2014/09/01 - 2014/09/01
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j-ryuさん
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☆福島県の季節の移り変わりを山野草や風景を中心に紹介している「福島・四季・彩々」、このシリーズも回を重ねもうPart,37です。良かったらのぞいてみて下さいね(^^♪。
※日々連載中です
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
羽鳥湖高原の湿地や沼沿いではアギナシも咲いていました。
アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)は日本各地、東アジアの山あいの湖沼、湿地、ため池などに広く分布し、自然度が高い土地を好むようです。
環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧に登録されていて都府県ごとの指定でも41都府県で何らかの指定をしています。 -
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
アギナシの若い葉は細い長い楕円形で、成長すると葉の下側が2つに分かれ、ヤジリ形になります。
この楕円形の形を「顎無し」と見立てたのが名の由来のようですが、オモダカも若葉の頃は細長い葉なのでアギナシだけに当てはまる特徴ではありません。
仲間のオモダカとの見分けが難しいですが、一番の違いはアギナシは花後の根元に小球芽(ムカゴ)ができることです。
オモダカはムカゴはできませんが走出枝(ランナー)が伸びてきます。
他にもアギナシのヤジリ型の葉の二股の先端はボールペン状に丸みだったり、花茎が葉より高く上がることなどの違いがありますが、
ぱっと見だけでは個体差もあるので中々見極めが難しいです。 -
☆アギナシ(顎無し/オモダカ科オモダカ属)
オモダカ(面高/オモダカ科オモダカ属)は北海道〜九州の水田や沼、湿地などに自生し、地中に匐枝をのばし、先端に小さな球茎をつくくります。
葉は基部が2つに裂けた細い矢じり形で、基部の2個の裂片の方が頂裂片より長い。
別の言い方をすれば、二股の方が長く、反対側は短い。
葉の先端はみな鋭く尖る。花茎の高さは葉と同じくらいか短い。
アギナシの葉はその逆で、二股側が短く、葉の先端はボーペン状、
花茎は葉より長いので花が葉よりだいぶ上に咲いています。
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☆サワシロギク(沢白菊/キク科シオン属)
羽鳥湖高原の湿地や沼沿いではサワシロギクも見ごろを迎えていました。サワシロギク(は本州〜九州の主に低地〜山あいの鉱物質の酸性湿地に自生し、花序を含めた草丈は30cmくらいです。 -
☆サワシロギク(沢白菊/キク科シオン属)
頭花は直径2〜3?で1株に1〜3個と少なめ、舌状花は白色で、しだいに淡紅色に変わってきます。 -
☆サワシロギク(沢白菊/キク科シオン属)
羽鳥湖周辺の湿地ではごく普通に見られるし、正直少々地味な花なのであまり注目度は高くない山野草ですが、18都府県で絶滅危惧種に指定されていて、福島県と共に尾瀬をかかえる群馬県で絶滅種になっているのが驚きです。
尾瀬では標高が高すぎるってことなんでしょうかね? -
☆オグルマ(小車/キク科オグルマ属)
田んぼ脇の土手でオグルマが見頃になりました。
北海道〜九州の日当たりのいいジメ地や土手などに自生し分布域は広いですが東京、石川、大阪、和歌山、愛媛、香川では絶滅危惧?類に指定され、18都府県で絶滅危惧種になっています。
福島県でも指定こそされていませんが、あまり見かけません。 -
☆オグルマ(小車/キク科オグルマ属)
オグルマに良く似た花には、湿地に自生するサワオグルマ(沢小車/キク科オグルマ属)写真ややや乾いた草地に自生するカセンソウ(歌仙草/キク科オグルマ属)があります。
サワオグルマの花期は6月で自生地も湿地なので判別は容易ですがカセンソウは花期も花もほぼ同じなので判別が難しいです。 -
☆オグルマ(小車/キク科オグルマ属)
オグルマの花を裏側から見ると総苞片(ガク)は細くたくさんあり、カセンソウの総苞片は幅広で数は少なめなのが見極めのポイントです。 -
☆シンテッポウユリ(新鉄砲百合/ユリ科ユリ属)
近くの土手の草むらでシンテッポウユリが見頃になりました。
シンテッポウユリは台湾原産のタカサゴユリと西南諸島原産のテッポウユリの交雑種で純白な花はテッポウユリに、細く密に付く葉と種で増えるのがタカソサゴユリにと、両方の特徴があります。
この自生地はほとんどの蕾は白ですが、まれにタカサゴユリに近い個体もあります。 -
☆シンテッポウユリ(新鉄砲百合/ユリ科ユリ属)
タカサゴユリ(高砂百合/ユリ科ユリ属)は台湾の山野に広く自生するユリで大正時代に渡来したそうです。
繁殖力が強く西日本で広範囲に野生化し、亜熱帯生まれのわりに寒さへの適応能力が高く近年、福島県内でもよく目にするようになりました。
草丈は50cm〜1mほど、ラッパ状の花の横に赤紫の筋が入るのが特徴で
葉っぱは細く密に付きます。
(注)この花はシンテッポウユリです。 -
☆シンテッポウユリ(新鉄砲百合/ユリ科ユリ属)
タカサゴユリもシンテッポウユリもヒラヒラした種子が風に乗って拡散し
翌年発芽します。
1年目は葉っぱだけですが、2年目から開花し年々花数を増やすそうです。
ただ嫌地現象や連作障害のようなものが発生し何十年も同じ場所に生えることは無いそうです。
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☆フジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
隣り村の林道沿いでフジカンゾウやカワミドリが見頃でした。
フジカンゾウは本州以南の林野に広く分布し
ぱっと見はヌスビトハギ(盗人萩/マメ科ヌスビトハギ属)にも似ますが、花がヌスビトハギの2〜3倍ほど大きく見栄えがするのでよく観察すれば簡単に見分けはつきます。 -
☆フジカンゾウ(藤甘草/マメ科ヌスビトハギ属)
名前のいわれは花が藤に似て、葉が甘草に似るので藤甘草だそうで、たしかにしな垂れて咲く姿は薄紅色の藤の花のようです。 -
☆カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)
カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)は北海道、本州〜九州の山地、沢沿い、林縁などやや湿り気のある場所に自生し、全草にシソ科独特の強い芳香があり
近づいただけでも香り漂っています。
名前の由来はよく分からないそうです。 -
☆カワミドリ(河碧・川緑/シソ科カワミドリ属)
花全体的には取り立てて見栄えはしませんが、小さな花の一つ一つは透明感あるアメジスト色で美しいです。 -
☆ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)
近くの里山の林縁でツルニンジンが見頃になりました。
ツルニンジンは、茎がツルになり、
根が高麗ニンジンに類似していることからキキョウ科ですがツルニンジンと呼ばれ韓国、日本、中国などに分布しています。 -
☆ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)
近似種に花がやや小ぶりなバアソブ(婆蕎or婆雀斑/キキョウ科ツルニンジン属)がり葉や茎に産毛が多く、種に翼がないなどの違いがあります。
名前の由来は花のそばかすのような模様をお婆さんのシミの例えた名前だそうで、
それに対しツルニンジンをジイソブと呼ぶ場合もあります。
残念ながら福島県ではバアソブの自生例はほんのわずかで私もまだ出会えていません。 -
☆ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)
日本では食材としてはあまり馴染みのないツルニンジンですが韓国では根や葉を滋養のある山菜として食べるそうで、
朝鮮王朝時代の宮廷を舞台とした有名な韓流ドラマ「チャングムの誓い」にも食材として登場していたそうです。
(私は観ていませんが・・・・) -
☆ツルニンジン(蔓人参/キキョウ科ツルニンジン属)
湧永製薬のHPに「チャングムの誓い」のツルニンジンの興味深い話が載っていたのでご紹介します。
※「チャングムの誓い」第21話の場面。
最高尚宮(チェゴサングン)の地位をかけたハン尚宮とチェ尚宮による
「王と皇太后に捧げる料理」の最終決戦。
チャングムが幼い頃、瀕死の母親に食べさせた「野いちご」の砂糖漬けで
ハン尚宮が勝利したというデザート対決での場面。
対するチェ尚宮が捧げた逸品に皇太后が「すばらしい!」と絶賛しました。
そのデザート「ソプサンサム」こそ、実は「ツルニンジン(トゥッドゥ)」の揚げ菓子だったのです。 -
☆アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)
隣り村の森の奥でアケボノシュスランが見頃になりました。
5年前、偶然見つけた福島県でも最大級(?)の貴重な群生地でうす暗い森の中を流れる小さな小川沿いに足の踏み場もないほど群生しています。
アケボノシュスランは北海道〜奄美大島まで
広く分布し、山あいの湿った林床、特に空中湿度が高い所に自生しますが
その特殊性もあり自生地は限られています。 -
☆アケボノシュスランの咲く深い森
昨年は見事な咲きっぷりでしたが今年は裏年なのか、天候不順なのか昨年の1/20ほどしか咲いていませんでした。
株そのもは群生しているので来年に期待したいと思います。 -
☆アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)
ラン科では珍しく茎が蔦のように地を這い節々で根を張り、
所々に草丈5〜10cm弱の常緑の茎葉を出し、
同じくらいの長さの花茎を伸ばし花を咲かせます。
朱鷺色した花を明け方の空の色(曙)に例え、
葉の光沢を織物の繻子(シュス、サテン)に見立てた命名だそうで花は控えめにしか開きません。 -
☆アケボノシュスラン(曙繻子蘭/ラン科シュスラン属)
福島県を含む19都府県で絶滅危惧種に指定され、
特に東京、千葉、埼玉、香川、長崎ではもっとも危険度のたかい絶滅危惧種?類です。 -
☆ツルボ(蔓穂/ユリ科ツルボ属)
町内の田んぼを見下ろす池の土手で今年もツルボが見頃になりました。
ツルボは全国に分布し陽の良く当たる池や川の土手などの草むらに自生します。 -
☆ツルボ(蔓穂/ユリ科ツルボ属)
ツルボは春先にヒヤシンスのような細い葉っぱを伸ばし夏草が繁茂する頃に葉っぱはほとんど枯れてしまい晩夏〜初秋に突然20〜30cmの花芽(花茎)を伸ばし花を咲かせます。
この形態はヒガンバナ科のキツネノカミソリともよく似ています。 -
☆ツルボ(蔓穂/ユリ科ツルボ属)
開花時期に自生地がある程度下刈りされていないと藪や下草に埋もれてキレイに開花しません。
野生の花ではありますが人間の活動に大きく左右される典型的な里地・里山型の植物です。 -
☆サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)
羽鳥湖高原の湿地でサワギキョウが花盛りです。
サワギキョウは草丈60cm〜1m、花は2cmほど。
北海道〜九州まで山あいの湿地などに広く分布しますが25都府県で絶滅危惧種に指定されています。 -
☆サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)
世界にはミゾカクシ属が100種もあるそうですが、日本にはわずか4種しかありません。
また、キキョウ科は漢方に役立つものが多いですがサワギキョウはキキョウ科ですが有毒なので注意が必要です。 -
☆サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)
サワギキョウは田んぼ雑草のミゾカクシと同じ仲間ですがミゾカクシは草丈わずか5cm、花は1cmほどで田んぼを畦を這うように生え両者、花の形こそ良く似ていますが、成長する方向が縦と横とまるっきり正反対の進化・生き様です。
-
☆サワギキョウ(沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)
ミゾカクシよりサワギキョウにそっくりなのが 北米原産のベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗/キキョウ科ミゾカクシ属)です。
花も草丈も日本のサワギキョウと瓜二つですが花色は真っ赤かでいかにもアメリカン(?)って感じです。
これが自然の湿地で群生していたら怖いくらい強烈でしょうね(^_^);。
関東の某湿地園にも植えられいるようですが在来種と混同されたり、交雑したりする可能性があるので植物園は一般以上に注意を払って欲しいです。 -
☆マツムシソウ(松虫草/マツムシソウ科マツムシソウ属)
羽鳥湖高原で絶滅危惧種のマツムシソウが咲きました。
マツムシソウは北海道から九州に分布する越年草で主に山地草原に自生します。
草丈は50〜100cmほど。花は多くの花が集まった頭状花で中心部の花は筒状で花冠の先端は5の裂片つに分かれ、周辺の花は3つの裂片が装飾花のように大きく外側に伸びています。 -
☆マツムシソウ(松虫草/マツムシソウ科マツムシソウ属)
ほぼ全国に分布し、図鑑などにも秋を代表する山野草として紹介される著名な花ですが、31都府県で絶滅危惧種に指定され中々野生で見る機会が少ない花です。
中でも秋田、京都、大阪、福岡では絶滅したとされています。
福島県のレッドデータでは情報不足になっていますが羽鳥湖高原の他、阿武隈山地の草原や郡山市西部の峠でも見られます。 -
☆アケボノソウ(曙草/リンドウ科センブリ属)
羽鳥湖高原の湿地や小川の淵でアケボノソウが見頃を迎えました。
アケボノソウは北海道〜九州に分布する2年草で山あいの湿地や沢のほとりなどの湿った場所に自生します。
1年目は根生葉だけのロゼット(注)で生育し2年目に地上茎を出して花を咲かせ、晩秋には枯れてしまいます。
キレイだからといって採ったり切ったりすると種ができなくなり翌々年からはその場所で花が見られなく恐れがあるので必ず自生地で愛でましょう。 -
☆アケボノソウ(曙草/リンドウ科センブリ属)
アケボノソウの草丈は大きいものでは1m近くにもなり、花を含む全体の姿はやや地味な印象ですが、クローズUPすると気品のあるとても美しい花で大好きな花の一つです。
名前の由来は花びらの先の小さな黒っぽい点々と
黄緑色した2つの点(蜜腺)を夜明けの星に例えたロマンある名前です。
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☆アケボノソウ(曙草/リンドウ科センブリ属)
アケボノソウの花びらは通常5弁花ですが
稀に6弁花や4弁花もあります。
四葉のクローバーみたいに運だめしに探すのも面白いかも(^^ゞ。
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☆アズマレイジンソウ(東伶人草/キンポウゲ科トリカブト属)
羽鳥湖高原の森の中でアズマレイジンソウが見頃でした。
東伶人草は猛毒のトリカブトの仲間で本州の中部以北に分布し、おもに山地の林内に自生します。
草丈は50〜80cm、花は2cmと他のトリカブトに比べると華奢で花色はややくすんだ藤色です。 -
☆アズマレイジンソウ(東伶人草/キンポウゲ科トリカブト属)
関東以西に分布するレイジンソウとよく似ていて頂がく片や花柄に生える毛が真っ直ぐか(レイジンソウ)、曲がっているか(アズマレイジンソウ)で区別するそうですが二つ並べて顕微鏡で見比べないと分かりません。
これらは分布域からするとおそらくアズマレイジンソウだと思われます(^^);。 -
☆アズマレイジンソウ(東伶人草/キンポウゲ科トリカブト属)
伶人とは雅楽を奏する人。楽人(がくにん)のことで、
花がその伶人のかぶる帽子に似ているので付いた名です。
当地で見られるトリカブトの仲間は主にツクバトリカブト、オクトリカブト、ヤマトリカブト、アズマレイジンソウです。
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☆オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)
羽鳥湖高原の渓流沿いでオタカラコウが見頃になりました。昨年までは我が家から車で50分ほどの福島県と茨城県境の八溝山麓に見に行っていましたが、この春にお隣り天栄村の渓流でオタカラコウの葉っぱらしい群生を見つけ何度も足を運びようやく開花を確認できました(^^♪。 -
☆オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)
オタカラコウは主に福島県南部〜九州に分布し、深山の谷川や湿った斜面に自生します。
群生地としては福島県が北限で県内ではいわき市や県南部、尾瀬、飯豊山などで見られます。福島県植物誌ではお隣りの天栄村も自生地の一つになっていましたが“涌井の清水”で数株見たきりで、群生は無いものとあきらめていた次第です。 -
☆オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)
でも後で福島県植物誌をようく確認してみると会津若松市の安藤峠も自生地の一つになっているではありませんか。何を隠そう、この安藤峠は天栄村と会津若松の境界の峠でこの渓流の源流地域に当たり、その下流域で見られも不思議ではなかったのです。 -
☆オタカラコウ(雄宝香/キク科メタカラコウ属)
オタカラコウはフキによく似た大きな根出葉から1〜2mもの長い花茎を伸ばし、舌状花&筒状花を十数個咲かせます(花は2.5cmほど)。
名前の由来は、根茎の香りが龍脳香(宝香)に似て、メタカラコウ(雌宝香)より草丈&花が大きいいことから(雄宝香)と呼ばれます。 -
☆立矢乙女滝
オタカラコウ撮影後は近くの『立矢乙女滝』(たてやおとめだき)にも寄ってきました。
立矢川は郡山市と天栄村の界にある会津布引山(1082m)を源流とし赤石川、黒沢などと合流し、鶴沼川、大川、阿賀野川を経て日本海に注ぎます。 -
☆立矢乙女滝
『立矢乙女滝』は先月紹介した立矢川の滝の2kmほど上流にある小さな渓流瀑で、落差は全体でも8m〜10mほどですが、苔やシダに覆われ静寂の森にたたずむ繊細で優美な滝です -
☆立矢乙女滝
周囲の森は山野草も豊富でオタカラコウの他にもダイモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)やテンニンソウ(天人草/シソ科テンニンソウ属)も咲き始めていました。 -
☆秋の七草
隣り村の棚田の土手で女郎花や萩など秋の七草がそよ風に揺れ季節の移り変わりを告げていました。
秋の七草とはハギ,オバナ(ススキ),クズ,ナデシコ,オミナエシ,フジバカマ,アサガオの7種で、日本の秋の花を代表するものとされます。 -
☆秋の七草
でも公式に選定したという記録は無いそうで、万葉集に載せられた山上憶良の7種の秋の花が一般的に秋の七草とされます。
この中の、アサガオは熱帯アジアが原産で,奈良時代にはすでに渡来し広く栽培されていたそうですが、憶良の歌のアサガオはキキョウとされています。 -
☆秋の七草
また、福島県におけるこれらの秋の七草の開花時期を照合してみるとナデシコやキキョウの花期は8月で、他の5種とは9月で半月以上はズレているのが気になります。
強いて言えば、ナデシコやキキョウの見頃を基準にすれば他の5種がそろそろ咲き出す時期なのでまったく符合しないわけでもありませんが実際にこの7種を同時期に見るのはあまり無いと思います(^^);。 -
☆秋の七草
↑この棚田の土手ではオミナエシ(女郎花)、オバナ(尾花)、ハギ(萩)が見頃でキキョウは咲いていませんが、キキョウ科のツリガネニンジンが咲いていました。
すぐ近くではクズ(葛)やフジバカマの仲間のサワヒヨドリ(沢鵯)も咲いていたのでナデシコ(河原撫子)以外はほぼ揃い踏みって感じです。
この写真左から、キキョウ、クズ、ヨツバヒヨドリ(当地では野生のフジバカマは無し)、カワラナデシコ。 -
☆男郎花(オトコエシ/オミナエシ科オトコエシ属)
知名度も華やかさも女郎花の影に隠れあまり目立ちませんが、ちゃんと男郎花(オトコエシ)もあります。
おそらく女郎花に対し、花がそっくりなので男郎花になったのだろと思われます。
分布地も自生地はほぼ同じような所ですがオトコエシは日陰でも育ちます。 -
☆アザミ&キアゲハ
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☆ノダケ(野竹/セリ科シシウド属)&ミドリヒョウモン
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☆オクモミジハグマ(奥紅葉白熊/キク科モミジハグマ属)
隣り村の木漏れ日射す山中でオクモミジハグマが見頃になってきました。
当地では〇〇ハグマと名の付く花は他にカシワバハグマ、オヤリハグマ、クルマバハグマ、(コウヤボウキ属)
キッコウハグマ(モミジハグマ属)がありますがオクモミジハグマはその中で一番早く開花します。 -
☆オクモミジハグマ(奥紅葉白熊/キク科モミジハグマ属)
オクモミジハグマは近畿以北〜東北に分布し山地の林下、林縁、草地などに自生します。
草丈は30〜40cm、花径1.5cmほど、クルクルとカールしたリボン状の花ビラがいかにもハグマ類らしいです。
近畿以西〜四国、九州の山地に多いモミジハグマの変種とされモミジ状の葉が本種の切れ込みより浅いとされます。 -
☆オクモミジハグマ(奥紅葉白熊/キク科モミジハグマ属)
白熊(ハグマ)とはヒマラヤなどに生息するヤクのことで、
そのヤクの毛で作った仏具を払子(ほっす)を言い、その払子に花が似ているので〇〇ハグマと名づけられたそうです。
払子は一種のハタキで、中空を左右にサッ、サッと払うように用い穢れや邪気を払う動作とも言われます。
私はネパールのヒマラヤで本物のヤクを見たことがありますが黒毛タイプだったせいか山野草のハグマとは似ても似つきませんでした(笑)。
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☆ツリフネソウ(吊り舟草/ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
町内の里山の谷地でツリフネソウが花盛りです。
ツリフネソウ自体はそう珍しい花ではあるませんがこの谷地は一面に群生するので見ごたえがあります。 -
☆ツリフネソウ(吊り舟草/ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
ツリフネソウの仲間は熱帯アフリカや東南アジアを中心に約600種もあるそうですが日本には今日紹介している赤紫色のツリフネソウの他には
山あいの湿った所に咲くキツリフネ(黄吊り舟)と紀伊半島、四国、九州に自生するハガクレツリフネ(葉隠れ吊り舟)のわずか3種しかありません。(白花など亜種は除く)園芸種のホウセンカやインパチェンスもツリフネソウの仲間です。 -
☆ツリフネソウ(吊り舟草/ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
ツリフネソウもキツリフネソウも色違いで良く似てはいますがツリフネソウは茎の先端から花茎を伸ばして咲きますがキツリフネは葉っぱの腋から花茎を伸ばして咲きます。
また、花がクルクルと丸まっている部分には蜜が溜まっていて虫を誘き寄せます。
ツリフネシウはクルクル丸まっていますがキツリフネは緩くカーブする程度です。 -
☆ツリフネソウ(吊り舟草/ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
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☆ツリフネソウ(吊り舟草/ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
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