2014/10/12 - 2014/10/12
555位(同エリア1515件中)
ニッキーさん
写真教室の撮影実習で昭和記念公園へ行きました。ここは撮影実習でよく利用する場所なので、私はこの1年間で4度めの訪問になります。今回はコスモス真っ盛りの季節です。いつものように、撮影実習が終わってから一人居残って園内を回って来ました。
国営昭和記念公園は昭和天皇在位50周年記念事業の一環として立川飛行場跡に建設された公園で、出入口8か所、駐車場3か所、レンタサイクルセンター3か所、レストラン・カフェ6か所(他に売店多数)を持つ巨大公園です。
その施設が半端じゃありません。ボートに乗れる「水鳥の池」、ペタンクやフットサルコートを持つ運動広場、首都圏最大級の面積を誇る大小9つのプール、バーベキューガーデン、チューリップで有名な「渓流広場」、広々とした芝生の「みんなの原っぱ」、日本庭園、盆栽苑、花木園、武蔵野の昔の農家を再現した「こもれびの里」、季節の一年草が丘の斜面を埋め尽くす「花の丘」、子供用遊戯施設がたくさんある「こどもの森」、武蔵野の雑木林の再生を目指す「こもれびの丘」、噴水広場の「カナール」、昭和天皇記念館、花みどり文化センターなど・・・。
すべてを回るには何度も通わねば見きれません。
こもれびの里、日本庭園、盆栽苑は前回居残って回ったので、今回は3か所のコスモス畑のほか、「こどもの森」と「トンボの湿地」を回って来ました。
昭和記念公園の3か所のコスモス畑は次のとおりです。
1.原っぱ西花畑 ピンクのコスモス7種類80万本 9月中旬〜10月中旬 一番早く見ごろを迎えます。
2.原っぱ東花畑 イエロー系コスモス2種類70万本 10月上旬〜10月下旬 2番目に見頃を迎えます。
3.花の丘 ピンクのコスモス「センセーションミックス」なんと400万本! 10月中旬〜11月上旬 私が行った時、ちょうど見頃を迎えていました。
広い園内を移動するにはレンタサイクルを借りるか、パークトレインを利用すると効率よく楽に回れます。でも私はひたすら徒歩で回りました。くたくたに疲れました〜。
- 旅行の満足度
- 4.0
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昭和記念公園はとにかく広大。
都内の公園の中でも群を抜く広さです。
私がいつも利用する西立川口から入ると、すぐに「水鳥の池」があります。
相当広い池で、ここではボートに乗ることができます。
手漕ぎボートと足漕ぎボートの2種類。 -
三連休の中日の、お天気のいい日曜日。
翌日から台風19号の影響で天気が崩れるとの予報です。
「今日のうちに出かけておかねば」。
皆考えることは同じ。
ちょうど「コスモスまつり2014」もやっていて、昭和記念公園にはたくさんの来園者がありました。
こんなに混んでいる昭和記念公園は初めて見ました。
でも敷地がディズニーランドの3.5倍もあるそうで、これぐらいの入園者では全然こたえません。 -
広い園内にはさまざまな花が植えられています。
ちょうどシュウメイギクが盛りを迎えていました。
清楚でいながらあでやかな大輪の花が風にゆらゆら揺れています。 -
私が住むマンションでは、花好きの住人のため植栽クラブというのがあり、花壇を一つ、庭いじり用に提供してもらっています。私も母に引っ張られてメンバーになりました。花壇に何を植えるかは植栽クラブの楽しい課題です。
マンション住人の中にはバルコニーで育てきれなくなった花を花壇用に寄付してくださる方もありまして、そんな花の中にシュウメイギクがありました。
残念ながら今年は花が咲きませんでしたが、大切に育てて来年こそはこんな美しい花を咲かせたいものです。 -
変わった植物がありました。
パンパスグラスというそうです。
大きいものでは高さ6メートルにもなり、「お化けススキ」とも呼ばれているのだそうです。
おもしろい形ですね。 -
銀白色の花穂はハタキみたいです。
よく言えば、キツネの尻尾かな? -
イチオシ
大きなダリア。
コウテイダリア・ハイブリッドです。
この花、インパクトあります。
子どもの頭ほどの大きさがあるんですよ。 -
「うわぁ、大きなコスモス〜」ってみんな言ってるけど、これもコウテイダリア・ハイブリッドです。
広げた大人の手ぐらいあるかな?
大きいです。 -
昭和記念公園のコスモス畑は3か所にあります。
「原っぱ西花畑」、「原っぱ東花畑」、そして「花の丘」です。
撮影実習が終わって「原っぱ西花畑」へやって来ました。
7種類のピンクのコスモス80万本の花畑です。
見頃は9月中旬〜10月中旬。
3つのコスモス畑の中ではもっとも早く開花する所。
10月12日現在では、咲き終わった花殻も多く、ピークを少し過ぎた感じでした。
でもきれいな花もまだまだたくさんありましたよ。
実は一週間前に台風18号がやって来て倒れてしまった株もあったようです。
傷んだ株を復旧したのだとか。
どうやって復旧したのか、おそらく倒れた株を起こしたのでしょうけど、関係者の努力の賜物、私が見た時は台風の痕跡は残っていないように見えました。 -
ミツバチが花粉集めに大忙し。
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イチオシ
つんとおすまししたようなお洒落なコスモス。
品種はキャンディ・ストライプかな?
ピコティ―かな? -
花の中心部は意外に幾何学的な模様です。
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写真教室風に、手前の花を前ボケにして撮ってみました。
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中央の「みんなの原っぱ」では人々が思い思いにシートを広げてくつろいでいました。
子どもさん連れ、カップル、グループ・・・それぞれお弁当を持って来ています。
ボールや縄跳び、バドミントンなど、遊具を持って来ている人も多かったです。
ヨガをやってる一団もありました。 -
意外だったのは60代以上のご夫婦が結構来ていたこと。
そういう人は決まって手作り弁当持参です。
控えめに小さなシートを広げ、静かにお弁当を食べています。
近くに住む人なんでしょうか?
偉いなぁ。
年齢が近いせいか、気になって仕方がありませんでした。
私がその年齢になったら、夫婦でお弁当を持って公園へ来るだろうか?
仮に来たとしても、たぶん昼食は現地調達だろうなぁ。(^_^;) -
可愛い!
白いロングコート・チワワです。
ペットを連れた人も多く来ていました。
チワワが一番多かった。
ミニチュアシュナウザー、ミニチュアダックス、トイプードル、パピヨン、柴犬、シェルティー・・・。
大型犬もいましたよ。ラブラドールがたくさん。
ダルメシアンやバーニーズ・マウンテンドッグも見ました。 -
これから園内を回るとして、まずはお昼を食べないと。
という訳で、渓流広場レストランへやって来ました。
セルフ方式で、建物の中で食べてもよし、戸外のテラス席で食べてもよし。 -
カレーライス、唐揚げなど軽食中心です。
私はラーメンにしました。
気持ちのいいお天気なので、テラス席で食べました。 -
渓流広場レストランではバーベキューもやっています。
手ぶらで来てバーベキューが食べられるのです。
メニューを見ると、牛&豚肉・ポークフランク・野菜・焼きそば・アイスクリームがついて5500円〜7300円でした。
予約可・当日受付可。
私がラーメンを食べていたテラス席からバーベキュー席がよく見えたので、ジュージュー焼いてるのが羨ましかったです。 -
コスモス畑はあと2か所あるんですが、そちらは後にして、食後、まずは今まで行ったことのない「こどもの森」の方へ行ってみることにしました。
北へ向かって歩きます。
東京ドーム40個分、ディズニーランドの3.5倍の広さという広い園内は、レンタサイクルで移動するのが便利です。
園内には総延長14キロに及ぶ自転車専用のサイクリングコースが設けてあります。
サイクリングを楽しむこともできますし、各所に駐輪場が設けてあるので、単に移動手段として使う手もあります。
写真を見るとわかるように、サイクリングコースは一方通行。
往路復路が完全に分けてあり、横断歩道はあるものの、歩行者は立ち入り禁止で走りやすそうです。 -
赤とんぼ。
どこが目だ〜?
いえいえ、知ってるんですよ。
仮面ライダーの目と同じですよね。
けど、この種類は鼻みたいな所に目玉模様があるもので。
秋ののどかさの象徴みたいに言われる赤とんぼですが、こうして見ると顔も前脚も尾の先のトゲも結構怖いです。 -
北へ歩いて「こどもの森」に足を踏み入れました。
-
バルセロナのグエル公園みたいな広場へやって来ました。
「こどもの森」に特に関心があったわけではないのですが、昭和記念公園にどんな施設があるのかということに関心があったので、あちこち歩き回って来ました。 -
ゾウの脚を思わせる不思議なベンチ。
外側のイボイボが結構グロテスクです。
子どもを連れたママさんが気づいて「ひゃー、気持ち悪い〜。見てごらん、このイボイボ」って言ってます。 -
中はピカピカ光るタイルを貼ったベンチになっています。
うねうね曲がったベンチ、奥へ行くほど幅がすぼまった窓など、子供が喜びそうな遊びがいっぱいです。
さっきのママさん、今度は「見て見て、この窓、おもしろいよ〜」って言ってます。 -
これはヘビ(?)の口の中が砂場になっています。
誰もいないのは、わざわざ子どもたちがいなくなるのを待って写真を撮ったせいです。
直前までヘビの上に乗ったり口の中に入ったりして子供たちが遊んでいました。
子どもは何でもオモチャにしてしまう才能を持っているのですね。 -
広場の横に高い丘があり、階段がついています。
頂上から何が見えるのか?
登りたくなりますよね? -
はい、登ってみました。
ここから見ると、広場の渦巻き状の模様がよく見えます。 -
こんな不思議なものもあります。
「地底の泉」
渦巻きの道を下りて行くことができます。
たまっている水は地下水が自然に浸み出して来たもの。
雨の量によって泉の水量が変化します。
この日は水量が多いということで立ち入り禁止になっていました。
向こうの方から子どもたちの大歓声が聞こえて来ます。
いったい何があるのでしょう? -
子どもたちの歓声が聞こえて来る方へ行ってみると、ネットの遊具がありました。
「虹のハンモック」です。
ネットの上に乗ると、トランポリンに乗ったように体が弾むらしい。
これは楽しいでしょう。
子どもたちに大人気。
歓声が上がるわけです。 -
トンネルになったグルグル滑り台。
ここも親子連れがいっぱいです。
知らなかったなぁ。
昭和記念公園の端っこの方にこんな子供の楽園があったってこと。 -
長い滑り台も子供に大人気です。
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さらに奥へ進むと古墳みたいな規則的なでこぼこが。
ここを上って降りるだけでもいい運動になります。
私などは滑りでもしてはと登る気にもなりませんが、子供や若いお父さんは登っています。 -
でこぼこの一画からシューっとミストが出て来ました。
-
おー、すごいのが見えて来ました。
「太陽のピラミッド」です。
こんなものまであるんだー。@@
子どもや若い男性の中には階段を登らず忍者のように城壁をよじ登っている人もいました。
すごいなぁ。
あんなことができるんだー。 -
私は階段でてっぺんへ登ってみました。
さっき通ったでこぼこが見えます。
さらに奥の方からキャーキャーという歓声が聞こえて来ます。
今度はいったい何でしょう?
太陽のピラミッドを下りて行ってみることにしました。 -
歓声の正体はこの遊具でした。
雲の海「フワフワドーム」。
地面がフワフワしてジャンプすると楽しいらしいです。
年齢別になっていて、中学生用、小学生用、幼児・障害のある子供用にレベルが分かれています。
これも相当おもしろいはずです。
低重力状態のようなこの楽しさを知ったら、やみつきになりそうです。 -
「ドラゴンの砂山」。
子供たちがドラゴンの上によじ登っています。
結構高さがあるんですけど、子供たちは勇敢です。 -
「石の谷」
ロッククライマーになって岩をよじ登ってみるという試み。
よじ登らなくても岩の迷路を通るだけでも面白かったです。
「こどもの森」にはちょっとがんばらなければできない遊びがたくさん隠されていました。
完璧に安全な遊具ばかりではありません。
無理をしない。怪我に気をつける。
こういう所で遊ぶことで、子供たち自らが何が危険なのかということを学んで行くのかもしれないと思いました。 -
いやぁ、「こどもの森」はびっくりの充実ぶりでした。
子供たちがここへ来れば一日中遊べます。
何度も昭和記念公園へ来ていながら、こんな施設があるとは知りませんでした。
感心しきりです。
遊具で遊ぶばかりではありません。
家からしゃぼん玉やバドミントンを持って来て遊ぶ子供たちがたくさんいました。
みんなそれぞれの楽しみ方をしています。 -
こどもの森」を後にして、やって来たのがここ。
前から気になっていた「トンボの湿地」と呼ばれている場所です。
トンボ・アメフラシ・ミズスマシなどの水生昆虫に適した環境を人工的に再現しています。
この季節は水生植物が生い茂っていました。 -
木道の左右にはこのように沼になっていて、水生植物が水の中に根を伸ばして生えているのです。
-
これは知ってますよ〜。
ガマですよね? -
再び「みんなの原っぱ」へ戻って来ました。
木々の間から原っぱを見ると、陰と日なたのコントラストがきれいです。 -
「原っぱ東花畑」へやって来ました。
ここには2種類のイエロー系コスモス70万本が植えられています。
見頃は10月上旬から10月下旬。
西花畑のピンク系コスモスはちょっと見頃を過ぎている感じでしたが、こちらのコスモスはまだきれいです。 -
イエロー系はちょっと寂しげ。
最初は白っぽくて、寒くなって来るとだんだん黄色が乗って来るのだそうです。 -
イチオシ
ちょうど西日が差す時間帯になって、逆光に透けて見えるコスモスの後ろ姿の美しいこと。
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家族コスモス。
パパ、ママ、お姉ちゃん、弟。
どの花がどれだかわかりますか?
弟がバイバーイって手を振っているよう。 -
イエローコスモスの畑で秋を満喫する人々。
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最後に400万本のピンクコスモスが咲き乱れる「花の丘」へ行きました。
見頃は10月中旬から11月上旬だということですが、11月までは持ちそうにありません。
今がまさに見頃です。 -
400万本ってすごい。
大海原のようなコスモス畑です。 -
秋桜と書くコスモス。
やっぱりピンク色のがコスモスらしいです。 -
イチオシ
ここのコスモスはセンセーションという品種のミックス。
白から濃ピンクまで、さまざまな色があります。 -
風にゆらゆら揺れるコスモス。
秋の深まりを感じさせてくれます。
一輪一輪を見ると実に美しい。 -
あでやかなコスモスもあります。
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これぞコスモス、というようなイメージ通りの清楚なコスモス。
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そして赤いコスモス。
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コスモスは青空によく似合います。
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ちょうど見頃です。
「今日来て良かった!」
あちこちからそんな声が聞こえました。 -
コスモスは夏に種を蒔けば、10月に花が咲くと聞きました。
10月になると、ポット苗も売りに出されます。
うちのマンション花壇の来年の植栽計画の参考にしたいです。 -
ハァー、ハァー、ハァー・・・
暑い夏、犬が舌を出して息をしているような、ちょっと苦しげな音が聞こえてきたら、それはパークトレインです。
蒸気で走ってるのかな?
わかりませんが、とにかくハァーハァー、音を立てて走ります。
ピークのこの時間帯は2台態勢?
パークトレインが近づくと、係の人が「パークトレインが通ります。道を空けてくださーい」って交通整理をします。
歩行者は道いっぱいに広がって歩いています。
パークトレインは駆け足並みの速度なので、みんなちょっと軽く見ちゃうんですね。
よく事故が起きないこと。 -
私もここへ来るまでに、一度はパークトレインに乗ろうかと思ったんです。
でも混んでる時間帯、停留所に並んでいる人は多く、降りる人は少ない。
次の便まで待たなければならなくて、諦めました。 -
一度、パークトレインに乗って園内を一周してみるのもいいかな?
もう少し、空いてる季節にします。
料金は1回大人300円、中学生以下150円。
一駅乗るには高いけど、一周するなら価値があります。 -
コスモスの横顔。
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一色よりもいろいろな色が混じっている方が楽しいですね。
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かわいいコスモスたち。
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見ていると、飽きません。
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昭和記念公園のコスモスは原っぱ西花畑(ピンク)→原っぱ東花畑(イエロー)→花の丘(ピンク)の順で咲き進むことを覚えておくといいですね。
それぞれの花畑の良さがありますが、ここ花の丘は、数では圧倒的です。
なにしろ400万本ですからね。 -
広い園内を朝からずっと歩いて来たので、もうへとへと。
特に脚が疲れました。
さ、そろそろ帰ることにします。
帰るったって、簡単ではありません。
ここから西立川口まで歩いて30分ぐらいかかります。
疲れた脚で出口まで一息に歩くには遠い。
途中、売店で巨峰ソフトクリームを買ってひと休み。
ベンチに座って食べました。 -
水鳥の池。
ボートに乗っている人たちがいます。
閉園30分前のアナウンスが流れました。
まだまだ原っぱには大勢の人がいてシートを広げて遊んでいました。
他人ごとながら、そろそろ撤収に取りかからないと間に合わないのでは?と心配になります。 -
池に沿って、私はさらに移動します。
もうすぐ出口。
閉園15分前のアナウンスが流れました。
「あと15分ですべての出口ゲートが閉まります」と言っています。
わー、怖〜。
SF映画なら、一大脱出劇が起こりそう。
さっきまでまだ大勢原っぱで遊んでいました。
間に合わない人、きっといっぱいいると思います。
広大な公園。
大目に見てもらって、最後の一人が帰るのはまだかなり先になるのでしょうねぇ。
満開のコスモスを見て秋を満喫した一日でした。
今回は今まで行ったことのなかった「こどもの森」も見て回れて満足です。
次はまた別の場所を探検したいです。
この後、台風19号が来ました。
コスモスに被害がないといいですね。
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