2014/09/17 - 2014/09/17
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belleduneさん
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宝永4年の噴火によって出来た宝永火山の火口を見に行って来ました。富士宮ルートの5合目レストハウスの駐車場から宝永遊歩道を進み、第2火口へ出ます。そこから上りを少し行くと、第一火口へ下りていく分岐点になります。第一火口は大きく、当時の噴火の凄さを想像していました。この辺りで、フジアザミが綺麗に咲いていました。他にも地位類、シダ類を見ることが出来ました。第一火口のやや上部に大きな穴が見えましたが、去年はなかったようですので、ネットで調べてみると、スラッシュ雪崩による凍結盤を掘り込んだ滝状浸食だそうです。宝永山は2693mですが、今回は頂上には登らず、火口だけを見ることにしました。この後、雲海荘を通って、5合目の駐車場へ戻りましたが、雲が切れて、7合目の鳥居や8合目の山荘が見えました。しばらくすると、霧が掛かって、見えなくなってしまいました。今年の初雪はいつ頃でしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.5
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駐車場から宝永遊歩道を歩いて始めます。
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カラマツ
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ミヤマハンノキ
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コバノイチャクソウがまだ咲いていました。
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カラマツ
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ダケカンバの林
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ヤマホテルブクロ
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コケモモの赤い実が見えます。
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遊歩道を抜けると、第2火口が見えて来ます。山頂から第一火口、第二、第三と呼ばれています。宝永第一火口は山頂火口より大きいのです。3つの火口が北西から南東方向に並んでいます。宝永4年(1707)12月16日午前11時頃、地震があり、16日間に亘って噴火が続いたと言われています。宝永5年1月1日午前4時頃、大きな音と共に、宝永山ができて、この未明の噴火を最後に宝永噴火が終了したそうです。
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宝永噴火は、第2、第3火口からの軽石噴火から始まり、その後、第1火口からスコリア(気泡を多く含む暗色の火山礫)を放出する噴火が半年ほど続きました。この間、0,7平方kmものマグマが噴出したそうです。火山灰は遠く離れた江戸の町へも降り続き。数センチも積もったと言われています。すり鉢状の巨大な宝永火口を見ると、その噴火の凄さが想像出来ます。
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向こうに見えるのが、宝永山(2693m)です。今回は宝永山には登りません。
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右手に行くと御殿庭です。1,2km、約35分で行くことが出来ます。
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御殿庭方向の景色です。
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足下は、軽石や砂で歩き難いです。
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右下が第2火口、左下が第1火口です。真ん中の道を下っていきます。
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第一火口入り口に、法螺貝を吹いている方がいました。まだ初心者で、ずっと吹きながら、登るのはきついと言っておられました。
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まだこの辺りは色んな花が咲いています。
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やっと見つけたフジアザミ。女性の方に手を添えて頂いて、花の大きさが分かるようにしてみました。
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第一火口です。上部に穴が見えます。
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アップしてみると、結構大きいです。第一火口にある滝状浸食の穴らしい。どの位の深さなんでしょうか?
上部に見えるのが、岩脈です。地表に出ようとして、地下の割れ目を通過中にそのまま固まったマグマだそうですよ。第一火口の底では、噴火の再末期に出来たと考えられるパンケーキ状のスパター丘(飛び散った溶岩のかけらが半分溶けた状態でベタベタと積み重なった丘)が半分崩れた状態で見ることが出来るとのこと。ここでは是非じっくりと観察することをお勧めします。 -
こういう溶岩の軽石状の上り坂は結構疲れます。ここで標高2580m位でしょうか。
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御蓼
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第一火口を含めた宝永火口の底には、色んな形、大きさの火山弾、火山礫、深成岩(ハンレイ岩)の岩片などが散在しています。深成岩とは、富士山のマグマ溜まり内で固まってできたものです。
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第二火口の近くへ下りて来ました。この辺りは大きな岩石がゴロゴロしていました。
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岩に付着した地衣類。地位類は苔類ではなく、菌類、藻類から成る共生生物です。
最初、辺り一面、岩に付着したこの白いものは何?と思って、近くでまじまじと見ると、どうも地衣類らしいと思い、帰ってから調べてみました。 -
こんな溶岩?もありました。
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御蓼
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宝永山を形成する地層は、1万年以上前の古い噴火によって、降り積もった赤岩という細かい火山礫・火山灰の地層です。宝永噴火以前には、地下に埋まっていたと思われる古い地層が、宝永火口が開いた時の地表の変形で持ち上げられて、小山になったと考えられています。
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色んな地衣類がありました。
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イタドリ?
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この辺りにたくさん咲いていました。
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遊歩道でも見たコケモモの実
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この辺りは風が強いので、ハイマツが寝ています。
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ハイマツは6〜7月に花が咲きます。雌花は淡紫紅色の卵状楕円形で、雄花は暗紫紅色で、黄色の花粉を出します。
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山頂方向の視野が広けたところから見ると、七合目辺りが見えました。
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右は何の花かな?
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御蓼
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御蓼
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また地衣類がたくさん見られるところに出ました。
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頂上は見えませんが、八合目辺りまでは見えているようです。
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丸印のところが、七合目の鳥居と八合目の山荘が見えています。
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山を下ってから、休憩した水ヶ塚公園に咲いていたマムシグサ
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ノアザミ
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晴れているとここからこんな風に頂上が見えるのですが、さっきまで晴れていた筈なのに...
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林の中は湿気が多くて、色んなキノコだらけでした。
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苔も
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?にも苔が
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キノコのマンションのよう
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林から戻ってくるとフジアザミがたくさん咲いていました。
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すぐ隣にはノアザミが
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こんな苔も
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とても小さいので、見にくいですが、赤い点々があるヤハズヒゴオビ
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この旅行記へのコメント (3)
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- kazukazuさん 2014/09/24 09:33:24
- フジアザミ素敵に撮れています!
- 紫色とても綺麗です。秋から冬に向かっていますよね。ところでコケモモは取ってはダメなのでしょうか。国立公園・世界遺産内なので無理?手作りジャム美味しいです。志賀高原など山葡萄は結構ありますが・・・
- belleduneさん からの返信 2014/09/24 11:09:18
- RE: フジアザミ素敵に撮れています!
- kazukazuさん、見て頂いてありがとうございます。
フジアザミなるものを初めて見ましたが、大きいですね。下の水ヶ塚公園には普通のアザミとこのフジアザミが並んで咲いていましたが、2倍以上あるのではないでしょうか。
コケモモの赤い実も方々で見ましたが、採ってはいけません!
たくさんあっても、大勢の人が採ると、無くなってしまいますからね。私一人くらい大丈夫?などと決して思わないようにしましょう。そういう人を見かけたら、皆で注意しましょう。
> 紫色とても綺麗です。秋から冬に向かっていますよね。ところでコケモモは取ってはダメなのでしょうか。国立公園・世界遺産内なので無理?手作りジャム美味しいです。志賀高原など山葡萄は結構ありますが・・・
- kazukazuさん からの返信 2014/09/24 14:59:16
- RE: RE: フジアザミ素敵に撮れています!
- > 失礼いたしました。貴重なコケモモは絶対採りません。信州はこれから秋本番になります。茸も沢山採れますよ。白玉の木の実、クロマメの実なども食べました。
http://4travel.jp/travelogue/10616593
kazukazuさん、見て頂いてありがとうございます。
> フジアザミなるものを初めて見ましたが、大きいですね。下の水ヶ塚公園には普通のアザミとこのフジアザミが並んで咲いていましたが、2倍以上あるのではないでしょうか。
> コケモモの赤い実も方々で見ましたが、採ってはいけません!
> たくさんあっても、大勢の人が採ると、無くなってしまいますからね。私一人くらい大丈夫?などと決して思わないようにしましょう。そういう人を見かけたら、皆で注意しましょう。
>
>
> > 紫色とても綺麗です。秋から冬に向かっていますよね。ところでコケモモは取ってはダメなのでしょうか。国立公園・世界遺産内なので無理?手作りジャム美味しいです。志賀高原など山葡萄は結構ありますが・・・
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