ、床上げできるよって意味なんだって。<br />字が読めない人も間違えずに使えるようにという配慮だそうです。<br /><br />あとは、赤玉腹薬には立派なおなかの布袋尊の絵とかさ。<br /><br />昭和レトロファンにとっては絶対おもしろいよ。パッケージのイラストレーション。<br />わたしはそれらを集めた冊子を買ってしまいました。自分も楽しいし、こーゆーのは、以外とどこかで役立つことがある。<br />私の仕事の都合上ね。<br /><br />そのあとは池田安兵衛商店だ!<br />ここで、丸薬の作り方を体験。資料館での機械の使い方が分かったぞ!<br /><br />赤玉腹薬級の小粒を作るんですが、まず調合した粘土状の原料を機械にいれます。<br />レバーをひくと小さな穴から薬がニョロッと出て来るので、それをパレットナイフを長くしたような道具で掬い取ります。<br />で、なんどもそれを繰り返し、紺の布の上に並べます。<br />同じ布を張った、木のフタみたいなものをつかって上から押さえて丸めるのです。<br /><br />難しい!力が入っても、足らなくてもだめ。<br /><br />昔はこの作業を専門で行なう丸薬師という仕事があり、高給だったそうですよ。<br />お弟子もとっていたんだって。まさに職人!<br /><br /><br />その次は富山城。<br />ここは再建天守です。<br />中世のあたりはまだ不明な点もある様子。<br />これからの調査結果に期待というところのようで。<br />分かっているのは、上杉謙信のころは神保氏がおさめていたということ。<br />加賀の一向一揆と挟まれていて、生き残りに大変だったみたい。<br /><br />その後、織田政権支配下では佐々成政が入城します。<br />そして、江戸時代は加賀藩3代前田利常の子が10万石で入りました。<br />富山藩2代目が薬業を保護・奨励したのが今に続いているのだそうです。<br />ふむふむ。<br /><br />昼は富山ブラックラーメンです。<br />スープめっちゃ黒!<br />でも、しょっぱくないのですよ。<br />一口飲むと鰹節のような味がします。魚醤を使っているからなんだそうです。<br />しかも、まろやかなんですよ、意外と。ほんのり甘みすらあるような。<br /><br />そういえば、廣貫堂のお姉さんが「こちらはアミノ酸が大好きやから」とかいってましたっけ。<br />昆布だしとか、がっつり取っているらしい。<br />きっとまろやかなのは、うまみのもとのアミノ酸のおかげ?!<br /><br />午後は岩瀬の廻船問屋だった建物を見にいきました。<br />使っている木材や、石がすごい!<br />一見地味だけど、いいものを使っているから、見る人が見ればわかるという感じですね。<br /><br />ライトレールにも乗ったんですが、往復どちらもアテンダントさんがいる便にのれました!<br />となりのトトロの頃の様な、昔のバスを思わせます。

鉄砲玉娘、参上! 北陸爆走編

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2011/08/12 - 2011/08/12

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高萩景史/奈波千景

高萩景史/奈波千景さん

越中富山の反魂丹、鼻糞丸めて万金丹…

なんて、聞いたことが有るんじゃないかな。

富山と言えば、置き薬。
我が家にもあります。
ちなみに数年前までは、筆頭で名前があがる廣貫堂さんの薬が、母方の祖父の家にありました。

いつも来てくれる売薬のおじさんは、母が子供の時分から来ているとのこと。
だから、母のことはいくつになっても「お嬢ちゃん」と呼ぶし、私のことは「お嬢ちゃんのお嬢ちゃん」です。
残念ながら祖父が亡くなる少し前に、年を取ったことと、奥さんの介護のために引退されましたけれども…
会うたびに、紙風船をくれました。
最後にもらった紙風船は、まだ取っておいてあるんだ。



さて、夜行バスで富山に着いたら、まずは腹拵え。
荷物はコインロッカーに突っ込んで、まずご飯です。しかし、開店は七時…
無事ご飯にありついたんで、まずは路面電車でお城まで。
しかし、施設は九時からなんだよな。

石垣を観察したりしながらだらだらし、また電車にのって、広貫堂さんの資料館へまずは行くこととしました。

富山の薬の成立事情ビデオや昔の薬のパッケージ、製薬道具や売薬さんの柳行李を見てきました。薬研はわかるんだが、丸薬製造機って…どうやって使うんだろ。

それにしても、薬のパッケージはおもしろい!
ダルマとか、当時の美人女優に飛行機などなど。
絵には、ちゃんと訳があるんだって。
たとえば、ダルマは風邪薬に描かれていますが、倒れても起き上がるから、これを飲めば治るよ、床上げできるよって意味なんだって。
字が読めない人も間違えずに使えるようにという配慮だそうです。

あとは、赤玉腹薬には立派なおなかの布袋尊の絵とかさ。

昭和レトロファンにとっては絶対おもしろいよ。パッケージのイラストレーション。
わたしはそれらを集めた冊子を買ってしまいました。自分も楽しいし、こーゆーのは、以外とどこかで役立つことがある。
私の仕事の都合上ね。

そのあとは池田安兵衛商店だ!
ここで、丸薬の作り方を体験。資料館での機械の使い方が分かったぞ!

赤玉腹薬級の小粒を作るんですが、まず調合した粘土状の原料を機械にいれます。
レバーをひくと小さな穴から薬がニョロッと出て来るので、それをパレットナイフを長くしたような道具で掬い取ります。
で、なんどもそれを繰り返し、紺の布の上に並べます。
同じ布を張った、木のフタみたいなものをつかって上から押さえて丸めるのです。

難しい!力が入っても、足らなくてもだめ。

昔はこの作業を専門で行なう丸薬師という仕事があり、高給だったそうですよ。
お弟子もとっていたんだって。まさに職人!


その次は富山城。
ここは再建天守です。
中世のあたりはまだ不明な点もある様子。
これからの調査結果に期待というところのようで。
分かっているのは、上杉謙信のころは神保氏がおさめていたということ。
加賀の一向一揆と挟まれていて、生き残りに大変だったみたい。

その後、織田政権支配下では佐々成政が入城します。
そして、江戸時代は加賀藩3代前田利常の子が10万石で入りました。
富山藩2代目が薬業を保護・奨励したのが今に続いているのだそうです。
ふむふむ。

昼は富山ブラックラーメンです。
スープめっちゃ黒!
でも、しょっぱくないのですよ。
一口飲むと鰹節のような味がします。魚醤を使っているからなんだそうです。
しかも、まろやかなんですよ、意外と。ほんのり甘みすらあるような。

そういえば、廣貫堂のお姉さんが「こちらはアミノ酸が大好きやから」とかいってましたっけ。
昆布だしとか、がっつり取っているらしい。
きっとまろやかなのは、うまみのもとのアミノ酸のおかげ?!

午後は岩瀬の廻船問屋だった建物を見にいきました。
使っている木材や、石がすごい!
一見地味だけど、いいものを使っているから、見る人が見ればわかるという感じですね。

ライトレールにも乗ったんですが、往復どちらもアテンダントさんがいる便にのれました!
となりのトトロの頃の様な、昔のバスを思わせます。

旅行の満足度
3.5
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配
  • 丸薬製造機

    丸薬製造機

  • いろいろな手順を踏んで作られる丸薬。<br />こりゃ大変!

    いろいろな手順を踏んで作られる丸薬。
    こりゃ大変!

  • これで100粒数えられます。

    これで100粒数えられます。

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