Solitary Journey ［1450］ のんびりとお花観賞♪ジニア(百日草)ケイトウ（鶏頭）フヨウ（芙蓉）＜国営備北丘陵公園、秋祭り＞広島県庄原市

2014/10/05 - 2014/10/05

■のんびりとお花観賞♪百日草・鶏頭・芙蓉＜国営備北丘陵公園＞広島県庄原市

▼ケイトウ　（　鶏頭　）
　ケイトウの仲間(ヒユ科セロシア属)はアジア、アフリカ、アメリカの熱帯・亜熱帯に５０種前後が分布します。多くは花後に枯れる一年草として扱います。属名のセロシアはギリシア語の「ケレオス(燃焼した)」に由来し、ある種の花色にちなむとされています。
　単に「ケイトウ」というと、園芸では熱帯アジア、インド原産のクリスタタ種とその園芸品種を指します。漢字では「鶏頭」とかきますが、これは花の姿を鶏のとさかに見立てたものです。
　日本では春にタネをまいて夏から秋に花を楽しむ、春まき一年草として扱います。暑さに強く、真夏でも弱らずぐんぐん生長します。
　花壇の他、切り花、鉢植えにも利用されます。鉢に花の咲いた小さな株をびっしりと植え付けたアレンジメントのようなユニークな鉢植えも出回っています。
　草丈は品種によって大きく異なり、小さいもので１５ｃｍ、大きなものは１．５ｍほどになります。花色は黄色、赤、オレンジ、紅紫などがあります。

▼ジニア　(　百日草　)
　メキシコを中心に南北アメリカに１５種類が分布する植物です。初夏〜晩秋にかけての長い期間花を咲かせ続けるところから「百日草（ヒャクニチソウ）」とも呼ばれ、親しまれています。春に種をまいて夏から秋に花を楽しむ『春まき一年草』として扱います。
　最もポピュラーなのは、ジニア・エレガンスとその園芸品種で、日本ではヒャクニチソウの名前でおなじみです。
　エレガンスは「優美な」という意味です。野生種は一重咲きのおとなしいものが多く、１８世紀ヨーロッパに導入された当初はさほど積極的に栽培・育種がされませんでした。
　１９世紀になって八重咲きの品種が発見されてから様々な品種がつくられるようになりました。その後、気候の適したアメリカのカリフォルニアで盛んに栽培されるようになり、２０世紀に入って個性的な品種が数多くつくられました。
　日本には江戸時代末期に入ってきましたが、栽培や品種改良が盛んになったのは戦後になってからで、それまでは仏花として栽培される程度だったそうです。現在では豊富な花色と種類があり花壇などにも広く利用されています。
　草丈は高性種で１ｍ、矮性種(丈の低い種)は２０ｃｍほどに収まります。野生種は一重で紫系の花を咲かせますが、園芸品種の花色は豊富で赤、ピンク、黄色、白、変わったところでは緑色の花を咲かせる「グリーン・エンビ」や絞り咲きなどがあります。

▼フヨウ　（　芙蓉　）
　日本（四国・九州・沖縄）、台湾、中国、済洲島などを原産とする、やや寒さに弱い半耐寒性の樹木です。幹は直立してよく枝分かれし、夏から秋にかけて最大直径１５ｃｍほどの花を咲かせます。
　花色は品種によって白〜ピンクまで色幅（濃淡）があります。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花で、ひとつの花自体は短命ですが最盛期は暑さにめげず毎日新しい花を途切れなく咲かせてくれます。 花後には果実ができて晩秋から冬にかけて黄褐色に熟し、冬は落葉します。
　 咲き始めは白色で時間が経過するにつれてピンクがかってきて夕方しぼむ頃には濃いピンク色になる八重咲きのスイフヨウ（酔芙蓉）などの変種が知られています。これは徐々に赤みがかってくる花色の変化を酔っぱらっていくのに例えて付けられた名前です。

【手記】
　「備北丘陵公園１１０万本のコスモスコレクション！編」「‘ひばの里’神楽の舞編」の続きです。
　≪コスモス編≫　→　http://4travel.jp/travelogue/10938151
　≪神楽の舞編≫　→　http://4travel.jp/travelogue/10938334
　今回も備北丘陵公園のコスモスが満開だと言うことで、自宅から片道１００ｋｍの備北丘陵までドッビューンと車を走らせて来ました。
　秋まつり開催期間でしたのでお花観賞のほかに宮乃木神楽団さんによる中国地方伝統の神楽の舞も観ることができました。

エリア 庄原(広島)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・コスモス　［　秋桜　］　　はなの展望台
　今回も備北丘陵公園のコスモスが満開だと言うことで、自宅から片道１００ｋｍの備北丘陵までドッビューンと車を走らせて来ました。
　≪コスモス編≫　→　http://4travel.jp/travelogue/10938151　

■秋祭り・国営備北丘陵公園湖畔レストハウス前／広島県庄原市三日市町
・ケイトウ　（　鶏頭　）
　単に「ケイトウ」というと、園芸では熱帯アジア、インド原産のクリスタタ種とその園芸品種を指します。　

■秋祭り・国営備北丘陵公園湖畔レストハウス前／広島県庄原市三日市町
・ケイトウ　（　鶏頭　）
　漢字では「鶏頭」とかきますが、これは花の姿を鶏のとさかに見立てたものです。

■秋祭り・国営備北丘陵公園湖畔レストハウス前／広島県庄原市三日市町
・ケイトウ　（　鶏頭　）　と　アサガオ　（　朝顔　）
　日本では春にタネをまいて夏から秋に花を楽しむ、春まき一年草として扱います。暑さに強く、真夏でも弱らずぐんぐん生長します。

■秋祭り・国営備北丘陵公園湖畔レストハウス前／広島県庄原市三日市町
・アサガオ　（　朝顔　）
　花言葉　：　愛情、愛情の絆など

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　はなの展望台　　のんびりとお花観賞♪
　ジニアは、メキシコを中心に南北アメリカに１５種類が分布する植物です。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　
　初夏〜晩秋にかけての長い期間花を咲かせ続けるところから「百日草（ヒャクニチソウ）」とも呼ばれ、親しまれています。　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　はなの展望台
　春に種をまいて夏から秋に花を楽しむ『春まき一年草』として扱います。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　はなの展望台から
　最もポピュラーなのは、ジニア・エレガンスとその園芸品種で、日本ではヒャクニチソウの名前でおなじみです。
　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　はなの展望台から
　エレガンスは「優美な」という意味です。野生種は一重咲きのおとなしいものが多く、１８世紀ヨーロッパに導入された当初はさほど積極的に栽培・育種がされませんでした。
　　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　はなの展望台から
　１９世紀になって八重咲きの品種が発見されてから様々な品種がつくられるようになりました。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　はなの展望台から
　その後、気候の適したアメリカのカリフォルニアで盛んに栽培されるようになり、２０世紀に入って個性的な品種が数多くつくられました。
　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　
　日本には江戸時代末期に入ってきましたが、栽培や品種改良が盛んになったのは戦後になってからで、それまでは仏花として栽培される程度だったそうです。現在では豊富な花色と種類があり花壇などにも広く利用されています。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　
　草丈は高性種で１ｍ、矮性種(丈の低い種)は２０ｃｍほどに収まります。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　　はなの展望台
　野生種は一重で紫系の花を咲かせますが、園芸品種の花色は豊富で赤、ピンク、黄色、白、変わったところでは緑色の花を咲かせる「グリーン・エンビ」や絞り咲きなどがあります。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・ジニア　(　百日草　)　　　はなの展望台
　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　） ・・・だと思います。
　隣りで観賞していたおばさんも「芙蓉のようじゃねえー」と広島弁で言っておられましたので…。間違いであれば、ご指摘お願いいたします。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　）　　のんびりとお花観賞♪
　フヨウは、日本（四国・九州・沖縄）、台湾、中国、済洲島などを原産とする、やや寒さに弱い半耐寒性の樹木です。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　）
　幹は直立してよく枝分かれし、夏から秋にかけて最大直径１５ｃｍほどの花を咲かせます。
　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　）
　花色は品種によって白〜ピンクまで色幅（濃淡）があります。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花で、ひとつの花自体は短命ですが最盛期は暑さにめげず毎日新しい花を途切れなく咲かせてくれます。 　

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　）
　花後には果実ができて晩秋から冬にかけて黄褐色に熟し、冬は落葉します。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　）
　咲き始めは白色で時間が経過するにつれてピンクがかってきて夕方しぼむ頃には濃いピンク色になる八重咲きのスイフヨウ（酔芙蓉）などの変種が知られています。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・フヨウ　（　芙蓉　）
　これは徐々に赤みがかってくる花色の変化を酔っぱらっていくのに例えて付けられた名前です。

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・少し紅葉

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・国兼池　　シラサギ

■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
　≪神楽の舞編≫　→　http://4travel.jp/travelogue/10938334

■国営備北丘陵公園・秋祭り／広島県庄原市三日市町
・ロードトレイン
　「中の広場」から園内を一周する３両編成の乗り物です。

■国営備北丘陵公園・秋祭り／広島県庄原市三日市町
・ロードトレイン
　大阪城やとっとり花回廊でも見かけたナ。

■国営備北丘陵公園・秋祭り／広島県庄原市三日市町
・中の広場　　休憩

■国営備北丘陵公園・秋祭り／広島県庄原市三日市町
・中の広場　　屋台村　炭火焼バーベキュー

■国営備北丘陵公園・秋祭り／広島県庄原市三日市町
・第一駐車場料金所　　アサガオ　（　朝顔　）
　

■国営備北丘陵公園・秋祭り／広島県庄原市三日市町
・第一駐車場　

■国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・大芝生広場　　紅葉
　園内を一周して帰路に着きます。

■国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
・大芝生広場　　紅葉

■七塚原高原／広島県庄原市七塚町
　帰路途中、七塚原の景色　とうもろこし畑
　

■七塚原高原／広島県庄原市七塚町
　ポプラ並木

■七塚原高原／広島県庄原市七塚町
　ハクセキレイがいました。

■寺町廃寺跡／広島県三次市向江田町
　備北の奈良時代前期（白鳳時代）に建立された寺院として、昭和５９年（１９８４）国の史跡に指定されています。

■寺町廃寺跡／広島県三次市向江田町
　寺町廃寺の建物の復元、出土の瓦類は、広島県立歴史博物館、広島県立歴史民俗資料館などに展示されています。

■帰路途中、県道３７号線　
　実りの秋

■県道３７号線　吉田口付近
　秋を感じる景色です。お花観賞は心が休まります。

■自宅近くの街路樹
　すでに紅葉が始まっていますネ。

　　ＴＨＥ　ＥＮＤ．　　それでは、また〜。

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2015/03/07 16:27:38

  シータテハ＆ダイサギ・・・。ヾ(^o^)

  Mecha Godzilla?&703さん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > ■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
  > ・ジニア　(　百日草　)　
  > 　日本には江戸時代末期に入ってきましたが、栽培や品種改良が盛んに
  > なったのは戦後になってからで、それまでは仏花として栽培される程度
  > だったそうです。現在では豊富な花色と種類があり花壇などにも広く利用
  > されています。
  
  この蝶は、タテハチョウ科のシータテハですよね。
  私は蝶は詳しくないのですが、一度見た事があり、印象に残っています。
  
  ------------------
  > ■秋祭り・国営備北丘陵公園／広島県庄原市三日市町
  > ・国兼池　　シラサギ
  
  この白鷺は、ダイサギ（大鷺）ですね。
  
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）
  
  

  MechaGodzillaⅢ&703さん からの返信 2015/03/13 05:12:42

  RE: シータテハ＆ダイサギ・・・。ヾ(^o^)

  潮来メジロさん　おはようございまーす。
  
  　近畿地方へ旅に出ており、お返事遅くなりました。
  
  　今回は相生〜奈良〜伊賀上野〜志摩〜姫路〜岡山と言ったところを回ってきました。観梅と古い町並みウォークを目的としていました。４日目に 三重県松阪市飯南町〜奈良県宇陀郡御杖村ライン（国道368号線）の山越えで大雪に遭遇しまして北上を断念、琵琶湖・長浜方面へ行くことができませんでした。
  　梅が咲くところでは鳥たちも飛び交っておりちょっとしたバードウォッチングにもなりました。後日旅行記をアップ予定ですのでまたチェックお願いいたします。