2013/06/06 - 2013/06/18
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Atsushi Sumiyoshiさん
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去年の6月になりますが、夫婦で友人宅を泊まり歩いたり、モーテルに泊まり歩いたりで、韓国の北半分の地域を旅してきました。鉄道とバスで行くところが制約されましたが、嫁さんにとっては二度目の韓国。いろいろ体験できてうれしかったようです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ちょっと長めの休暇が取れたので、嫁はんと一緒に韓国へ。友人宅訪問(というか泊まり歩き)と観光を兼ねて貧乏旅行に出発です。関空発18時台の仁川行き。
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仁川空港から空港鉄道と地下鉄を乗り継いで、景福宮に到着。常宿の大元旅館に投宿し、さっそく晩ごはんです。宿近くにはたくさんの安い食べ物屋さんがあり、この日は韓国の全国チェーンのキンパブ天国に行って、鉄板ポックンパブ(焼飯)とプルコギドッパブ(丼)と二人でシェアの冷麺。しめて13000W。
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翌朝は朝から観光です。まずは宿近くの景福宮から。
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喉が渇いたので、歩いて10分くらいの仁寺洞の通りにあるチョコレートドリンク専門店へ
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ソウル常宿の大元旅館。
新大元旅館 ホテル
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午後から友人の住む水原に移動です。地下鉄各駅停車はつらいので、ちょこっと奮発(それでも3500Wくらい)で急行列車で移動しました。
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友人たちが車で連れて行ってくれたのは、満潮になると道水で冠水するという島(地名を忘れてしまいました)
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水原から車で約2時間くらいのところで、結構きれいでした。
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友人たちが連れて行ってくれた店は、海鮮バーベキューのお店。夕方になると、スパイダーマンとかクレヨンしんちゃんなどの着ぐるみたちの壮絶な客引きが始まります。
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友人宅で1泊した後、翌朝は水原の市内観光へ。水原華城を歩くつもりでしたが、余りの暑さで結局3か所くらいしか回りませんでした。レンタサイクルでも借りればよかったかも。
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途中のロッテリアで休息
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夕方、ソウルに戻り、西大門刑務所記念館に行ってみました。ココは戦前、日本が韓国の政治犯思想犯を集中的に投獄した刑務所であり、ココに入ったら最後、生きて出ることは難しいと言われていた刑務所です。なので20年ばかり前は、入り口付近に老人が何人かいて、日本人観光客に喰ってかかる光景を目にしましたが、今では、そのようなことは全然ないみたいです。
ところで、嫁はんの後ろの上に人影が.... -
近づいてみると、看守のロウ人形でした。大体韓国で日本人に似せたロウ人形は、目が吊り上がっていて、キツイ表情をしています。
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刑務所の外観はこんな感じです。いちおう歴史館なので、所々歴史の説明が韓国語のほかに英語、中国語、日本語の看板があります。また死刑場もリアルに残っていますので、気の弱い方はメインの建物だけ観覧したほうがいいかもしれません。
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鐘閣近くでささっと晩ごはんを食べて、正東津の日の出を見に、清凉里駅から夜行の江凌行ムグンファ号に乗り込みます。
清涼里駅 駅
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昔は寝台車も連結されていましたが、今はモノクラスのみ。しかし、軽食堂車を兼ねたリクレーションカーが連結されていて、気分転換にもなります。
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夜行ムグンファ号江凌行の車内。7割くらいの乗車率。
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車内で弁当売っています(5000W)だけど、発車前に時間があったら、清凉里の駅の上がショッピングモールになっているので、そこのフードコート(ココイチもあります)か駅前の食堂で済まされるのをおすすめします。ただし、夜のこの界隈は男女とも一人旅の場合はご注意を。男性の場合はこの駅の裏手がイロマチなので、駅前のロッテ百貨店まえにもポン引きがいてひつこいです。女性の場合は、新手の日本語の喋れるイケメンが声をかけてきて、ボッタくりバーに誘われているみたいです。行きたくないなら、まだ人がたくさんいる場所で、NOとかテッソヨ(要りません)を言ってくださいね。
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ムグンファ号のマッサージチェア室(有料)
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ひとりカラオケ室も完備(有料)
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まだ夜が明けきれない時間に正東津駅に到着。乗っていた人の90%はここで降ります。目的は日本海の日の出です。
正東津駅 駅
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駅には当日の日の出時刻の看板があります。駅前には24Hのカフェやコンビニがあるので、食べ物や暖を取るのには問題ないです。ただし大晦日はめっちゃ人が多すぎて大変なことになるのでご注意を。(冬は-15度くらいにもなります)
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やっと明るくなってきました。駅構内のすぐ横は砂浜になっています。
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こんな感じで、ビーチのすぐ脇を列車が走って行きます。
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おおっ!前から銃を持った兵士たちが歩いてきました。ココは北朝鮮の国境から100Kちょっとと離れているのですが、平和ボケした日本人にはオメメパッチリになります。
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ようやく日の出です。
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日の出を見た後は、さっさと撤収です。駅標で記念撮影。ところでこの駅からは便数が少なくソウル方向には2時間待てば列車はありますが、江凌方面は昼まで待たないと列車はありません。ですが、歩いて5分くらいのコンビニ前にバス停があって、7時くらいの江凌まで行くバスがあります。ちなみにソウル直行のバスもあります。
正東津駅 駅
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コンビニで買った、激辛焼きそばとゴハン。嫁はんはカップラーメン。寒くないので、誰もいないバス停で食べることにします。
正東津 海岸・海
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日本風で激辛を見くびっていました。ココイチ5辛でも平気な私が、汗だらだらになりました。辛さが好きな方は一度チャレンジしてみては?
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小さいバスがトコトコとバス停の時間通りにやってきました。これで江凌のバスターミナルまで向かいます。バスターミナルに着くと、高速バスターミナルと市外バスターミナルが隣接しており、さらに北に行く私たちは市外バスターミナルから束草行のバスに乗り込みます。
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束草のバスターミナルに到着後、そこから徒歩10分くらいのところに束草中央市場があります。もう10年も前、何気なしに入った食堂のスンデクッパがおいしくて、忘れることができなかったので再訪しました。食堂の名前は「トンへ食堂」スンデ(豚の腸ズメ料理←豚の腸に春雨やミンチを入れたもの)料理専門店です。この店は、血抜きをちゃんとしているようで、よく有りがちな血なまぐさは全くありません。
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やっぱり変わっていなかった。建物だけは新しくなっていました。これで1人6500W
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嫁はん、めちゃウマと感心しています。
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スンデを食べた後は、市場散策です。
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さすが海に近い町とあって、イカさんも泳いでいます。
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おおっ!ホヤもある!
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韓国ドラマではよくこの人力渡し船が出てきてましたっけ。
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おおっ!かに道楽....ではないけど、いちおうカニ料理専門店です。1人30000Wからだったので、貧乏旅行の私たちは見向きもしませんTT
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結局、またチェーン店で、今度はとんかつ定食と蒸し餃子。オバちゃんがちょこっとだけ餃子をサービスしてくれました。
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今日から2泊する「モア・モーテル」外観はちょっとお城風で、ひょっとしたらラブホのイメージがありますが、至って普通の健全なモーテルで、女性の一人旅にも使えます。一泊40000W(海水浴シーズンは60000W)で、3Fから上は海が見えます。オーナーは英語対応OK。フロントには自由に飲んでいいコーヒーがあります。
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至って健全なモア・モーテル。清潔感があり、ベットもクイーンサイズ。唯一の不満はバスタブがない。しかしトイレとはセパレート。このあたりからすると、お値段以上の価値があります。
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次の日はお昼まで寝て、昼から束草漁港に散歩にやってきました。
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さかなのセリ風景。
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さっきのセリで落とされた魚たちは、構内にある魚問屋の水槽に入れられます。
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だけど私たちには高くて買えない.....TT
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高くて魚を食べることができなかった私たち夫婦はトボトボと海岸線に沿って歩いて、食べ放題ブッフェ一人6000Wというハングルで書かれた看板を発見しました。
思わず入ってみると、結構いいものがずらり。この6000Wは価値がありました。 -
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さて、束草からソウルに戻ります。ソウルまで約2時間。列車だと遠回りのコースでしかも江凌まで行かなけれならないので、バスでささっと戻っちゃいます。途中休憩あり。
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トンソウル(東ソウル)まですこしまどろみます。
後半は、ソウルから大田、公州を中心とした内陸部を観光します。
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新大元旅館
3.37
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