2014/05/03 - 2014/05/11
2位(同エリア28件中)
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コモド島には太古からコモドドラゴンが生息していますが、それは島周辺の激しい海流によって隔絶された生態系が確立しているためです。
その激しい海流には豊富な海の生命が集まり、世界有数のダイビングスポットになっているらしい、ということを知りました。
面白そうじゃないか…
と思い立ち、コモド島周辺のダイビング旅行を計画しました。
今回はほとんど動画中心の旅でした。
YouTubeにアップしましたので宜しければそちらをどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=CCtiYSYwjI4
動画をスクリーンショットした写真は画像が粗くなっています。
ご容赦下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
Bay View Garden Hotelにて。
朝食は部屋まで運んでくれます。 -
8時半にDIVE KOMODO集合。
これから9名で2泊3日のLiveaboard Divingです。
数人が集まる中、最年長のアイルランド人ジェームスが話しかけてくれた。
早期退職し世界中を旅している。優しいおじさんで、彼のおかげで皆とすぐに打ち解ける事が出来た。
3日間は船上なので、ジュース、アルコールは事前に購入する必要があるとのこと。ジェームスと買い出しに行く。
写真は船内でカナダ人ガイドのエリーが今後のスケジュールを説明しているところ。 -
港からはボートに乗ってこの船へ移動します。
欧米人グループに所属するのは初めてだったので不安でしたが、
皆とてもフレンドリーでした。
特に最初にきっかけを作ってくれたジェームスの存在は大きかったです。
他は皆カップルか夫婦だったので、必然的に彼とバディを組みます。 -
船内の紹介です。
先ほどのスケジュール説明の部屋で食事を取ります。
そこから船のデッキの下へ続く階段を下りると、各部屋に続きます。 -
部屋の中です。
とにかく狭い。荷物を置いて寝るだけのスペースです。
そして蒸し暑く、臭いです笑
汗?アンモニアのようなツンと来る臭い… -
操縦席のある2階にはクルー専用の寝床があります。
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全て初めての経験なのでとても新鮮でした。
いくつものはげ山の島を越えていきます。 -
コモド島に付く前にチェックダイブ。
SEBAYUR KECILにて。
約1年ぶりのダイビングなので、大して無いカメラの技術がまた0に戻ってしまいました。
早く感覚を取り戻さないと… -
何とかましに撮れた写真をupします。
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2本目。
Mawan Island
マンタが見れると聞いていたが、エントリー後即遭遇!でか!!
3〜5mくらい?
遠くにぼんやりと見えていた影が徐々に接近してきて、
間近でその巨体を見れた時は感動です! -
それも1枚だけでなく、2,3,…6枚も!!
マンタの群れがが目の前をぐるぐる回遊してます。 -
初マンタでこれは刺激的すぎです。
皆、感動と興奮です。 -
3本目The Cau Idronにて
たくさんの生命で満たされているこの海は、まるで海の楽園のよう。
そして人間が近寄っても逃げない。特にカメ。 -
面白いイソギンチャクに住むアネモネ
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またまたイカ
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この日はコモド島周辺の島の近くで停泊します。
皆早速マンタが見られてとても幸せな雰囲気で、宴会が始まる。
買ってきたビールとコックの料理で乾杯。
皆に共通して言われた事が、日本と言えば魚、特に寿司が旨いとの事。スイス人医師のローレンスは好きすぎて週4回は食べているらしい。
既に日本にも訪問しているジェームスは、「日本で食べる寿司は格段に美味しいよ。店によって値段も味も全然違うんだ」と説明。「IZAKAYAって知ってるか?何でもあるんだぜ!」というと、皆「なにそれ!めっちゃいきたい!!」てな感じで大反響でした。
ラーメンも人気。
ミュンヘンにあるラーメンは旨い、とドイツ人マーティン。
いやいや、本場のラーメンはそんなもんじゃないんだ…まずスープが違う!
とラーメンについては僕が熱く語る。
「明日は何時に起きる?」と誰かが言う。
「皆が起きる時に起こして〜」とカナダのキャロリン。
それを聞いてローレンスが冗談交じりでキレる。
「は?皆好きでダイビングしに来たんでしょ?なら自主的に起きるべきよ!日の出でどう?」と年下に説教される。
皆「良いアイデアだね!じゃあ日の出で!」 -
2日目。
昨晩揺れが大きく船体がギコギコうるさく、また暑すぎてよく眠れなかった。 -
デッキで寝ていたジェームスが正解。
「風が涼しく星も綺麗で最高だったよ」
くそ〜、
俺も今晩はデッキで寝るぞ−。 -
朝食。
-
アボガドジュースは皆初体験でしたが、甘く味付けしてあってうまかったです。
この後1本目のエントリー。
Castle Rock
reef shark, GT tuna等
カレントが半端なく強いです。
海流が混ざり合っているからか、±10℃くらいはすぐに変わります。
2本目はCristal Rock
ここも魚たちの楽園のよう。
napoleon ,tuna等。
ここのカレントが最も強く、
流れるプールの吹き出し口にいるくらいの強さ。
岩にフックを掛けてマグロを待つポイントなのですが、マスクを抑えていないと飛ばされそうです。 -
休憩中にカヤックで上陸するカップル。
-
自分も上陸して上から島を撮れば良かった、と思った時には既に遅し。
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2日目昼食。
ここの飯は船上にしては旨い! -
3本目Karang Makassar(Manta Point)
【マンタの見方】
追いかけたり振れてはならず、一定の距離まで近づいたら近くの「岩」などに掴まって待機する。 -
え、ここ岩無いんですけど…
海底が砂利のため掴まってもすぐに流されてしまう。
皆悪戦苦闘しつつ、最終的に身体を全て海底に密着させてマンタを見る。
写真にも流されているカメが写っています。 -
いつまで待機するかというと、マンタが去るまでです。
このマンタは実に何の動きもなく15分ほど泳いでいました。
しかし最終的に動き出し… -
どんどんこちらに接近し、
-
こちらも呼吸を止めたので徐々に浮いてしまい、
やばいやばいぶつかる! -
どっひゃー!!
10cmくらいまで近づいちゃいました!(体感)
ぶつからなくてよかったー。 -
お次はこちら!
何と希少なブラックマンタに遭遇。
しばらく様子を見ていると、 -
急に動き出し、旋回します。
-
おいおい、君も近づいてくれるのかい?ブラックマンタよ!
-
うおおお!!
彼も豪快にお腹の斑点を見せてくれました。
ブラックマンタはお腹の色が通常と逆転しています。
この斑点がマンタ保護団体による個々のマンタの識別マークになっています。 -
この旋回後、また定位置で変化無く泳ぎ続けていました。
がしかし、この時点で僕の酸素は10を切っており、かなり焦っていました。ジェームスは既にエア切れ。
ガイド(エリーではない)と酸素を分け合っておりました。
僕もガイドに残数を知らせますが、「ちょっと待ってろ」との指示。
結果、徐々に呼吸できなくなり、初めて残ゼロの経験をしました。
死にものぐるいでガイドに伝えたところ、「先に上がってろ」との指示。緊急浮上。 -
ボートに戻ると、水面からマンタが見えました。
あそこにもいる、あれ?大量のマンタに囲まれてる!!
すぐに他の浮上してきたダイバーと共にシュノーケリングに切り替え再エントリー。
すげー!すげー!
皆興奮してマンタの撮影をします。中には先ほどのブラックマンタもいました! -
マンタの後ろに付いてきた大量の魚の群れ。
恐らく水面にプランクトンがたくさんいたんですね。 -
本日4本目のナイトダイブ。
うーん、ウミウシはどうしても愛着が持てない… -
ちっちゃかったけど見てみたかった
Black Frog Fish。 -
夕食後にトランプをするジェームス
大量のマンタのおかげで、この船はかなり幸福に満たされていました。 -
2階デッキにてビール片手に談話。
-
3日目の夜が明けます。
昨晩はデッキにて寝ました。そんなに暑くなかったからメリットは少なかったです。
でも深夜に起きたときには夜空一面の星空と天の川が見られました。
今日は最初にコモド島隣のリンチャ島に上陸し、コモドドラゴンを見に行きます。 -
-
島では常に列の前後にレンジャーが付いていてくれます。彼らは自分が犠牲になっても客を守る事が仕事。
-
いたー!遠くに寝そべっているドラゴンがいます!
-
トレッキング入口にて説明を受ける。
ドラゴンは絶滅危惧種なので、ドラゴンが人間を殺せても人間はドラゴンを殺してはならない。レンジャーの棒で突き返すのみ。
絶対にガイドの見ていないところでドラゴンに近づくな!とのこと。
今回のダイビングツアーのおまけ的な位置付けなので、一番短い1時間程のショートトレッキング。 -
まるでライオンの檻に放たれた動物のようです。
どっから襲ってくるか分からない。 -
2mくらいあります。
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寝そべっているうちは大丈夫。
-
RPGゲームのように列になって歩く。
-
丘の上に出ると一気に視界が開けます。
とても綺麗。 -
イチオシ
-
レンジャー曰く、これは攻撃態勢に入ったらしいです。
-
Danger is My Business と書かれています。
帰り際、レンジャーがこぼします。
「本当はこんな仕事したくない。毎月仲間がドラゴンに襲われ、先週も3週間の入院になったレンジャーがいた。いつ自分もなるか分からない。でもインドネシアは就職が大変だから、辞められないんだ…」
快適な観光を提供するためのシビアな現実を見た気がした。
1カ月前にドラゴンに噛まれた観光客の写メを見せてもらうと、腕の肉が半分えぐり取られていた。 -
本日1本目。Batu Bolong
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イチオシ
この綺麗な岩の周りで泳ぎます。
-
イチオシ
ここではWihte tip sharkが大量の魚を引き連れて泳いでいるのが感動的でした。
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サメが魚を装備しているようです。
うまく正面に回り込んだダニエルの写真はすごかった。 -
2本目。最後のダイビング。
Batfishの群れです。
中に黒い種類が2匹紛れていますが、
互いの尻尾を追いかけていつまでも回転していました。 -
回転しながら水面近くまで浮上したり、また沈んだり。
-
-
イチオシ
いつまでもこの綺麗な海でいて欲しいです。
またいつか再訪した時に待ってくれてるといいな。 -
最後に集合写真
-
Bay biew gardenに戻ってきました。
ガイドのエリーが夕食に誘ってくれたので、この後は皆でパーティです。 -
MADE IN ITALYでディナー。
2人で1つの椅子だったので必然的にジェームスと隣に…
ドイツ人キャシーから「カップルみたいね笑」と言われ、
どっちが男?と聞くと「わ、わからないわ笑」
ここは大きな釜があり、ピザはかなり旨かった。
一同「うん、ピザは旨い!」
それ以外はいまいちかな笑 -
「おいみんな!日本人のポーズだ!」
ジェームスのかけ声で皆ピースサインです。
「何で日本人はピースサインするの?」 散々聞かれました。
最後は皆とハグをしてお別れ。
忘れられない思い出となりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- りんごっこさん 2014/08/23 09:58:11
- 仲間に溶け込む
- 小生も2度目のコモド6月に行ってきました。
ゲスト日本人2名、主催者日本人2名、ガイド兼船長ドイツ人でダイビングツアー5日間。やっぱりコモドはいいね。
RESPONSEさん
1人で方々いけてうらやましい。
言葉も不自由なくユアラピアンと会話すばらしい。
- responseさん からの返信 2014/08/23 11:19:42
- RE: 仲間に溶け込む
- りんごっこさん
コメント有り難うございます。
既に二度訪問されてらっしゃるとは、さすがです。
実は僕もアロナでレナさん達にはお世話になりました。(2年前)
コモドもバリカサグも素晴らしいところですよね。そのうち旅行記書きます!
response
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