マーサー,タフナ経由のドライブルート（オークランド～ロトルア）

2014/08/18 - 2014/08/18

　８月１８日・オークランド（AKL)での太鼓講座＆演奏会を終えた翌日、ロトルア(ROT)に戻るのに、いつもとちょっと違ったルートをとってみました。
　AKLからROT間は、２号線→２７号線を通ってマタマタを経由するのが一番短時間なので、普通はこのルート。
　行きはその道でしたが、帰りは１号線から２号線に入らずにそのまま南下、マーサーのサービスエリアで休憩して、その先からハミルトン方面に南下せずにタフナを経由してマタマタに出る抜け道ルートを通ってみました。
　ちょっとだけ回り道だけど、マーサーのサービスエリアは私たちのお気に入りで、カフェもテイクアウェイも色々選べ、ワイカト川沿いのパーキングスペースもゆったり。特に犬連れの時は、横の空き地で走らせることができます。
　２７号線ルートではマーサーを通らないので最近はAKL行きでもここに寄ることがなくなったのですが、今回は我が家の家族に中型犬９才の「JJ」（ジェイジェイ）だけでなく、まだドライブ途中で安心してピーをする習慣ができていない生後４ヶ月の子犬「EL」（エル）のために、マーサーならどうだ！？という選択をしてみました。
　その後、交通量の多いハミルトン経由１号線ルートをとりたくないので、穴場ルートのタフナ経由を選びました。風景も道もよくて、他の車ともほとんど出会わず、とても快適なルートです。

エリア ロトルア(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

オークランドを出て１号線を３０分くらい南下した所にあるマーサー（Mercer）のサービス・ステーション。前方の立体ブリッジをクロスして入ります

ワイカト川がゆったり流れています
時々、ここでボート競技があっていたりする

マーサーを出てまもなく、タフナ（Tahuna)への道に左折

２号線〜２７号線でもひたすら田園風景ですが、
このタフナ経由ルートも、のどかな牧場の風景が続きます

午前１１時くらい、冬の夜の間に大地や山並みに潜んでいた水分が霧になって昇っていきます。
ニュージーランドの朝のドライブでは、こんな幻想的な蒸気の光景によく出合います。

この辺りはワイカト平野。
高い山はほとんどない。ずっと遠く、北島の東海岸に近いカイマイ山脈が見えています。

前方に大きなラウンドアバウト。ロトルアに向かうには、マタマタ方面へ右折。
直進すれば、「L&P」ドリンクの発祥の地パエロアを通って、テ・アロハ温泉に行ける。「L＆P」とはLemon & Paeroaの略で、パエロアの豊富な湧き水と天然レモン果汁を使ったレモネード系ドリンク。NZ人はこのドリンクを「世界で有名な！」と誇りにしているが、現在はコカコーラ社が買収・製造。パエロアという町はな〜んにも無い所で、町の真ん中にどデカイL&Pボトルのモニュメントが立っている。

マタマタへの道。
この辺りはほとんど真っ平ら、真〜〜〜〜ッ直ぐな道で眠気を誘うので要注意。
防風林の並木が、まだ裸木だけど、枝先がうっすらと色味を帯びて、新芽の準備をしているのがわかる。

ロトルア〜オークランド、途中休憩を入れて３時間半
生後４ヶ月、うちに「養子縁組」して３週間
EL（エル）には、何もかも初体験
車酔いもせず、なんとか無事にドライブ体験できました。

９才のJJ(ジェイジェイ）は、ドライブ大好き。

マタマタの近く。
ニュージーランド北島の中央部（＝ワイカト地方）は酪農地帯なので、羊より牛の方が圧倒的に多い。こんな風景があちこちで見られます。
ロトルア周辺になると、羊牧場も見られます。

マタマタからロトルアへの近道で通るテ・ポイ（Te Poi)
町という程もない集落で、ひと際目立つこの牛の親子。
タバーン（パブ）の看板です。

いつも通り過ぎるだけだったので、今回は気になる牛の親子に惹かれて、このタバーンでランチタイム。田舎のタバーンって意外に食べ物が旨いことが多い。
国民食 fish'n chips を注文。滅茶滅茶シンプルだったけど、美味しかった。欲を言えばほんの少しでいいからサラダを添えてほしかった。でも、田舎のオッチャンたちで賑わうパブは、シャレたカフェとは違って、ガッツのある食べ物と旨いビールで成り立ってるんですよね。