犬ぞり・スノートレッキング 夜はオーロラ

2013/02/05 - 2013/02/11

「何匹の犬がいるんですか？」
「この間生まれたのを入れて１０８匹です。」
「エサは、何を与えているんですか。」
「肉ですけど、たくさんいるんでお金がかかるんです」

昼食時ロッジで交わしたスタッフとのやり取りである。
犬ぞり１日体験ツアー１人約２５，０００円
確かに高い、しかし十分納得

以前アラスカで犬ぞりに乗ったことはある。
その時は、スタッフが操縦して荷台（？）に座っているだけ・・・

ここの犬ぞりは違う！
「ブレーキを踏んでスピードを調整してください。」
「転んでも決して橇を放さないように！」
「犬の足にロープが絡まないように・・・。」
スタート前スタッフの説明である。

「どうせスタッフの操縦だろう。」と安易に考えていた。
ところが違った。操縦は自分で・・・

おかしい？直ぐに前の橇に追いついてしまう。
ブレーキに乗って踏ん張っても引っ張られてしまう・・・
最後は、犬に対して喧嘩ごしで命令。
どうにかコントロールできた。

全行程が終ってからスタッフに言われた。
「どうでした。この犬たち？　全てレースドックです。」
「どおりで速いし、力強い！」全て納得。

氷点下の森の中を疾走する犬ぞり
寒さを忘れてしまう程の爽快感、そして達成感！
是非一度ご体験を?

「２１時にロビーに集合してください。」
オーロラハンティングツアーへ参加した。
サーリセルカは４度目になる。
しかし、ホテルからは一度もオーロラを観たことがない。
サーリセルカの上空には、いつもどんよりとした雲が見えるだけ

「初めは、カウニスパの丘に行ってみます。」
大型観光バスで参加者は５０人程、日本人だけである。

カウニスパの丘は、スキー場の山頂部分
バスを降りた途端に夜空に架かる光のアーチ
見事なオーロラに遭遇
なるべく人の少ない場所へ行き撮影に専念

続いて、電波塔、ウコン湖そしてイナリ湖など
様々なロケーションに、また現地と連絡を取って
天気の良い場所に案内してくれる。
１人１回約８，０００円、４日連続で参加して
今回のオーロラ集中攻撃も全戦全勝（？）

今回は、オーロラ初観賞の姪を連れての３人旅
犬ぞり、スノートレッキング、街（村）中散策
そしてオーロラ観賞
サーリセルカの冬を十分に味わうことができた。

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

突然のオーロラに感激

ホテル到着と同時に急遽申し込んだ
オーロラハンティングツアー
荷物解くより先に撮影機材を準備し服を着込む
慌てての参加
でも、早速のオーロラ出現に
参加して良かった・・・

次々と姿を変えるオーロラ

撮影場所は、カウニスパの丘（スキー場の山頂部分）
高台の上からは、オーロラの全景が見渡せる。

オーロラ３

夜空を舞う光の帯は、少しづつ姿を変える。
ときには、シャンデリアのような形にも・・・
こんな形のペンダントも売ってますね。

オーロラ４

まるで風に舞う布幕のようにも
私の目では、詳細な色彩まで識別はできないが
人によっては、様々な色が判るようだ。

オーロラ５

巻き込んだカーテンが風に舞って開くように
姿を変えていった。
この天空のＳＨＯＷは
これから数時間にわたって繰り広げられた。

犬ぞり体験前　スタッフの説明です。

説明は英語ですが、ひと言一言解りやすく
丁寧に説明してくれます。

犬ぞり疾走中・・・（一休みです！）

１人乗りの橇に対して犬５匹
中型犬で力強そうには見えないが
かなりのパワーとスピード
いうこと聞かせるには気迫が必要かも

疾走する犬ぞり

直線コースでは、かなりのスピードが・・・
爽快感もあるけど結構寒い

隊列組んで走る

気を抜くと直ぐに前の橇に追い付いてしまう
スピードコントロールは難しかった。
犬たちは、ジッとしているのが嫌いなようだ。

レストハウスでのランチ

サーモンスープ、パンそしてベリーティー
このあとデザートのケーキとクッキーが出て
どれも美味しかった。
これが、現地の人の普通の昼食だそうです。
一日体験コースは昼食付

暖炉兼厨房

ここで調理をしていた。
氷点下の世界から建物に入ると
暖炉の炎がとても暖かく感じる。

レストハウス内部

ドッグレースで優勝した犬たちの写真や記念品が展示してある。

パピー

この年の冬に生まれた４匹のうち１匹
将来は、チャンピオンチームの一匹に！

サンセットシーン

確かまだ２時前なのに陽が沈みはじめる。
日の出と日没が短時間の間に見ることができる北欧の冬

連日のオーロラ
２本のアーチ

前日と同じカウニスパの丘から撮影
丘に登るとアーチ状のオーロラが出迎えてくれた。
夜空のアーチが２本に分かれた。
緑の上部には赤い色が映っている。

まるでスペースベース

何だか宇宙基地のような風景
広角レンズを使用したためか
手前の車の形が歪んでいる。
でも、チョット不思議な風景かも

これからトレッキング

３日目の朝、天気は快晴
昼間の時間潰しは、スノーシューを
履いてのトレッキング
これなら誰でもできると思うので
適度な運動と時間つぶしになるのでは

スノーシュートレッキング

サーリセルカから谷を渡ると
ウルホ・ケッコセン国立公園
誰もいない森の中の散策は
とても気持ち良かった。

トレッキングコース

ところどころに案内も出ているので
安心して歩いて行ける。
天気が良かったせいか、
物凄く寒かった！

捻じれた枝

太陽に向かい育つ植物の枝は
白夜の中捻じれてしまうそうだ。

凍り始めたペットボトル

リュックの中に入れておけば
凍らないと思っていたのに・・・
ボトルの内部が凍り始めてきた

朝陽と雪景色

トレッキングコースでの光景
朝陽が当たると
眩しすぎるくらいだ
（ちょっと露出オーバー）

只今トレッキング中

森の中にもキチンとコースは
できている。
人が踏み固めた後を歩く限り安全

サンセットシーン

カウニスパの丘から見たサーリセルカ
朝陽も綺麗だが夕陽もとても綺麗

アイスモンスター

様々な形の樹氷を見ることができる
淡い夕陽が当たるととても綺麗だ

夕陽とスノーモービル

カウニスパの丘の上で撮影
こういうのってなんか絵になりますね。

撮影後は、スキー場のスロープを歩いて
サーリセルカまで戻ることができる。
登りは、循環バスを使うのが便利！

これもオーロラ

またもやオーロラ出現
こんな形に静かに空全体に出ているときも
肉眼では薄い雲がかかっているようにしか見えない
でも、デジカメだとこのように・・・

これもオーロラ２

テレビ塔付近で撮影
全体に緑がでている
オレンジに見えるのは人工の明かり

オーロラ（イナリ湖）

場所を変えイナリ湖畔で撮影
カーテンのように動いている。

オーロラ（イナリ湖）

ブレイクアップ！
空から光が降ってくる感じ
あまりにも広範囲に動き回るので
撮影も結構大変だった。