1980/07/02 - 1980/07/06
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humpbackさん
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1970年初頭に晴海ふ頭から3カ月におよぶ遠洋航海に出港した。東京湾を出て西に転舵し日本列島沿いに東シナ海に向け航行、同海域で海洋調査実習後レーダーに中国大陸をとらえれる距離まで接近し更に南下。今では考えられないことだろうが、当時はまだ中国は現在のような海軍力を保持していなかったからだろう。荒れるバシー海峡をぬけ一ヶ月近くの航海後シンガポールに入港したときは揺れない陸の感触に喜ぶとともにはじめての異国の地に大興奮したものだった。
当時のシンガポールは日本の練習船が珍しいのかピアには多くの様々な民族の人々が集まって来ていた。日本人クルーや学生に対する好奇に満ちた眼に少したじろいだが、シンガポールでの上陸観光は結構楽しかったと記憶している。
しかしその頃日本を初め世界中が第一次オイルショックの真っ只中にあり大変な状況になっていたようだ。ここシンガポールも同様で我々の船も当然のことながらこれからオーストラリアに向け航行する燃料補給ができなければ日本に帰ることになるらしいなどの噂が飛び交うなど騒然とした状況になっていた。しかし幸運にも無事燃料補給ができることになりオーストラリアに向け出港した。その時の写真を一部掲載した。
それから数年を経てそのシンガポールが懐かしくなり、家族を連れて今度は飛行機で訪れることを思いたち幼児をを連れてシンガポールに旅立った。当時は2歳以下無料だったと記憶している。
空港に降り立つやムッとした湿気の強さと温度にこんな感じだったかなと驚いたのを覚えている。当時のシンガポールといえばエスプラネード通り近辺は屋台のサティが有名で、沢山の屋台がひしめき合っており、活気に富み東南アジアらしい情景に満ち溢れていた。現在だと衛生状態がどうのこうのという輩がいそうだが。
何はさておきマーライオンを見に行かねばと向かった。現在のマーライオンは当時とは違っているらしいそうだが。
子供はマーライオンを何度教えてもしばらくはマーラライオンしか言えなかったのが今は懐かしい思い出である。
旅程は次の通り。宿泊はJALのクルーも利用していたヨークホテルに滞在した。当時現地の食事は中華料理に東南アジア料理は豊富だったが、ウェスタン料理が少なかったのを記憶している。
7/2 JAL711便 10時20分羽田発 5時35分シンガポール着
エスプラネードでの屋台街
7/3 タイガーバームガーデン、マウントフェイバー
7/4 セント―サ島、ショッピングプラザ
7/5 ジョホールバル、印度人街など観光
夜 JAL 712便シンガポール発
7/6 午前 6時35分羽田着
それ以降シンガポールには訪問していないが、米国企業に勤める相方のアジア方面の拠点があったため毎年のように出張で出かけていたのでその都度変化したシンガポールの様子を聞いたり、TVでの旅行番組などを見るたびにその変遷ぶりに驚いている。かつての訪問時と大きく変わったシンガポールを確かめたいこともあり、近いうちに訪問したいと思っている。
- 旅行の満足度
- 4.0
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1973年東京の晴海ふ頭での出港式。
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家族や後輩の見送りを受ける。
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当時は2000トン足らずの船に男だけ100人前後が乗船していた。いまは毎年数人の女性cadetが乗船しているそうだ。うらやましいような、不思議な気持ちである。
行ってきますの汽笛を鳴らす。近くに停泊の水産庁や東大の海洋調査船等から貴船の安航を祈るの信号機や汽笛の応答がある。 -
カッター部の見送りだ。
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東京港をでて一路南下。操船実習中である。
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天測は船乗りにとって大事な仕事の一つであり、六分儀を使って星や太陽などを測定し自船の位置をだす。
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当時練習船には最新の衛星航法システムを搭載していたが、如何せんいまのGPSに比べて精度が悪く、位置を正確に出すにはこの方法がベストだった。
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東シナ海での実習中。
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実習中にとれた魚は夜の食卓に上ることもある。
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シンガーポールが近づいた東南アジアのジャンク船だ。
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シンガポールに入港した。一か月超の船上生活から久しぶりに陸の感触を味わう。
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当時の郵便局のようだ。いまはどうなっているのだろうか。
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ここはどこだったか思い出せない。
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当時人気のタイガーバームガーデンに来た。
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これは植物園だろう。
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マウントフェーバーに上る。
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エスプラネード近くだろう。
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マレーシア国境のジョーホールバーも見学した。
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これは2か国目のブリスベーン入港時我々の船が記事になった。
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37年前の家族を連れての飛行機でのシンガーポールの旅である。懐かしい古いチケット控え、幼児がいるのになんと喫煙席だ。真ん中は幼児の搭乗券。
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宿泊はヨークホテルだが、今はどうなっているのだろうか。
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30数年前の交通状況だ。
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マーライオンが見える。今は整備されてこんな風景は望めないだろう。
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ここはなに通りだろうか。
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また大人気のタイガーバームガーデンに再び訪れた。
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スリ・マリアマン寺院。
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シアン・ホッケン寺院。
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エリザベスウォーク
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オーチャード通りだろう。
子供をとるため写真よりビデオに重きを置いていた関係から写真が少ないのは残念だ。 -
今はないだろうエスプラネードの屋台は東南アジアのエスニックな情緒を味わえて、サティを楽しめるいい場所だった。
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定員がビールも運んできてくれる。
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セントサ島にわたるチケットかなあ。
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セントサ島で欧米人の子供と仲良く記念撮影を撮る。
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なぜか食事の領収書があった。
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復路のチケットだろう。
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