2014/06/12 - 2014/06/15
7位(同エリア18件中)
地中海人さん
サモス島サモスタウンのエミリーホテルに3泊し、古代のサモスポリス・ピタゴリオンへバスで通い、考古学博物館や、ギリシャローマ時代の名のあるものは皆詣でたへーラー神殿へ。暑熱に負け二日間ビーチにごろり,カフェキャプテンの椅子に沈む。
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主な日程 これまで何度かANA旅作を利用していたが、初めて成田発JALを利用することとなった。FRA経由ギリシャ方面へは,ワンワールドグループでの通し利用は難しい。JALダイナミックパッケージフランクフルト便Cクラスでは格安の三ツ星ホテルを放棄せず1泊してトリアーを訪問、アテネのシンタグマ地区とオモニア地区に2泊ずつと初めてサモス島3泊の旅。
【2014年6月6日(金)】
仙台発7.45→成田Ⅰ着8.50 NH3232便 ANApp665
成田Ⅱ発11.35→FRAⅡ着16.40 JL407便 JALFOP4550
→SバーンでHbfまで 駅の隣のコンチネンタルホテル泊
【6月7日(土)】
フランクフルト中央駅8.57発(パリ東駅行きTGV9556)→ザールブリュッケン着11.00
同発11.04(RE12011)→トリアーHbf12.11着 65EUR
トリーア遺跡散歩(ポルタ二グラ カール・マルクスの家 カイザーテルマエ)
ペンタホテルトリーア1泊15,493円朝食付き、WiFi有料
【6月8日(日)】
トリーアHbf発10.20(RB12219)→コブレンツHbf着12.18
同12.48発(IC2023)→FRA鉄道駅着13.59 (34EUR)
FRA発18.00→アテネATH着21.55 LH5924便 ANApp790
ATH鉄道駅から地下鉄でシンタグマ駅まで(8EUR)
シンタグマ広場から徒歩2分のパンホテルに2泊(8597+8589円 朝食付き WiFi無料)
【6月9日(月)】
アテネ・ラリッサ駅10.18発→テーベ駅11.28着(12.5EUR)
テーベ・アクロポリスの街歩き、ミケーネ遺跡を巡る。
テーベ14.21発アテネ・ラリッサ駅15.21着(IC53 一等車は6人掛けコンパートメント)で帰る(2等13EUR)。
メトロでモナスティラキ駅まで、古代アゴラを散歩。
【6月10日(火)】
午前 メトロでピレウスへ、街歩き、考古学博物館を訪問
午後 アテネ国立考古学博物館
夜のオモニア広場近辺を歩く。
オモニア駅から徒歩5分のアートホテル2泊(1泊55EUR 朝食付き WiFi無料)
ホテルには元日本語ガイドのミランダさんがおり、相談に乗ってくれ助かりました。
【 6月11日(水)】
午前 メトロでケラミコスの墓を訪問→エレフテリアス広場まで歩く→
午後 バスでエレフシアへ
古代アテネの聖地を訪問
夜 オモニア広場近辺
【 6月12日(木)】
午前 アカデミーア・プラトニアを散歩
午後 ゼウス神殿散歩
ATH発16.20→サモス着17.15 ANApp 113
空港からタクシーで25分(25EUR)のサモスタウンのエミリーホテルに3泊(1泊24EUR 朝食付き WiFi無料)
★【 6月13日(金)】
サモス博物館→ピタゴリオまでバス(20分1.7EUR) 紀元前6世紀の遺跡博物館
ピタゴリオビーチ カフェ・キャプテンで休む。
★【 6月14日(土)】
サモスタウンからバスでピタゴリオ→タクシー(10EUR)でへーラー神殿往復
ピタゴリオビーチ カフェ・キャプテンで休む。
【6月15日(日)】
サモス発12.55→アテネATH着13.50 A3 245便 ANApp 81
ATH発18.25発→FRA着20.25 LH1823便 ANApp564 フランクフルト コンチネンタル泊
【 6月16日(月)】
フランクフルトの街歩き、ゲーテハウス訪問
FRA発19.20 JL408便 JALFOP4550
【 6月17日(火)】
成田着13.40
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費用
仙台→成田 ANAから株主優待割引で9,300円
成田←→FRA JAL便Cクラス とコンチネンタルホテル2泊で 338,470円(Iクラス JALFOP2倍ポイントキャンペーン適用無し)
FRA←→アテネATH LHから 456.94EUR
ATH←→サモス エーゲ航空から 181,64EUR
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表紙はピタゴリオンの地図
以下写真は全てソニーのスマホ・エクスペリア SO-01F。
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ガイドブック
「古代ギリシャの旅」高野義郎著 岩波新書 2002年発行
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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サモス島は、エフェスとミレトスの間クシャダスに近く、アナトリアのトルコ領土と最短で1キロの位置にある。2013年10月クシャダスに3泊した際に日帰り訪問しようとしたが果たせなかったサモス島。
サモス島の北岸にあるサモスタウンです。 -
2014年6月12日から3泊したサモスタウンのエミリーホテルへは、サモス空港からタクシーで20分、25ユーロ。
老夫婦二人で切り盛りする3★。朝食付きWiFi無料、ベランダ、トイレシャワーつきツイン1泊24EUR。オーナーはアテネに長く住んでいたようで詳しい。
客は私以外は1組か2組。ここは3度目と言うオーストラリア人夫婦と共にした朝食がこの写真。 -
2014年6月13日(金)
エミリーホテルから徒歩10分のところにある小さなサモスタウン考古学博物館
ヘラの神殿からの発掘された遺物が、ここの博物館とピタゴリオンの遺跡内に新しく建てらえた博物館に収められている。
前560年頃の通称「ゲネレオス・グループ」 -
見るからにアルカイック期の巨大なクーロス像。5.5メートルある。聖なる道から1980年に発掘された。
先進の東方オリエントとの接触からか? この島の全盛期は前7世紀と言われるが、これで納得。 -
サモス(現ピタゴリオ)生まれの、ピタゴラス(前571-前497)、タレスも成人して島外へこれらのものを持って出たのでしょうか。
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サモスの歴史は古い!
イオニア地方にギリシャ系民族が植民都市を形成したのは前1000年からとされ、既に前2000年期から到来していたとされるが、それ以前のもの? -
城冠?をかぶっているので、農業生産が飛躍的に拡大し富を蓄積できるようになった青銅器時代の王様なのでしょう。
丸顔で眼が大きい。 -
?時代
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首飾りの女性像
アルカイック期? -
サモスタウン・バスステーションにあるカフェの女将さんは村上春樹の愛読者。
ここでバス時刻表をもらい、ピタゴリオへのバス往復の都度、待ち、休む。 -
ピタゴリオの繁華街。暑い!。
旅行社、レンタカー会社、土産物店などが並んでいます。 -
ピタゴリオ港
レストランが並びその前に観光船。 -
上の写真の右がわにある小さなビーチ
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ピタゴリオ港に面したカフェ・キャプテン。前にある船はここのオーナーの船。
ここに2日間沈没。 -
店内でスマホ充電していた若者にもらった地図。丸を書き込んでいるところに、新しくできた考古学博物館があると教えてくれる。
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古代サモスポリス
イオニア人がここに都市を作ったのは前1000年。 先住民は?
ゼウスの妻ヘラはサモス島生まれの先住民だったのでしょう。 -
イオニア12市の一つ古代サモスポリスは、現ピタゴリオタウンに在る。
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古代サモスポリス
ここで、前6世紀ピタゴラスが定理を唱え、前3世紀アリスタルコスが地動説を唱えた。 -
上の写真の右側にある博物館は新しい。
館内撮影禁止。古代サモスからの発掘品がある。
有名なものはサモスタウンの博物館にあり、こちらに移されるかもしれない。 -
リュクルゴス要塞へはこの教会の脇から
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リュクルゴス要塞へ
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リュクルゴス要塞の絵
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ピタゴリオバス停に立ち寄る都度ビールでクールダウン
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現ピタゴリオの地図
小さい街なので徒歩で回れます。 -
ピタゴリオのメインストリート
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ピタゴリオのメインストリート
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ピタゴリオバス停向かいの土産物屋さん
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ピタゴリオバス停前
この写真の右側が神殿跡の遺跡がある。
ここも掘れば遺跡。 -
ピタゴリオ港
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ピタゴリオ
旅行会社やレンタカー屋さんが並んでいます。 -
サモスタウン
海側の大通りは工事中でした。並行した一本陸側の通りにはレストランや土産物店が並んでいます。 -
バス時刻表
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船は、クサダシやロードスへはサモスから、パトモス島へはピタゴリオから出る。
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テラスレストランの女将さん
二日通いました。リゾート客や長期滞在者を見かけました。 -
サモスタウンのテラス・レストラン
赤ワインはカラフで出てきます。 -
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2014年6月14日(土)
サモスタウンからバスでピタゴリオ→タクシー(10EUR)でへーラー神殿へ。
へーラー神殿入り口です。 -
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聖なる道
古代サモスから西へ7キロ地点。 -
クーロス像のパネル
ここで1980年に発掘された。 -
ゲネレオス・グループのレプリカです。
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かろうじて基壇があるが、広大なので基壇そのもの全体は目で測れない。一周しました。
間口52.5m、奥行き105m(サモスの単位で100×200)、柱の高さ18m、二重周柱様式(は3つしかなくそのうちの一つ。 )の大建築が前570-前560年に行われた。
アテネのパルテノン神殿が作られる前の時代であり、ピタゴラスもまだ生まれていない。
外陣正面8本 背面10本、側面21本 全部で104本。内陣は神室20本、前室(祭壇)20本。 -
エフェスのアルテミス神殿と同じく、柱1本のみ残る。
聖なる数10とそれにかかわる1対2対3対4に基づいて建てられていると言う。
10は偶数で、柔らかく、暖かく、女性的、農耕的なニュアンスをもっているとする。
この10年後には、エフェスに,間口55m、奥行き110m,柱の高さ19mと若干大きく、同じ二重周柱様式でアルテミス神殿が建てられた。
「イオニア地方遺跡巡り ③ セルチュクに1泊、初めてセンジョン教会遺跡、エフェス遺跡の聖母マリア教会跡、「丘の上の住宅」をめぐりました。
http://4travel.jp/travelogue/10827125」 -
近くに古い建物があり、入ってみた。
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職員は不在。建物の中に入れず。もともと入れない?
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あの山からインブラス川が流れ、海に注ぐ河口の位置にあり、古代は船でここまでやってきたに違いありません。
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古代から地母神系の神殿は低地に作られ、港に近いところに作られました。
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正面が東に向いており、祭壇があり、また小さな神殿や港があったようだ。
へーラー神殿図面。柱の本数がわかりますね。内陣間口、外陣間口、内陣奥行、外陣奥行の比が、1対2対3対4であり、柱の高さが神殿の間口の3分の1、神殿の高さが間口の2分の1になっていると言う。
へーラー神殿というと、ナポリ近郊の
「カンパーニャの遺跡を巡る① ナポリの夜探訪、3泊中初めてパエスツム遺跡を訪問,ヘラの古神殿、新神殿、国立博物館を巡りました。」
http://4travel.jp/travelogue/10847116 -
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へーラー神殿の東側、礎石があるのみ。
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へーラー神殿で呼んだタクシーでピタゴリオまで戻り、徒歩でエフパリノスのトンネルへ行こうとここまでやってきました。
左へ下るとそのトンネルだが、工事中で閉鎖とのことで、右へさらに登ります。 -
ピタゴリオの街。上った先に教会があり、土産物屋さんやテラスがあってトイレ休憩。
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ピタゴリオ港のカフェに二日間通いました。
オランダ人のパートさん。
ちょうどワールドカップサッカーのオランダの試合があるというので早退の挨拶に。 -
サモス島は観光化もそれほどされておらず、東アジア系の観光客には全く会わない。
西欧の短期滞在客のリゾート客が多い。 -
ピタゴリオ
レストラン、カフェ街が向こうのビーチ前まで並んでいます。
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