2014/06/09 - 2014/06/09
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fuchiさん
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ミュンヘンからICEだと30分、普通電車でも1時間もかからないで行け、歴史的建造物やグルメも充実しているアウグスブルクはショートトリップにぴったり。強い日差しの下、ミュンヘンとは一味違う雰囲気を楽しみながら町を散策し、ビールを飲み歩く。あいにくこの日は月曜ながら祝日だったので、開いてないところも多かったのだが。
面白いもので、ミュンヘンからほど近いのに、リーゲレ、ハーゼン、アウグスタ、ゴルドオッシェン、ロイターバッハなど見かける銘柄はまったく新鮮なものばかり。逆にミュンヘンの銘柄は全く見当たらない。
(追記:http://www.europeanbeerguide.net/augspubs.htm
他にソーブロイもアウグスブルク現地ビールを出している)
点在する噴水をみつつ、フッゲライから中央教会のそばを通り、クーニヒ フォン フランデルンで昼食を取り、ラーツハウスなどを観光した。
写真はアウグスブルクの聖ウルリッヒ教会。休日のミサ中だったので中には入らなかった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝になってみると帽子をなくしていることに気付いた。
ミュンヘン駅にてICEチケットをタッチパネルを操作して購入し、電車待ち時間で昨日の写真をチェックすると、レストランを出たあたりから帽子をかぶってないのでたぶんそこに忘れたのだろう。貴重品を忘れ物しなくてよかった・・。
ICEは揺れが少なく冷房きいててすごく快適。でもバイエルンチケットを買ったほうがアウグスブルク市内のトラムにも乗れたので得だったかも。
写真のアウグスブルク駅には30分で到着。あっという間である。 -
駅前の売店でビールをチェック。アウグスブルク大手のリーゲレ醸造所のほかに、アウグスブルガー、ハーゼンなどの銘柄が見える。わずか30分の距離なのに、ミュンヘンと品ぞろえがまるっと変わっているのが面白い。
書店で2.5ユーロの街地図購入し、散策の準備を整える。売店では水購入。
日差しがおそろしく強く、帽子をなくしたことを後悔。とにかく熱い。 -
取り敢えず観光スポットを巡るべく地図を見ながらてくてく歩く。何気ない建物もけっこうな装飾がほどこされてて見所がある。
路はたで物凄く響く声で歌う人がいた。 -
噴水あるカイザー公園まで移動すると、大きなトラムステーションがあった。アウグスブルクはトラムが発達していて、空には電線がはりめぐらされ、軌条が石畳に埋め込まれている。
地図と突き合わせてトラムで観光名所を回ろうとしたが、下車駅や路線がよくわからない・・・。
しかたなく、徒歩でまずはウルリッヒ教会を目指すことにした。 -
お洒落な建物と街路樹にはさまれた路。緑が多い。
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マップをチェックしながら裏道に近いところも通り、聖ウルリヒ・アンド・アフラ教会に到着。ここはプロテスタントとカトリックが両方同居しているという非常に珍しい教会なんだそうだ。
なかをちょっと覗いてみると休日のミサ中で歌を合唱してたので、迷惑にならないようそっと退散。 -
聖ウルリヒ・アンド・アフラ教会の前の広場で360パノラマ写真を撮影。幅の広い石畳の道があり、広いスペースがある。
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ここも、クラシックな建物の間を電線が無数に張り渡されており、景観がちょっと損なわれている。
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Unterbaarerという銘柄のビール看板。まったく知らない銘柄だ。
国旗とタパス料理の看板から、これはスペイン料理屋らしい。 -
ローマ博物館。残念ながら祝日なので休館であった。野外展示の彫刻だけが少し見えた。
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次の目的地に移動。残念ながらそっち方面にはトラムの路線がなく、徒歩で移動する。路駐が多いのが玉にきずだが、いかにもヨーロッパといった雰囲気の路地を歩くのは楽しい。
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ちょっと裏道に逸れてみた。落書きは残念だが窓枠の鉢植えや蔦などで飾られた家が
大変良い。このあたりは細かい水路が流れており、橋を何度も渡ることになった。 -
家の角にちょっとした人形が飾られているのがおしゃれ。
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なにか曰くありげな古い塔と門。昔の城壁の名残だろうか?
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いろいろと歩き回って、おもしろげな建造物を写真に収める。この多角形の錐塔を持つ建物は、古く歴史がありそうだがどんないわれがあるのだろう・・?
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時間はそろそろ昼時。大通りを歩いているとカフェでビールを一杯やっている人々が、手を振って挨拶してきてくれた。道の先の黄色い教会を目指す。
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通りの先の教会につくと、手前に噴水があった。アウグスブルクはこうした彫像付きの噴水が多数点在している。
徒歩ばかりでだんだん体力消耗してきた。 -
アウグスブルクの観光名所の一つ、フッゲライに到着。16世紀に建てられた福祉の集合住宅みたいなもので観光名所だけど住人もいる。有料で敷地内にも入れるが、住人に配慮するように、との張り紙があった。
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フッゲライ ステューベ。フッゲライ食堂?
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アウグスタ醸造所(http://www.augusta-brauerei.de/
のマークがあるレストラン。 -
ちょっとアニメっぽい絵柄の魔女っ娘のポスターが目を引いた、Susi's HexenHaus。ビールはリーゲレ醸造所の物を出しているようだ。スシという店名だが別に日本料理店ではなく普通のパブバーにようだ。
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こちらのイタリアンリストランテはロイターバッハ醸造所(http://www.lauterbacher.de/weissbier-seit-1889/
)のビールを出している様子。アウグスブルクの北40Kmの小村にある醸造所で、サイトを見ると8度のヴァイツェンドッペルボックとかラインナップにあって超気になる・・
建物の向こう側に見える塔のほうから、正午の鐘が聞こえてきた。 -
トリトン像がある泉。アウグスブルクは教会は新旧同居してたり、こうしたギリシャモチーフのがあったり、市庁舎にキリスト教化前のローマ皇帝たちを飾ってたりと、結構フリーダムな感じ。
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通りの様子。道の向こう側にも時計付きの尖塔が見える。
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ハーゼン(兎)醸造所のマークがあるPrager Stuberl。プラハ風食堂という意味かな?
ハーゼン醸造所(www.hasen-braeu.de/
はリーゲレと並んでアウグスブルクの地元ビールなのでボトルもよく見かけた。 -
裏道から大通りに出て、Gasthausbrauerei König von Flandern(http://www.koenigvonflandern.de/startseite.html )
ここは自家製のオリジナルビールを醸造しているレストランだ。 -
クーニヒ フォン フランデルンのレストランは地下。日差しが暑い地上を逃れ、すこしひんやり感を感じる地下に潜った。
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店内はちょっと洞窟っぽいクラシックな酒場で、昼なのにかなり暗い。壁に飾られたたくさんの絵も年代物の雰囲気だ。通路を挟んだ向こうには醸造に使う銅釜がディスプレイしてある。
親子づれっぽい観光客が近くのテーブルに座り、驚くほどの量の料理を注文しているのが見えた。 -
ビールはへレス・ドゥンケル・ヴァイスの3種類。早速注文をする。
クーニヒフランデルン ヴァイス。・・・・・うーむ、今まで嗅いだことのない、薬臭いような甘い香り、口に含んでみると甘いような、ラオホのような、薬品のような苦味があるような・・・とにかく、今まで飲んだことがないような不思議な味。
私はビールの味にはかなり間口が広いほうだと思うのだが、これはちょっといただけない・・ -
小腹がすいたので、メニューからBratemsulzを注文。以前メンメルスドルフで食べた、肉のゼリー寄せ(Sulze)みたいなのを期待して注文したのだが、出てきた料理は予想を大きく逸脱していた。
けっこうな大きさの皿一杯の透明な酸味のあるゼリーの下に、ピクルス、トマト、チャーシューみたいな豚肉が閉じ込められている。その上に生赤玉ねぎの千切りがごっそり乗っている料理が来た。
味はまあさわやか?なのか? 肉は柔らかく美味しかったが、結構ゼリーの酸味が強い上に量が多く全部は食べれなかった。 Bratemsulzはバイエルンのビアガーデンでは定番の冷食(ブロートツァイト)らしい。 -
2杯目に、クーニヒフランデルン ドゥンケル。
ドゥンケルも根本的にヴァイスを同じで、薬臭い変な甘さがあるので、ここの醸造所の個性なのだろう。コクと苦味があるのでヴァイスよりはましに感じた・・が、やはり美味しいとはいいがたい・・。
そんなわけでいろいろと驚愕しながら飲み食いしていると、偶然にも後ろの席に日本人ビジネスマンが座ってきた。ちょっと話をすると、営業しに来たが本日は祝日だったことを知らなかったので、仕事にならず困ってるとのことだった。よその国の祝日はわかりにくいから、旅行の時は注意が必要だ。 -
クーニヒ フォン フランデルン店内に飾られた銅ポッド。
ちょっと小さ目。 -
クーニヒ フォン フランデルンを後にし、大通りを通ってラーツハウスの前に来た。ラーツハウスの前の広場には、アウグスブルクでも最大級の彫刻付噴水が観光名所として配されている・・・・・・。んん?なんか彫刻に違和感があるぞ?と思って見てみると・・・口がシールでふさがれてる?? よく見ると像のあちこちにベタベタ札が貼られているぞ? いたずらか、それとも何らかの風習なのか・・
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泉の真ん中には彫像に囲まれた塔があり、その塔の4方に、天使?いや、腕が羽になっているからこれはハーピー?の像が配されている。これまた違和感を感じてじっくり見てみると・・・・・・・乳首と股間からものすごい勢いで水を噴出している!ワハハハハ!
いやー、アウグスブルクは結構ロックしてるなあ。
思わずこの彫像の写真のポストカード購入を購入してしまったよ。 -
ラーツハウスの横には当然ラーツケラーもある。観光客が受け付けのおばさんにラーツケラーのこと聞いてるのが耳に入った。シュヴァイネシュニッツェルが今日のおススメだったらしい。ラーツハウスに入ってみると、1回のホールを囲む多数のドアの上に、ローマ皇帝の胸像・・しかも初代からの異教徒皇帝・・が飾られているのがびっくりした。さすがローマ都市。観光名所である3階の黄金の間に上がってみると流石ほかにたくさんの観光客が見学をしていた。このホールの壁の一方には、左にローマ皇帝(カエサル、ティベリウス、トライアヌスなど)、右にキリスト皇帝(テオドシウス、カールなど)の全身肖像がずらっと書かれていて壮観。日本人女性に髭の外人カップルが部屋の由来を日本語で説明しているのが耳に入った。
さらに、細かい天井のレリーフや、ポセイドンのひげとアゴが伸びたデザインの彫刻燭台、ドアの周りに施されたたくさんの彫金など、見ごたえがあった。、 -
ラーツハウスを離れ、バスで移動するためにトラム駅を目指す。カフェではウルムのGold Oschen醸造所(http://www.gold-ochsen.de/
)のマークが入ったパラソルが目についた。ヴァイツェン中心に14銘柄もラインナップにある大手だ。 -
トラム駅にたどり着いてみると、通りをはさんで向こうはアイスクリームスタンドがあり、その横の広場には、これまた別の彫刻付噴水が見えた。背後の建物も如何にもなデザインで素晴らしい。
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強烈な日光の下、ドイツ人たちは日光など意に介さずアイス食いながらトラムを待っている。私はというととても耐えきれす日陰に避難せざるを得なかった。飲み水も尽きてしまい、それでも吹き出る汗を止めることができない。ようやくバスが来たが、予想外!バスの中まで熱いよ・・・
冷房なしのバスに乗り、中央広場から中央駅前まで移動した。
ビール累計 17種/9.4l
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