2014/08/04 - 2014/08/04
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chiaki-kさん
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「美しく青きドナウ」は、ヨハン・シュトラウス2世によって1867年に作曲されたワルツ。1866年の普墺戦争で大敗し、失望の底に沈んだウィーン市民を慰めるために作曲される。当初は男声合唱曲として書かれたが、管弦楽用に書き直したところ、人気が上昇した。1867年のパリ万博の会場に於ける演奏で高い評価を受けたこと等から、「第二の国歌」「シュトラウスの最高傑作」としての名誉を博するようになった。
写真は世界遺産に登録されたヴァッハウ渓谷の中間点デュルンシュタイン付近を流れるドナウ河だが、ここ数日上流で大雨が続いたため大方の船の航行はSTOP、濁流が川岸を洗う状態で、とても「美しき・・・」とは呼べない状況だった。
2024/03/04 一部修正
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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8/4
7:30 ホテルで朝食後、隣にあるスーパーMerkurMarktへ。 -
ザルツブルクはRedBullの本社と工場がある関係で日本では見かけないコーラ味のRedBullをGET。お味のほうは微妙。ついでに紅茶、ワイン、チョコレートなどを購入するが、チーズはやめておいた。
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9:00 今日は移動日ということでゆっくり出発。A1をウィーン方面へ向かうが途中から雨が降ってきた。昨日で無くてラッキー。
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プラハへ向かうA7とA1のジャンクション。本降りに。
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車窓からは確認できなかったが、リンツの東10kmほどの場所にマウトハウゼン強制収容所が負の遺産として残されている。ここで119000人が亡くなっているが、ユダヤ人は38000人と少なく、残りはナチスに抵抗した人々だったらしい。
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ザルツブルクを出発して約2時間後、前方に世界遺産メルク修道院が見えてきた。
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ここでA1を降りる。幸い雨は止んだようだ。
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小さな町を抜けて修道院近くの駐車場でバスを降りると、修道院までは徒歩1分。まずは下り階段を降りる。
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ちなみに帰りに撮影した階段はこんな感じ。
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メルク修道院の起こりは11世紀、オーストリア辺境伯レオポルト2世により、ベネディクト会修道士に城の1つが寄進されたことによる。15世紀には、修道院は、オーストリアとドイツ南部の修道士の生活を建て直す「メルク再生活動」の中心となった。今日に残る見事なバロック建築の修道院は、1702年から1736年にかけて建設された。
その名声と研究成果のおかげでメルク修道院は、神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世が1780年から1790年にかけて、オーストリアの修道院をたくさん接収したり解散させた時期をかろうじて凌ぐことができた。 修道院はその後も、ナポレオン戦争、次いでナチ党によるオーストリア併合など、さまざまな脅威をくぐり抜けた。 第二次世界大戦後、修道院は1625年にオーストリア信徒団の一員となり、現在はベネディクト会同盟にも加盟している。
(Wikipedia参照) -
見取り図。まるで後ろにドナウ河とメルク川を背負った要塞のよう。
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2000年にユネスコ世界遺産に登録される。
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2番目の門を入ると・・・
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大きな中庭と、さらに次の門が。
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たぶん神の言葉だと思います。
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門の天井にもフレスコ画が。
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イチオシ
2番目の中庭の向こうに付属教会の聖堂が見えてくる。
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ここでルートが、有料の入り口と無料の入り口に分かれる。我々は聖堂不感症?に感染していたので無料の方へ。
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横の入り口から入ると最初に目にするのが副祭壇。これで副、というスケールに不感症もどこかへ消えて行った。
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天井のクーポラにはたくさんのフレスコ画が描かれているのだが、解説が無いのでチンプン。失敗したかも。
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こちらが主祭壇。斜めにしか見ることが出来ない。やはり失敗。
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主祭壇の下
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主祭壇の上
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天井画の一部
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我々のいる場所の上には重そうな香炉がぶら下がっていた。
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有料コースの皆さんはあちらで解説を聞いている模様。失敗した~。
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1770年、ルイ16世のもとに嫁ぐためパリへ向かっていたマリー・アントワネットもこの修道院に一泊している。
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修道院を出て庭園の左側に立派な建物があるが、なんと、ここが今日の昼食会場。
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野菜サラダ(久々の葉物あり) / 赤・白オーストリア・ワイン(確か3.5E)
メインは白身魚のムニエルとコロッケ / デザートは・・・・(失念)
お魚がおいしかった。やはり日本人は肉より魚かな(ボソッ)。 -
猫ちゃん発見。女の子でした。
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おいしい昼食を頂いた後、バスはバッハウ渓谷へ。まずドナウ河を渡るが、あれ、水の色が~。
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渓谷ドライブ中に撮影した教会。手前はブドウ畑(画が流れてます)
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ならば流し撮りで・・・
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40分ほど渓谷沿いの道を走ったバスはデュルンシュタイン付近の駐車場で停車。ブドウ畑の向こうの山の上に見えるのは12世紀、十字軍帰りのイングランドのリチャード獅子心王が幽閉されたケーンリンガー城。
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今は遺跡となった城をUP。最もリチャード王の待遇は良く、毎日ワインやアプリコット酒を飲んで、楽しく過ごしていたらしい。なお、城を破壊したのはナポレオンとのこと。
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駐車場の左手にはドナウ河が流れているのだが・・・なに、これ状態。
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Durnsteinの船着き場なのだが、水面が地面とほぼ同じ!
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こんな感じ。
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気を取り直して市街地散策。小さな町だがワイン店、アプリコット酒の店、そして土産物屋やレストランがそこそこあった。観光船が動かない影響か店はどこも空いていた。
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展望台からドナウ河を眺めるが、こんな感じ。(再掲)
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歩道が水に浸されていた。
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試飲もできるワインセラーでリースリング・ワインを3本お買い上げ(10E~12E)。
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と、いうことで戦利品をぶら下げてデュルンシュタインを後にした。
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しばらく一般道を走った後、A22→A1へ入りウィーンを目指す。
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16:30 ウィーン郊外にあるボセイホテル到着。バタバタしていた為、ホテル外観の写真を撮るのを忘れてしまった。写真は翌朝撮影した部屋の窓からの風景。そう、このホテルはゴルフ場に併設されている。
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17:15 軽く着替えてバスで市内へ移動。写真はホテル1F(日本では2F)のレストランの窓から見たホテルの駐車場。(翌日撮影)
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18:00 ウィーン旧市街にある地下レストランで夕食。おや、みなさんドレスアップしてますね。
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Wieselburgerというビールが出た(5E!) / パンプキンスープか?
メインはターフェルシュピッツ / デザートはカイザーシュマレンか?
まあまあ、おいしゅうございました。 -
20:00 徒歩にてウィーン学友協会へ移動、モーツァルトコンサート鑑賞。20:00だというのにこの明るさ。
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中央の像は音楽の神アポロンか。
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内部はこんな感じ。かつて小澤征爾さんがウィーンフィルを指揮してニューイヤーコンサートをやったこともある由緒あるホール。天井も素晴らしい。
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これが天井なんて凄すぎる。
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右側もこんな感じ。演奏中は写真撮影はもちろん、余計な音を立てないのがマナーなので、演奏開始前に皆さん撮りまくる。
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21:00 演奏開始。モーッアルト時代の服装をした楽団員さんが、「アイネクライネ・ナハトムジーク」など聞き覚えのある曲を奏でたり、クラシックなドレスをまとった男性、女性ヴォーカリストが「もう飛ぶまいぞこの蝶々」などのオペラを披露してくれた。
「トルコ行進曲」が始まると観客に拍手を求めたりして、一種のファミリーコンサートのような感じだったが、演奏の腕はたしかで、ウィーンのレベルの高さを十分感じるものだった。
我々の席は3階の後ろという良い席では無かったが、音響効果はすばらしく、眠気も完全に吹き飛んだ。アンコールはお馴染み「ラデツキー行進曲」。演奏者と観客が一体となる面白さを十分に感じることができた。 -
22:30 演奏会終了。
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ライトアップされたウィーン楽友協会。この後、いつもと違うバスでホテルに戻る。
23:30 シャワー(バスタブはあっても皆さん一斉にお湯を出すのでシャワーしか出来ない)を浴びたあと、写真の整理を行い就寝する。
これで「2014年 中欧旅行記6:ヴァッハウ渓谷&ウィーン学友協会」は終了です。本日も最後までご覧頂きありがとうございます。 -
OMAKE
右3本がデュルンシュタインで購入したリースリング種ワインです。輸入されたリースリングと比べて甘さは控えめで薫り高く、奥行きのあるワインです。この記事を書いている8月25日時点で残るは右側の1本のみ。(^^;;
*それも、すぐに終わりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- dankeさん 2014/12/06 09:54:50
- ドナウ川が〜(*_*)
- 掲示板では初めまして chiaki-kさん。
私のゆる〜いオーストリア旅行記を見て頂いてありがとうございます。chiaki-kさんのこちらの旅行記、実は投票させて頂いたのは少し前ですが、ドナウ川、溢れていますね。私は2013年にオーストリアを少し横断しましたが、この洪水のニュース覚えています。このクルーズも気になったもので、さすがに運行中止されていましたね。青空の下でも青いドナウ川ではありませんでしたが、chiaki-kさんのお写真にははっきりと濁流色が見えますね。でもデュルンシュタインでお買い物もでき、メルクでもあんな美味しそうなものを頂いていて良かったですね。あの渓谷のワインは私も一時思い出と共にはまりました(笑)。
夜も楽友会での楽しいコンサート!うるさい子供…私は文句言うと思います。お遊戯会じゃないし、こっちはいいお金出して鑑賞していますから腹立たしいですよね。おっしゃるとおり、こどもは本来頭がいいですから、場所により静かにしてろときちんと躾されていればわかるはずですよね。私はザルツブルクで小コンサートに行きましたが、どうみても10才以下の男の子が蝶ネクタイにスーツに半ズボン(^_^)で両親と来られていて、ちょっと緊張した面持ちすら浮かべて、とっても熱心に聴いていましたよ。
カンボジアにも行かれたのですね。寺院とか史跡に最近は興味があるのでいつか是非見てみたいです。chiaki-kさんは細かく分析されて旅行記を書いていらっしゃいますね。すごいです。
これからもよろしくお願いします。
- chiaki-kさん からの返信 2014/12/06 16:48:38
- はじめまして
- dankeさん、はじめまして。シェムリアップ旅行記、そして中欧旅行記にたくさんの
投票ありがとうございます。
「乗り継ぎ便逃し、インスブルックに到着できる?」拝見しました。
*成田で2時間待ち・・・私は高雄でした(^^;;
お互い、その日のうちに到着できて良かったですね。
*ハルシュタット2泊・・・オーストリア11泊ですか、うらやましいです。
*魚料理・・・ハルシュタット湖で獲れたニジマスでしょうか、おいしそうですね。
>ドナウ川、溢れていますね。
観光船が動かないのでデュルンシュタインの村?はガラガラでした。
唯一、動いていた船はオーストリア軍の船でしたが、上陸した兵隊さんは
河畔の草刈りをやっていました。
>あの渓谷のワインは私も一時思い出と共にはまりました(笑)。
空いていたワイン専門店で適当な地ワインを3本選んで購入しましたが、
どれもスッキリとした飲み口がおいしかったです。
>こどもは本来頭がいいですから、場所により静かにしてろと
きちんと躾されていればわかるはずですよね・・・
裕福な大陸人さん家族のようでしたが、子供のしつけは大人の問題ですね。
>カンボジアにも行かれたのですね。
2009年に続いて2回目です。ブログの記事にも書いておきましたが、前回、
アンコールワットの第3回廊に登れなかったので、良いリベンジになりました。
第3回廊から眺めるカンボジア=クメールの大地は素晴らしかったです。
では、また。
chiaki-k
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