伝統建築の極み！川越 『遠山記念館』　

2013/04/28 - 2013/04/28

建築の勉強の為訪れた『遠山記念館』。これでもか！というほどの贅沢な職人技のオンパレードでまさに度肝を抜く完璧な伝統建築の数々。

すべてがすごすぎて、何回か通わないと全部は見尽くせないと思いますが、遠いのが難点〜！！でも春夏にしか公開されないアールデコのモダン応接室をいつか絶対見に行くぞ！！

帰りに川越の名物カレー『ジャワ』へ寄りました。スパイシーで大変美味！
お店はかなりの昭和レトロな雰囲気で、人気なのもうなずけます！

エリア 川越(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

建築の勉強の為、川越の遠山記念館へいってきました。

川越の駅からバスにゆられて３０分。バス停で降りてから徒歩で約２０分！と、とっても行きやすいとはいえないこの遠山記念館。

こういう時車があったらほんと便利なんですけどねえ・・。でも苦労していっただけのことはありました！！

『遠山記念館』
埼玉県比企郡川島町白井沼675
?：049-297-0007

遠山記念館は、日興證券の創立者である遠山元一が、幼い頃に没落した生家を再興するため、2年7ヶ月の歳月を費やし、当時の最高建築技術をもって完成させた大邸宅。敷地も広い！！
こちらが表玄関です。なんとも豪華！

建物は、東棟から中棟、西棟へと続いていく大豪邸。こちらは東棟にあった内玄関。

みてください、この亀甲の研ぎ出し！！ぴっかぴか光っていてとっても内玄関とは思えません。

囲炉裏のある居間。この天井が大変見事な造りでした。

こちらは西棟の玄関。床石は那智黒石なんだそうです。この玄関も風情があって素敵です。

各お部屋にはそれぞれ説明があって、壁から天井すべて何でつくられているのかがわかるようになってます。壁ひとつとってもどのお部屋も同じじゃないなんて、すごい凝りようですよね・・。

桐花透彫の欄間。これだけ持って帰りたいくらい素敵！

金庫の大きさにただただびっくり。この中にはいったいどんなお宝がつまっていたのでしょうか・・？

この障子には細かい模様が浮き彫りになっていて、こういうところにもこだわりが感じられます。

この欄間の見事なこと！これを作るのにどれだけの時間がかかったのか、考えただけでも気が遠くなりそう・・・

これ、一枚板！ですよね？すべてにおいて妥協しない姿勢がひしひしと感じられますが、お金に糸目をつけないその姿勢もまたあっぱれです！

廊下も目を見張るほど美しい！目の前に広がる大庭園、ゆっくりみたかったのに帰りの時間の関係で庭はほとんど見ることができませんでした。残念無念！！

こちらは当時のお風呂場。シャワーもあってなんともモダン♪

この濃淡模様の土壁は、最初何か物を置いていて壁に跡がついてしまったのだと思ってました。まさかこれが技法だったとは。。大変失礼いたしました。

一番感動したのはこちらのトイレの壁！真っ赤な大津磨き！！美しいなんてもんじゃありません。ぴっかぴかのつるっつる。

これだけ真っ赤だとさすがに自分の家だったら落ち着かないかも・・と思わなくもないですが、それにしても見事です。

こちらはいわゆる今のブレーカー。それぞれのお部屋の名称を右から読むっていうのがなんともレトロな感じ。

今回の訪問で一番みたかったのは、和洋折衷の洋間である中棟二階の応接室！なんですが・・・。なんとここだけ期間限定での公開だそうで、普段は一般公開はしてないのですって。なんとも悔やまれます・・・。

次回必ずこの応接室を訪れたい！

帰りによったのは、川越の『ジャワ』。カレーで非常に有名！なお店だそうです。

とっても人気とはきいてましたが、やはりしばらく待ちました。外で待ってるだけでもカレーのい〜い香りが！

『ジャワ』
埼玉県川越市脇田町6-1
?：049-225-0046

店内はびっくりするほど昭和の雰囲気。レトロっていえば聞こえはいいけれど、ほこりのたまった照明、スプリングの切れまくったソファetc・・・。でもなんだか懐かしい。笑

頼んだのはこちら、茄子とひき肉のジャワカレー。ジャワカレーはスパイシーですよ！といわれてましたが、確かに期待を裏切らない本格的なスパイシーさ。おいしい！！

ただ、希望していたのはアラジンのランプみたいな器にはいったカレーだったのですが、残念ながら私が頼んだこちらのカレーはあの器にははいってませんでした。どれを頼んだらよかったのかなー。それだけが心残り・・・。

もうひとつは欧風カレー。こちらはおこちゃま向け。笑　クリーミーでかなりまろやか。やっぱりどうせカレーを食べるならパンチがなくちゃねえ・・・。ごはんの量は、男性と女性で調整してくれてるようで、でてきた時から量が違いました。遠いけどぜひまた来たいです！