2014/10/01 - 2014/10/04
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East of Edenさん
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ザンスカールから戻り、帰国まで2泊あったので、安く飛行機でいけるところを探した結果、バラナシになった。
たまった仕事をするために、ガンガー沿いのちょっといいホテルに滞在。
9年ぶりのバラナシ、変わったと言えば変わった、変わっていないと言えば変わっていない。
前回は、汚くて、臭くて、暑くて、牛のうんち踏むし、客引きがうるさいし、帰るときにもう二度とくるものか、と思ったが。。。
インドに何度か来るうちに、汚くて臭いのは当たり前、暑い時には外に出ない、客引きはまともな人を除いて無視、という姿勢に。そうなれば、バラナシはワンダーランド。狭い路地、小さなお店、不思議な物やつっこみを入れたくなる物がいっぱいある。
サルナートやバラナシ大学は前回行ったので、今回は行かず、朝夕にボートに乗ったり火葬場の周りとかをうろうろする。
のんびりした3日間。
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空港はすっかり新しいビルになってしまった。おんぼろのバラックの空港の古い建物はまだ裏にあるということだ。
タクシーくらいは昔のがいい、と思い、プリペイドタクシーの窓口で、アンバセダーを指定。ちなみにプリペイドはバラナシ・オールドシティーまで750ルピー。
で、このひげがよく似合っているかっこいいおっさんのアンバセダーに乗ることになった。
レトロな感じ -
おっさんは英語が上手。
おっさんによると、このアンバセダーは2004年製だと。
ヘッドレストもない、こんなぼろい車をよく10年前まで作っていたもんだ。
エンジンもかなりしょぼく、どんどん抜かされる。音からすると3気筒かも。
でも、アンバセダーのレトロな雰囲気を満喫 ちょっと昔の外交官の気分 -
牛車もまだ健在
ちょっとうれしい -
今日はドゥルガ・プージャの最終日なもんで、街はお祭りで通行規制。
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ガンガーから4キロくらいのところで降りることに。
ここからサイクル・リキシャーに乗ってガンガーまでいけると聞いたのだが。
歩行者天国のようになっており、歩く。
荷物があるので、4キロはつらいので、途中でサイクル・リキシャに声をかける。 -
サイクル・リキシャも吹っかけてくる。相場は30ルピーくらい。でも100ルピーじゃないと行かないとか言われた。
50ルピーでいい、という兄ちゃんに乗せてもらう。降りるとき、やっぱり100ルピーとか言ってきたが、却下。 -
バラナシではたまった仕事を片付けるので、インターネットができるちょっといいホテルを探す。
Meer GhatそばのAlka Hotelで部屋を見せてもらう。
この部屋は5000ルピーだったか。窓からガンガーが見える部屋。一人ではもったいないので、結局1500ルピーの部屋にする。
ロンプラに書いてあったように、部屋はかなりきれい。エアコンつき。部屋からガンガーも見える。お得。
Meer Ghatは、地元の人に発音を聞いてみたが、日本語にするとミール・ハットに近い。 -
早速街にくりだす。
ドゥルガ・プージャのせいか、すごい人 -
このオレンジ色のぶにょぶにょしたのが何かと思っていたが、
これはガネーシャであることがわかった -
これがドゥルガ
戦いの女神 -
これは何かわからん
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裁縫屋さん
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ドゥルガ
コルカタのドゥルガ・プジャに比べて、ドゥルガにはあまりバラエティーはなく、みんな同じような顔で同じような飾りつけ -
道の真ん中にいる牛2頭
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サドゥーが手招きをしたので入っていってみた。
ちょうどお祈りに最中 -
水泳の練習のようであるが
こう伸びきってするお祈りもあるようだ -
で、そばに座っているこの方は、生きていらっしゃるのか?それともこの姿勢のままお亡くなりになったのか?お面をかぶっているのか?それとも全部作り物なのか?
不思議で不気味でとってもよい -
サドゥーたちはもう寝始めている。そばで牛も寝ている
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不気味でいい雰囲気
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これもガネーシャ
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これは牛の神 ナンディー
犬みたいだが -
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朝5時ごろにおきたが
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日の出の時間を間違えて、外に出てみるともう日が昇っていた
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チェンナイから来た巡礼の人たちと一緒になる。
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火葬場に近づく
火葬用の薪が積みあがっている -
薪を運び
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ここで計量して売る
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朝のお祈り
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カーリー
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ドゥルガ
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Alka Hotelはそこらじゅうに看板があり、迷わない。
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一旦ホテルに戻る
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夕方になって出かける
Man Madir Ghat
この辺もおもしろい 変な人もたくさんいる
シルクショップの客引きやドラッグの売人とかもいっぱいいるが 特に危ない人はいない。 -
街中へ
物乞いがいっぱい
道路の真ん中に座っている物乞いもいるし -
この市場のあたりの雰囲気がいい
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お払いをしている
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りんご、きゅうり、真ん中のはグース・ベリーだと思う。グースベリー買ってみたが熟れてなくて、すっぱかった。結局、ホテルの人にあげた
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このまるいやつは、お供えものだそうだ。
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ラダックから来ると、野菜や果物の豊さが目立つ
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道の真ん中に寝るとあぶないぞ、犬
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これはかぼちゃであろう
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花屋
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これは。。。。
インドの「喰う」の図 -
この交差点はなかなかいい雰囲気
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ガンガーに戻ると、
早速、何か浮かんでいるものを発見
人か?人形か? -
カーリー
このカーリーは頭と舌のバランスがいい。
火葬場のそば -
火葬場に行く
2体の遺体が運ばれてきたので、どうするのかを見る。
ふとガンガーを見ると、何か浮いている。
火葬場で働いている人によると、これは、男の遺体だそうだ。
男の遺体は上に向き、女の遺体は下に向くという。
妊婦、子供、僧侶、コブラにかまれた人、は、火葬せず、川の杭に括り付ける。それが浮いてくることがよくあるそうだ。
男ということは、僧侶かコブラ。 となれば、コブラに噛まれたに違いない。。。。 -
ちょうど2体焼き始めたばかりで、たんぱく質の焦げるにおいはいやなので、火葬場を出る
火葬場で遊ぶかわいい子犬 -
煙が立ち込める路地裏
この不気味な妖気が漂う感じが○ -
火葬場に続く路地
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カーリー
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このお寺の前はめちゃくちゃ混んでいて通れないくらい
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夕方になり、プージャを見に行く
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前回もそうだったが、15分くらいで飽きる。
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で、また変わった神様を探しに行く
これもカーリー -
ドゥルガ・プージャも終わったので、今日はドゥルガをガンガーに流す日
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ガンガーの神
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このアニメキャラはなんなんだろう
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カーリー
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ドゥルガを運ぶ
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船に乗せ、ガンガーに流しに行く
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これもカーリー
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ちょっと人ごみの中へ
すれ違うのも大変 -
この犬はラッキー・スポットをゲット
マハラジャ犬か -
翌朝は、日の出に間に合った。
客引きと交渉。うそつきが多いので、時間と値段を何度も確認して、一人乗りで、1時間150ルピーで合意。
PM2.5のせいか、牛の糞が粉になって空に舞っているのか、日の出の瞬間の太陽は灰色の玉、これくらいあがると、灰色からオレンジ色へと変わる。
インドにもう2週間いるので、鼻の穴真っ黒、たぶん気管支や肺も黒くなっているんだろう。長くは滞在できない。 -
ガンガーの日の出は美しい
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熱心にお祈り
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口をゆすいでいる人
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そのすぐ横には死んで腐った牛が浮いているし
どんな味がしたんだろう -
女性たちも沐浴
カルマをゲット -
朝のバラナシはきれい。
特にボートから見ると街の汚物が見えないし -
アフリカを出た人類の祖先は、南インドに渡り、その後ハラッパやモヘンジョダロに移動し、モンスーンが無くなったので、バラナシに移動した、と聞いたことがある。長い歴史を感じる街
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Alka Hotelは左の建物
右のGanpatiゲストハウスも評判がいいらしい -
火葬場へ向かって漕いでもらう
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火葬場は写真をとってはいけないが、船からはとり放題。
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朝7時前だというのに、もう一体ほぼ焼きあがっている。
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火葬場の人によると、女性は骨盤が大きく、上半身の骨が小さいので、焼けると丸くなるそうだ。男性は、上半身の骨がしっかりしているので、焼けると棒のようになるそうだ。
2-3時間焼いて、焼け残りはガンガーに流す。体についていたイヤリングとか鼻リングとか貴金属の装飾品は、働いている人たちの物になる。焼き場で働いている人たちは、最下層カーストだそうだ。
親が最下位カーストだから、自分もそうなり抜け出せないなんて、ばかばかしい制度だ。ヒンドゥー教をやめて最下位カースト返上すればいいのに。 -
ここに永久の火がある。3500年燃え続けているそうだ。
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この火葬場には1日約200体が運ばれてくる。遺体は竹でできた担架に乗せられており、上に花が置かれ、オレンジ色の布がかけられている。
ここで、遺体の上の布と花が取られ、白い布で包まれた遺体がガンガーの水に浸される。ときどき布がはがされ、遺体が見える。
遺体は薪の上に乗せられ、司祭が遺体と薪に火をつける。
遺族は男性だけ。女性は泣くので来ないということだ。
火葬しているまわりには、牛やヤギが歩き回り、落ちている花を食べている。
川には、杭につながれている水牛が泳いでいる。なぜだ?
この不思議な空間 ただよう妖気 怖いもの見たさで何度も来てしまう。 -
この正面の高い建物の屋上に行くと、高額のお布施を要求される、ぼったくりの館だ。
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オレがサドゥーになったら、こんな場所で瞑想したいものだ。
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サドゥー4人組
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またサドゥー発見
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カッコいい〜
もしサドゥーになったら、こんなんになりたい -
朝ごはんもホテルで。
ミックスベジタブルとロティ
何を食べてもすごくおいしかった
ちなみに、ここはベジタリアンしかない。 -
いよいよ空港へ
野郎ども満載のトラック -
20人は乗っているだろうか
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インコを売っている
こんな籠に入れられたら迷惑だろうに -
ミニ遊園地か?
手作りって感じで、ほほえましいが、
でも、この乗り物、ただでも乗りたくない -
ヤギを散歩
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娘の毛じらみをとるお母さん
福沢諭吉は、天は人の上に人をつくらず。。。。。と言ったが。。。
まず、天は人をつくっていない。これは進化論を無視した人間の思い込みだ。
そして、人間の歴史で、常に、人の上には人がいる 人の下に人がいる。福沢諭吉は理想論を言ったんだろうが。
インドの法律ではカースト制度を禁止しているらしいが、インドのインテリは人々はみんな平等であるというが。。。。。現実は違う。現実を無視した法律や意見に価値は無い。
下層カーストやアンタッチャブルの人たちが、貧困スパイラルから抜け出すのは難しい。世代が変わっても、人の下のままだ。
彼らに必要なのは信仰ではない。教育だ。
そして信仰が教育を妨げてきた。そろそろ気づくべきだ。 -
牛の間をよけながら運転
バラナシ空港に向かう。
デリーのチャンドニ・チョウクから始まり、ラダック・ザンスカールの山奥、そしてバラナシ。
チャンドニ・チョウクでうろついたのがずいぶん前のような気がする。
次のインド旅は、Yatraに参加しGuruになる、と決意したのでした。
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