Turaida/Sigulda, Republic of Latvia

1999/06/21 - 1999/06/22

実は新婚旅行先として猛烈に推していたバルト三国。カミさんのダメが出て，最終的にはアラスカに落ち着いたわけですが，バルト三国も出かけてみるとすごくいい！

他のバルト三国でも同様でしたが，「Vilnius in your pocket」（都市名はそれぞれの都市で変わります）という無料の英語のガイドブックがあり，これが市内観光では結構役に立ちましたが，なぜかこれらの街ではありませんでした。まあ，街自体がかなり小さいのでそれもやむを得ませんが。

日程は以下のとおりです（いずれも1999年）。

6/17：羽田→関西→ヘルシンキ（ムーミンジェット！）→ヴィリニュス
6/18：ヴィリニュス
6/19：ヴィリニュス→カウナス
6/20：カウナス→トラカイ→ビリニュス→リガ
6/21：リガ→スィグルダ→トゥライダ
6/22：トゥライダ→スィグルダ→ツェーシス→リガ
6/23：リガ
6/24：リガ→タリン
6/25：タリン→ヘルシンキ→関西→羽田

ということで，夜行列車で国境を越えて翌朝到着したリガから，さらに列車でスィグルダまで行き，そこからローカルバスを乗り継いで行きました。

まず入ったのはTuraida。見どころはなんといってもお城です。バルト三国はお伽話の挿絵にあるようなロマンチックなお城が多いという印象ですが，ここもそうで，お城の塔に登って見る風景はタマリマセン。ただし，こちらも御多分にもれず修復作業中でした。

これくらい小さな街になってしまうと，宿泊に関する情報も非常に限られたものになり，すごく困りました。泊まることにしたトゥライダで当時唯一情報を得ることができた「Senleja」という廃墟のようなホテルを日本からFaxで予約しました。先日Google Earthで見てみたら，完全な廃墟になっていましたが，当時着いて恐る恐る中に入ってみると，真っ白な妖精のような美人さんがフロントにただ一人で佇んでいて，英語で話しかけてみると他のバルト三国の街では見なかったようなほど流暢な英語で答えてくれたりと，ホテルの外観とのあまりの差に驚愕したのが大きな思い出です。あの妖精はいまいずこ・・・？今どんな感じになっているかはここ（https://ssl.panoramio.com/photo/87762181）でわかります。これでも7年前ですから。

ようやく，この頃一般向けのデジカメが出始めた頃で，当時8万円もした35万画素のデジカメを携えて，颯爽と現地に乗り込んだのでした。今からすれば，画質はやっぱりヒドイものですね。写真を撮るスタイルも今とはずいぶん違うので，なかなか使える写真が少なくてすみません。それでも，もし気に入っていただけたら，投票していただけると励みになります！

（9/18記）リンクがおかしかったのを修正しました。ごめんなさい。

エリア スィグルダ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は天気が変わりやすく，お日様こそ出ませんでしたが，雨が降ったり止んだりしていました。空もどんよりと曇っていたのですが，お城の塔に登っているほんの一瞬だけ，写真のように明るくなりました。それまではパッとしなかった風景が，こんなに美しいものに早変わり。天気って重要ですね。

ということで，お城を出て近くを歩いている時には，こんな豪雨に見舞われました。いくら傘をさしているからといって，こんなひどい雨の中を歩こうという気にはなりません。しばらくバス停の中で雨宿りをしました。

こちらは宿泊した「Senleja」。ホテル入口の階段のコンクリートが割れていたりして，本当に宿泊できるんだろうかと心配になるような宿でしたが，フロントのおねいさんは流暢な英語の超美人，お部屋も清潔，バーの料理も美味しくいただけました。でも，この時に宿泊者はたぶん私たちだけだったと思われます。

ということで，トゥライダをあとにして，スィグルダにバスで移動しました。またもやバスの中の写真。音がしないと思って，やり放題やりました。

こちらはスィグルダの街の様子。この街自体に何か見るべきものがあるわけではありません。